外開きドアの防犯に

外開きドアの防犯に

日本の玄関ドアは、基本外開き。

防犯対策から考えると、海外同様内開きにすることが一番なんですが、玄関土間が狭い日本の住宅ではこれを採用するメーカーはありません。

ですから、ドアヒンジの心棒が外から丸見えで、ここを抜いてしまえば蝶番がバラバラになり、簡単にドアが開いてしまいます。そこを何とかする為に、アメリカでは写真のようなドアヒンジが販売されています。

先に述べた通り、アメリカでは内開きドアが一般的ですから、防犯型のドアヒンジを付ける必要はないのですが、どうしても外開きにしないといけないケースがあるのでしょうね。

このヒンジは、片側の蝶番に突起のようなものがあり、反対側には突起が入る穴が明いています。つまり、ドアを閉じた状態にすると、この部分が噛み合って簡単には外れなくなります。

例えヒンジの心棒が外されても、閉じた蝶番同士が噛み合っていますから、ドアを開けることが出来ないという仕組みです。簡単な仕組みですが、アメリカ人は賢いですねぇ。

外開きの玄関ドアは、ヒンジの問題があるだけでなく、デッドロックのロックバーが外から丸見えだったり、ピッキング等で鍵が破られたりという問題もありますから、一つでも多くの対策をして空き巣被害に備えたいものです。

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