温度差が大きくなると出てきます

温度差が大きくなると出てきます

岐阜のお客様からダブルハングサッシ(上げ下げ窓)のペアガラスが曇ってきたというご相談を頂きました。

サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。

同じ窓が2つ並んだ2連の窓のうちの片方で、上窓のペアガラスだけが内部結露しているとのことでした。

エアコンや暖房を使っていない季節には、こうした現象は出てこないのですが、外気と室内の温度差が大きくなる季節には結露したり曇ったりする状況が見られます。

夏場はペアガラスの室内側のガラスで、冬場は屋外側のガラスの内側でそういうことが起こるのですが、それは冷たくなったガラス側に中の湿気や水分が付着するからなんですね。

ペアガラスは通常外から中に空気が入らない気密空間になっているのですが、何らかの隙間が生じて雨水が中に入り込んでしまうとこういうことが発生します。ペラの場合、これを直す為には、上窓の建具ごと交換しなければなりません。

円安やアメリカでのインフレによる値上げ、海上輸送コストの上昇などで、交換部材の調達も高くなってきています。こうなる前に、出来ればおうちの全てのペアガラスサッシを防水処理しておくことが大切ですが、そうしたメンテナンスを知っている人は国内に殆どいません。

輸入サッシの専門家を見付けて、出来るだけ早くメンテナンスすることをお勧めします。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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