お知らせ : ページ 269

台風が来ないといいなぁ

今日の稲穂

私の会社のある日進市は、新興住宅地でお洒落なカフェやお店もいろいろ増えてきていますが、少し幹線道路から離れると、田んぼや畑の広がる田園風景です。

こちらの景色は、自宅から自転車に乗って通勤する途中で撮影したものです。既に黄金色になった稲穂もありますが、ここのものはようやくモミが葉の間から顔を出して徐々に頭が重くなってきたところです。

こうなってくると、あたり一面はお米が炊き上がったようないい香りがするようになります。いや~、朝からお腹が空いちゃうじゃないですかぁ~!

でも、こういう風景は、ずっと近くにあって欲しいものですね。今日は、輸入住宅とは全然関係がないお話で申し訳ありませんが、たまにはご容赦下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 日常日記 | タグ: , |

OAKRIDGE SUPERの長期保証

オークリッジスーパーの保証内容

輸入住宅でよく使われる屋根材、アスファルト・シングル。

最近は、国産住宅の屋根にも施工されるようになってきましたが、軽くて丈夫、そして長い耐久性能があるということで、従来のスレート瓦(カラーベスト・コロニアル等:コンクリートの板に防水・着色塗装をした屋根材)やガラス質の釉薬を表面に塗った陶器瓦に取って変わろうとしています。

つい何年もの間私たちが使ってきたのは、「オークリッジプロ30」と呼ばれるアメリカ オーウェンス・コーニング社のアスファルト・シングルでしたが、その保証は30年。

スレート瓦葺きは10~15年で塗り直しをしなければいけないですし、陶器瓦も耐用年数は25年と言われてきました。それに引き換え、「オークリッジプロ30」の保証は、塗替え不要で30年は持つということですから、すごい耐久性ですよね。

でも、最近そのオーウェンス・コーニング社から、「オークリッジスーパー」という新しい製品が登場してきました。

写真の補償内容をご覧頂くと分かりますが、何と保証期間には制限がありません。また、見た目的には、美しい「オークリッジプロ30」と全く見分けが付かない程のデザイン性もあります。勿論、保証する場合の条件や施工後の年数によって、保証内容は変化するのですが、何年後までしか保証しませんという規定がないのです。

「オークリッジプロ30」よりは価格も高くはなりますが、ライフタイム・ワランティー(一生涯保証)というおまけは、画期的ではないでしょうか。それも、アメリカだけでなく日本国内でも適用される保証です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: アスファルト・シングル屋根材 オークリッジプロ30 (2007年10月11日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

お湯のかけ流しには、もってこいか?

Ashfield

アメリカの水栓金具メーカーが出している洗面用の水栓金具です。

ブラッシュド・ニッケルという色で、グレーがかった銀色を磨いたような感じがお洒落感を出していますね。

また、お湯とお水をワン・ハンドで調整するレバー・ハンドルの形が、まるで井戸の手漕ぎポンプのようなデザインになっていて、レトロ感も満載といったところでしょうか。

また、水道が出る吐水口のデザインもユニークでしょ。普通は、パイプ状の蛇口なんですが、竹を半分割ったような形をしていて、かけ流しの温泉が湧いて出てくるような感じがしますよね。

洗面ですから、手や顔を洗う訳ですが、天然のわき水が出てくるような気がして、楽しいかも知れません。こういう水栓金具が洗面に付いていたら、お客様や子供さんの友達が遊びに来ても、きっと喜んで頂けること間違いないです。

輸入の資材は、家への愛着というものを考えた商品が多いですから、金額以上の価値があるのではないでしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , |

バランサーの糸切れ

輸入サッシ バランサーの糸切れ

築30年の輸入住宅に住まわれている方からご相談を頂きました。

この方は、中古でこのおうちを購入されたそうですが、今までメンテナンスらしいことがなされていなかったのか、あちこちボロボロという感じのようです。

今回のご相談は、窓。購入された際に、図面や仕様書などを頂けなかったのか、サッシ・メーカーは不明とのこと。輸入サッシの両サイドで吊っている糸が切れて、窓の開け閉めが出来なくなってしまっているようです。

送って頂いた写真を見る限り、カウンター・バランスと呼ばれるタイプのサッシ・バランサーのようで、窓のデザインもクラシックで素敵です。

こうしたバランサーは、アンダーセン(Andersen)社のダブルハングにも使われている部材ですが、一般の皆さんがご自身で交換するには少々技術と経験が必要です。

勿論、慣れれば誰でもやれるとは思いますが、やったことのない人がやるにはハードルが高い作業ですね。当然、国産サッシを扱う街のサッシ屋では、全く歯が立ちません。

こうしたバランサーは、窓の大きさ・重さによって引っ張り上げる為の強度が違います。ですから、形状や寸法を正しく把握して、その窓に合ったバランサーを調達しなければなりません。

私たち ホームメイドなら十分対応出来ますから、安心して下さいね。因みに、こうしたバランサーは、10~15年の寿命ですから、こうなる前に早めに交換するようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

インシュレートの開き窓(ケースメント)

インシュレート(Insulate)のケースメントサッシ

ケースメント(ケースマスター)と呼ばれる横に開いていく輸入サッシ。

こうしたサッシには、開閉する為の金属部品がいろいろと取付けられているのですが、窓メーカーや大きさによって違うパーツが付いています。その為、私たちも一様に同じ部品を在庫する訳にもいきません。

この写真に写っているのは、窓を動かす為のオペレーター・アームと窓を支える為のヒンジと呼ばれる部品です。

この輸入住宅は、19年前に新築された家ですが、建てた住宅メーカーは既に倒産していて、輸入サッシをメンテナンス出来る相談先が全くなかったという状況でした。

ですから、少し不具合があってもそのまま使い続けたのでしょう。いずれの取付けビスも少し緩んできている感じがしますし、中にはビスが既に脱落してしまっているところもあるようです。

インシュレート(Insulate)社のサッシは、樹脂製ですから、一旦ビス穴が広がってしまうとビスが緩くなって付け直すことが難しくなります。

また、こうした不具合が起こる原因は、サッシの建具(障子)が歪んだり、曲がったり、傾いたりして、サッシ枠の中にうまく納まらなくなった為に無理やり開閉しようと力を掛けたことだろうと思われます。

ですから、開閉に支障をきたしたからと言って、金具を新しくしただけでは同じトラブルが発生します。当然、このまま放置すれば、開かずの窓となるだけです。

建具の建て起こしを調整した上で、不具合のある金物を交換してあげることこそ、必要なメンテナンスと言えるのです。(最悪、新しい建具を輸入することも必要です)

でも、それが出来る専門家は、日本には非常に少ないかも知れません。多分、ご近所のサッシ屋さんやリフォーム屋さんはお手上げだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , |

トーション・スプリングの断裂

トーションスプリングの断裂

名古屋市のお客様から、三和シャッター製ガレージドアのトーション・スプリングが切れてしまったので、修理出来ないかという相談を頂きました。

スチールかアルミかで出来たガレージドアで、天井とドア・レール(ガイド・レール)とのスペースも殆どありません。

また、電動オープナーも通常の輸入品とは違い、工場の機械に付いているような外観の旧式なチェーンドライブのものが設置されています。

トーション・スプリングもドアの重量の割には大きなものが付けられていますが、これは三和さんのオリジナルでしょうか。トーション・スプリングを交換するにしても、取り付け金物の形状が違いますし、私たちが持っている輸入のトーション・スプリングが取り付けられるかどうかは疑問です。

こういう場合、私たちとしてはガレージドアのシステム全体を新しい輸入のものに交換することをお勧めします。北米での実績もありますし、交換すべき部品類も国内在庫で賄えます。

今回、お客様は三和さんにも相談されたそうですが、古い形式故にシステム全体の交換しか出来ないと言われたそうです。国内の製品は、常にモデルチェンジがありますし、その度に部品も変化してしまいます。ですから、時間が経ったものについては部品交換での修理が出来ないということはよくあることです。

このように特殊な状況での設置をする場合、輸入のガレージの価格は高くはなりますが、後々のメンテナンス費用はお値打ちになるはずです。勿論、輸入のガレージドアは、見ため的にも格好いいですしね。

ここでも、急がば回れという言葉がピッタリくると思うのですが・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

ペアガラスには向きがあります

マーヴィンのペアガラス

こちらは、先日窓の入れ替えを行った時に撮影したペアガラスの拡大写真です。

室内側から撮ったのですが、「TEMPERED(強化ガラス)」と書かれたアルファベットや数字の記載が読めますよね。

このマーヴィン(Marvin)の窓を含めて、輸入のサッシのペアガラスは、全て室内側から見た時に文字が読めるような向きで取付けられています。

そんなのどちらでもいいとお考えの方もいるでしょうが、実はそれは間違いなんですね。最近のペアガラスの多くは、断熱性や耐紫外線性能に優れたLOW-Eと呼ばれる断熱被膜を張ったガラスが用いられています。

断熱被膜は、夏向き(太陽の熱射を跳ね返す)か冬向き(室内の熱を逃がさない)かによって、外側のガラスに張るか、内側のガラスに張るかが異なるのです。因みに、両方のガラスにLOW-E被膜を張ることは出来ません。もし張った場合は、ガラスが熱割れを起こす危険性があるからです。

ペアガラスが割れたり、ガラスが内部結露で曇ってしまったりした時は、ガラスの交換等が必要になります。そんな時、こうしたことを知らない地元のサッシ屋さんやリフォーム屋さんが施工をすれば、間違った取付けをしてしまうかも知れません。

だからこそ、専門知識を持った輸入住宅のプロにお願いすることが大切なんですね。(輸入住宅の建築をする業者さんでも、ここまでのことは殆ど理解していないですが・・・)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: |

空き巣は、何度もやってくる

ピーチツリーのスチール玄関ドア

先週、お付き合いのある損害保険会社の方とお話する機会がありました。

その方曰く、最近クライアントのお客様のおうちに空き巣や泥棒がたくさん侵入するようになっているとのこと。

そして、空き巣たちは、一度味を占めた家には何度も侵入を繰り返しているらしいのです。

そうした泥棒に対して警察もなす術がないようで、現場検証と聞き取りをするだけで、犯人の検挙や盗品の回収はほぼ100%難しいと住人の方に対しておっしゃっていくそうです。

以前私のお客様のおうちにやってきた空き巣が、防犯カメラに写った写真をお見せしましたが、彼らは帽子や目出し帽を被っているから、人物の特定は出来ませんし、車もナンバーを変えたり盗難車だったりしているので、どこの誰かは全くつかめないのです。

そういう被害に遭った人たちの多くは、2つの選択肢の中から対応を選びます。まずは、セコムやアルソックのような警備会社に頼んでセキュリティ対策をするというもの。

ただ、これは前にも記事に書いたように、侵入後15~20分してからしか警備員は現場へは来ませんから、空き巣を捕まえるということを目指している訳ではありません。警備員が駆け付けるまでの間は、泥棒たちも安心して物色出来てしまうのです。

お金を掛けて警備会社を頼んでも、結局役には立たないというのが実際です。

もう1つの選択肢は、何もしないという対応です。1回入られたからもう入らないだろう、という根拠のない理屈や油断がそこにはあります。

空き巣たちは、一度入るとその家の間取りやどこに何があったかを覚えています。だから、仕事がしやすいのです。1回目の侵入では15分程度の時間しかその家には滞留しませんから、その時取り切れなかった物品やお金は次の機会に頂きにきます。

勿論、彼らも捕まりたくはないですから、対策を打つ前に再度来るか、対策状況を確認してそれが甘いと判断したら、安心しきった時期を見計らって再度侵入を試みます。

保険屋さん曰く、3度も入られたお宅もあったそうです。防犯対策では、絶対大丈夫というものはありません。でも、空き巣の侵入を遅らせたり、侵入に手間が掛かると思わせたりすることは可能です。

彼らは15~20分という限られた時間しか与えられていませんから、侵入に手間や面倒が掛かることを極端に嫌がります。一見簡単でオーソドックスな対策でも、意外と効果のあるものもありますし、複数の対策を取ることで侵入を諦めさせることも可能なのです。

皆さんのおうちで普段玄関ドアに鍵を掛けないなんて人はいないでしょうね?40年前の日本でしたらそれもOKだったかも知れませんが、今の日本で水と安全はただなんて考えている人は、あまりに呑気かも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: iPhoneに送信された空き巣の動画 (2016年3月4日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 健康・安全 | タグ: , , , |

まだスチール製があるんですね

THERMA CLASSIC

最近の輸入の玄関ドアは、オーソドックスな木製か、ファイバーグラス製のものが多く見受けられますが、ガレージ・ドアに於いてもその傾向が強いようです。

ただ、ガレージ・ドアに使われる素材は、まだまだスチール製のものがアメリカでは多く使われています。(尚、アルミ製のものも存在します)

このガレージ・ドアもその一つ。観音開きのダブルドアのように見えますが、ドアが上に巻き上がるオーバースライダー式のガレージ・ドアです。

表面に塗装したスチール・パネルを用いていて、その内部に断熱材を充填してありますから、ガレージの中は夏でも冬でも一定の室温で作業することが可能です。

勿論、夏の太陽も遮ってくれますから、日差しのある屋外の駐車場に車を放置しておくのに比べて、乗車時の快適性は格段に違います。

車内の居住性や防犯性、厳しい気象条件が与える車への影響、車のメンテナンス作業時の体への負担、降雨時の乗降等を考えると、ガレージがあるのとないのとでは相当な違いが生ずると思います。如何でしょうか、皆さんもガレージ付きの輸入住宅に住んでみては。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , , |

窓交換時の防水下地処理

交換窓の下地防水処理

先日、輸入サッシからの雨漏りで構造用合板等が腐っていた様子をご覧に入れましたが、腐った部分を新しいものに入れ替えて、そこをどのように防水施工したのかをお見せします。

ここは、非常にノウハウが詰まった部分ですから、普通のビルダーさんなら秘密にしたいところだと思いますが、広く対処方法をお知らせする為に、敢えて公開しています。

一番先に特殊で高機能な防水シート、ウェザーメイト・プラスを窓及び外壁面に張ります。

窓に張るというのは、窓の周囲にも室内側へ巻き込んで張るという意味で、壁と窓とが接する内側部分にまでシートを張っていますから、万一窓から漏水しても構造体に雨が掛からず、防水シートの外側へと流れていきます。こうすることで、サッシの万一の漏水でも構造体にダメージを与えないように出来るのです。

また、このウェザーメイト・プラスは、構造体側からの湿気は外側に放出しますが、外壁側からの湿気(空気)や雨(水分)は通さないという不思議な機能を持っています。

だから、構造体に水分が入り込んで、それが湿気となった時には外へと放出されます。また、外からの湿気は入り込めませんから、防水シート内で湿気が水分に変化して内部結露を起こす危険性もありません。

また、窓下にはブチル・テープといった防水テープを張っていませんから、窓下が雨水で膿んでしまう(滞留してしまう)ことも防げます。

今回外壁はモルタルを20mm厚で塗り固めた塗り壁でした。それも通気層を取らずに構造用合板に直貼りする形でしたから、窓を交換する為に切り取った窓周囲のモルタルと新しく防水処理をした部分との境い目が一番のウィーク・ポイントとなります。

そこで、境い目ギリギリまで防水シートやブチル・テープを張り込んで、そこに防水コーキングをしっかりと打ちました。

(本当は、塗り壁を全部剥がして、通気層を施工した上でサイディング+塗り壁を施工したいところですが、費用対効果を考えて一番ベターな方法を取りました)

ここまでやれば、来週やってくる猛烈な台風でも、雨漏りは絶対しませんよ。(と言いながら、人智には限りがありますから絶対などということは、本当はあり得ません)

まだまだお見せしたい部分や書きたいノウハウはたくさんあるのですが、そこまで紙面を割けませんので、おおよそ肝になる部分をご紹介させて頂きました。

(やり方は、既存の建物の状態によって千差万別。これならどこの業者さんでも出来るなんて、安易に思わないで下さいね。失敗したら、また費用が掛かりますから・・・)

次は、この壁をどう仕上げたのか(ここも重要です)になってきますが、それはまたの機会に・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>:アルミクラッド・サッシからの雨漏り (2016年8月24日)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |