愛知県のお客様の輸入住宅で、輸入サッシのウェザーストリップの交換を完了しました。
サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂製ケースメントサッシ。
防雨・防風・気密といった各性能アップを図る為に、こちらの窓には建具の周囲1ヶ所とサッシ枠側2ヶ所、合計3ヶ所にウェザーストリップが装着されています。
ただ、ウェザーストリップは通常塩化ビニールで出来ている為、可塑剤が徐々に抜けてしまい、20年以上経つとボロボロに割れてしまいます。特に、太陽光や雨風が強く当たる東面や南面のサッシでは、その劣化具合が顕著になります。
今回お客様からの要望で、家中のケースメントサッシの殆どでウェザーストリップの全交換を行いました。
しかしながら、ミルガード製ケースメントのウェザーストリップは、非常に入手が大変で価格もそれなりですし、交換は屋外側からしか出来ない為、2階の窓の施工では足場が必修となります。
ですから、出費としてはどうしても高く付いてしまいますが、その分正確に作業が出来るので、窓の性能は相応にアップします。
お客様曰く、ウェザーストリップを交換したら、外からの音がしなくなったし、隙間がない分冬の朝の部屋の温度も高くなったそうです。
ミルガードのウェザーストリップは、形状が特殊で汎用品が使えませんが、ちゃんとした部材を入手出来れば、また15年くらいは快適にお過ごし頂けるように思います。でも、ミルガードのウェザーストリップは、取付けが結構難しいんですよね。
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