お知らせ : ページ 215

天窓の防水安全点検・補修

天窓の防水安全点検補修

台風が接近するシーズンを前に、三重県四日市市の輸入住宅で、雨漏りしたベルックス(Velux)製トップライトのメンテナンスを行いました。

回転する建具の周囲には、気密パッキン材のウェザーストリップが付いていますが、どうしても10年くらいで劣化してきます。

また、アルミカバーの内側に施してある防水処理やガラスの周囲も劣化して雨水が入りやすくなるのです。

建物で最も環境的に厳しい屋根にあるトップライトですから、屋根や外壁の塗り替えの際には補修作業をしてあげたいものです。このおうちは、築17年ということで10年毎の安心点検からは、随分時間が経っていますが、これをやっておくのとやらないのとでは、将来の寿命に大きく影響するはずです。

写真は、屋外のアルミカバーを外して、防水・気密用のブチル・テープを張っている様子です。ベルックスの天窓は、古いタイプのものが順次生産中止になってきていますから、サッシが腐ってきたからと言って新しい建具に交換するということが出来なくなってきています。

だからこそ、古いベルックスについては、定期的な外装メンテナンスを行うことが、窓の寿命に於いて重要になってきているのです。

関連資料: 天窓安心点検工事のご案内【PDF】
<関連記事>: 雨漏れしましたが、問題はあまりなさそうです (2018年7月19日)

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国産の網戸は、10年持たない?

国産のスクリーン

こちらの写真は、とある輸入住宅のサッシに取り付けられている網戸です。

今回、お客様から全てのサッシの網戸の張替えについて、ご相談を頂きました。

通常輸入の網戸には、耐久性の高いグラスファイバー製のスクリーンが使われるのですが、どうやらこちらは国産のプラスチック製のものが張ってあるようです。

プラスチックの網は、安価ですが10年もしないうちに所々破れてきてしまい、早々に張替えが必要となります。猫や犬などのペットがいたり、家族に小さな子供さんがいる場合は、その寿命はもっと短くなってしまうと思います。

そういう点で耐候性・耐衝撃性が高い輸入のグラスファイバーの網は、価格以上のものがあるかも知れません。だって、網自体よりも張り替える手間や時間の方が、何度も張り替えるのであれば、余程高く付くでしょうからね。

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夏を迎えて、ガレージドアの相談が増えてます

開閉の調子が悪いガレージドア

ここ最近、ビルトイン・ガレージドアのメンテナンスの問い合わせが、何件もありました。

遠く兵庫県や伊豆半島、近くは三重県のお客様。

写真のガレージドアは、ドアを開くことは可能だが、閉まらないという不具合です。その他の相談は、電動オープナーが壊れてしまったということでした。

ここの処、ガレージを施工出来る全国の職人さんたちの数が減ってきて、関東圏や関西圏でちゃんとやれる人がいなくなっています。勿論、そういう人材を私が知らないというだけかも知れませんが、以前お願い出来ていた人が仕事を止めてしまったという状況は増えているようです。

まあ、最悪私がお伺いすれば何とかなるのでしょうが、距離や時間でお客様にご負担頂く部分が増えることが心苦しいですね。輸入住宅をメンテナンス出来る工務店や職人も少なくなっている昨今ですが、ガレージドアの修理も東海地方だけしか対応出来ないなんてことにならないように、今後人材の育成をする必要があります。

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塗装が剥げた玄関コラム

塗装が剥げた玄関コラム

輸入住宅の玄関ポーチに立てられた飾り柱のフルーティッド・コラム(柱の周囲にリブが彫られたタイプの円柱)

ギリシャ・ローマ時代のデザインは、いつの時代も美しさの原点ですよね。

でも、5年前に塗り直しされた柱が、こんな感じになってしまったので、何とかしたいという相談を頂きました。

通常のコラムは、強度を出す為に芯に塩化ビニールの太い管を入れて作った硬質ウレタン製のものなんですが、こちらは珍しく木製のもののようです。

ただ、塗り直しに使った塗料は、どうやら油性の塗料だったようで、木の呼吸作用を全く無視していました。だから、木が呼吸をしようとして表面の塗膜を押し破ろうとして、蛇のうろこのように塗装が剥がれてきてしまったのです。

日本の塗装業者の知識や技術は、何と低いのでしょうか。こういう場合は、表面の塗装を一旦除去しなければなりません。その上で、木の呼吸を阻害しないで防水性を発揮する、ピュアアクリルの木部専用水性ペイント、パラ ティンバーケアで塗り直しをします。

塗料の文化は、やっぱり欧米の方が上ですね。

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窓周りのモールディング

サッシモールの防水処理

名古屋市天白区の外装リフォームの現場で、輸入サッシの周囲に幅10cm程度のモールディング(トリム)を取り付けたという記事を以前書かせて頂きましたが、その部分の塗装や防水処理の様子をご覧下さい。

モールディングは、耐久性が非常に高いピュアアクリル素材で出来たセミグロスの屋外用パラペイントで白く塗装。

写真で分かるように、枠材にツヤあり塗料を塗ると高級感が出るのです。また、ツヤがある塗料は雨や汚れに強く寿命も長くなるのです。

そして、モール材の側面は、しっかりと塗装専用の防水コーキングが打たれているのが分かりますね。鎧張りのラップ・サイディングの場合、外壁面が平らではありませんからコーキングを打つのが結構難しいのですが、美しく施工してあります。

次にモール材の下端ですが、こちらには防水コーキングは全く入っておりません。これでは施工不良だと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実はそうではありません。

このモール下端は、万一モールの内側やサッシの枠付近に雨水が侵入した際に、水を逃がす水抜き穴の役割を果たすのです。家というものは、何でもかんでも水が入らないようにすればいいというものではありません。逆に、雨漏れを助長する原因にもなります。

何か問題が起こりそうな場所には、予め適切な対策を打っておくことこそ、長く維持していける住まいになるのです。手抜き工事はいけませんが、同様に過度に手を入れる工事も施工不良となることを忘れてはいけませんよ。

<関連記事>: 窓モールを取り付ける (2018年6月29日)

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通れた道マップの活用を!

トヨタ 通れた道マップ

トヨタやホンダでは、「通れた道マップ」をNETに掲載しています。

うちの家内の里は飛騨金山ですが、その周辺道路は殆ど全て通行止め。このマップからすると、唯一飛騨金山から国道41号を南下することだけが可能なようです。

幸い飛騨金山の家では豪雨の被害はなかったようですが、土地が低い場所の家では床下(床上?)浸水等の被害も出たそうな。

こういう状況の中、食料品等を持って車で走るなんてことをすると、渋滞を発生させる原因ともなりかねませんから、慌てず通行止め解除まで待つことが賢明だと思います。

ただ、どうしても岐阜県等の被災地を通行しなければならない場合は、通れた道マップを参考にして走ることをお勧めします。くれぐれも二次災害を起こして、周囲の皆さんに迷惑を掛けないように注意して下さいね。

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鍵が掛けられないと、不安ですよね

アンダーセンの破損したクレセント

先日、アンダーセン(Andersen)社製ダブルハング・サッシのバランサーを交換したいというご相談を頂きました。

27年も前の平成3年に新築されたということですから、一度は既に交換されているのかも知れませんが、もし一度も交換していないとしたら大したものです。

今回は、合計8ヶ所の窓のバランサーを交換して欲しいとのご依頼ですが、既に寿命が来ていますから他にもダブルハングがあれば、一緒に交換しておく方が安心かも知れません。

また、バランサーを交換する際に、窓枠の両サイドに樹脂製のジャムと呼ばれる板状の部材が付いているのですが、その一部を外す必要があります。ただ、27年も経っていますから、樹脂の粘りがなくなって外す際にジャムが割れてしまう恐れもあります。

ですから、今回は新しいジャムライナーも一緒に取り寄せて、もし割れなければそのままお客様の手元に予備として置いておいて頂くことになりました。

そして、これとは別にダブルハングのロック部品であるクレセントが、写真のように破損しているようです。こうした部品も新しいものを調達出来ますから、バランサー等と一緒に手配をさせて頂きます。

それにしても、ロック部品の破損は防犯に直結する問題ですから、バランサーよりも緊急を要するように思います。このお客様は、意外とのんびりしていらっしゃるのかも知れませんが、早めに手配をしてあげたいですね。

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輸入住宅のスマート・セキュリティ

以前、スマホとペアリングさせて玄関ロックをワンタッチで開閉出来るというクイックセット(Kwikset)社製KEVO(キーヴォ)をご紹介させて頂きました。ただ、こちらはロックに指でタッチすることで操作が可能となるものでした。

今回ご紹介するのは、ワンタッチなしでスマホの操作で開閉出来るKwikset Z-Wave Smart Lock Conversion Kit。こちらは、Wifiを利用してホームネットワークに接続し開閉操作を行いますから、どこにいてもスマホで玄関ドアのロックの状況が確認出来ます。

つまり、鍵を閉めて外出したかどうか不安な時でも、スマホと見れば鍵をしたかどうかが一目で分かりますし、万一閉め忘れた時でも外出先から鍵を閉めることが可能です。

また、こちらの製品は、既存のデッドロックを利用します。デッドロックの外側やデッドロック・バーをそのまま使い、室内側をこの製品に付け替えるだけですから、外観のデザインを損なうこともありません。

この製品は、クイックセット(又はワイザー)のデッドロックのみを対象としていません。開閉機構の異なるボールドウィン(Baldwin Estate)やシュラーゲ(Schlage)といったドアノブ・メーカーのものも付け替えが可能です。(種類によっては取付けが出来ない場合もありますから、事前確認が必要)

外出時や丁度玄関から遠い場所にいるような時に、急な来客があってもスマホ一つ操作すれば、鍵を開けてあげることも出来ますから、便利ですよね。

勿論、Wifi接続のセキュリティ対策についてもメーカーは万全と謳っていますし、万一不安な時にはWifiを切ってホームネットワークから外したり、普通にキーを使って開閉することも出来ますよ。

この製品は、まだ国内では販売されていませんが、私たちなら輸入が可能ですから、使いたいという方はご相談下さいませ。

<関連記事>:鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」 (2013年11月10日)

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雨漏れしそうな外壁の窓周り

雨漏れリスクが高くなる外装の納まり

ここ名古屋でも結構な雨が降りましたが、岐阜や西日本の各地では恐ろしい程の大雨が降ったとのこと。豪雨被害に遭われた皆さんには、心よりお見舞い申し上げます。

これからは、強烈に強いスーパー台風や竜巻なんてものも頻繁に日本へやってくると思いますから、今までの対応では用をなさない状況になるかも知れませんね。

そういう強烈な風雨が襲ってきた時、一番気になるのが雨漏れです。

殆どの皆さんは、雨漏れと聞くと屋根からの漏水とお考えになるかも知れませんが、雨漏れは屋根ばかりではありません。

外壁のコンクリート・サイディングのジョイント(つなぎ目)やレンガ・タイル壁のクラック、塗り壁材の割れや剥がれ、サッシの周囲の隙間、屋根の軒のつなぎ目やバルコニーの床といった場所も雨漏れを警戒すべきところとなります。

写真は、先日見かけた輸入住宅の外壁です。外壁サイディングのジョイントが、丁度サッシの両端に来るように張られています。サイディングのつなぎ目は、地震や気温差で外壁が動いてしまうような場合に一番割れが出やすい場所です。

また、サッシの周囲も構造体の防水シートがカットされる位置でもありますから、漏水時の弱点となりやすい場所でもあります。つまり、この写真の家は、弱点がいくつか重なってしまっていると言えるかも知れません。

また、サイディングの荷(重量)が窓に掛かってしまったせいか、窓上の白いモール材(コンクリート製)にもクラックが入っています。こうしたクラックから入った雨がサッシを伝って、室内に雨が侵入するケースも多いのです。

アルミクラッドのような木製の輸入サッシが腐ったというトラブルもありますが、サッシ自体の問題の他にその周囲の施工に問題があるケースも後を絶ちません。

そして、モールの上枠の張り方がいけません。赤く囲んだような形で上枠を張るべきですが、モール同士のつなぎ目が垂直方向に入っています。神社の鳥居のように、両サイドのモールの上に載せる形で上枠のモールを張るのが、雨漏れリスクを少しでも軽減出来る張り方です。

実際、このおうちに雨漏れがあるかどうかは分かりませんが、下地の防水施工の良し悪しによっては、外壁を張り直すなどの大掛かりな工事が必要になりますから、定期的なチェック・補修が必要です。どうぞ、皆さんも大雨には十分ご注意下さいませ。

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さて、うまく交換出来ますでしょうか?

洗面水栓用止水バルブ

先日、アメリカンスタンダード社製の洗面水栓の蛇口から水漏れするという記事を書かせて頂きました。

メーカー名は分かるけれど、製造時期や品番・品名は不明という状況の中、アメリカのメーカーサイトから問い合わせをして、このカートリッジバルブが交換部品ですという返信を頂きました。

お客様には、「メーカーからの回答ですから正しい製品だとは思うけれど、万一相違があっても私共では責任を負えないですが、宜しいでしょうか?」というお伺いをさせて頂きました。

私共で取付けをして記録も残っている水栓金具であれば、責任をもって調達することは可能ですが、こういう場合は一定のリスクを覚悟しなければなりません。

もしリスクを負いたくなければ、全く新しい水栓金具をご購入頂き、交換すればいいだけのことですが、既存の水栓に愛着がある場合は、リスクとデザイン、費用をバランスに掛けなければなりません。

今回のお客様は、メーカーの言うことを信じて、多少のリスクがあっても止水バルブだけを調達して交換して欲しいという決断をされました。写真のものが、今回アメリカから輸入した交換品です。

ただ、こうしたバルブはインチ・サイズで作られていますから、交換作業の道具もインチ単位の専用工具を使わないと、六角ナットの角がなめてしまって回せなくなるなどのトラブルが発生します。

国産のもののようにミリ単位で出来た道具で何とかなるならいいのですが、こういうところにも輸入部材のメンテナンスの難しさが隠れています。そういうことを知っているプロの輸入住宅ビルダーであれば、問題ないことですけどね・・・。

<取付け作業の結果>
7日(土)に交換作業に伺いました。結果、無事ピッタリとカートリッジバルブが適合しました。もうこれで、蛇口からの水漏れはありません。

<関連記事>: 品番が分からない時は、部品交換は一種賭けです (2018年6月21日)

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