交換も必要ですが、まずは防水処理を

交換も必要ですが、まずは防水処理を

こちらは、以前ボウウィンドウのケースメント建具を交換したおうちの輸入サッシです。

岐阜県にある輸入住宅ですが、20年以上前に施工されたハード(Hurd)社のボウウィンドウ右端のペアガラスに結露が生じたとのことでした。

以前の不具合は、左から2番目のペアガラスが割れたというものでしたから、今回は全く違うトラブルと考えていいでしょう。

ただ、先回ボウウィンドウのケースメント建具を交換した際に、ダブルハングの建具にもペアガラスの内部結露の疑いがあったことから、出来ればすぐに全てのサッシガラスの防水処理をすべきと忠告していました。

ですから、今回ボウウィンドウのケースメント建具に結露が出たという相談を頂いた時には、やっぱりという感じは否めませんでした。

写真のボウウィンドウのケースメント建具を交換メンテナンスするのは当たり前ですが、ダブルハングサッシ2ヶ所についても結露した建具を交換するようにしたいと思います。

ただ、私たちはそれで問題が解決するとは考えておりません。ペアガラスが装着された90年代の輸入サッシについては、雨仕舞は然程よくなかったというのが私の考えです。

ハードだけでなく、他の輸入サッシについてもそうですが、結露したらペアガラスを交換するという対処療法ではなく、おうちの全ての窓についてペアガラスの防水処理を予防的に行うことが求められると思います。

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