元々付いていたものじゃないかも・・・

元々付いていたものじゃないかも・・・

あま市のお客様のアパートに伺って、輸入サッシの鍵部品の交換をしてきました。

サッシは、アルパイン(Alpine)製の片引きの引き違いサッシです。

無事に交換が出来たのですが、アルパインの窓でいつも交換しているロック・クレセントとは若干形状が違います。勿論、交換出来たのですから、取付け穴の間隔や位置は全く同じなんですが、細かな形状が異なっています。

私共が用意した新しいクレセントは、アルパインのサッシに標準的に装着されているものなんですが、レバーの当たり留めのような突起は付いていません。(突起がなくても、必要以上に回転しないような作りになっています)

また、回転する鋳物のラッチ部分の形状も違っています。私が推測するに、この部品は以前一度不具合があって交換しているように思います。

その際、穴位置さえ同じであれば大丈夫だろうと、若干形状が違う部材を調達して取り付けたのだろうと思いますが、ラッチの形状の違いで最後までレバーを回すことが出来ず、それを無理に回そうとしてラッチの先端が折れてしまったと思われます。

先が少し細いことで、ロック受けの方に引っ掛かることが出来ますが、そうなっていないのでラッチが受けに掛からず鍵が出来なくなったように思います。

小さな違いですが、こういう部分まで確認出来れば、ちゃんと長くお使い頂けるはずですので、うまく鍵が掛からない時は専門家に相談して下さいね。

<関連記事>: 不具合のあるロック・クレセント (2023年3月26日)

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