うまい職人は、ここが違う

うまい職人は、ここが違う

5月23日より岐阜市N邸の輸入住宅で始まったレンガ積み。四面ある建物の外壁のうち、ほぼ二面半が終わってきました。

カナダへの資材視察ツアーで留守にしていましたが、随分仕事も進みました。やはり、カナダの専門家は早いですねぇ。で、今日はその仕事の美しさをお見せしようと思います。

通常、レンガは家全体に積まれます。ですから、窓の上など大きな荷重が掛かる開口部の上には、L字のアングル鉄筋を入れてレンガを支えるように施工します。ただ、以前にもお話ししたように、窓の位置はレンガ積みを意識して設計されていないですから、レンガを積む職人の技術によって、完成度が大きく左右されることとなります。

まずは、アングルを下から見て下さい。窓の上端ギリギリにちゃんと合っているのが分かりますか。このアングルは、窓の枠のちょっと上になるように計算して積み上げます。それは、レンガの重量で外壁が下がってきても窓に影響を与えない為に窓とアングルとの間に遊びを設けなければいけないからです。

今度は、上から見てみましょう。アングルは、窓の両袖のレンガの上にただ載せてあるだけ。何かで固定させている訳ではありません。

アングルを構造体にボルトで留める方法もありますが、これは特殊な場合を除いて行われません。アングル鋼をボルトで留めた時、アングルの上に積まれたレンガの重量は、どこに掛かってくるでしょうか。そう、それは木造の構造体に掛かってくるのです。構造体に負荷が掛からないのが、レンガ積みのいいところですから、あまりいいことではないことがお分かりでしょう。

だから、私たち ホームメイドのレンガ外壁が、建物の構造体にとって非常に軽いものになるというのがお分かり頂けますね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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