ウェザーメイトプラスを施工しています

ウェザーメイトプラスを施工しています

清須市のお客様から、ロイヤルウッドさんで新築している建物に私たちが施工してきた特殊透湿性防水シート ウェザーメイトプラスを張ってもらえないかという相談を頂きました。

私たちは、材料を供給するから住宅メーカーさんにお願いして張ってもらったらどうかというお話もしましたが、施工したことがないからどうしてもやって欲しいというご依頼でした。

今日、職人さんを連れて現場でウェザーメイトプラスを張ってきた写真が、こちら。裏表・上下を間違えないように、ウェザーメイトプラスを真っすぐ張れているのが分かります。(張り方を間違えると、大変なことになります)

この特殊な防水紙は、室内側からは水は通さないが、湿気(空気)は外に放出するという機能の他に、屋外側からは水も湿気(空気)も通さないという機能があります。

普通の防水シートは、外からも空気を通しますから、日本の夏の湿気った熱い空気をシートの内側に通してしまいます。室内はエアコンで冷えていますから、防水シートの内側で湿気が結露して、水へと戻ります。

これがいわゆる壁体内結露という問題で、アメリカでは壁の中が腐ったり断熱材が水を含んで断熱性能が低下するなどの不具合が報告されています。

防水シートの上から外壁材を張ってしまえば、全く見えなくなってしまい、そうした問題が起きているかどうかお客様には分からないというのが実態ですが、日本の住宅も本当は大変なことになっているかも知れません。

そうそう、ウェザーメイトプラスを留める為のホチキス(ステープル)は、スティンガーという(緑色の丸い)防水キャップ付きのものを使います。

これを使えば、ホチキスの針で穴が明いたウェザーメイトプラスを、防水キャップで守ることが出来るのです。勿論、これを施工する為の専用タッカーも私たちは持っています。

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