サッシ・バランサーの糸切れ

サッシ・バランサーの糸切れ

石川県にお住まいの方から、輸入サッシのメンテナンスの相談を頂きました。こちらの輸入住宅は、平成5年に建てられたそうですが、窓のメーカーも品番も何も分からない状況だそうな。

外側がアルミで内側が木製のアルミクラッド・サッシであるようですが、こうしてバランサー(バランスとも言う)の糸が露出しているところは、アンダーセン社のダブル・ハング窓とよく似ている。お客さん曰く、この窓は上側の建具(サッシュ)は固定で下側のみ可動するからシングル・ハングの窓だと言う。(Andersen社の窓であれば、外側はアルミではなく、樹脂の枠で出来ている)

Andersenの窓に使われているBalancerは、以前にも糸切れで交換したことがあるから然程交換作業は難しくないが、別のメーカーの窓かも知れないので、そこは慎重に進めなければいけないですね。

こうして窓を上から吊るすバランサーにしても、コイル式のバネや糸を内蔵するタイプのバランサーにしても、10年程度で交換しなければいけない消耗品ですから、破損したと慌てないで私たちのようなプロのビルダーに連絡して下さいね。

今回の窓やバランサー部品もおおよそ特定が出来ましたので、あとはお客様のご了解を頂き、メーカーに発注するだけとなりました。(勿論、調達後の交換作業がありますが・・・)

10年もすると、窓だけでなくドアや設備もメンテナンスが必要となります。それは、輸入住宅でも国産住宅でも同じ。こうして補修や交換をしていけば、何十年も住み続けられることをお忘れなく。

あと、明日から17日までホームメイドは夏季休暇に入ります。その間ご相談ありましたら、HPよりお問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。