組立てて装着するのは、ちょっと大変

組立てて装着するのは、ちょっと大変

四日市市の輸入住宅に施工された、マーヴィン(Marvin)のサッシのメンテナンスをしています。

全部の網戸の張替えや窓枠に固定するピンの交換等を行った上で、昨日再度窓に装着してきました。

掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)については、グラスファイバー製のスクリーンの交換の他に、ロック機能付きの取っ手部品も劣化していましたから、メーカーから交換パーツを取り寄せました。

ただ、この取っ手部品は、金属製のロックバーとレバー部品が組立てられておらず、細いピンのようなリベットが1本付属しているだけでした。

リベットでこれらの部品を組み付けるには、特殊な工具が必要です。まあ、そんな工具は私共の用意していないですから、わざわざ海外から取寄せしなければならず、入荷するまで数週間待ちました。

で、その工具を使ってリベットを装着した様子が、この写真。何本か無駄になりましたが、ちゃんとリベットを装着することが出来ました。

で、これを網戸に付けようとしたのですが、取っ手部品の取付け穴が今までのものと位置が少しずれているようで、うまく網戸に付きません。また、それを調整して取り付けたはいいですが、今度はロックバーが網戸のフレームに干渉して上下に動かない状況になりました。

いや~、アメリカ製ですから多少造りは大雑把ですが、いろいろな道具を使って加工・調整しながら取り付けるのって、ほんと大変です。もし素人のお客さんが個人で取り寄せて、自分で網戸に取り付けるという場合は、もしかしたらサジを投げてしまうかも知れませんね。

まずは自分でやってみるのは大事ですが、無理にやって取付け方法を誤ったり、壊したりしたら元も子もないですから、そうなる前に手を止めて、プロにやってもらうことも考えましょう。

<関連記事>: 普通の人じゃ、取付けは無理でしょ~ (2020年6月19日 )

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