ロックケースを交換しました

ロックケースを交換しました

山梨のお客様の処でオーニングのオペレーターを交換したという記事を書かせて頂きましたが、同じおうちでフレンチテラスドアの修理も行ってきました。

サッシは、ローウェン(Loewen)製の木製サッシ。

深い軒が出ているものの、やはり南に面した場所にある為、塗装などのメンテナンスをしているものの、屋外側の木部には割れや傷みが生じています。

ただ、今回修理を行ったのは、塗装ではなくて鍵の部分。テラスドアのハンドルレバーが自然と下がってしまい、ロックが掛けられなくなってしまうという不具合でした。

当初お客様はレバーハンドルの問題かと思われていたようですが、こういう場合は、アクティブギアと呼ばれる可動側のロック金物(ロックケース)に内蔵されたバネ等の部品に不具合があるのです。

また、ロック金物が破損した原因として、重いドアがヒンジの摩耗で下がってきて、受け金物のストライクの穴にラッチが干渉して開閉しづらくなってきている懸念も想定しました。

ですから、ロック金物の他にこのドア専用のドアヒンジも用意して修理に臨みました。

(実際に現場で状況を確認した処、調整だけすれば既存のヒンジは使えるという判断をしましたが、お客様より随分長く使ってきているので交換しておいて欲しいと言われ、交換しました。外した古いヒンジは何かあった際の予備としてお客様に保管頂くこととしました)

ロック金物は、一度に複数箇所をロック出来るマルチロックになっていますし、製品も新しいバージョンに変わっている為、交換するのは少しだけ面倒ではありましたが、無事に交換することが出来ました。

最後に、レバーハンドルが上下逆さまに付けられていたので、それを正しい位置に付け替えて作業は終了しました。一番よく使うドアだったらしいので、スムースに開閉出来るようになってお客様にも喜んで頂けましたよ。

<関連記事>: 不具合はレバーハンドルの問題じゃない? (2023年1月24日)
<関連記事>: これもハンドルが空回りする原因です (2023年5月26日)

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