剥がれは直らないけど、どうでしょうか?

剥がれは直らないけど、どうでしょうか?

昨日、名古屋市のお客様から、玄関に取り付けたスウェドア(Swedoor)の屋外側の木が劣化してきたので交換したいというご相談を頂きました。

このドアの表面には、少し厚みのあるチーク材が化粧板として張ってあるのですが、19年の雨風に曝されてドアの下の方が線状に剥がれてきています。

新築してから特に何もメンテナンスをしてこなかったということですから、自然素材のドアとしてはよく耐えた方だと思います。

木が剥がれた部分については、元に戻すということは出来ません。ただ、表面の汚れを紙ヤスリ等で擦り落として、パラペイントの屋外用木部防水塗料 ティンバーケアを塗ってこれ以上の劣化を抑えることは可能です。

そこで、お客様にどういったご希望かを確認させて頂いた処、これからはメンテナンスをしっかりするつもりなので、新しいドアに交換する方向で考えたいとのことでした。

鍵のシリンダーにもグラつきがあるようですから、心機一転して新しいスウェドアで気持ちよく暮らして頂くのもいいかも知れません。勿論、新しいドアにもティンバーケアを2度塗りしますから、5年くらいは塗り直しもしなくてよくなるはずですし、塗れば塗るほど塗装も強化されます。

勿論、水性塗料ですから、素人でも塗りやすく塗りムラも出来ません。玄関に木製ドアを取り付けている輸入住宅であれば、10年に一度は塗装や金物のメンテナンスをしてあげると、いつまでもお使い頂けるようになりますよ。

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