1個当たり3kgもある大きなレンガ。
これが10,000個積まれて、レンガ積み外壁の輸入住宅が造られるのですから、外壁の重量は30トンとなるんですね。
でも、このレンガ積み外壁は建物の構造体には直接負担が掛からない構造ですから、外壁の重さがどれだけあってもおうちは軽いままという不思議な状態になるんです。(詳しいことは、下記の関連記事をお読み下さい)
さて、そんな本物のレンガ積みですが、玄関ポーチのような開口部のある場所では、大きなL字鉄筋を梁(ハリ)にしてその上にレンガを載せて積んでいきます。
でも、開口部をアーチ状にしてレンガを積むと、鉄筋を入れずに開口部を形作ることが可能なんですね。めがね橋と同じ原理で、丸く積まれたレンガはお互い押し合ってバランスを保つので、上から大きな重さが掛かってもビクともしないという訳です。
こうした状態を100年も持たせる為に、私たちは硬く焼かれた高品質なカナダのレンガを使います。価格も高くつきますが、それに伴う性能や耐久性、美しさも他のレンガやスライス・ブリックの追随を許しません。
こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
<関連記事>:建物にとって、レンガ積みの外壁は軽い (2012年4月15日)
<関連記事>:何故、コストが高いカナダ製レンガを使うのか? (2011年4月14日)
※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。