お知らせ : ページ 369

お客さんご自身でリノベーション

以前、ご自宅のお部屋の壁を塗装したいというご要望を頂き、ドライウォール用の内装塗料 パラペイントを出荷しました。

その方から、塗った様子を写真に撮ったので送りますというメールを頂きましたので、ご覧に入れたいと思います。頂いた写真の部屋は、子供さんのお部屋とお客様の寝室。

どちらも白っぽい色のビニール・クロス張りだったようです。実は、どちらの部屋の天井もビニール・クロスのままなので、塗装のビフォアー・アフターがご覧頂けると思います。

でも、どちらの天井も真っ白でないことが分かりますか?そう、壁に塗った塗料の色が天井にも反射して、色が薄く映り込んで見えているからなんですね。

塗装ひとつで、可愛らしくなったり、クールに見えたり。

塗料が他に飛ばないようにする為の養生は必要ですが、素人の皆さんでも塗料さえあれば簡単に模様替え出来るのが、健康に安全なカナダの水性塗料 Para Paintsです。

クロスの上からも塗れますから、わざわざクロスを剥がす必要もないですし、汚れてきてもまた塗り直せば、新築同様に生まれ変わりますよ。

是非、皆さんもパラでリノベーションに挑戦してみて下さいね。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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メイン・カラーのパラだけでもこの量です

外壁のレンガ積みと内装のドライウォール下地が完了した豊川市の輸入住宅 N邸。いよいよドライウォールの仕上げとして、パラペイントを塗る段階になりました。

部屋によって壁の色を変えるところもあるので、数色の塗料を調色するのだが、リビング・ダイニングなどに使うメインの色だけでもこれだけの量の塗料缶が必要となる。写真の缶は、1ガロン缶。1ガロンは約3.8リットルです。

この塗料を塗る前に下塗りのプライマーを一度塗っておいて、その後これを二度塗りする。三度塗り重ねることで、スウェードのような柔らかい感じの美しい壁に仕上がるので、この塗料は「エリート・スウェード」(ツヤなし)と呼ばれている。

また、壁だけでなく、窓枠やドア枠(ケーシング)、幅木(ベースボード)や廻り子(クラウン)にも8分ツヤ(セミグロス)の白いパラペイントを塗る。

そうすると、ツヤなしの壁が一層引き立つデザインとなる訳だ。これは、一般的なビニール・クロス仕上げでは到底表現出来ない。アメリカの映画に出てくるようなインテリアにしたいなら、ドライウォール専用のこのパラペイントをお勧めしますよ。パラペイントは、臭いもなくシックハウス・アレルギー対策が可能な安全な水性塗料ですから・・・。

また、塗料を施工しましたら、ご覧に入れますね。

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家づくりのタイミングは、消費税アップだけじゃない

消費税が3%上昇する4月になるまで1ヶ月を切った。

ニュースでもそんな話題で持ち切りだし、消費税を5%据え置きにしたいと思っている皆さんは、3月末までに新築・増改築・リノベーションの施工が終わるかどうかやきもきしているでしょうね。

でも、そんな中、4月以降に適用されるであろう住宅ローン減税が、3月末完成の人に適用される減税措置より優遇されるかも知れないなんてことにもなっている。勿論、こういった税制を改正するかも知れないという話だけで実際にそうなるかどうかは、もう少し時間を要することである。

ただ、消費税や減税の話に加え、3月分から住宅融資の金利が低下するというニュースが2月末から現在に至るまで相次いで入ってきている。

フラット35は、0.05%ではあるが史上最低の金利を更新すると言うし、競争の激しい民間銀行の住宅融資も大幅な金利の引き下げをPRするところも出てきている。どのくらいの違いになるか、下記シミュレーションをしてみましょう。

<前提条件> 建築必要額:3000万円、自己資金:600万円、融資必要額:2400万円、借入期間:35年、比較金利:1%と0.9%

さあ、金利が0.1%違うとどのくらい返済金額が違うでしょうか? 全期間の支払い総額で467,355円の違いとなります。

3000万円の建築費だから消費税が3%上がれば、90万円支払いが増えるのだから、46万円ばかり仕方がないと考える人もいるでしょう。でも、これはあくまで0.1%の金利差ですから、更に0.1%下げる金融機関なら、差額は消費税アップ分以上になってきます。

そして、住宅ローン減税が、今まで以上に拡充されるとしたら、そのメリットは相当なものになるかも知れませんね。これから家づくりをしようと考えている人は、消費税の問題だけでなく、税制やローン金利の動向にも注意する必要があります。

でも、既に家づくりしてしまった人は、損をしたと思わないで頂きたい。人生にはご縁やタイミングというものがあります。

この時期にやらなければ出来なかったことがあるはずです。また、欲しかったデザインの資材や設備、家具がたまたまラッキーに手に入ったなんてことだってあったでしょ。

そういうよかった部分に光を当てれば、ポジティブな感情が生まれてきます。立派に家づくりが出来たことに感謝すれば、素晴らしい人生が送れるような気がします。

誰かと比べてとか、いつと比べてとかいった相対的な損得を考えると欲に際限がありません。自分や家族にとって家づくりしてよかったかどうかといった絶対的な損得を考えましょう。

これから家づくりをされる皆さんに於いては、税制や金利など環境的な要因も考慮して、今がその時かどうかを判断すればいいのです。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

金利関連のニュース:
大手銀2行、住宅ローン金利引き下げ 長期金利低下で(2014年2月27日 朝日新聞デジタル)

「フラット35」の金利、2ヶ月連続で過去最低更新(2014年3月4日 朝日新聞デジタル)

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見えないものを感じますか?

Canonの撮影講座に行き始めてからはや2ヶ月。デジタル一眼でもオートの機能しか使ったことがなかった私。

でも、その私がAv(絞り優先)やTv(シャッター優先)なんて機能も使えるようになったし、どうやったらどんな風に写るのかをおおまかだけど分かるようになったのは、勉強のお蔭です。やっぱり、先生に付いて教えてもらうのって大切ですね。

さて、そんな私が、東山公園で日曜の実践講座の際に撮影した1枚がこちら。朝は曇り空だったのですが、丁度お昼になりそうな頃、陽射しが出てきてアシカが日向ぼっこしている様子を捉えました。

ほんと気持ちよさそうで、いい顔してるでしょ。

構図はベタではありますが、日曜の動物園ののどかさが表現された写真だと思います。また、そんな光景を見ているたくさんの家族連れや子供の笑顔、美味しいお弁当なんてことが頭に浮かんでくるでしょ。

柔らかな毛並やぼんやりした春の水面などは、私の実力というより、カメラの性能や表現力の高さに拠ることは間違いありません(笑)

でも、たまには動物園もいいもんですよ~。それにしても、カメラってすごいですねぇ。私の家づくりでも、見えないものが感じられる、そんな輸入住宅を造っていきたいもんですね。

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LIXIL キッチン工場降雪被害による生産出荷停止について

2014年2月15日未明の関東各地での記録的な降雪により、LIXIL システムキッチン工場 深谷工場(埼玉県深谷市)の社屋、倉庫、設備が大きく損傷したそうです。現在、復旧へ向けて全力で対応しているようですが、現時点では、生産・出荷再開の目処が立っていません。

現在、新規の受注を受けていない状況。また、受注案件も大幅な納期遅延となる模様。

その他、エクステリア商品、ドア、ビルサッシといった商品を生産する工場でも損壊が発生した模様で、キッチン同様の問題がおきています。

LIXILからキッチン・メーカーを鞍替えする動きも多く見受けられますが、他社の生産能力も然程余力がなく、納期遅延は避けられないといった状況のようです。

幸い弊社 ホームメイドでは、キッチン・洗面等を直接北米から輸入している為、キャビネットの納期に影響はありませんが、間接的な影響がないとも限りませんので、今後の動向を注視していきたいと思います。

最新の詳細については、LIXILから下記「お知らせ」が発表されていますので、そちらをご覧下さい。

LIXILの「お知らせ」: LIXIL 大雪の影響と今後の見通しに関するお知らせ (2014年3月4日)

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ラッチの先にキャップを取り付けました

つい先日、通常のドア・ラッチの先端に付いたフェース・プレート(又は、フロントと呼ぶ)を取り外して、丸い頭のドライブ・イン・ラッチ(Drive-in Latch)に改造して取り付けたという記事を書きました。

ただ、機能的には問題なかったのですが、取付け穴とラッチとの間に少し隙間が空いてしまい、納まりが悪いという状況でした。

でも、そういう場合に取り付ける為のドライブ・イン・カラー(Drive-in Collar)と呼ばれるカバー・キャップを見つけました。写真は、取り付けたラッチに、今回カバー・キャップを付けた際の様子です。以前の状態よりきれいに仕上がってますでしょ。

このドライブ・イン・カラーは、クイックセット(Kwikset、タイタン)社製のラッチに対応したものですので、他社のドア・ラッチには装着出来ません。でも、どこのドアラッチでもドライブ・イン・タイプのラッチはあるはずです。

こんなものまで見つけてくるとは、マニアックですよねぇ。輸入のドアノブやラッチをお探しの方は、お問い合わせ下さいね。

関連記事: 輸入ドア・ノブ(レバー)のメンテナンス

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雪の被害も火災保険?

山梨県を中心に大雪の被害を受けたことは、皆さんの記憶にも新しいと思います。

1000年に一度の大震災とか、100年に一度の何々とか、滅多に起こらないことが、最近は頻繁に起こる。だから、そんなことは絶対に起こらないということに備えておかないといけない時代になったと言える。

さて、先日保険屋さんが来て、こんな話をしていった。

関東地方の大雪で、カーポートに積もった雪がカーポートごと車も押し潰してしまったという案件が多数発生したのだが、火災保険は「風災・雹(ヒョウ)災・雪災」に対応していることが多く、家の付帯設備の破損や家財についても特約などでカバー出来ることがあるというのだ。

カーポートなんて、アルミの薄板やポリカーボネートを成形して作ってあるので、雪の重みなどは想定していない。だから、温暖だと思っていた地域に雪が降ると、大変な被害になることが多い。

そうなった場合、大概の人は自然のことだから仕方がないと自前で修復を図る訳だが、保険の内容をしっかり把握している人やしっかりした保険屋さんが付いていてくれる家庭だと保険を利用して直せるかも知れないのだ。

新築の際に多くの皆さんが、火災保険に入るのだが、金融機関が勧めるままに適当に入ってしまったり、安ければいいと保険の範囲も確認しないで契約したという場合が殆どだと思う。

そういう保険は、お金だけ払っていても、いざという時に補償があまりないなんてことが往々にしてある。

だから、私の会社でお願いしている保険屋さんのように、いつもユーザーを気に掛けてくれるようなところにお願いして、効果の高いサービスに入ることをお勧めする。

世の中、どんなことでも人との出会いが大事な時代です。だから、保険も家と同じで、お金よりご縁が大切な気がします。もしかしたら、名古屋でも将来大雪が降るかも知れないですから。

そうそう、もう一つ言い忘れたことがあります。自宅の屋根の雪が落ちてお隣に何らかの被害があった時、それは不可抗力の案件となり、保険の補償対象外となるそうです。

気持ち的にはお隣に迷惑を掛けたので、保険で直してあげたい処ですが、車の事故のように自分の不注意で相手に被害を及ぼすという事案と違うことをお忘れなく。勿論、自腹で何とかしてあげる分には、問題ないですが・・・。

家に関する保険の加入や見直しについて詳しく知りたいという方は、ご相談下さい。

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結局、損をするのはお客さん

年度末まであと1ヶ月。3月末までに家を建てないと消費税が5%から8%にアップしてしまう。

昨年9月末までに新築の契約をした人は、竣工が4月にずれこんでも5%のままなんだけど、それ以降に契約した人は、どうしても3月末までに完成しなければ困るといった意識があるようだ。

今日、ある水道業者さんと話をしたんだけど、彼は大手ハウス・メーカー Mホームの仕事もしているそうな。彼曰く、今そのメーカーの工期は、何と2ヶ月。そして、駆け込み需要を取り込んだ為に、1月着工3月引き渡しの物件が強烈にあって、現場は普段ではあり得ない物凄い状況になっているらしい。

大体、基礎をコンクリートで作るにしても10日~2週間は掛かると思っている。また、コンクリートがしっかり中まで乾くには、更に1週間以上は養生期間として放置しておく必要があるのだ。

2ヶ月の期間で着工から完成までの全てを行うとしたら、そういった必要な時間を無視する他はない。

また、3月末にどうしても引き渡しをしなければいけない住宅がたくさんある為、9月末までに契約を済ませている先約のお客さんの家を放っておいて、3月末までの家に大工や協力業者を集中的に投入するといった戦略を取っているというのだ。

大工というものは、人によって腕が違う。また、施工の仕方も同様に違うのに、いろんな大工が同じ現場に入ったら、統一感のあるきれいな仕事など出来るはずがない。突貫工事で尚且つ質を落としてまでも、本当に3月末までに完成させる必要があるのだろうか。

だって、この後何十年も住もうというおうちではないか?お金に代えられない何かを失ってはいませんか?

当然の如く、先約のお客さんからは、現場に職人さんたちが入っていないことにクレームが付くし、突貫工事で荒くなった仕事に対しても、引き渡し間近のお客さんから文句が出る。まさに、マイナスのスパイラル。現場も人も全てがネガティブな状況がそこにある。

以前記事に書いたけど、消費税がアップした後の減税措置の方が、3%の増税分より大きい人も少なからずいるのだ。勿論、借入額の大小や年収によっても、その損得は変化する。だけど、どっちに転んでもどっこいどっこいになるように政府はうまくコントロールしているんだよね。

いいように業界や政府の口車に乗せられているのは、実は3月末で焦っているお客さんに他ならない。

何とも気の毒な話ではあるが、その会社との契約を決断したのも、住宅メーカーに非常識な工期での施工をお願いしているのも、その方たちなんですよね。

電化製品のように、どこに行っても同じものというなら話は別だが、金額だけで決めていいものとそうでないものとがあるはずだ。さて、住まいはどっちなんでしょうねぇ?

それにしても、住宅業界ってひどいですねぇ。私はそういう業界に一石を投じたいと思います。

関連記事: う~ん、過渡期とは言え、やっぱり変かも!

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届出、完了!

建築業の許認可を受けると、県の建築課から5年毎の更新と毎年の年度終了届の提出が要求される。で、今年も昨年度分の終了届を提出してきました。

この終了届は、その年にどこでどんな工事をいくらでしたかという報告と、決算の内容を提示・確認することを目的としている。だから、うちのようにたくさん施工していない会社だと大して大きな売上高でもないから、少々お恥ずかしい次第です。

こうした届出は、普通税理士さんにお任せして提出してもらうというのが一般的だが、会社の状況を社長である私が、改めて確認することが出来る機会であるし、自分で作ればその費用も削ることが出来るのだから、毎年全部自分でやっている。まあ、他の会社の社長さんと比べて、それだけ暇なんでしょうね。

さて、この終了届で13期完了となりました。つまり、会社となって13年存続してきたということです。

毎年この時期に思うのですが、全く1からの出発でしたから、よく頑張ってこれたものだとつくづく感じますし、少ないですが社会に対して何らかの貢献をしてこれたのではないでしょうか。

社員や家族、友人など周りの人たちに支えられ、ご縁を頂けたお客さんに応援頂いたからこその今だと思います。この思いを忘れないように、これからも毎年この届を自分で出していきたいですね。

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通電火災への備え

一昨日、TVを見ていたら、巨大地震への対応をどうするかといった内容の番組がやっていた。

想定外のことが起らない限り、大きな被害はないと言えるのだろうが、東日本大震災の如く想定外のことが起るから甚大な被害を社会は受ける。だから、想定外のことは必ず起きると考えることが大切だと感じさせられた。

そういった意味では、耐震や免震の施策が実施された超高層ビルやマンションなんていう建物からは、遠ざかっていた方が怖い思いをしないで済むんだろうなぁ。人間の本能では、やっぱり危ないと感じちゃうもんね。(実際は、高所恐怖症なだけかも知れないが・・・)

さて、その番組の中で一番簡単で効果が高いと思われたものが、このブレーカー自動遮断装置。

大きな地震の際に電気器具(電気ストーブ等)を使っていた場合、それが揺れで倒れたり、電気の配線がちぎれてしまったりすることは往々にしてある。

そんな大きな地震が起こると、ほぼ同時に大規模停電という事態になるから、慌てて電気を切るなんてことは想定外となってしまう。そりゃ、スイッチ確認するより逃げる方が先決だもんな。

でも、その後、電気が復旧すると、通電した機器や電気コードから火災が発生することになる。これを通電火災と呼ぶらしい。そういうことが、阪神淡路大震災でも起こっていたというのだ。

だが、分電盤に付いているブレーカーを落とす感知機器を追加するのは、結構な費用が掛かる。でも、ブレーカーに重りを付けただけの装置であれば、簡単にそれも自動でブレーカーを下ろすことが出来るという訳だ。

逃げるのが精一杯な時、こういうものが手助けしてくれるなら、安心して家を離れることが出来るよね。勿論、小さな揺れの際は重りが落ちないように、調整も出来る。

是非、皆さんもこうした対策を検討してみては如何でしょうか?

あと、全館空調やエコキュートなどの電気温水器は、通常の家庭用電源の他に動力契約をしていますから、室内の分電盤以外で屋外ブレーカーが設置されています。そちらもご注意下さいね。

防災対策や耐震補強でお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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