お知らせ : ページ 157

特注出来て、最高でした

テーパーボードの横張り

2.7m幅の部屋に間仕切壁を設置するという記事を書かせて頂いておりますが、今日は構造部分の上から石膏ボードを張った様子をご覧に入れましょう。

今回入手した石膏ボードは、欧米では標準的なテーパーボードという名称のものなんですが、ボードの長手方向のエッジ部分がほんの少しだけ厚みが薄くなって凹んでいます。(写真では分かりづらいですが・・・)

この凹みは、ドライウォール用の紙テープや石膏パテを十分に載せられるようにする為にわざわざ作られています。

日本の一般的な石膏ボードは、こうした凹みがないか、僅かにV溝が切ってあるだけで、強度を上げた厚みのあるテープを張ることが出来ません。(もしテープを張ったら、そこだけ膨らんでしまいます)

割れにくい壁を作るなら、このテーパーボードでなければなりませんが、特注でしか手に入らないのです。

それから、このボードにはもう1つ特注したところが存在します。それは、大きさが4フィートx8フィート(1.2mx2.4m)で厚みが12mmあるということ。(日本人には、重くて持ちにくいのも特徴です)

普通は、3x8(0.9mx2.4m)の石膏ボードを縦長に張ります。それだと天井の高さが2.4mある部屋には縦に3枚張らないと幅2.7mの壁が作れません。そうなると、壁の真ん中に上から下まで垂直に2本のつなぎ目が走ります。(家には垂直荷重が掛かりますから、縦目地は壁が割れるリスクを大きくします)

それに引き換え、4x8のボードを横に張れば、つなぎ目は水平方向に1本走るだけで垂直方向には両サイド以外一切つなぎ目はありません。ただ、2.7mの壁に長さが2.4mのボードを張っても、ボードが30cm足りないじゃないかと思われますよね。

でも、今回は間仕切りをする部分に30cm程度の小さな壁が存在していました。それは、新築時に将来の間仕切りを想定して、その目印として少しだけ壁を付けていたのです。だから、2.4mのボードを横に張って丁度の寸法になったという訳です。

また、幅が1.2mですから、2段重ねることで天井まで届いてしまうということが可能となりました。

実は、この4x8のボードは数年前にボードを製造する会社がもう作らないと生産ラインから除外してしまったものなんです。それをわざわざ数枚だけ作ってもらいましたから、普通のボードの3倍の価格となってしまいました。

確かに安く上げよう、早く終わろうとすれば、3x8の四角いエッジのボードを使うんでしょうが、つなぎ目を減らして壁強度に拘る本物の輸入住宅のリフォームなら、私たちのやり方が理想的だと思いませんか?

<関連記事>: 子供部屋を2つに分けます (2020年3月19日)
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2ヶ所、切れました

こちらの写真は、京都のお客様からご相談頂いた樹脂製のシングルハングサッシの写真です。

窓メーカーは、アイエムエス(IMS)・カナダという日本の会社で、カナダの技術でOEM生産されたボレアル(Boreal)・ウィンドウというサッシを販売していました。

以前にも記事に書かせて頂いた通り、このメーカーは既になく、このサッシをお使いの輸入住宅ではメンテナンスに苦慮している状況です。

下窓だけが開閉するシングルハングには、バランサーとしてステンレス製のバネが使われています。ステンレスですから、湿気や水の掛かる浴室や洗面の窓に使われていても大丈夫だろうと皆さん考えるようですが、このコイルバランサーが一番早く切れてしまう場所は、その浴室や洗面の窓なんです。

このバネは、建具(障子)が上下にスライドするレール内に入っているのですが、レールの幅がコイルバランサーの部品よりも狭い為、壊れた部品を取り出すことも出来なければ、新しく装着することも出来ません。

勿論、特殊な工具や適切な材料を調達出来る私たち ホームメイドなら、その交換作業も比較的簡単に出来ますが、一般の皆さんのみならずサッシ屋さんやリフォーム屋さんでも全く歯が立ちません。(恐らく、サッシに傷を付けないで交換出来る人は、日本に殆どいないかも知れません)

ただ、浴室などは、窓周りの構造的に非常にやりづらく、私たちでも作業の手に力が入らないという点が厄介です。それでも、他にやれる人はいませんから、少し遠い処ですがお客様からのご依頼があれば、バランサーを入手次第頑張って交換作業にお伺いします。

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子供部屋を2つに分けます

間仕切壁、製作中

今日愛知県豊川市のお客様のおうちで、少し大きめの1つの子供部屋を2つに仕切るリフォーム工事が始まりました。

付いていた廻り子や幅木を一部切ったり外したりしてから、部屋の中央に柱材でご覧のような壁構造を造りました。

本場アメリカと同じように、4x8フィートのテーパーの石膏ボードを張る為に、柱材の間隔は少し狭めの40cm。普通は45cmピッチですから、構造的にも強くなりますね。

子供たちが小さい時は、大きな部屋で一緒に過ごすということは情操教育としては本当にいいことだと思います。また、ある程度自我が芽生えた時に、こうして部屋を分けられるように新築時に事前に計画しておくと、比較的簡単に改築出来ます。

如何に先を見越して家づくりをするかということは、私たちやお客様にとって永遠の課題かも知れません。次回は、石膏ボードを張った状態をお見せしますが、これがまたアメリカンな施工ですから楽しみにしていて下さいませ。

<関連記事>: 特注出来て、最高でした (2020年3月21日)

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塗っておくと仕事が早い

明日から豊川市の輸入住宅でリフォーム工事を開始します。

以前建てさせて頂いたおうちですが、新築時は子供部屋を大きく1つに造っておいて、子供たちが成長したら2つに区切って使えるように計画しました。

子供さんたちの成長は早いもので、今回中央に間仕切り壁を設けて、部屋を2つに分けることになりました。新たに壁を造りますから、内装の幅木や廻り子といった枠材もその壁の床際と天井際に付けなければなりません。

私たちは、通常無垢の木製の材料を使いますが、そうしたものは大工の造作工事では無塗装の状態で取り付けられます。ですから、ペンキ屋さんはそうした枠材が壁に取り付けられた状態でそれらを塗装しますから、養生を含めて結構な手間が掛かります。

そうした手間を少しでも少なくしてあげようと、今日木製の廻り子と幅木に予め会社で塗装を行いました。写真は、木製の廻り子に下塗り用の白いプライマーを塗った様子です。

60mmの大きさがある廻り子ですから、結構豪華でしょ。それも長さが3.6mもある無垢材の1本ものですから、そりゃ素敵です。下塗りが乾いたら、ツヤのある白いパラペイントで2回上塗りしたら完成です。

また、これらが付けられた室内の様子をお見せしますから、乞うご期待。勿論、壁はドライウォール仕上げですよ。

<関連記事>: 仕上げ前ですが、きれいでしょ (2020年3月22日)

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いろいろな道具がないと外せない

窓のペアガラスの採寸調査

こちらの写真は、サミット(Summit)社のダブルハング・サッシの上に取り付けられたハーフサークル・ウィンドウ。

アルミクラッドの木製サッシでクラシックなデザインですが、ペアガラスの両端に何やら盛り上がったものが写っています。

これは、ペアガラスの周囲に回してある気密を保つ為のスペーサーなんですが、通常は枠に隠れて見えないのに、何故かこのように出てきてしまいました。

こうなると、ペアガラスを交換する以外、直す方法はないのですが、窓の外側は一体成型されたアルミで覆われていますし、室内側はガッチリした木枠がペアガラスを押えています。

でも、そのどちらかを外さない限り、ペアガラスの正確な寸法は分かりません。当然、ガラスの厚みも採寸出来ないのです。そこで、ペアガラスの採寸をする為に、本日現地調査を行ってきました。

ガラス押えの木枠は、ほぼピッタリと窓の本体の枠とくっついていますし、ガラスとも接着剤で密着しています。また、どうやら木枠は見えない部分でビスか釘でしっかり固定されているようで、力づくでは到底外すことが出来ません。

もしそれをやると、現状のガラスが割れてしまうか、木枠が損傷してしまいますから、窓自体を破壊してしまいます。それでも道具を駆使して、無事採寸作業を終えてきました。

時間も手間も掛かる仕事ですが、こんなことをやってくれるサッシ屋さんもいないでしょうから、私たち ホームメイドがやるしかありません。

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軽いドアでも不具合が起きます

スチール製ガレージドアの不具合

こちらの写真は、断熱パネルになっていない薄いスチールパネルだけのガレージドアです。

1999年に新築された輸入住宅ということですから、20年以上ガレージのメンテナンスはされていないようですが、比較的きれいにお使い頂いている様子です。

先日同じような素材のガレージを調査してきましたが、通常60kg程度あるものが、40kgしか重さがありませんでしたので、システムに掛かる負担も相対的に少ないように思います。

でも、いつもテンションが掛かったり緩んだりを繰り返すトーションスプリングについては、金属疲労を伴った経年劣化が起きるものです。

また、電動オープナーを連結しているドアのボルト部分のスチールの補強材に引き千切られたような割れが入っています。この位置のボルトは、上方向へ引き上げる力と水平方向に移動する力が同時に加わる可能性のある場所ですので、取付け位置に何らかの問題があるのかも知れません。

何れにしても、今後現地調査を行って、原因究明と対策を行った上でガレージドアの修理・メンテナンスを実施しなければいけません。ただ、ガレージドアの割れについては、うまく補修等が出来ない状況であれば、パネルの交換も必要です。

ここでいい加減な対処をすると、作動中にドアとオープナーの接続が外れ、ドアが落下するなんてことにもなりかねませんから注意しないといけませんね。

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輸入網戸製作中

輸入網戸製作中

現在、いくつかのお客様の輸入網戸を製作しています。

スクリーンだけ交換するものや網戸ピンも交換するもの、写真のようにフレームも含めて全て交換するものなど様々です。

やはり、輸入サッシの網戸も20年も経てば、壊れるものもありますよね。

今回作っているものは、サーティンティード(CertainTeed)社のサッシに付いていたものだそうですが、フレームが途中で折れてしまい、使いものにならなくなったそうです。

写真ではフレームの先にプラスチックのコーナー材やスクリーン・ピンが差さっていますが、いくつかのコーナー材やピンは劣化して取れていました。

ですから、フレームやスクリーンだけでなく、こうした材料も含めて全て調達しなければなりませんし、ピンの穴の位置や大きさなどもオリジナルと同じようにしなければなりません。

あと、網戸って大きくなればなる程フレーム全体が歪んできます。それを抑える為に中央部に補強のフレームを1本入れるのですが、それでも網をピ~ンと張ろうものなら、フレームが引っ張られて捻ってしまいます。

たかが輸入サッシの網戸ですが、正確に再現しようとすると、材料だけでなく道具も技術も必要になります。

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網戸修理の部品です

輸入網戸用コーナー部品

こちらの写真は、サミット(Summit)社の輸入サッシに付属していた古い網戸を修理する為に調達した部品です。

輸入網戸のグラスファイバー製スクリーンは、10~15年程度で張替えを行いますが、それ以外の部分でも修理が必要になることがあります。

その代表的なものは、網戸をサッシに固定する為のスクリーン・ピンだったり、網戸を外す際に持ち上げる取っ手部品だったりです。

更に、網戸が古くなってくると悪くなるのが、網戸の四隅に付けられているプラスチック製のコーナー部品。写真のように、フィンのようなものが90度の角度で2つ付いていて、それが網戸のアルミフレームの中に差さることで網戸の骨格を形成します。

結構この部品は丈夫に出来ているのですが、風雨や太陽の紫外線によって表面が劣化してきますから、そのうちこれが破損して網戸の用をなさなくなります。

簡単な部品ですから、日本でも手に入るだろうとサッシ屋さんに相談されるようですが、構造や規格が違う国産部材では代替のものは存在しません。

また、輸入のものであっても、窓メーカーによって網戸のサイズや形状が異なりますから、コーナー部品を手に入れるのは慎重でなければなりません。

今回、サミットの輸入網戸を25枚程度張替えするに当たり、スクリーン以外にも網戸ピンやコーナー部品も一緒に交換して元通りにする予定です。その為にたくさんの部品を輸入しましたから、ホームメイドには今網戸用の部材が倉庫に溢れている状況です。(網戸25枚に対しコーナー部品は各4個必要ですから、合計100個は調達しなければなりません)

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ここまできれいになりました

ティンバーケアで塗り直したスウェドア

先日、塗装が剥げてカビが生えたチーク材の玄関ドアの記事を書かせて頂きましたが、本日そのメンテナンスへ伺ってきました。

こちらの写真が、パラペイントのティンバーケアを使って塗装をした後の様子です。

お化けが出てきそうなくらい薄汚れたスウェドア(SWEDOOR)でしたが、丁寧にサンディングして汚れを落とし、その後ティンバーケアを2度塗りするとここまで美しくなるのです。

(尚、写真は編集ソフトなどで修正を施さず、撮ったそのままの状態です。勿論、薄汚れたドアの写真もお客様から提供された状態のものです)

ただ、どうしても中に入り込んだ汚れなどは、表面の化粧単板を剥がしてしまう可能性があることから、ある程度のサンディングで止めました。

あと、ドアレバーがグラグラして外れそうな状態でしたから、これも新しいゴールド色のものに交換し、油漏れしていたドアクローザーも位置調整をした上で新しいものに交換しました。

ドアクローザー(ドアチェック)は、正しい位置に取り付けることが必修なんですが、恐らく新築時に取扱い説明書も何も見ないで取り付けたのではないかというくらい酷い取付け方でした。

お客様曰く、新築当初からうまくドアが閉まらなかったような気がするということでしたから、ドアクローザーが機能していなかったかも知れません。

何れにしても、ここまできれいに修理出来れば、遠く名古屋から三重県菰野町まで出張して、お金を掛けて直した甲斐はあるはずです。

ただ、ここまで悪くなる前に、自分たちでも何某かの手入れはして欲しかったというのが本音です。いいものでも手を入れなければ、ただのゴミ同然となりますから、スニッカルペールやレクサンドーレンといった北欧系木質玄関ドアをお使いの皆さんも手入れや掃除は怠らないで下さいね。

<関連記事>: チーク材で出来たスウェドアの塗装 (2020年3月11日)

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不具合は、色々出てきますねぇ

水漏れする輸入洗面水栓

先般ガレージドア用オープナー Genieのリモコンがおかしいという記事を書かせて頂きましたが、本日新しいリモコンを持って操作設定を行ってきました。

不具合のあるリモコンについては、どう操作してもうまく登録設定が出来なかったのですが、私が持参した2台の新しいリモコンとお客様の方で予備に持っていらした1台のリモコンについては無事使えるように設定出来ました。

ガレージのリモコンは単純な電子機器ですから、電池切れ以外はあまり壊れることも少ないのですが、時折変な電波で狂ってしまうこともあるようです。

お客様に操作確認をして頂いて、これで完了という感じだったのですが、ちょっと他にもトラブルがあるので見てもらえないかと相談されました。

室内ドアのドアレバーのラッチが破損しているのと、ドアヒンジ(蝶番)が下がり気味になってきて、カチッとドアが閉まらないという不具合でした。こうした不具合は、ラッチ部分の交換とヒンジの調整をしてやれば元の状態に修理出来そうです。

そして、最後に洗面の輸入の水栓金具についても相談を頂きました。こちらの水栓は、レバーを回すと水が蛇口からではなく、蛇口と台座との隙間から出てきてしまうというものでした。

よく見ると吐水口の本体と台座との溶接が腐食して、蛇口がグラグラの状態になっています。築7年であまりこうしたケースは少ないように思いますが、製造時の不良があればこういうトラブルも起り得るでしょうね。

何れにしても、代替となる新しい洗面水栓をご提案して、交換するように手配をして差し上げたいと思います。

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