13ヶ所、26本です

13ヶ所、26本です

愛知県のお客様の輸入住宅で、輸入の上げ下げ窓(シングルハング)のバランサー交換をしてきました。

輸入サッシは、メーカーがはっきりしない樹脂サッシですが、構造は極々一般的なものでした。

バランサーは、チャネル・バランサーと呼ばれる金属の棒状のもので、建具(障子)を吊る為に吊りヒモが付いています。

写真は、交換の際に取り外した古いバランサーです。サッシ1ヶ所に付き2本のバランサーが必要ですが、今回は大きさが様々な13ヶ所の窓に26本のバランサーの交換を行い、レールの掃除や開閉調整なども行いましたので、作業に3時間程度掛かりました。

古いバランサーは一見きれいで使えそうにも見えますが、吊りヒモは外れ、内蔵されているバネは錆びて伸縮しなくなってきています。このような状態になると、窓を開けようとする際にバランサーそのものが窓から外れてしまい、窓が開けられなくなるという不具合が生じます。

バランサーは、建具の高さや重さによって決められたものを使う必要がありますが、バランサーそのものにもいくつかの規格が存在します。交換作業そのものも経験のある人にお願いする必要がありますが、バランサーの種類の選定や調達も専門家に依頼するようにして下さい。

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