部材の特定はお客様にてお願いします

部材の特定はお客様にてお願いします

滋賀県のお客様から輸入のケースメントサッシに使われているオペレーターを交換したいというご相談を頂きました。

この窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシですが、交換部材の取り寄せをして欲しいというだけで、具体的な不具合内容はお知らせ頂いておりません。

ですから、オペレーターを交換することで不具合が解消するかどうかもよく分からないといった状況です。

取り敢えず、代表的なオペレーターの形状寸法図をお客様にお送りして同じものかどうかを確認頂くようにお願いしました。

その後暫く経って、お客様から私共がお送りした寸法図とは違う場所を計測したものが送られてきて、部材の特定と見積をしてくれというメールを頂きました。

お客様から頂いた寸法情報で分かればいいのですが、判断の決め手となる部位の寸法計測でないと、私共では適合するものかどうかは判断出来ません。

不具合のあったオペレーターの現物が手元にあれば、適合する部材がどれかを判断出来ますが、メールでのやりとりだけの場合はお客様側で適合するかどうかの最終判断を頂く以外方法がありません。

私たちは、私たちから提示させて頂いたものに基づいて材料の輸入をすることには責任を負えますが、現物確認しない状況で推測に基づいて調達するという無責任な仕事は出来ません。

輸入住宅に使われている部材を供給して欲しいという場合は、まずお客様から形状や寸法、品名・品番・メーカー名といった情報を提供頂き、それと同じか近いと思われるものを私共からご案内させて頂いた後に、欲しい部材かどうかをお客様ご自身で判断頂かないと資材の調達は出来ませんから、お気を付け下さい。

勿論、私共が現地調査を行って部材の特定まで行う場合は、部材の適否に関しても私共が責任を以って調達を行いますし、交換作業まで全てご依頼頂く場合も同様です。

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