佐賀・大分出張は、やっぱ遠いなぁ~

佐賀・大分出張は、やっぱ遠いなぁ~

先週木曜に名古屋を出発、本日昼過ぎに戻って参りました。

今回の出張は、佐賀市で玄関ドアや複数の室内ドアの金物交換及び調整を行った後、大分市で輸入サッシの予防的防水処理を行いました。

今回、写真でご紹介するのは、サッシの防水処理。この輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)が製造しているインテグリティ(Integrity)・シリーズのグラスファイバークラッド・サッシ。

屋外側のフレームが樹脂を練り込んだグラスファイバーで出来ているので、サッシの歪みや伸縮が殆どないばかりか、断熱性にも優れているというお値打ち窓です。

でも、このフレームの外装は、白い塗装でカバーされている為、この塗装が剥がれたり、ガラスの周囲のコーキングが甘い部分があったりして、昔のインテグリティでは雨漏れのトラブルが多く見受けられました。

この窓は、施工してから3年程度ですから、製造方法も改善されて、古いサッシのようなトラブルにはならないとは思いますが、それでもリスクがないとは言えません。

そこで、九州に出張したついでにこのおうちにも寄らせて頂いて、予防の為に建具の防水処理を行うこととなりました。通常私たちが施工をやってしまうという感じではありますが、今回は私たちだけでなく、お客様ご夫婦にも作業をやって頂きました。

それは、私たちとお客様が親しいということもありますが、私が行けなくてもある程度ご自身でやれるようにして差し上げたいという気持ちがあったからです。

写真のように、建具を雑巾やハケできれいにした後、養生の為のマスキングテープを外部のガラス面に張って頂き、その上から外装用のコーキングを自分たちで打って頂きました。

そして、そのコーキングが十分サッシ枠の中まで入り込んでいることを確認してテーピングを外し、暫く乾かした後で滑りをよくした窓枠の方に装着しました。(当然、窓枠側も予め掃除をしましたよ)

家1軒分の窓全部ですから、建具は40本近くありましたが、2日間で全てやり切ることが出来ました。恐らくお客様もこうしてサッシの建具と向き合うことはなかったでしょうから、様々家づくりというものを感じて頂けたのではないかと思います。

勿論、サッシだけでなく、いろいろな部分も調整・メンテナンスをしましたから、新築時以上に調子がよくなったのではないでしょうか。大分も佐賀も遠いけど、料理や魚はうまいなぁ~。ヒラマサ最高!

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