古いワイザーのデッドボルトの調子が変

古いワイザーのデッドボルトの調子が変

20年近く前に新築させて頂いた愛知県のレンガ積み輸入住宅ですが、今回お客様から玄関ドアのロック金物の調子が悪いということでご連絡を頂きました。

ダブルロックのうちの1つが、鍵を掛けようとしてもデッドボルト・バーが最後まで引っ込まず、途中で引っ掛かるような状態でした。

そうなると、玄関ドアが開けられず、閉じ込められた状態か、建物内に入ることが出来ない状態になってしまい、大変なことになるかも知れません。

この部品は分解修理をすることは出来ませんので、中の状態までは分かりませんが、どこかの場所が欠損又は変形している可能性があります。

また、ハンドルセットに付いているドアラッチについても、鍵爪の先端が削れたような感じになっていますから、交換しておいた方がいいかも知れません。

こちらのドア金物は、全てカナダのワイザー(Weiser)社のものなんですが、現在このタイプのデッドボルト・バーラッチは製造されていない状況です。ただ、他社の製品で形状的に使えそうなものがあるようですから、交換することに問題はないと思います。

将来的にはそのうち金物本体の方も何某かの不具合が出てくるでしょうから、その際は違うドア金物に交換することも考えなきゃいけないですね。

ワイザーの製品は、メジャーではありませんでしたが、カナダの輸入住宅には数多く使用されていましたので、メンテナンスや交換といったことで困っていらっしゃる人は多いかも知れません。

国内で販売代理店がない輸入資材が多くなりましたが、私たちはそういった部材を直接北米から調達出来ます。家はメンテナンスが行き届いていないと、どんどん悪くなりますので、不具合を放置せずにご相談を頂けるといいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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