消費増税前で、業界が忙しいのはいいことか?

消費増税前で、業界が忙しいのはいいことか?

最近、どの業者さんと話をしても年内は出来ないとか、資材がないので日程調整が出来ないとかいったことを言う人ばかりになってきた。

バブル崩壊やリーマンショックで、一旦景気が冷えてしまって、事業を縮小したり、業界そのものの許容量が減ってしまったりした住宅産業では、この需要増を支えられるだけの余力がない。

それだけ忙しければ、利益や売上げがアップするのだろうが、増税後の閑古鳥が鳴けば、またしてもダメージを被るのは建築業界に携わる人たちに他ならない。

今回、家のリフォームをお願いされたのだけれど、取り敢えず業者さんの状況をみて、空いた時に仕事をしてもらうようにするしかないな。

このおうちは、在来工法の日本家屋なんだけど、荒壁までの仕事で終わっているから、この上に石膏パテを塗ってドライウォールの塗料で漆喰壁のように仕上げようかと考えている。日本家屋でも素敵になるというのをお見せしますよ(笑)

まあ、とにかく焦ってやらないで、この嵐をかいくぐってやっていこうと思います。今までもそうやってホームメイドはきたんですから・・・。

それにしても、こんな時に建売りを買う人は気の毒だ。人件費を含めた全ての費用が上がっている上に、来年3月末という期限に納めなければいけない状況では、目に見えない手抜きや低品質な資材が横行するんだろうなぁ。

それって、本当は価値より高い買い物なんだよね。家づくりには、適切な時間と適切な費用(手間)が掛かるんですよ。それは、皆さんの商売と同じです。

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