輸入サッシ、マービン(Marvin)は輸入住宅で使われている代表的な窓のひとつです。20年近く前の輸入住宅ブームの時から施工されていますので、国内でも多くのユーザーがいると思います。
今回、愛知県西尾市と奈良県五條市の方から、網戸の固定用部品「スクリーン・ピン」を分けてもらえないかというお問い合わせを頂きました。奈良の方は、新築した時の工務店が倒産してしまい、お願いするところがないという切実な状況です。
写真は、その方からお送り頂いたものですが、透明だったプラスチックのキャップ(つまみ)が黄ばんで割れが見受けられる感じです。
こうなると、内部に仕込まれた小さなバネも折れてしまったりして、ダブルハングのスクリーン・ピンは遠からず網戸から脱落して、固定の用をなさなくなるでしょう。
輸入サッシの部材の多くは、樹脂や金属で作られていますから、その耐用年数は10年程度。都度交換することで適切な機能を果たしてくれますが、それを供給出来る工務店やビルダーがいないのも現実です。
そんな方には私たち ホームメイドが出来る限り対応しますが、まだ新築して頂いた建築屋さんがいらっしゃる場合は、長くお付き合いが出来るようにいつもコミュニケーションを取って頂くことが重要です。
1個100円程度の部材でももしそれがなければ、数千万円で建てたおうちの価値が、どんどんなくなってしまうのですから・・・。お困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、網戸ピンにはアルミ製のシャフトのタイプもありますが、主に悪くなるのは頭のキャップですから、シャフトが樹脂製でも耐久性はあまり変わりません。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。
<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか?
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。