このまま使い続けてはいけません

このまま使い続けてはいけません

お客様から輸入玄関ドアの室内側に取り付けられたレバーハンドルや屋外側のハンドル上の開閉部品が機能しなくなってきたという相談がありました。

写真を見て頂くと分かりますが、ドアレバーの台座が浮いて、レバーハンドルがぶら下がっている状態が分かります。

こういう状態を見ると、玄関のハンドルセットに何らかの不具合があって、それを長い間放置していたのではないかと思います。

恐らく最初は単にレバー部品の固定が緩んだだけだったのではないかと思いますが、その不具合が他の部品にも影響を与えて、次々と不具合が広がったのではないでしょうか。このまま放置を続ければ、防犯にも問題が生じます。

その原因は、製造時の問題であったのか、施工の不備であったのか、長年の使用による経年劣化なのかは分かりませんが、人間が作ったものである以上、メンテナンスをしながら使っていくことが大切です。

何れにしても、お客様自身でメンテナンスをすることが難しいのであれば、輸入部材に精通する建築業者と常にコンタクトを取って、調子が悪いという時にアドバイスをもらったり実際に修理をお願いしたりする態勢を準備するようにしたいものです。

そういう掛かりつけの医者のような建築屋との付き合いをせずに、新築したら何もメンテナンスしなくても、一生家が持つものだと誤解している人は少なくありません。

そういう人は、いざトラブルが発生したら、専門知識もないリフォーム会社に価格優先でお願いして、適当な修理をしてしまうことが多いですから、更に問題を大きくします。

勿論、そんなことがないというのが一番ですが、一度失敗するとそれをリカバリーするのに余分な労力と費用を要することがあることを覚えておかなければなりません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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