お知らせ : ページ 162

実際に見てみないと判定出来ない?

マーヴィン 建具の変色・劣化

こちらの写真は、マーヴィン(Marvin)製ケースメントの建具が、変色・劣化している様子です。

随分古いサッシなのか、木部の様子も年季が入っている感じ。

今回ご相談頂いたのは、建具の木部がおかしな感じがするので、修理や交換が可能かどうか見て欲しいというものでした。

写真を見る限りでは、確かに黒く変色しているものの、木自体がボロボロになっているような感じはないようにも思えるのですが、建具枠の下回りや金物の取付け具合がどうなっているのかを見ないとはっきりしたことは言えません。

お客様からご相談を頂くくらいですから、相当気になるような状況になっていると思いますので、写真だけで安易に大丈夫とは言えません。

今回のお客様は、三重県四日市市にお住まいの方ですので、名古屋から少し距離はあるのですが、一日掛かりという程でもありません。

サッシが古そうな感じですから、他にもいろいろ不具合があると思いますので、そういった部分もアドバイスしがてら一度調査にお伺いしようと思います。そこで状態を判断して、簡単な補修で済むのか、それとも建具等の交換が必要なのか、補修計画を立ててくるつもりです。

勿論、もっと遠くにお住まいの方でしたら、詳しい状況が分かるようにいろいろな角度から写真を撮ってもらってお送り頂くこともあるのですが、実地で確認することは原因究明に於いても大切なことだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

鍵の追加も可能です

ボールドウィン製玄関ドアハンドル

こちらの写真は、ボールドウィン(Baldwin)社製の玄関ハンドル。

真鍮(しんちゅう)をふんだんに使って作られている高級品ですから、お値段もそこそこの金額が掛かります。

今回、お客様から鍵を開けるキーをいくつか追加で欲しいので、調達したいというご希望を頂きました。

ボールドウィンの製品は、なかなか国内でも入手しにくくなっていますから、一般の方がキーを購入する手立ては少ないかも知れません。

輸入の玄関ロックには、通常2~5本のキーが付属していますが、その数では足りないという場合は新しく追加のキーを作らなくてはいけません。

でも、普通の鍵屋さんでは、こうした特殊な輸入のキーは扱っていないというのが現状です。私たちはどういったメーカーのどういった種類のロックに使われているキーかが分かれば、北米からキーを調達することは可能です。

ただ、メーカーではいちいち鍵山を彫って出荷してくれることはありません。ブランクキーと言って、鍵山を彫る前の状態のものを出荷してもらって、それをお近くの鍵屋さんに持ち込んで既存のキーと同じ鍵山に加工してもらうというやり方をしてもらいます。

勿論、そうしたことも出来ないというお客様なら、既存のキーをお預かりしてブランクキーを私たちが加工してからお渡しすることも可能です。

ボールドウィンだけでなく、クイックセットやタイタン、シュラーゲ、ワイザーといったメーカーの鍵でも対応は可能ですから、もし必要な方はお申し出下さい。あと、鍵をなくして不用心という方は、キーシリンダーを交換することも可能ですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , |

バネの劣化だけが原因か?

ガレージドア トーションスプリングの破損

こちらの写真は、スチール製ガレージドアに設置されたトーションスプリングが断裂した様子です。

ガレージドアの幅が4mもありますので、トーションスプリングは2本使われていますが、そのうちの1本が切れてしまいました。

ただ、切れていないもう1本も金属疲労を起こしていますから、こうした時は2本共交換する必要があります。

でないと、ドアを持ち上げるだけの十分な力を発揮出来ませんし、もう1本も近い将来切れる恐れがありますから、修理の手間代がもったいないです。

ガレージドアのバネ切れはよくあるトラブルですが、こういう時にバネだけを交換すれば直るということではないかも知れません。単純に劣化しただけというならいいのですが、バネに無理な力が掛かっていたり、ドアの左右のバランスが崩れていて、左右で力の掛かり方が異なっていたりということも考えられます。

ですから、私たちはバネを交換する際には、必ず事前調査を行ってドアの重量やシステム全体の状況をチェックするのが普通です。そこで発見された不具合については、部材を調達した上で、バネを交換する際に一緒に交換・修理を実施します。

そうすれば、ガレージドアの不具合による修理の頻度を下げることが出来ますから、長く正常にお使い頂けるようになると思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

これでまた、10~15年は使えます

輸入掃出しサッシの鍵のメンテナンス

昨日のブログ記事で、不具合のあった掃出しサッシのロックケース(ロックセット)等を交換したと書かせて頂きましたが、こちらが交換後の写真です。

樹脂製のドアフレームの中にロックケースを入れ込むタイプですが、金物類はピカピカになりました。

ただ、このロックケースは、交換しただけでちゃんと鍵が掛かるかどうかは、やってみないと分かりません。

ラッチの掛かりが甘くてドアが少しガタついたり、逆にラッチがタイト過ぎて、ストライクにうまく掛からなかったりすることもあります。そういう場合は、ラッチの出方を調整したり、ドア自体の水平・垂直を見直したり、ストライクの位置を変えてみたりする必要があります。

変にいろいろと触ってしまうと、鍵は掛からない、ドアが重い、ストライク自体がドアに干渉する、といったことが複数発生するなんてことにもなりますから、サッシ全体の状態を最初にチェックしてから、優先順位を付けて直していくことが大切です。

ただ、建物の構造的な問題によって、サッシが歪んでしまっているなどの原因の場合は、完璧な調整は難しいかも知れません。そんな時は、どこまでベターな状況に持っていけるかが、施工者の腕の見せどころとなります。ここで必要なのは、知識と経験、場数なのかも知れませんね。

<関連記事>: 鍵爪に異常が出たら、すぐに交換! (2020年1月25日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

鍵爪に異常が出たら、すぐに交換!

取り外したロックケースとロックレバー

こちらの写真は、インシュレート(Insulate)社製と思われる掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に付いていたロック部品。

お客様から「ロックレバーを上下に動かしても、ロックケースの鍵爪(ラッチ)が出たり出てこなかったりする」という相談があり、外してきたパーツです。

ロックレバーは白い塗装は剥げているものの不具合はまだ起きていませんが、ロックケースの方は内蔵されていた小さなバネ部品の一部が脱落して、鍵爪がバネの力で自動に戻らないといった状態でした。

ご覧のように、ロックケースは長年の使用で錆が酷くなっており、中にある細かな部品も相応の劣化をしているはずですから、寿命と言っても過言ではありません。

ラッチのアクションがおかしい程度であれば、交換しなくても何とか使えると考え、そのまま使い続ける人もいるようですが、単にそれは壊れるまでの猶予期間に過ぎません。

更に破損が進めば、ラッチがレバーと全く連動しなくなり、鍵が全く外れなくなったり、逆にロックが出来なくなったりしますから、防犯上や生活面で非常に厄介な状況となります。

インシュレートに限らず、輸入の掃出しサッシのロックパーツは、なかなか国内では手に入りにくい部品ですし、海外からの調達にも1~2週間程度は掛かってしまいますから、まだ大丈夫と高をくくらないで出来るだけ早急に交換手配をするようにしたいものです。

<関連記事>: スライディング・パティオドアのロックの破損 (2019年12月13日)
<関連記事>: これでまた、10~15年は使えます (2020年1月26日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

気密スペーサーが機能していない

ウェンコ社のハーフサークル・ウィンドウ

こちらの写真は、ウェンコ(Wenco)社製サッシのハーフサークル・ウィンドウ。

飾り格子が入った半円の窓は、如何にも輸入住宅らしい外観をデザインするには持ってこいですよね。

ただ、ウェンコのサッシのいくつかには、防水不良やペアガラスの内部結露の問題が発生するといったものもあるようです。

今回のケースは、ペアガラスの気密・断熱を確保する為にガラスの周囲に取り付けられた気密スペーサーが外れてきているというトラブルです。

スペーサーは、ガラスとガラスの間に接着してペアガラスの中を密閉するという働きをするもので、それによって高い断熱性が保たれます。

スペーサーは、金属で出来たものや写真のようにゴム状になったものが存在しますが、このスペーサーは熱によって変形したのか、ペアガラス内の空気が負圧になってスペーサーを縮まられたのか、目に見える場所まで飛び出してきています。

こうなってしまうと、ペアガラスの中の気密は失われてしまいますから、ガラスの交換が必要です。

調査の必要はありますが、ウェンコのハーフサークルについてはペアガラス単体の交換が可能なように思います。(通常、アルミクラッドの多くのサッシは、建具ごとの交換が必要です)

ただ、サッシの木枠(押し縁)を外したり、交換後の防水処理をしっかりしなければなりませんから、慎重に作業を進める必要がありますね。

ペアガラスのサッシについては、必ずガラスの防水の問題が生じますから、10年に一度は家全体のサッシの防水処理を行いたいものです。

<関連記事>: アルミクラッドサッシの半円ガラスの交換 (2020年12月7日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

ガラスが割れたハード社ハメ殺しサッシ

ガラスが割れたハード社ハメ殺しサッシ

こちらの写真は、ハード(Hurd)社のハメ殺し(ピクチャーユニット)サッシですが、ガラスの中央部から上下に放射線状に割れが入っています。

奈良県にあるお宅のようですが、外壁塗装の工事の最中に何かをガラスに当ててしまって割れたものだと思います。

こういう場合、ハードではガラスだけの交換は出来ませんから、建具ごと交換することとなります。

既存のサッシ寸法から、こちらのサッシの詳細は特定出来ると思いますので、メーカーに依頼して新しい建具を作ってもらうことは可能だと思います。

ただ、製作には注文から数ヶ月掛かってしまいますし、その間塗装用の足場をそのままにもしておけないでしょうから、建具を交換する際に再度足場を立ててもらわなければなりません。

また、この窓は吹き抜けの高い場所に設置されている為、内部足場も立てる必要があります。まあ、それでも交換が可能という状況であれば、不幸中の幸いだとは思いますが、出費としては大変かも知れません。

工事の際の破損ですから、塗装屋さんの保険で何とかなるでしょうが、奈良まで伺って防水を含めた施工を行わなければなりませんから、私たちとしては結構大変な仕事です。

それでもこんな仕事は、近くの工務店やサッシ屋さんではやってくれないでしょうから、頑張るしかないですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: |

こんなことって、普通ではあり得ない

ヴァイスロイ社ダブル・ケースメントサッシの左右オペレーター

こちらの写真は、ヴァイスロイ(Viceroy)社のダブル・ケースメント(2連の左右開き)に装着されていたオペレーター(開閉金物)を拡大した様子です。

普通隣り合っているケースメントサッシであれば、開き勝手の違いこそあれ、同じ仕様のオペレーターが装着されているはずです。

でも、先日外装のリフォーム工事をさせて頂いたお客様の窓では、ご覧のようにアームの大きさや形状が微妙に違うものが付いていました。

何故これが分かったかというと、サッシの片方が閉め切る直前で固くなって止まってしまい、ハンドルをそれ以上回せない状態になっていたからでした。

当初、私は建具や窓枠が歪んだりして、窓枠内にうまく建具が入り込まない状況になっている為、そこで引っ掛かってサッシを閉められないのだろうと考えました。

ところが、お客様曰く窓枠に建具は全く当たっていないとのメールがあり、そこでオペレーターのアームを建具から外してどこまでオペレーターが可動するかなどをチェックしてもらいました。

そうしたら、お客様からご覧のように微妙にアームの形状が違うものが装着されていたという写真を頂きました。新築からこの状態で使い続けていたということにも驚きましたが、出荷前検査もしないでこれでよくメーカーは出してきたものだとビックリしました。

取り敢えず、お客様はオペレーターの取付けビスを左右で違うものを使うなどして、建具の引き込み具合を調整して頂き、閉まるようになったそうです。最悪オペレーターの交換も考えましたが、それはこのオペレーターが将来破損した際にでも行うこととしました。

こんな変なこともあるんですね。でも、気付いてよかったです。因みに、このサッシのメーカーはありませんから、部品メーカーからの調達となります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

Therma-Truの玄関ドア補修

木目塗装が剥げたサーマツルー製ファイバグラス玄関ドア

こちらの写真は、東京にある輸入住宅に取り付けられたサーマツルー(Therma-Tru)社製玄関ドア。

木製ドアのように見えますが、木目が浮き出るように作られた輸入のファイバーグラス製ドアなんです。

ファイバーグラスを樹脂で固めて作った上に、専用塗料を塗ることで木目を再現しているのですが、塗装が剥がれていなければ一般の方なら木製ドアと勘違いしてしまうでしょう。

そんなファイバーグラス製のドアですが、ステンドグラス周囲のモールの塗装が剥げて、所々下地の白い樹脂が見えてきています。こうなってくると、下地の樹脂が太陽の紫外線に曝されて劣化してしまいますから、早めに塗り直しをする必要があります。

もっと近くで見ないとはっきりしませんが、モール部分はベタ塗りの塗料を使っているようにも見えますから、そういう場合は木目の専用塗料を塗る前にベタ塗りした塗装を除去しないと、うまく塗装が載りません。

何れにしても、塗装をする前に状況をチェックした上で、正しい塗装計画を立てることが大切です。くれぐれもぶっつけ本番でいい加減に事を進めるのだけは、避けて頂きたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

珍しいタイプのロックケース

ダブルラッチのロック金物

こちらの写真は、どこのものか分からない輸入サッシに付いている掃出しサッシ用のロックケース(ロックセット)。

鍵爪が2個飛び出すダブルラッチ・タイプのロックケースは、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアでも見受けられるのですが、それとはデザインが違っているようです。

ダブルラッチは、2ヶ所でガッチリロックを掛けてしまいますから、防犯性は非常に高いのですが、破損などして鍵が開かなくなると逆に解除するのが厄介になります。

輸入サッシの中でもこのロックケースを使用しているメーカーは、あまりないかも知れませんが、こうした珍しい部品の調達の可能性を探るのも私たち ホームメイドの役目です。

幸いにも適合する新しいロックケースを見付けることが出来ましたので、お客様にも適合するドアハンドルと一緒にその旨案内をさせて頂きました。

それにしても、輸入サッシには多様な種類の部材が使われていますねぇ。でも、古いサッシの部品が北米で今でも手に入るなんて、日本では考えられませんし、本当に素敵なことだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |