お知らせ : ページ 22

あとは、ガラスを入れるだけ

長野県のお客様からお預かりした両開きのフレンチドアを修復していますが、修復した無塗装の建具枠に着色塗装を行った様子をご覧に入れましょう。

輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。

先回記事で紹介した写真は、修復した木部やその周囲が無塗装の状態で真っ白でしたが、このようにきれいに防水塗装をすることが出来ました。

使用したのは、パラペイントの木部専用防水塗料 ティンバーケア

木肌によって塗料の吸い込み度合いが違う為、修復した下枠と両サイドの側枠とでは色の乗りに違いがありますが、修復の際に側枠の塗装が剥げてしまった部分と既存の塗装がそのままだった部分とではほぼ見分けが付かないくらいに新しい塗装が馴染んでいるのが分かります。

また、強化ペアガラスが入る開口部の周囲の飾り縁も、きれいに再現されていると思いませんか。

マーヴィンが日本からサービスを撤退させてから、サッシの建具交換が難しくなった現状では手間や時間が余分に掛かりますが、こうして建具を修復するしか方法がなくなりました。

ただ、アルミクラッドのサッシでは、建具の木部を修復するだけでなくその上からアルミのカバーや付属品を装着しなければなりません。

勿論、やっつけ仕事ではなく、耐久性と美しさを出来る限り再現しなければ意味はありませんから、その難易度は相当高いと思います。費用は掛かりますが、ホームメイドならここまでの仕事でお応えします。

また、これらのドアの仕上げ状況を随時お知らせしたいと思います。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
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年末年始休暇のお知らせ

12月30日(月)~2025年1月5日(日)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます)

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取替だけでは終わらない

三重県のお客様の輸入住宅で、輸入サッシの金物やドア金物の交換・メンテナンスを行ってきました。

輸入窓は木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)ですが、今日は玄関ドアの修理・メンテナンスについて書かせて頂きます。

写真は、玄関ドアのハンドルセットを交換した様子です。元々クイックセット(Kwikset)のチェルシーという製品が20年以上前に付けられていましたので、それと全く同じものに交換しました。(アメリカ資材の製品寿命は、そのくらい長いものが多いです)

但し、今回のものはライフタイム仕上げと呼ばれるメッキが施してあり、それだと10年以上経っても錆びることがなく、ピカピカの状態を維持します。

ですから、メカニカルなトラブル以外見ためとしてはほぼトラブルフリーになるのですが、どうしても雨水の水垢が付着しますから、雑巾などで拭いてきれいにすることを忘れてはいけません。

こうしたドア金物の交換について、30分もあれば簡単に出来るとお考えの方がいらっしゃると思いますが、実はそんな単純な交換作業だけで終わることは殆どありません。

このおうちは、ドア枠とドアとの隙間が1cmくらいあった為、ドアラッチが受け側のストライクの穴に全く届かない状況で、常にドアが開いたまま。(ですから、補助錠を別途取付けて、それだけで鍵を掛けて凌いでいました)

ですから、それを是正する為には反対側のドアヒンジを戸先側に少し送ってやらなければなりません。何十キロもある重い玄関ドアを吊っているドアヒンジを何ミリもずらすということは、専用の道具や材料・結構な経験がないと行えません。

また、その際、長年の使用で徐々に下がったドアの位置を元の高さまで上げてやることも必要です。そうすると、ドアラッチやデッドボルトバーのストライクの穴の位置も調整しないといけませんから、ハンドル交換だけで済む話ではありません。

おうちによっては、更に補助錠などの付属品等が付いていたりしますから、一つの事柄を直すだけでそれに係わる様々な箇所の調整・メンテナンスを行うこととなりますので、半日くらいは掛かりっきりなんです。

それでも、全てがキッチリとなった玄関ドアは、開閉もスムースで気持ちがいいものです。

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保険会社もナーバスなのか?

愛知県のお客様から、輸入サッシのペアガラスが割れたので交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は、はっきりとは分かりませんが、木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)製ケースメントサッシのようです。

写真は、そのサッシの外観ですが、尖ったものが当たったような跡が2ヶ所ほどガラスに付いています。

室内側のガラスにはヒビは入っていないようですから、生活する上では支障はない状況ですが、割れが広がってきたり泥棒の心配があったりということでは、早めに直しておくに越したことはなさそうです。

この窓が道路に面している点からすると、恐らく車や草刈り機の飛び石が原因ではないかと思いますが、誰もそれを見ていないのではっきりしたことは分かりません。

取り敢えず、私共にご相談を頂く前に加入している火災保険の損保会社に連絡をしたそうですが、その際お客様に「警察へ被害届を出して、証明をしてもらって下さい」とのことでした。

私は今までこういった事案をいくつも見てきましたが、警察に被害届を出せというのはあまり聞いたことがありません。

だって、そんな届を出した処で、誰が加害者で何が原因なのかといったことは絶対に分かりませんし、写真を見ればガラスにヒビが入っていることは明白ですから、修理が必要なことは分かると思います。(郊外のおうちですから、防犯カメラなども周囲にはありません)

師走に入って空き巣被害も増えてきていますから、ガラスが割られる事案も増えてきているとは思いますので、保険金の支払いもどんどん多くなってきているのだろうと推察しますが、要らぬ手間をお客様に掛けさせるのは如何なものかなと感じてしまいます。

何れにしても、このペアガラスを交換しなければなりませんが、構造的にガラスを取り外すのが結構面倒な感じがしますので、ガラスの採寸作業や交換作業は手間が掛かりそうな気がします。

<関連記事>: ペアガラスの採寸調査 (2024年12月26日)

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メーカー不明でも修理は可能です

岐阜県のお客様から、ケースメントサッシの修理のご相談を頂きました。

輸入窓は木製アルミクラッドサッシですが、メーカーは不明です。

写真がそのサッシの状態ですが、建具の下枠部分が腐ってしまい下枠に固定されているはずのガイドレールやウィンドウヒンジも外れてしまっています。(ウィンドウヒンジは、この写真には写っていませんが・・・)

原因はペアガラスの周囲から雨が建具内に入り込んで、中から木を腐らせてしまったということですが、この状態では窓を開けられないと思います。(勿論、閉めるのも外から建具を押さないと難しいでしょう)

建具そのものを新しいものに交換する為にはメーカーや製品がはっきりしないと出来ませんが、木枠の修復・復旧であればどこのメーカーであろうと直すことに問題はありません。

ただ、修復の為に建具を一旦外して会社まで持ち帰らないといけませんから、外している間の窓封鎖をしないと防犯・防雨対策になりません。特に冬の寒い時期や夏の猛暑のシーズンとなると、隙間がないようにしっかり養生をしないといけませんから、作業に手間が掛かります。

安く簡単に直せると思っているお客様も多いようですが、費用も時間も余分に掛かるのが修理です。

安くやるよりしっかりやるということを優先出来る人であれば、私共はお力添えすることが出来ますが、そうでない場合は適当なリフォーム屋さんにお願いした方が早いかも知れません。私たちは、何よりもおうちに対する愛や情熱が大切だと思っています。

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気密や防雨には必修です

岡山県のお客様から、輸入サッシの建具に付いている気密パッキン材が欲しいというご相談を頂きました。

輸入窓は、木製アルミクラッドのハード(Hurd)製ダブルハングサッシ。

写真は、その下窓建具の底に付いているウェザーストリップ(気密材)です。

窓は、窓枠と建具とが接していますが、どうしても僅かな隙間が生じてしまいます。国産サッシは、交換が必要な塩ビで出来たパッキン材を使っていない為、気密性能という点で劣っているものも多く見受けられます。

輸入サッシの場合、アルミクラッド木製サッシでも樹脂サッシでも窓枠側や建具側にウェザーストリップを複数配置することで、断熱・気密といった性能をアップさせています。

柔らかい塩ビで出来た部材ですから、隙間が一定でなくても柔軟にそれを埋めてくれるという特徴があるのですが、塩ビ故に経年劣化も覚悟しなければなりません。

であれば、塩ビを使わなければいいと思うのでしょうが、塩ビ以外に同様の性能を発揮出来る素材はないのです。(勿論、高額な素材を使えば何とかなるかも知れませんが、それでは交換の際の負担が大きくなりますし、それでも経年劣化は必ず起こります)

やはりこういった部材も15年程度が寿命でしょうから、時期が来たら順次交換していくことが快適な暮らしには必修です。気密材ですから、防雨や防風(隙間風除け)、防音という点でも効果を発揮しますので、「まあなくてもいいか」と考えるのは間違いです。

どんな輸入サッシでも必ずどこかに付いているウェザーストリップですから、破れたりなくなっていたりしたら私共のような専門家に相談して交換部材を取り寄せてもらうようにして下さい。

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塗装前だと、修復状況がよく分かります

腐ってしまった木部修理の為に長野県のお客様のおうちから外してきたフレンチドアが、修復を終えて建具屋さんから戻ってきました。

輸入サッシは、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン製。

当初はメーカーの代理店だった会社に相談したそうですが、修理は出来ないということで私共 ホームメイドを紹介されたということでした。

ご覧のように、ドアの下枠部分だけでなく、両サイドの側枠にも雨漏れの腐りが広がっていたようで、その部分まで大きくカットを入れて幅の広い下枠に付け替えました。

見ため的にはちょっと美しくないようにも見えますが、出来るだけオリジナルの部分を残して修復するのが基本ですし、着色の防水塗装をすればそれ程違和感もなくなると思います。

木部塗装が完了した後に、オーダーで作り直した大きな強化ペアガラスを挿入して、屋外側のその周囲を防水処理してやれば完璧です。(ペアガラスも、雨漏れで内部結露を起こして曇ってしまったので交換します)

新品の交換用ドアをメーカーが作ってくれれば一番なんですが、そういう依頼が出来ない現状でここまで直せる会社は少ないかも知れません。

またペアガラスを入れた状況は、後日ご紹介するように致しますが、やはり手間暇掛けて元通りにするのはやり甲斐がありますよね。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)
<関連記事>: あとは、ガラスを入れるだけ (2024年12月23日)

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摩耗を抑えるベアリング

長期間、福岡の方に輸入サッシの出張修理へ出掛けておりましたので、ブログ記事の更新が出来ず済みませんでした。

先回のブログ記事で摩耗した玄関ドアのドアヒンジについて書かせて頂きましたが、今日は交換した新しいドアヒンジです。

通常のドアヒンジは、ヒンジの蝶番同士が直接接しているので、ドアを開閉する度にどうしても金属が摩耗してしまいます。

輸入のドアヒンジでもそういったヒンジが多くありますが、摩耗を低減する為に蝶番同士の間に金属のベアリングを装着したものも存在します。写真は、そういった対策がなされたドアヒンジですが、いくつもの金属ベアリングが装着されているのが分かります。

ただ、ヒンジの形状や大きさによっては、ベアリング付きのものが調達出来ない場合もありますし、丁度メーカーの在庫が切れていることもありますから、全てが全てベアリング付きのドアヒンジに出来る訳ではありません。

ただ、金額が多少高くても出来るだけそういうドアヒンジを採用したいと考えていますから、交換のタイミングを少し遅らせてもいいというふうにご了承頂けるのであれば、対応させて頂くことは可能です。

勿論、こうしたドアヒンジを採用しても、消耗を抑えることが出来るだけで、全く交換が必要なくなる訳ではありません。やはり、こうしたベアリング付きのドアヒンジでも20年くらいしたら交換するようにしたいものです。

因みに、ベアリング付きでないヒンジの場合は、開閉の頻度にも拠りますが15年程度で交換が必要とお考え下さい。重くて頑丈な輸入の玄関ドアをずっと支えている訳ですから、その分減りが大きくなるのは自然なことです。

<関連記事>: こんなふうになってませんか? (2024年12月9日)

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こんなふうになってませんか?

先日、昔新築をさせて頂いたお客様のおうちに伺って、玄関ドアのメンテナンスをさせて頂きました。

ドアヒンジの金属が摩耗して、ドアがどんどん下がってきている状態で、鍵の受け金物の位置をそれに合わせて下に移動させてきたようですが、それも限界に達していました。

写真は、そのドアヒンジを屋外側から見た状態です。蝶番同士に大きく隙間が空いているだけでなく、上に乗っかる側の蝶番は斜めに削れてしまい、合わせ目が酷いことになっています。

確かに鍵の受け金物の位置を下げることで、何とか支障なく出来るとは思いますが、受け金物の取付けの為に彫ったドア枠の切れ込みもどんどん下側に移動しますから、彫った跡が広がって見苦しくなってしまいます。

基本的にドアの下がりは受け金物で調整するものではなく、ドアヒンジの交換や建て起こしの調整で対処するものなのです。

国内の業者さんでは、輸入のドアヒンジを調達・手配するのは難しいとは思いますが、ドアに適合する大きさ・形状のものを探して、きれいに直すことがおうちへの愛着に繋がります。

おうちの玄関や勝手口のドアをチェックして、もし写真のような状態になっていたら、私共のような専門家に相談して部材の調達や交換・調整をお願いして頂きたいと思います。

因みに、こちらのおうちの受け金物は、元あった位置に戻してデッドボルトバーやドアラッチも穴にきれいに入るようになりました。

<関連記事>: 摩耗を抑えるベアリング (2024年12月14日)

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年末ですが、修理作業は続きます

輸入サッシ・メーカーから、交換用の新しい建具が入荷してきました。

窓は、木製サッシのアンダーセン(Andersen)ナローライン・ダブルハング。

ナローラインという名の通り、建具の木枠は細めで繊細な雰囲気を持っています。

写真は、その建具の木部をこれから防水塗装しようという矢先です。ガラスの周囲にはマスキングテープを回し、木部の僅かなささくれや汚れを紙やすりで処理した上で、Paraのティンバーケアで塗装します。

このままクリアで塗装をすると、日焼けした既存のサッシと色の違いがはっきり出てしまいますから、僅かに着色塗装した上で上塗りをします。

古いサッシにこの新しい建具を装着しても、違和感が出来るだけ少ない状況になるよう工夫をして施工をします。勿論、屋外になる面のペアガラスの周囲を、防水処理することを忘れずに行うことも大切です。

雨の浸入で木部が腐ったり、ペアガラスが内部結露して曇ったりしないように様々な処理対策を行って、将来不具合が起きにくくするのがホームメイドの仕事です。

これから年の瀬を迎えますが、修理のご依頼はひっきりなしです。年末ギリギリまでに出来るだけ多くの修理を完了して、心配事がないお正月を迎えられるようにしてあげたいものです。

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