お知らせ : ページ 185

玄関ドアだったら、困っちゃいますよね

開かなくなった勝手口のドアノブ

先日、小牧市の輸入住宅にお住まいのお客様から、勝手口のドアが開けられなくなったので何とかして欲しいというご相談を頂きました。

こちらのドアノブは、キーで開けられる鍵が付いたタイプですが、勝手口ドアにはよく取り付けられているものです。

ドアに吹き付け塗装をした時の養生が悪かったのか、ドアノブも白い塗装が付いていますが、錆の状況からすれば結構な年月が経っているような感じです。

さて、今回のご相談ですが、恐らく金物が錆びたか経年劣化かによって、ドアラッチの鍵爪が引っ込まなくなってしまったことが原因だと思います。

この場合、鍵爪を金ノコ等で外から切ってしまうか、ドアノブを外してラッチそのものを中から破壊するかしないと、鍵を解除することは出来ません。

こうなると、ちょっと粗い仕事に向いた道具が必要となります。

こうした鍵の解除は、以前お客様の玄関ドアでやったことがありますが、そこは勝手口のようなドアが付いておらず、誰かが家にいないと鍵が出来ない状況だったので、早く来て欲しいと懇願されました。

丁度その時、代わりとなるドアノブが在庫でありましたので、それを一時的にお使い頂き事なきを得ました。それでも二度お客様の処へ伺わなければなりませんでしたから、その分費用は余分に掛かってしまいました。

(取り敢えず、外出出来る状況になっただけで、お客様は喜んでいましたが・・・)

何れにしても、こういう状況になったのは、ドアノブの問題だけではないかも知れません。ドア自体の下がりや歪みといった取付け位置の問題で、ドアラッチが穴に引っ掛かって破損したということもよくあります。

こういった古いドアについては、ドアノブだけでなくドアやドアヒンジの状態もチェックして、正しい状態に戻してあげないと、またすぐに壊れるかも知れませんよ。

<関連記事>: 開かないドアノブを交換しました (2019年6月23日)

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これは、オープナーだけの問題ではなさそうです

リフトマスター社製電動オープナー

お客様からビルトイン・ガレージドアに取り付けられている電動オープナーの不具合についてご相談を頂きました。

スクリュードライブでドアを可動させるリフトマスター(Lift-Master)社のオープナーなんですが、ドアと連動させないでフリーの状態で動かしても問題はないのですが、スクリュードライブにドアを固定して持ち上げようとするとモーターが空回りしてしまうという不具合です。

お客様としては、モーター単体ではちゃんと動くのに、ドアを引っ張るとモーターが空回りを始めるということが理解出来ないようでした。

古いリフトマスターの場合、スクリュードライブを樹脂製のギアによって動かすものが多いのですが、ギアの樹脂が経年劣化で削れて摩耗してしまうことがよくあります。

今回のトラブルもその一環で、中途半端に摩耗が進んでいる為、ギアに力が掛かるとその負荷にギアが耐えられずスクリューから外れてしまうということのようです。

オープナーは、ドアを前後ろに移動させるだけで、ドアを持ち上げる役目を果たしているのは、ドアの上に取り付けられている大きなバネのトーションスプリングなんです。(でなければ、0.5馬力の非力なモーターで非常に重いドアが開く訳がありません)

ただ、20年近く何もメンテナンスをしていない状況では、バネが劣化して弱くなってきているはずです。そうなると、トーションスプリングだけでは重いドアを吊り上げることは出来ませんから、オープナーのモーターがその役割を分担しなければなりません。

そうなった時にオープナーに内蔵されたギアに大きな力が掛かり、摩耗や劣化が起きてくるという訳です。また、トーションスプリングだけでなく、ドアの左右バランスも少しずつ崩れてきますから、そうなると余計にドアを引っ張り上げることが難しくなるのです。

こうなると、ドラムワイヤーも伸びてきますから、システム全体の調整メンテナンスや部品の交換が必要となるのが一般的です。オープナーの交換だけで大丈夫と考えているお客様は多いかも知れませんが、起きている事象の裏には奥深い原因が隠れていることを忘れてはいけません。

ですから、輸入のガレージドアは、10年に一度専門家に点検調整をして頂くことをお勧めします。でないと、直しても直しても次々修理をしなければならないなんてことになりかねませんよ。

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重いサッシュ(建具)を支えます

ケースメント・サッシのウィンドウヒンジ

輸入サッシで横に開いてくケースメント・サッシ。

クランクハンドルを回して、ギアの付いたオペレーターを動かして開閉させるという仕組みを使いますが、オペレーターは建具(障子)を外へ押し出したり中に引き込んだりするだけで、窓枠から建具が外れないように支えている訳ではありません。

それをしているのは、写真にあるウィンドウヒンジと呼ばれる吊り金具。ペアガラスの重い建具を全開すると、ウィンドウヒンジには相当な負荷が掛かると思うのですが、どんなに重い大きな建具でもこれが支えているのですから、大したものです。

ウィンドウヒンジは、窓枠の上下に取り付けられていて、穴の明いたアーム部分に建具をビスで取り付けます。

そのアーム(建具)が適切に回転するように、窓枠側のスライドレールと建具側のアーム部品とをつなぐサポート・アームが弧を描いて動きます。

つまり、ウィンドウヒンジは、建具を窓枠内に留める役割を果たすと共に、窓が一定の動作で回転しながら開閉するように制御する仕事をしているのです。

ウィンドウヒンジは、外気に曝される位置にありますし、重い建具をずっと支え続けていますから、錆による劣化や負荷による歪みや狂いも生じます。

オペレーターだけでなく、ウィンドウヒンジも15年程度で定期的に交換すれば、ケースメントの窓は常にスムースに開けられますよ。

勿論、日頃からこうした金物に付着したホコリやゴミを掃除したり、シリコンの潤滑剤をスプレーしたりすることを忘れないで下さいね。

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何故、何もしなくて大丈夫なの?

過酷な屋根のトップライト

もう梅雨の走りかと思う程、強い雨が降るようになりました。

そういう時になると多いのが、トップライトと呼ばれる天窓の相談です。

一番多いのが雨漏りで、次に多いのがペアガラスの曇りや割れです。

雨漏れの原因は、建具と窓枠とが接する部分のシール材(気密パッキン)の劣化や破損であったり、ガラスの周囲の防水が劣化したという類のトラブル。ペアガラスについては、雨漏れによる内部結露の発生や熱割れ及び落下物等によるガラスの破損が考えられます。

お客様曰く、天窓は殆ど動かしていないのに悪くなったということをおっしゃる方がいますが、動かしていないものを動かすと枠にくっついてしまったシール材が動かすことで千切れてしまうことがよくあります。

また、全く触らなくても太陽の強い日差しが常に当たり続ける天窓は、通常の窓より何倍も過酷な環境に耐えていると考えるべきです。触ってなければ悪くならないと考える人は、そういうことを理解していないのかも知れませんが、トップライトは10年毎に点検・補修をすべきだと思います。

ただ、現在天窓を製造しているメーカーは、ベルックス以外には存在していませんから、他社のものを使っている場合はVeluxのものに交換するか、天窓を撤去して屋根で塞いでしまう以外方法はありません。

屋根は雨漏りのリスクが比較的高い場所でもありますから、そういう施工は経験や知識が豊富な建築業者にやってもらうことが必要です。梅雨が近づいています。安くやるよりしっかりやることを念頭に、正しく家のメンテナンスをするよう心掛けたいものですね。

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掃出しサッシのドアが動かない

ハード社製掃出しサッシの可動側ドア

こちらは、現場から外してきたハード(Hurd)社製掃出しサッシの可動側ドア。

横に寝かせた状態なので、分かりにくいかも知れませんが、ドア下の戸車(ローラー)が2ヶ所に付いています。

このドアは、20年近く前に設置されたものなんですが、ドアが重くて開閉することが殆ど不可能だったとのことでした。

ドアを外してみると、ドア下の木部が腐って脱落し、戸車も腐った木部にめり込んでいるといった状況でした。

原因は、雨がガラスの周囲からドアの木部に侵入し、内側から木を腐らせていったことで、レールの上に浮いていた形のドアが、レールの上に載った状態になって戸車が機能しなくなったことでした。

また、戸車自体も金属が水分や湿気で錆び付いてしまって動かないことも原因の1つです。中からの腐食ですから、それが露見するには相当時間が掛かりますし、それが目に見える形になった時には既に手遅れの状態になっています。

アルミクラッドのサッシは、外側がアルミだから雨に強いとお考えの方もいらっしゃるでしょうが、アルミは窓全体を隙間なく覆っている訳ではありません。。

アルミ板のつなぎ目やガラスとの接点などの弱点があることを認識して、その部分の防水処理や点検チェックを怠らないようにしたいものです。

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木が腐っていたとは思えないでしょ

木部を修復したケースメントサッシ

昨日、木部塗装する前のサッシ建具(障子)をご覧頂いたコルビー & コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のアルミクラッド・サッシ。

その塗装や屋外側の防水処理が完了して、名東区の現場にトラックで持ち込んだ際の様子がこちら。

ステンドグラスが入った三重ガラスの木製建具ですから、その重さたるや想像を絶する程です。それが、大小合わせて5枚あったのですから、窓の修復工事も大変です。

全ての建具で下枠が雨漏れ等によって腐っていたのですが、写真の矢印の部分をご覧下さい。他の三方の木枠と比べても、どこを修復したのか分からないレベルでしょ。

まあ、もっと近づいてじっくり見ると分かる部分もあるんですが、普通にお使い頂く分には気付かないように思います。木部の加工・修復や塗装、ガラスやアルミ枠部分の防水処理、そして浴室用の木枠部分(室内側)の防水処理の何れをとっても美しい仕上がりになっています。

修理するのに相当手間や時間が掛かってしまいましたが、待って頂いた分の価値を感じて頂けるような気がします。

他に相談した業者さんにはカバー工法でサッシを修復する以外に方法はないと言われたそうですが、輸入サッシの補修をここまで丁寧に出来る専門家は、ここ日本には少ないかも知れませんね。勿論、これらの建具の取付け・調整も、バッチリでしたよ。

<関連記事>: 完璧ではありませんが、現在のベストです (2019年5月25日)
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完璧ではありませんが、現在のベストです

コルビー&コルビー社のケースメント

こちらは、浴室に使われていたコルビー & コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のアルミクラッド・サッシの建具(障子)です。

湯気や水分に常に曝されて、窓もあまり開けなかったのでしょう。建具の室内側の木枠が腐って、脱落しているという状態でした。

そこで、いつもの建具屋さんにお願いして、腐った部分を一旦外し新しい木材を加工して装着してもらいました。

コルビーアンドコルビーは、現在国内で取り扱っている代理店もなく、すぐに新しい建具を調達することが出来ませんでした。通常であれば、アルミクラッドのサッシは、その窓メーカーに依頼して適合する建具を新しく作ってもらうのが理想です。

そうすることで、将来のリスクが少なくなりますし、改善された建具を入手することが可能だからです。でも、今回そういった状況にするには時間も費用も足りないという状況でしたから、建具枠の部分交換という道を取りました。

ただ、このメーカーの古い製品は、構造的に雨仕舞もよくありませんし、木枠のものをまた結露する浴室に取り付けなければいけないという悪条件が重なります。

パラペイントのティンバーケアによる木枠の防水塗装を念入りに行うことは勿論ですが、屋外側のガラスやアルミのつなぎ目の防水処理の他に、室内側もガラスや木枠のつなぎ目を防水処理しなければ、同じことが近い将来起きるリスクが生じます。

ただ、こうして対策を施したからと言って、木やガラスは動きますから水が入る隙間が出来たり、劣化したウェザーストリップで防雨性が確保出来なくなったりしますので、日常の掃除・点検・補修や窓の開放による乾燥作業を怠ってはいけません。

自然のものは手入れをしなければ、長持ちしないものですから・・・。

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どちらにも使える

輸入掃出しサッシの開き防止棒

こちらは、アメリカで売られている面白グッズ。

輸入住宅に使われている掃出しサッシは、片方がハメ殺し(FIX)になっている片引きドアです。

ですから、開閉するドアのレールに突っ張り棒のようなドア・ストッパーを装着すると、鍵だけでなく2重にドアをロック出来ます。

そこで考え出されたのが、この長さ調整可能なドア・ストッパー。この頑丈な棒をドア・レールの上に置くだけですから、設置も非常に簡単でドアの枠で見えなくなっていますから、泥棒もこれには気付きません。

また、お昼寝をする時に風が入るように少しだけサッシを開けておきたいという場合にも、長さを少し縮めて設置すれば、鍵をしていなくても
サッシをある程度の位置で固定することも可能です。ただ、このドア・ストッパーは、それだけではありません。

内開きドアのロック棒にも変身

付属のエンド・パーツを装着して、内開きのドアのドアノブに立て掛けるとドアを開こうとしても開けられなくなるのです。

用心のいい北米では、玄関ドアは全て内開きですから、鍵が解除されても泥棒はドアを開けられません。

日本でも仕事や趣味に没頭したいという時にプライベートの部屋でこれを使えば、誰にも邪魔されることなく、集中出来るかも知れません。

輸入の掃出しサッシや開き戸の両方に使えるドア・ストッパー。おうちにいくつかあると外出時や小さなお子さんの見守りにも便利ですね。

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ハード(Hurd)の建具を交換しました

ハード社製ケースメントサッシ

こちらは、先日掃出しサッシの建具を交換した下田市の輸入住宅。

実は、掃出しサッシだけでなく、写真左と中央の2つのケースメントも建具(障子)を交換しました。

どちらもペアガラスの内部が曇ってしまい、外がよく見えなくなっていましたので、傷んだオペレーターと一緒に交換したいというご相談でした。

右端のケースメントの緑のアルミ枠が白化してきているのに比べ、新しい建具は濃い緑色をしているのがお分かりでしょうか。

ガラスの曇りは、アルミ枠とガラスとのつなぎ目から中に雨が侵入したのが原因ですね。オペレーターの破損の原因は、建具の開閉がスムースでない状態の中、無理に窓を閉めようとしてハンドルを強く回してしまうことが多いのですが、今回も窓が閉まりにくくなっていました。

そこで、事前に防水処理をした新しい建具に交換する際に、開閉金物類の調整を行いました。金物類も多少曲がったり、劣化したりしてきますから、そのうち交換することが必要ですが、今回は交換するまでのことはありませんでした。

当然メンテナンスした後は、サッシの開閉もスムースになりましたし、鍵もしっかり掛けることが出来るようになりました。皆さんの家の輸入サッシも掃除や潤滑剤を塗布してあげて、たまには手入れをして頂くと長持ちするはずですよ。

<関連記事>: 可動側だけの交換は、調整が大変です (2019年5月17日)

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メーカーがなくなった輸入網戸も手に入る?

新しく作成した輸入網戸

こちらは、埼玉県のお客様からご依頼を頂いて新調した8枚の輸入網戸。

現在は日本で販売されていないアメリカ アルメトコ(Almetco)社の樹脂サッシに取り付けられていた網戸が、古くなって壊れたり曲がったりして使えなくなったようです。

こういう場合通常であれば、諦めるしかない状況だと思いますが、網戸のフレームの形状や寸法を窓の大きさに合わせてそれぞれ確認頂き、米国の網戸部品メーカーからピッタリの部材を1つひとつ調達しました。

輸入網戸は、フレームやコーナー部品だけでなく、グラスファイバーの網や網押さえのゴム、取っ手や網戸をサッシに固定する部品を組み合わせなくてはいけませんし、アルミのフレームを適切な長さにカットしなければなりませんから、結構な手間が掛かります。

それを8枚も作るとなると、まとまった時間を取って作業をしないと作ることは出来ません。

ただ、輸入住宅にお住まいのお客様の中には、網戸を外に落としてしまったり取付け・取外しをした際に壊してしまったりして、新しい網戸が欲しいという方も多くいらっしゃいます。

サッシ・メーカーがなくなってしまったり、施工した住宅メーカーが倒産してどこのサッシか分からなくなってしまったりして、窓メーカーのアフターサービスを受けられないという人にとって、網戸の問題は大変なストレスかも知れません。

勿論、部材が手に入らない場合もあると思いますが、私たちは出来るだけそういったお客様の要望に応えていきたいと思います。

因みに、アルメトコのこれらの網戸をサッシに固定する部材には、バタフライクリップが使われています。

<関連記事>: こんな固定部品もあるんです (2019年5月11日)

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