お知らせ : ページ 135

これから木部の防水塗装です

先日、外装のアルミパネルを外して木製の建具枠を露出させ、古いペアガラスをも外した様子をご覧頂きました。

今回は、その枠に新しいガラスを装着して、アルミパネルを復旧させた状態の写真をご覧に入れましょう。

如何でしょうか、ガラスもピカピカですし、白いアルミの外装もきれいに納まっていますでしょ。

ペアガラスは、防水テープで固定されていますし、更に屋外側のガラスの周囲やアルミのつなぎ目には防水処理を施してあります。

リッチモンド(Richmond)のサッシの構造的な弱点なども、窓を分解することによって分かりましたから、そういった部分にも防水補強を施してあります。

アルミクラッドの木製サッシを分解修理することが出来るのは、広い日本でもそんなに多くはいないと思いますから、今まで悩んでいた方のお役に立てるのではないでしょうか。

ガラス交換だけでなく、飾り格子の固定ピンの交換や網戸の修理、建具の木部防水塗装なども今後順次行っていく予定ですから、そういう一連の作業が完了したら、またご覧に入れますね。

<関連記事>: 丸裸にしたところです (2020年9月25日)

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足場があるうちに

昨日、愛知県大治町の輸入住宅で、輸入サッシのガラス防水処理を行ってきました。

このおうちは、お客様が直接お願いされた外壁塗装の為に、周囲に足場が組んであります。

ただ、塗装は週半ばに完了していて、週明け早々に足場の撤去が始まる予定でした。

そこで、塗装と足場撤去の間を突いて、屋外側からペアガラスの防水処理を行ったという訳です。(シングルハングの上窓はFIXですから、外部足場がないと2階での外からの作業は出来ません)

全部が全部家中のガラスを防水するのは、少々時間がありませんので、足場が必要な2階以上のサッシを重点的に施工する形にしました。

写真は、2階にある樹脂サッシのガラスにマスキングテープを張った処の様子です。このように、建具枠から少し離した位置にテープを張ることで、枠とガラスを同時に防水することが可能になります。

ただ、ガラスにあまり幅広に防水コーキングを付け過ぎると、部屋から外を見た時にあまり美しくありませんから、その塩梅が肝心です。勿論、この作業の前にはガラスの周囲や枠といった部分を雑巾で拭いてきれいにしておくことも大切ですよ。(どうしても取れない汚れは仕方ないですが・・・)

それにしても、私は高所恐怖症ですから、高い場所での作業は本当に冷や汗ものです。(でも、だからと言って手抜きはしませんよ)

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丸裸にしたところです

昨日、トステム(トーヨーサッシ)が輸入・販売していたリッチモンド(Richmond)製ダブルハング・サッシのペアガラスを外しました。

古いペアガラスが内部結露を起して曇っていた為、交換する目的でガラスを外したのですが、ガラスは外装のアルミカバーで固定されていますから、アルミの板材を全て外さなければペアガラスは外せません。

これが相当厄介な作業で、適切な道具と力仕事の2つが必要でした。アルミの外装はしっかりと建具の木枠にくっついていますから、そう簡単に外れるものではありません。

無理に外そうとすれば、アルミの板が曲がって使いものにならなくなります。トステムでは現在この窓を扱っていませんから、部品の供給もありません。ですから、部品を壊してしまったら、一巻の終わり。

丁寧に時間を掛けてこの状態にするのに、1日掛かりました。ペアガラスを外した木枠の周囲には、防水テープの残骸がしぶとく残っています。

黒っぽい跡がそれですが、これも丁寧に剥がしてきれいにしないと、木枠と新しいペアガラスとの間に隙間が生じてしまいます。隙間があれば、湿気がある空気がペアガラスの周囲に入り込んでしまいますから、古い防水テープを残しておいてはいけません。

通常のアルミクラッド・輸入サッシは、このように建具を分解してガラスを交換するという離れ業は出来ません。

ですから、既に国内でのサービスが受けられないリッチモンドのサッシのガラス交換が出来るのは、お客様にとってはラッキーなことだと思います。(私たち施工者にとっては、相当厄介ですが・・・涙)因みに、この修理が出来る人は、日本に何人いるんでしょうねぇ?

<関連記事>: このサッシのガラス交換は大変です (2020年8月4日)
<関連記事>: これから木部の防水塗装です (2020年9月28日)

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サッシ調整が必要かも・・・

輸入サッシの技術使ってOEMで樹脂サッシを製造しているクレトイシ。

そのケースメントサッシに使われているクランクハンドルが破損したということでご相談を頂きました。

写真のようにオペレーターとの接続部分が、完全に破壊されています。鉄の鋳物で出来ていますから、余程の力を掛けないとこんなことにはなりません。

現状お客様からは、このハンドル部品だけが欲しいというご依頼ですが、ハンドルを交換した処でオペレーターのギアが回しにくいという状況は変わらないでしょうから、交換してもすぐに壊れてしまう可能性があります。

まあ、ここまでハンドルが壊れていると、オペレーターの方にも相当ストレスが加わっているでしょうから、そのうちオペレーターの方も交換することになるかも知れません。

こういう場合、その原因はサッシの掃除といった手入れが不足していることだろうと思われます。サッシの枠周辺に砂や油汚れが溜まっていると、建具を支えるウィンドウヒンジの動きが悪くなります。

特に建具の下側のヒンジの動きが悪くなりますから、上側のスムースな動きに追随出来なくなります。そうなると、建具の上下で動きに違いが生じますから、建具が斜めに傾いた状態でドア枠の方に向かって閉まります。

ただ、建具の上はきれいに納まっても、下側はまだ窓枠まで到達していません。ですから、窓が十分閉まり切っていない状態となり、ロックも掛けづらい状況となりますから、それを無理やり閉めようとしてオペレーターやハンドルを目一杯回そうとします。

これはオペレーターやハンドルの不具合で起きている訳ではありませんから、そんなことをしても窓が閉まることはありません。逆に、オペレーターやハンドルにストレスが掛かって、そちらに不具合が発生するというのがパターンです。

こういう時は、サッシの建て起こし(水平・垂直)や部品を調整する必要がありますから、専門家に相談して診てもらうことをお勧めします。

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バランサー・ブリックがボロボロです

今日、尾張旭市のお客様のおうちに伺って、マーヴィン(Marvin)製ダブルハングサッシ、2ヶ所のメンテナンスを行ってきました。

主な作業は、バランサーの交換とガラスの防水処理。そして、サッシの開閉具合の調整です。

長年使っていると、窓の開閉が重くて動かしづらいなんてことがよくありませんか?そういう調整作業をすると、見違えるように動きがスムースになります。

さて、写真は交換した新旧のバランサー。古いバランサーは、建具を支えるバランサー・ブリックの部分が劣化して割れています。これでは、建具がバランサーから外れて、下へ落ちてきてしまいますよね。新しいものが正しい形状ですから、その破損状況がよく分かります。

バランサーの不具合は、この部分の破損の他に、ヒモ切れやバネの劣化による吊りヒモの強度不足などがあります。何れの場合でもバランサーそのものを交換しないことには直りませんから、10~15年程度経ったら定期的に交換するようにして下さい。

また、バランサーの交換の際は上下の建具を全て外さないといけませんから、ペアガラスの内部結露を防ぐ為に、ガラスの周囲やアルミ枠のつなぎ目などを一緒に防水処理してやると、サッシのトラブルを減らすことが可能です。

手間を惜しまず、やれる時にやれることをしてこそ、家は長持ちするんです。そうそう、交換の時はガラスや窓枠の掃除も忘れずに!

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何でも掛けられるペグボード

小さな穴が明いた赤い板は、ガレージや収納の中の壁に取り付けて、工具や材料を掛けておく為のペグボード。

色はいろいろありますし、素材もプラスチックやスチール製などが売られています。

アメリカ人は、外に車を置いておくと盗まれたり傷付けられたりするので、殆どの家にはビルトインのガレージが付いています。

ただ、ガレージ内は大きな空間があるだけで、意外と物を置いておく場所がありません。でも、壁だけは左右や後方にいっぱいありますから、こうしたボードをたくさん張り付けて、フックや棚を自分の好きなように掛けていきます。

勿論、ガレージだけでなく、家の中でも工具や洗剤などが必要ですから、収納庫やランドリー、子供部屋にこうしたボードを付けて実用兼インテリアにする人もたくさんいます。

穴はどのメーカーのものも一定のようで、オイル・ペーパー(キッチンペーパー)のフォルダーやワイヤーラック、フックなどのアクセサリーが豊富ですし、後で買い足しても取付け出来ないということはありません。

日本でも欧米のように一定規格でものが製造されていれば、もっと効率的で安く広く普及するものがあるような気がします。私たち ホームメイドでは、こうしたインテリアのアクセサリーも家と一緒に輸入していますから、トータルでデザインをコーディネート出来ますよ。

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インシュレートのものかも・・・?

茨城県の建築会社さんから、お客様の家の掃出しサッシのハンドルが破損したので、相談に乗って欲しいという問い合わせを頂きました。

輸入サッシのメーカーはどこか分からないということでしたので、この写真をお送り頂きました。

金属で出来たハンドルの台座が千切れて、ハンドルが取れてしまったという感じですね。

余程強く引かないとドアが開けられなかったという感じなんでしょうね。何度も強い負荷がハンドルの台座に掛かった為、徐々に割れが入って最後には脱落したということだと思います。

ハンドル形状からすると、インシュレート(Insulate)のもののデザインによく似ていますが、本当にそうかどうかは分かりません。ただ、同じものが違うメーカーの窓に付いていたとしても、然程不思議なことではありません。

こういった部材は、部材メーカーが汎用として製造していますから、複数のメーカーが同じものを使っているなんてことはよくあることです。ただ、安易に断定するにはまだ情報が少ないですから、これを装着するモーティスロックがどのような形状であるかも確認しなければなりません。

恐らくここまで破損するということは、ドアの建て起こしの歪みやロックの引っ掛かり、戸車の変形やモーティスロックの寿命といった原因があって、最後にハンドルが破損したというシナリオが考えられます。

単に交換するだけでなく、元々の原因自体を解決するよう調整を行った上で、ハンドルを新しくして差し上げたいものですね。

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久しぶりに描くと、死にそうになります

最近、修理やメンテナンスの仕事がたくさんあって、なかなか新築の仕事に手を付けられなかったのですが、何とか時間を見付けて今日描き上げることが出来ました。

レンガ積み外壁の結構大きなおうちのプランですが、時間もないのでイメージしながら描いていける手描き手法で作りました。

これだと、使い勝手を考えると同時に構造的な強度(構造壁線)も考えられるので、3次元でイメージ出来る人にとっては、一番いいやり方かも知れません。

ただ、案が固まるまでは、描いたり消したり、集中出来ない時は少し他のことをやったりという感じですから、なかなか最終案が決まるのに時間が掛かります。

そのうち、AIがプラン図までスイスイ描く時代が来るのでしょうが、人間の力が及ぶうちは何とか描いていきたいと思います。

お客様には結構お時間を頂いてお待たせしましたが、気に入って頂けるかどうかは別問題。こんな建物が、瑞穂区の住宅街に建ったら、結構皆さんビックリするかも知れませんね。

ただ、私の絵では本物の迫力は伝わらないとは思いますが・・・。来年には新型コロナも収まって、またカナダからレンガ職人が来てくれると嬉しいですね。

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調査の際にも取り外します

先日、スパイラルバランサーが使用された輸入樹脂サッシの記事を書かせて頂きましたが、スパイラルバランサーを建具と連結させる部品であるピボットシューを取り外している様子が、こちら。

窓枠にある狭いレール空間の中で、ピボットシューが上下して建具を動かします。

ご覧のようにピボットシューは、溝の中に入り込んでしまっていますから、人力では取り出すことが出来ません。

でも、取り出さなければ、正確な大きさや形状を把握出来ませんから、修理の時だけでなく現地調査の際にもこれを外に出さなければなりません。そこで私たちは、フレーム・エキスパンダーというレール拡張工具を使ってレールの開口を広げます。

フレームの下端と比べて、工具辺りの開口幅が広がっているのが分かりますね。こんなことをすると、樹脂製のフレームが割れてしまうように思われるかも知れませんが、ゆっくりと広げていきますし、部品が取り出せる幅以上には広げませんから、割れたことは今までありません。

ただ、フレームの溝を広げる作業は、結構な力を要する仕事ですから、手作業でたくさんやることは出来ません。フレームの一部をカットして取り出す方法もありますが、一度カットしたらもう元には戻せませんし、見た目も美しくありません。

この方法であれば、工具のネジを緩めるだけで、フレームが以前の状態に戻ってくれますし、一切傷付かないという点で優れています。スパイラルバランサーやコイルバランサーが装着された輸入樹脂サッシでしたら、これはバランサー交換では必修です。

<関連記事>: 機能していないスパイラルバランサー (2020年9月7日)

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入荷したガラスが割れていた

今日、リッチモンド(Richmond)製の輸入サッシに取付ける新しいペアガラスが入荷してきました。

ただ、今回は何故か梱包がいい加減で、今までのように段ボールやプチプチで厳重にくるまれているという感じではなかったのです。

やはり、予想の通りいくつかあるペアガラスの内の1枚が、案の定角に欠けがありました。

恐らくこの部分は、建具枠やアルミカバーで隠れてしまう部分だと思いますが、ここから将来割れが広がらないとも限りません。まあ、輸送途上や出荷の際のトラブルはある程度仕方がないことですが、今回は明らかに出荷担当の人間のケアレスミスだと思います。

輸入資材の多くは、注文から製作、そして出荷までの時間がある程度掛かることが多いですから、こういう場合は早めにメーカーへ連絡して早めに対処してもらうようにすることが大切です。

そう、腹を立てた処で何も解決にはなりません。それより冷静に手配を進めることの方が大切です。お客様には少しお時間を頂戴しなければなりませんが、いい加減な状態で修理をする訳にはいきませんから、その点ご容赦願います。

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