お知らせ : ページ 362

システム・キッチンじゃなくてもいいんだ

ここ何十年もの間、日本のキッチンは、2.5mか2.7m程度の長さがある一体型システム・キッチンというものが主流です。国産のキッチン・メーカーもそういったものが標準で、オール・イン・ワン(All in One)でないキッチンなど存在しない。

そんなこと、当たり前じゃない?なんて言われそうですが、お洒落な欧米のお宅ではそうでもないことに気付かされます。写真をご覧頂くと分かりますが、左下のオーブンレンジは、奥行きがそれ程ない机のようなミニ・テーブルの横に置かれているではありませんか。

つまり、このフリー・スタンディングのオーブンレンジ(アメリカではストーブと呼びます)は、部屋のオブジェのひとつなんですね。ある意味、これって衝撃的ですよね。

だって、 家具としてレンジを部屋に置いてしまい、キッチンという個別空間をなくすという発想は、日本人の誰もが持ち合わせていないものだと思いませんか?多分この部屋には、キッチン・シンクや作業台もオブジェとして部屋を飾っているのだろうということが、自ずと想像されます。

逆に、昔の日本にはこういう発想の住居が多かったのかも知れませんが、アメリカからシステム・キッチンという概念が入ってきた時に、失われてしまったのかも知れませんね。

豊かさとは、既成概念に捉われない自由な発想の中にあるのです。でも、これを国産のキッチンでやろうとしても無理かもね(笑) そんな時は、輸入キッチンや輸入家電を施工するホームメイドにご相談下さい。

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シンク下のゴミ箱は、自動開閉

ホームメイドで施工する輸入キッチンのキャビネットには、標準で輸入のゴミ箱を設置します。

分別用のフタのないゴミ箱もありますが、シンクの下に入れるものは、フタ付きのものを選びます。それは、シンク下が生ごみや液体が付いたものを捨てる機会が、一番多いと考えるからです。

また、こうしたゴミ箱には取っ手が付いていて、中のボックス毎外して屋外へ運ぶことが可能です。(プラスチックの一体成型ですから、ボックスから液漏れするようなこともありません)

そして、このゴミ箱の最大の特徴は、ドアを開けた時にこのようにゴミ箱のフタが開いて、この本体とキッチンのドアとが一緒に飛び出してきます。

ですから、ゴミを処理するのも簡単ですよね。勿論、ドアを閉めれば、自動でフタが閉まってキャビネットに納まります。

また、このゴミ箱は15~18リットルの容量がありますので、結構たくさんゴミを収納しておけるのも魅力です。いつまでも美しい輸入住宅を保つには、こういうアクセサリーが重要だと思いませんか?

当然このゴミ箱は、現在施工中の豊川市 N邸や日進市M邸の輸入キッチンにも取り付けられています。

実物を見てみたいという方は、4月26・27日のOpen Houseへいらして下さいね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 分別用ゴミ箱を取付けました (2014年7月22日)
<関連記事>: シンク下のゴミ箱には便利かも・・・ (2015年8月24日)

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本当の勝負は、これから

2014年4月からの消費税8%増税が、すんなり社会に受け入れられ、景気の後退を予想していた皆さんは、ちょっと拍子抜けしたかも知れないですね。そういう点では、今回のアベノミクス景気は、本物と言えると思います。きっと、今年の景気減速は、一部を除いて然程のことはないのでしょう。

まあ、そうは言ってもうちのようなスペシャル・ビルダーにとって、景気の波のようなものは好景気でも感じられないんですけどね(笑)

ただ、これでよかったよかったと喜んでいてはいけません。2015年10月予定の消費税増税10%への引き上げが、すぐそこに待っているのですから。

まあ、2%のアップだけですから、大したことはないと考える人もいるでしょうが、たった2年の間に5%のものが更に5%アップするのですから、本当はえらいことです。だって、倍ですからね。

8%への増税で大変なことになっている住宅会社にとって、来年の更なる増税は死活問題となることは、間違いないでしょう。そういった意味で、足腰の弱いビルダーや既存のお客さんへのアフターサービスがいい加減な企業は、倒産の危機と言えるかも知れません。

本物の時代と言われて久しいですが、本当の淘汰が始まるような気がします。私たち ホームメイドも気を引き締めて、より特別な家づくりをしていかなければいけません。

家づくりを考えている皆さんも、スタートするタイミングがすぐそこまでやってきていることを忘れないで下さいね。また、景気の腰折れを恐れる政府は、必ずや更なる住宅減税や様々な優遇措置を実行してくるはずですから・・・。

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このブツブツした感じが、オレンジ・ピール

塗装を始める前のドライウォールの下地の様子。石膏ボードのつなぎ目(ジョイント部分)やビスを打ったラインにしっかりと輸入の石膏パテが塗られているのが分かりますね。

さて、下地の壁にブツブツした細かな点がたくさん付いているのが、ご覧になれますでしょうか。(パテで白くなっている場所を見るとよく分かるかも知れません) 実は、これがオレンジ・ピールと呼ばれるドライウォールの仕上げ方法なんです。

オレンジの皮の表面のようなブツブツ感を出すものなんですが、ジョイントを仕上げるのに使った天然石膏の輸入パテを水で少し溶いて柔らかくなったものをスプレーで吹き付けるとこんな表情(テクスチャー)が出来るんですねぇ。

こうしておくと、壁や天井が石目の感じとなりますし、施工の粗隠しの役目も果たしてくれますから、ひと手間掛かってもオレンジ・ピールを吹く意義があるんです。

吹き付けた直後の写真ですから、まだ水っぽくてベージュ色の粒に見えますから、白いパテのところで目立つのですが、乾いて白くなると逆にベージュの石膏ボードで白く目立ってきます。

この後、下塗りのプライマー塗料を塗るのですが、さてどんな感じになるかは、またの機会に。
私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: こんな柔らかな景色は、壁の角が丸いからだけ? (2014年4月12日)
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白には金色がよく合いますねぇ

愛知県日進市で施工中のM邸で、輸入のキッチン・キャビネットを据え付けました。ここのキッチンは、純白のホワイト。

北米では、クラシックさを感じさせる色ですが、ここ日本では清楚で新鮮なイメージで捉えられます。白いキッチンって、日本のキッチン・メーカーでは本当に少ないと思いませんか。だから、新鮮に感じる訳ですが、メーカーはお客さんが汚れを気にすると考えているのかも知れないですね。

でも、北米の輸入キッチンは、ちゃんとコーティングされた素材を使っていますから、拭き取るだけで美しさが元通り。

キッチンのドアは、レイズド・パネル(Raised Panel)と呼ばれる中央部が膨らんだデザインとなっています。これも欧米では伝統的なデザインですので、クラシックさを一層感じさせてくれます。

そして、ドア・ハンドルは、ポリッシュド・ゴールド(ツヤのある金色)のものを組み合わせましたから、まさにクラシックの王道を行っていると言ってもいいかも知れません。

白と金のコンビネーションは、ベルサイユ宮殿などのヨーロッパのお城の多くでも採用されていますし、ルネサンス時代でも復古的なデザインとして取り入れられていましたよね。

そういう歴史に刷り込まれたデザインを、日本の輸入住宅でも使えるなんて楽しいと思いませんか?これこそ家づくりの醍醐味です。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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日本の住宅メーカーは、何故ドアを塗装しないのか?

ベレー帽を被って絵を描いているかのようにも見えますが、持っているのは小さなハケ。そして、塗っているところは輸入のドア。まあ、普通に見たらペンキ屋さんだって分かりますよね(笑)

でも、最近の住宅では、塗料を塗る仕事はどんどんなくなってきています。外壁は塗装済みのサイディング、内装はビニール・クロス。

玄関ドアも焼き付け塗装のアルミですし、室内ドアに至っては、中身が空っぽのハリボテのドアに木目を印刷した塩化ビニールのシートが張ってあるといった具合です。当然、内装材の殆ども全て塩ビ・シート張りなんですね。

ですから、ペンキ屋さんの仕事と言えば、屋根や外壁が傷んできた時に塗り替えするのが大きな割合を占めています。

でもねぇ、欧米じゃ、ペンキ屋さんはFinisherと言って、大工や設備屋・内装屋が仕事をした後に、雑になった部分を最後に手直ししてくれる仕上げの大役を担っているのです。それくらい建築の於ける位置付けが高いはずの職業が、日本ではどんどん仕事が少なくなっているというのは、何かおかしい気がします。

勿論、日本の工業製品が優れていて、欧米の住宅よりも何倍も長持ちするし、価値も高いというなら納得も出来ますが、欧米の住宅が100年以上の寿命があるのに対し、日本の家はウサギ小屋と称され、価値はどんどん下がり、寿命も30年に満たないくらいじゃないですか。

現場での手作業を少なくし、出来るだけ既製品を工場で作り、プラモデルのように付けてお仕舞いの住宅にどれ程の価値があるのでしょうか。手間は掛かりますが、心を込めて丁寧に仕上げてこそ、素敵なおうちになると思いませんか?

もしペンキが剥がれたり、汚れたりしても、塗り直せば元のように美しく甦るのが、ペンキ仕事のいいところです。アナログですが、私たち ホームメイドは、安全で美しいパラペイントを使って、ペンキ塗りの本場の輸入住宅をこれからも造っていきますよ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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電気を点けなくても、明るいね

吹き抜けの高い窓から洩れる太陽の光。この透明感のあるインテリアは、豊川市の輸入住宅 N邸です。

リビングやダイニング、そしてキッチンという家族が集うパブリック・スペースは、やっぱり明るくないといけません。それでも、これらの部屋がどれも南に向いていて、いつでも昼間の光が入ってくるなんて都合のいい家は、余程の大豪邸でない限りあり得ませんよね。

でも、考え方を少し変えて間取りを考えれば、意外とどの部屋も明るく出来たりするんです。それは、平面的に考えるという思考と、三次元的に考えるという思考の両方を持たなければいけません。

また、室内だけでなく、敷地の状況を含めた屋外の環境がどうなっているかを頭に入れることも大切な要素となります。風水ばかりに気を取られていては、風や光が抜けるいいおうちにはなりません。方位についてもっと理に適った視点で見直すことが、素敵な建築プランとする秘訣です。

まあ、こういうことは実際の家を見てみないと分からないことかも知れないですが・・・。

(このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。)

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UFOか・・・?

いつもはクラシック系のシーリング・ファンを輸入するのですが、今回豊川市 N邸に施工したものは、ご覧のようにメタリックなデザインとなりました。日本で売られている中国製のファンも、チャラチャラした装飾や花柄のランプ・シェードが付いた可愛らしい系のものが一般的ですよね。

5m以上ある吹き抜け天井に取り付けてありますから、照明付にしたら誰も電球を代えられなくなってしまいますし、プル・スイッチなんかが下がっていても手が届きません。ですから、照明なしのすっきりしたデザインになっていますし、無線リモコンでスイッチやファンの回転を調整出来るものを輸入しました。

また、天井近くにファンが来ないように、エクステンション・ロッドと呼ばれる延長棒をオプションで調達して、ファンが60cm程度下がった位置にくるように取り付けました。

当然ファンの大きさが、そこに合うかも気にしなければいけません。

こうすることで、室内の空気の循環を促し、全館空調で調整された温度や湿度が家全体に撹拌されることを実現します。デザインへの気遣いだけでなく、機能への気遣いをちゃんと出来ることも本物の輸入住宅ビルダーの証です。

まあ、英語のウェブサイトやカタログを理解出来れば、誰でもやれることでしょうけどね(笑)

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外の緑も、絵の一部。

4月末にオープンハウスをする豊川市のレンガ積み輸入住宅N邸のステンド・グラス。これは、輸入の木製玄関ドアに入れられたガラスなんです。

よく見ると分かりますが、実はいろいろなデザインのガラスが組み合わされて、1つのステンド・グラスを形成しているのです。

気泡の入ったアンティークのようなガラスや面が取られたカット・ガラス、表面が波のようにうねったものもありますね。また、赤く彩色されたカラー・ガラスなど、形やデザインも様々なものが使われています。

赤いガラス以外は、色のないガラスが用いられていますから、外や室内の風景をそのガラスのデザインとして取り込みます。どうでしょうか、この写真の緑は。

季節が変わり、桜やハナミズキが咲く頃もあるかも知れません。また、雪が緑を覆う時もあるでしょう。そんな変化を絵として楽しむ豊かさって、今の日本人が忘れてしまっていることなのではないでしょうか。

ステンド・グラスそのものの美しさもありますが、そうしたところに映り込むものをも美しいと感じる心が大切ですね。

(このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。)

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こんな柔らかな景色は、壁の角が丸いからだけ?

なんともアンニュイな感じのするインテリアですよね。このインテリアは、4月末にオープンハウスで現場を公開する豊川市のレンガ積み輸入住宅 N邸です。

写真の左手は、大きな吹き抜け空間になっていて、そこからの光が2階の廊下を照らしています。

ただ、普通のおうちと違うのは、壁がツヤのない水性塗料で仕上げられたドライウォールであることと、壁のコーナーが直角でなく、緩やかな楕円を描いているということ。

ツヤのない壁は、光を強く反射せず、ボヤっと周りを照らします。

また、直角でないコーナーは、光と影の境い目をグラデーションが掛かったように表現します。

そして、ここに使われているカナダの水性塗料パラペイントのエリート・スウェード・シリーズは、まさにスウェードのように繊細で柔らかな質感を作り出してくれる特別なデザイン塗料なのです。

ビニール・クロスが主流の昨今ですが、健康(安全)で美しいこうした塗り壁が日本の住宅デザインを変えていくと、私は信じています。

このおうちは、4月26日(土)・27日(日)にオープンハウスを開催させて頂こうと考えております。私たちの家づくりにご興味のある方は、こちらから詳細をご確認の上、見学希望をお知らせ下さい。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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