お知らせ : ページ 400

昨日の外壁 総レンガ積み

昨日、ハーフ・サークル・ウィンドウの上にキーストーンを入れたという話を書きましたが、丁度それを入れた瞬間を下から撮影したのが、これ。

逆光だったので、ちょっと暗く写っていますが、分かりますか?家全体のレンガの外壁はほぼ積み終わり、この正面部分を残すのみとなりました。

でも、残っている部分は、一番面倒で手間が掛かる部分なんです。このハーフ・サークル・ウィンドウの周りも、レンガを斜めにカットしたり、薄くカットしたりと、1個1個サイズを計測しながらの作業ですから、ここだけで半日掛かっています。

勿論、カナダのレンガ職人だからこのスピードですが、日本のブロック屋さんなら、どれだけ時間が掛かることか。

半田でレンガ積みの建物が建てられたのは、もう110年以上前のこと。それ以来、レンガ積みの建物は建てられていませんし、個人宅としては半田市で初の総レンガの家だと思います。

歴史に残る輸入住宅だと思いますので、気合いが入りますねぇ。だって、自分の家が、歴史となるんですよ。すごいことだと思いませんか?だから、内装もドライウォールなんです。

レンガ積みの外壁をしたい人は、どうぞご相談下さいね。どの地域まで施工可能かどうかは内容に依りますが、出来るだけ協力しますよ。せっかくお金を掛けるんですから、とことん拘りたいですね。

また、経過報告しますので、乞うご期待!

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キーストーンが入りました

今日は、早朝からレンガとキッチン・洗面キャビネットの現場搬入をしてきました。うちは、小さな会社ですから男のスタッフ総出でも3人しかいませんので、こういう時は私も必ず参加です。

輸入キャビネットは、しっかり作られているからか、国産に比べて滅茶苦茶重いんです。ですから、こうして記事を書いている私の手は、もうブラブラ。きっと明日は筋肉痛でしょうね(笑)

そうこうしている間にも、カナダのレンガ職人は黙々とレンガ積みをしています。

今日は、とうとう2階の一番高いところにあるハーフ・サークル・ウィンドウのトップに楔形のキーストーンを入れました。

赤茶のレンガ外壁に、グレーのキーストーン。結構印象的なデザインでしょ!やっぱり、本物のレンガ積み外壁は違いますねぇ。

愛知県半田市のこの輸入住宅のレンガ積みも、そろそろ大詰めです。ご覧になりたいという方は、急いで下さいね。勿論、いらっしゃる際は、事前にご連絡をお願いします。

それにしても、ほんと高い所は怖いですねぇ。建築屋のくせに、高所恐怖症だなんて、情けないです。この写真も恐る恐る撮りました。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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レンガ積みは、横方向にも補強します

日本のブロック塀でもよく縦(垂直)に鉄筋を入れているのを見掛けますが、写真のようなハシゴ状の耐震金物を入れているのは見かけないですよね。

この横筋を私たちはラダー・タイと呼んでいます。それは、丁度ハシゴのような形状をしているからなんですが、北米ではワイヤー・トラスとも呼ばれます。

勿論、このカナダの積みレンガ用に設計された金物なんですが、レンガの幅にピッタリきていますよね。

このラダーをレンガとレンガの間の目地に挟み込んで、レンガの壁を横(水平)方向に一体化させます。

この写真には写っていませんが、ブロック塀同様縦筋も入れますから、水平垂直二次元的にレンガ積み外壁をパネル化してしまうのです。

更に、以前記事にも書いたブリック・タイと呼ばれる金物を入れて、レンガ積み外壁と構造本体とを緩やかにつなぎますから、建物本体とも相持ちする形となります。

一旦施工されてしまえば、こうした金物は見えなくなってしまいますが、こうした基礎的な見えない施工が私たち ホームメイドの家づくりを支えています。

見栄えが同じなら安い方がいいという価値観はありません。私たちの考えを満足させられない素材や施工なら、いくら安くても使いません。

ただ、こうした手間・暇の違いやポリシー(理念)は、説明しないと皆さんには分からないですね。

でも、いつの頃から日本人は、フェイクで十分なんて文化になったのでしょうね。スライス・ブリック(レンガ・タイル)なんて、100年以上のメンテナンス・フリーはあり得ないですし、性能も全然違うんですけどね・・・?

やっぱり、長く使うものは、いいもので造りたいですよね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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こんなメジャー、見たことありますか?

メジャーと言ってもアメリカのメジャー・リーグ(プロ野球)じゃないですよ。そう、日本語で巻尺。英語では、本当はテープ・メジャーです。

私たちは、北米の輸入住宅のビルダーですから、フィートやインチといった単位で作られたものをよく使います。窓、キッチン(洗面)・キャビネット、ドア、水栓金具、こういったものは殆ど全てフィート・インチで製作されているんです。

私たちが輸入しているカナダは、本当はメートル法を使うのですが、アメリカとの文化的なつながりが強いということもあって、ヤード・ポンド法のインチ表記も一般的に使用します。

まあ、こうした建築資材がアメリカ向けに大量に輸出されたり、逆に輸入したりしているので、こういうことになる訳です。

ですから、カナダでは写真のような両寸法が表記された巻尺が広く出回っていますから、私もスタッフのお土産代わりにいくつも購入してきます。(アメリカでも売っていますが、その種類はあまり多くありません)

因みに、18インチは457mmですので、ちゃんと表記は合ってますでしょ。(輸入住宅ビルダーを自負する人間は、本当はいちいち巻尺を当てなくても、よく使う寸法なら自然とメートル法に換算出来ないといけませんが・・・)

メジャーはよく使いますし、消耗品です。こういう道具も定期的に交換して、正確な寸法での家づくりを心掛けています。こういうところも、ホームメイドのこだわりですね。

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家づくりの計画も、いよいよ大詰めです

ラフプランの検討を重ねてきた愛知県豊川市 N邸。手描きのラフ・ラフ・プランだったものを、スタッフの松葉にCAD図面に落としてもらい、配置もこんなのになりました。

広めの敷地ですから、駐車スペースもお庭も十分過ぎるくらい取れますね。いや~、羨ましい。

で、このおうちも外壁は、カナダのレンガ積み。当然、インテリアも本場のドライウォールです。平面図でも分かる通り、四角で安定した形に造りますから、どっしりとしたレンガ積みの輸入住宅になること請け合いです。

豊川で私たちが家を造るのは初めてですから、きっと地元の皆さんも度胆を抜かれると思いますよ。

さて、あとはこの家の資金計画です。資材や職人の施工費が上がってきていますし、遠距離の為の余分な経費も必要ですから、ちょっと大変です。多分、職人さんたちに泊まりこみで仕事をしてもらわなきゃいけないですからね。

地元で手のいい職人さんが見つかれば越したことはないのですが、いきなりお願いするのはリスクがありますから・・。

取り敢えず、自分たちが信頼置ける資材や職人さんにお願いする他ないですね。勿論、レンガ職人もいつものカナダ人にお願いする予定です。でも、お客さんの家づくりの為に、今まで名前すら知らなかった人たちが結集してくるのって、本当はすごいことなんです。やっぱり、ご縁なんですね。

私たちも頑張りますから、Nさんも資金調達を頑張って下さいまし。生みの苦しみはありますが、出来上がりの素晴らしさは格別のはずですから。

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横に長いキャビネットのダイニング・キッチン

東京にお住まいで、今回愛知県豊川市で家づくりをされるご家族のベース・プランニングがほぼ完了しました。

おうちの中心をダイニング・キッチンにして、そこから全てがスタートするというデザインです。ですから、ダイニング・キッチンは、リビングよりも広いスペースとなりました。

写真は、そのダイニング・キッチンをイメージしたものなんですが、明るい南面の壁にキッチン・キャビネットがズラッと並ぶスタイルなんです。

そして、もしかしたら、その一部にバーチェアを置ける場所を作って奥さんや子供さんが本を読んだり、勉強したり出来るようにするかも知れません。大きなキッチンは、きっと料理好きの奥様の憧れですよね。

そうそう、ダイニング・テーブルの続きという感覚で、シンクのあるアイランドもデザインしています。また、このダイニング・キッチンは、高さ5mもの吹き抜けになっています。ですから、2階にいる家族にもキッチンから声が届きます。

えっ?こうやって言葉でお話ししても、イメージが湧かない?

じゃあ、絵に描いた餅が本物になったら、お見せしますね。それまで少々お待ち下さいな。それとも、皆さんのおうちをプランニングしましょうか?素敵な輸入住宅にするには、このように住み手の個性を引き出すことが、私たちビルダーに求められています。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ウォーク・インのスタディ・ルーム

子供たちは、自分一人の部屋で勉強するのが難しいという話を書いたことがありますが、それは大人でも同じかも知れません。

部屋に籠ってじっくり仕事をするという場合もあるだろうが、ながら勉強じゃないけど、奥さんと雑談をしながらあれこれNETで調べものをしたり、原稿を書いたりすることも結構あるんじゃないかなぁ。実際、この記事を書いている私も、そんな一人なんですが・・・。

そんなあなたには、この写真のような書斎はどうだろう。リビングやダイニングの脇にあるドアで仕切られていない半個室のスタディ・ルーム。写真のイメージは、シックで落ち着いた書斎だが、もっと明るいデザインにしてあげれば、子供たちの宿題スペースにも早変わり。

完全に仕切られていないから家族の空気を感じられ、閉塞感がない状態で自分のやりたいことをやれるし、ちょっと疲れたら飲み物やスナックを気軽に取りに行ける。また、リビング等にいる家族も相手の顔色を見ながら家事が出来るので、孤立した仕事をしているという意識も軽減出来る。

これからの家づくりは、孤独なプライバシー(個室)よりも、家族を感じるパブリック(共有空間)を如何に作り出すかに重きを置くべきだろう。

そういうコンセプトで造ったおうちには、ドアが少ないというふうに感じるかも知れない。あなたに提示された住宅メーカーの標準プランでは、こんなパーソナル・デザインが表現されていたでしょうか。センスや提案力には、大手や中小という概念はありません。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ファンタジーのある屋根裏の個室

幅広のドーマーの前に2つの机。その間には、2人が共有できるソファ・ベンチが設置され、この部屋の主が、仲良しの姉妹であることを物語っています。一昔前は、子供たちがそれぞれ個室を与えられるというのが一般的でしたが、今のトレンドは、兄弟が一緒に暮らす間取りとなっています。

窓から差す明るい木漏れ日の光が、淡いグリーン・グレーのドライウォールを照らします。また、白いシングル・ハングの窓や幅木と壁の相性もピッタリですね。真っ白な家具類も壁の色に映えて、薄っすらアンティークを感じさせる色に変化して見えるのは、色の反射と目の錯覚を利用した計算されたインテリアだからです。

色遣いも、白、淡いグリーン・グレー、薄いピンクの3色のみを利用しているので、ゴチャゴチャ感がなく、エレガントなインテリアを実現しています。

光と影のコントラストを美しく表現するなら、素敵なカラーバリエーションの塗り壁、北米のドライウォールしかないですね。

床の仕上げは、薄いピンク・グレーのカーペットですが、北米ではフローリングより一般的。フカフカの舶来カーペットは、カビやダニも意外と出ないから不思議です。

皆さんのおうちでもこんなデザインのインテリアに挑戦してみませんか?こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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私もプランを描きますよ

ご相談頂いたお客様に対して、ホームメイドの家づくりについての説明から実際に建てさせて頂いたお宅の見学、計画や要望の聞き取りまでを私が担当して、その後のプランの検討・作成をスタッフの松葉が行い、私が再度そのプランについて意見を加え修正するというのが、最近の仕事の流れでした。

ところが、増税前で多くの皆さんが真剣に家づくりを考え始めたのか、それとも急にレンガ積み外壁やドライウォールの内装という本物志向の人が増えたのか、私たちと一緒に家づくりをしたいというご家族からの相談を立て続けに頂いております。

今までそれ程忙しくはなかったので、その反動と言えばそれまでなんでしょうが、松葉一人でプランニングを全て引き受けてもらうには、ちょっと無理があるかも知れません。また、うちのように手間・暇を掛けて家づくりをするビルダーだと、今からプランをスタートしないと消費税の軽減措置期間に間に合わなくなる恐れがありますから、大変です。

そこで、急遽、私も久々にプランニングをやることになりました。(まずはラフのラフで描いていますので、あまり綺麗な絵ではありませんが・・・)まあ、長いこと輸入住宅の建築に携わってきましたから、いざとなると結構いいプランが頭にひらめくもんです。

よく天から何かが降りてきて、スラスラ手が動くなんてことを言う人もいるようですが、まさにその状態ですね(笑)

こういうプランニングは、今までどこでうまく行ったかとか、どこを実際に現場で苦労したかなど、経験や知識がないといいものは描けません。それがセンスというやつですね。

また、描くだけでなく、どんな空間デザインになるかを3D(立体)でイメージしていないと、実際に出来たものが満足出来ないものともなりかねません。

建築設計は、やっぱり芸術であり、デザイナーの仕事ですね。勿論、構造的な強度も、家づくりの大切な検討要素ですから、実際に施工までやる私たちのようなビルダーが、家のプランを考えるのは理に適っていると思います。

さて、これ以上プランニングをお願いされたら、どうしましょうね。小さな会社ですから、ちょっとお待ち下さいませ。私たちの考えや建築に共感し施工を希望される方は、ご相談下さい。

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もう在庫も残り少なくなってきました

2ヶ月程前にレクサンドーレン(レクサンド)の玄関ドア用ガードプレートを購入頂いた栃木県在住のお客様から、写真付きのメールを頂戴しました。

写真は、ガードプレートの取り付け前と取り付け後です。

以前お話ししたかも知れませんが、この製品は既に生産がされておりません。

また、この製品については、私共の在庫ももう殆ど残っていないので、運よくお分けすることが出来てよかったと思っています。

ASSA社のロックケース用のガードプレートは今となっては貴重ですから、ドア共々大切にお使い頂けたら、嬉しいですね。

さて、皆さんの家は、玄関ドアのセキュリティは万全でしょうか?

下記は、お客様から頂いたメールです。

<お客様からのメール>
「新居の追加工事が今週やっと入りまして、大工さんに取り付けてもらうことができました。お約束していた写真を送らせていただきます。

ガードプレートは我が家の玄関ドアに問題なく簡単に設置することができました。

一階で寝ているため、これで安心して眠れます。ありがとうございました。

また、電話やメールでの親切なご対応に心から感謝致します。」

詳細説明資料:
レクサンドーレン(スウェドア)用ガードプレート 【PDF】

北米輸入玄関ドア用ガードプレート【PDF】

また、木製玄関ドアの塗装には、パラペイント ティンバーケア【PDF】 をお使い下さい。

もう数もありませんので、購入及び取付け施工を希望される場合は、早めにお問い合わせ下さい。在庫がなくなり次第、販売は終了となります。また、合鍵用のブランクキーが必要な方もご相談下さい。
→ その後、販売可能なガードプレートの調達ルートを確保しました。スウェドアにも取付け出来ますよ。

輸入の窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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