バランスシュー以外も点検を

バランスシュー以外も点検を

浜松のお客様からダブルハングサッシに付いているバランサーを修理したいというご相談を頂きました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

バランサー・スプリングの先に取付けられた樹脂製のバランスシュー(クラッチシュー)に明けられた穴が割れてしまい、建具側のピボットバーが差し込めない状態になっています。

ハードの上げ下げ窓は、ピボットバーをバランスシューの穴に固定することで、重い建具をバネの力で持ち上げる(支える)という形で窓を開閉させています。

ですから、バランスシューが破損してしまうと、窓を開くことが難しく開けられたとしても建具が重さで下がってしまうという不具合が発生します。当然それを放置すると、そのうち窓の両サイド共バランサーの不具合が発生しますから、窓が完全に開けられなくなります。

ただ、こういう場合、バランスシューだけが破損しているのか、それともピボットバーやそれが装着されている建具の木部にも不具合がないかといったことも見ておく必要があります。

でないと、せっかくバランスシューを交換しに伺っても、窓の開閉がうまく出来ず、再度修理の為に別の部材を調達して出張してこなければならなくなるかも知れません。

<関連記事>: 窓が下がる感じなら、これを交換 (2023年2月12日)

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