国産のようで、国産でないかも・・・?

国産のようで、国産でないかも・・・?

アルミサッシに付いていたスパイラルバランサー

お客様から、港区のおうちのサッシ修理についてご相談を頂きました。

それは、螺旋状の棒が入っているスパイラルバランサーという吊り金物が破損しているので、交換したいというものでした。

写真は、そのスパイラルバランサーと周辺部品。形状からすると輸入サッシに付いているものに近いようにも思いますが、これが付けられているサッシは網入りガラスが入ったアルミサッシ。

まずアルミサッシとなると、ミルガード(Milgard)のものを昔輸入していたというのがありますが、ミルガードならチャネルバランサーを使っていたようにも思います。

また、ガラスがアメリカでは一般的ではない網入りガラス(ペアガラスかどうかは不明)という点でも、輸入サッシかどうか怪しいものです。

家の外観も、輸入住宅というより在来の住宅デザインですから、もしかしたら輸入の部材を一部用いて国内で製造したサッシなのかも知れません。それにしても、このスパイラルバランサーも、細かな形状が北米のものと若干異なっている点があるのも気になりますねぇ。

来週あたりに現地調査を行って、輸入の部材で修理出来るものかどうかを確かめに行ってきます。

国産のサッシ・メーカーでもスパイラルバランサーを使って製造していたというものがあったようですが、それとも少し違うので直るかどうかは、やってみないと分かりませんねぇ・・・。

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