お知らせ : ページ 339

メーカーが分からなくても、何とかなる?

メーカー不明の玄関ドアに付いていたドア・ラッチ。

ロート・アイアンの凝ったドアレバーに付けられていたものですが、ドアノブがどこのメーカーかも全く分からず。ただ、お客様が私のブログをNETで見つけて、Taymor社のドア・ラッチと全く同じ形態をしているということで、お問い合わせを頂きました。

実際に比べてみると、確かにレバーの軸が刺さる穴の形や位置も同じようでした。

以前、ブログで紹介したTaymor社製ドアノブ用ラッチは、当社で建てたお客様の玄関ドアのメンテナンス用に北米から調達したのですが、その際念の為に2個程度在庫として余分に調達してあったのです。

いや~、こういうこともあるんですね。念の為の在庫が、全く関係のない遠くのお客様のお役に立つなんて、やっぱりご縁なんでしょうかねぇ。壊れたままじゃ、防犯上も不安ですもんね。

このドアラッチを日本中探しても、きっと部品を在庫しているのはホームメイドだけじゃないでしょうか。まあ、もし在庫がなくても、少しお時間が掛かりますが、私たちなら北米から調達することは可能です。

輸入住宅のトラブルって、ちゃんと問題解決してくれるビルダーが限られますから、本当に不安になると思います。(勿論、私たちなら、絶対解決が出来るという訳ではありませんが・・・)

だから、こうしたことを相談出来るところが日本にあるというのは、お客様にとって砂漠でオアシスを見つけたような感じのはずです。私たち ホームメイドは、そういうビルダーでありたいと思います。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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これで新年を迎えます

愛知県東海市のレンガ積み輸入住宅 F邸で行われていたお化粧直しが終わりました。

外壁は、100年経っても塗り直し等のメンテナンスが必要のないレンガ積みですし、屋根も40年保証と言われるカナダのアスファルトシングル屋根ですから、殆ど何もしなくていいと思われがちですが、それ以外の部分が結構あるんですね。

そこで、屋根の軒先や雨樋の塗り替え、窓上でレンガを支えるアングル鉄筋の錆止め塗り直し、窓周りの防水メンテナンス、煙突等の鈑金の塗装などを行いました。そうした一連の作業を丁寧に実施、完了したレンガ積みの家が、こちら。

新築当初からの古風なレンガの佇まいが、蘇りました。こうした地道なメンテナンスが、家の寿命を決めると言っても過言ではありません。

外壁がレンガ積みでもメンテナンスが必要なんだから、結局維持管理の費用の軽減にはならないと言われる方もいらっしゃるでしょうが、こうした定期的な塗り直しや補修作業は、サイディングの外壁でも同様にやらねばならない仕事ですし、レンガ積みの場合、そこから外壁の塗り直しが軽減されます。

また、赤レンガの東京駅や富岡製糸場のようにその美しさを100年以上皆さんにお見せ出来るのは、レンガ積み外壁以外存在しません。そして、こういった文化的な意義や歴史的な価値は、お金だけでは計れない大きな財産だと私は思います。

丁度、NHKではニッカの創業者、マッサンの朝ドラがやっていますが、日本人でもこうした夢や文化を愛する人間がいたということを後世の人たちにも分かってもらいたいですね。いや~、やっぱり本物は違いますよねぇ。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

作品紹介:レンガ積みの家 憧れの洋館 ~F邸~

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ファイバーグラス製玄関ドアを塗り直そう!

この写真は、塗装が剥げた輸入住宅の玄関ドア。一見、この輸入ドアは、木製のように見えますが、実は表面がファイバーグラスで出来た玄関ドアです。

とある建築屋さんから、「輸入の玄関ドアの塗り直しをしたいのだけれど、本物のように見える木目が再現出来ないので、ホームメイドで施工出来ないか?」という相談を頂いた。

どうやら、その建築屋さんから依頼を受けた塗装屋さんが、既存の塗装をサンド・ペーパーを当てて取ってしまったらしいのだが、その後木目は出せないと言って、そのままになってしまっているらしいのだ。

通常、元々の塗料は、アセトン等のジェル状の剥離剤を使って丁寧に取り除いて、ドアの表面下地を傷付けないという施工をしなければならないのだが、グラスファイバー製のドアを見たこともないようなペンキ屋さんには、どうしていいか分からなかったのだろう。

木目調のファイバーグラス・ドアを施工する為のペイント・キットは準備したが、果たしてうまく塗料が載るかどうか。とにかく、年明けに挑戦してみるしかないですね。

輸入のファイバーグラス玄関ドアをお使いの皆さんは、塗装のメンテナンスが必要になった時、下手に手を出す前に私たちのような専門ビルダーに相談して下さいね。でないと、せっかくの美しいステンドグラスの入った玄関ドアが、台無しになってしまうかも知れませんから・・・。

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内部結露したペアガラスは、早めの交換

ペアガラスの内部結露が 疑われるハメ殺し窓。一見、ガラスが汚れているだけのように見えますが、水滴が見えますし、いくら吹き抜けでも汚れ方がちょっと異常です。

この輸入住宅は、私が以前勤めていた建築屋が手掛けたものですが、年末の定期訪問に伺った際に異常を発見しました。家のご家族は、丁度皆さんお出掛けであったようで、室内側から確認することは出来ませんでしたが、私の見方が正しければ、早めにガラスを交換する必要があると思います。

ここのサッシは、私の記憶からすればウィルマー(Willmar)社製のアルミクラッド輸入サッシであったように思いますが、この会社のハメ殺しサッシは、ペアガラスが内部結露を起こすことが多いような気がします。

ダブルハング窓などは、こうしたトラブルが発生したという事案は今までなかったように思いますので、ある一定の種類のサッシに問題があるのかも知れません。
(製造時期やロット、製造場所的に同じということで、発生することもあります)

ガラスの周囲にスペーサーと呼ばれる気密パッキンが入っていますが、これに僅かでも隙間が出来れば、湿気った空気が入り込んでしまいます。それが水滴化すると、スペーサーが錆びついて劣化を起こし、ガラスのぐらつきを誘発します。また、室内側の窓の木部や構造体が腐ってきたり、室内への雨漏りが発生するという恐れも生じます。

最悪ガラスの脱落なんてことにもなりかねませんから、輸入サッシのメンテナンスで経験のあるビルダーにお願いして、早めの交換をして下さい。見違えるようにきれいになりますから、費用を掛けただけの満足を得られることは間違いありません。

私たちなら、新しいペアガラスの内部結露については、10年保証します。(ガラスの材料費の保証ですので、交換手間については別途必要です。1年以内のトラブルについては、交換作業費も保証対象ですから安心ですよ)

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日本だったら、奥様向けか?

インテリア・デザイナーのサラ・リチャードソンが提案するKids Denの写真がこちら。

Kids Denを訳すと、子供の書斎という意味になりますが、こんなに洗練された小部屋なら、きっと日本では奥様の家事コーナーになるような気がします。

部屋の幅は、1.3mぐらい。奥行はカメラの位置からすると3mあるかないかという感じでしょうか。カメラの後ろ側に白くて浅い本棚があると、便利ですよね。

薄いベージュ色のカーペット。白い窓やウェインスコット(腰板)。落ち着きのあるブルーグレーのドライウォールの天井や壁。色を極力抑えて、花瓶の黄色い花でアクセントを加えるという感じは、色遣いの王道と言えるかも知れません。

こんな書斎が、キッチンの奥に隠されていたら、どんなにか静かで至福の時間を過ごせることでしょうか。

輸入サッシの出窓からイングリッシュ・ガーデンを眺めながら、本を読んだり、書類を片づけたり・・・。いつも子供や家族に囲まれて、プライベートの時間が少ない奥様だからこそ、ちょっと落ち着ける場所があるとホッとしますよね。そうそう、紅茶も忘れないで。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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レンガのお城

赤レンガのJR東京駅開業100周年記念で世の中を賑わせている昨今、昨年竣工したレンガ積み輸入住宅、愛知県半田市 K邸に年末のご挨拶に伺ってきました。

室内は、クリスマスの飾りも終えて、サンタさんがいつ来ても大丈夫なくらい綺麗でした。このおうちには、フリースタンディング・タイプの薪ストーブも備えていて、お伺いするちょっと前まで火が付けられていたそうです。

ただ、煙突は直径が15cm程度しかありませんから、サンタさんが入ってくるには小さ過ぎですね。

写真をご覧頂くと分かりますが、この家の基本コンセプトは、レンガ積みのヨーロッパの古城。ですから、門扉やフェンスもアイアンのものを使い、フレンチな街灯照明が玄関アプローチを照らしています。

まだ建てて間もない新築の輸入住宅ですが、この重厚さが年月を感じさせるデザインを醸し出していますね。もう少し木々が生い茂り、レンガの外観を覆うようになってきたら、更に古城の雰囲気は増すことでしょう。

時間が経つにつれて趣きが出てくるなんて、普通の家ではあり得ないですからね・・・。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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玄関ドアのクリスマス・リース

毎度恒例の年末の定期訪問でお客様のおうちに伺っております。

お留守のおうちもありますが、いらっしゃれば私たちを温かく迎えてくれるという関係が築けているのは、本当に有り難いことです。

先日は、いっせいにクリスマス・カードを郵送させて頂きましたので、多くのお客様から有難うの言葉も頂戴出来るのも、この時期ならではです。

こうして、お客様のおうちを1件ずつ訪問させて頂いて気付くのは、多くのおうちにこうしたクリスマス・リースが飾られているということです。こうした情景を見るにつけ思うのは、やっぱり輸入住宅を建てさせて頂いてよかったということです。

どのおうちの方も、こうして素敵にクリスマスを迎えて頂いて、私たちが手掛けた輸入住宅を愛して頂いていると感じることは、幸せこの上ないことと思います。

どうぞいつまでも素敵なおうちを愛していって下さいね。その為には、私たちも努力を惜しみませんから。

Merry Christmas!

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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オペレーション・ギア部品の不具合?

下が開くオーニングにしろ、横に開くケースメントにしろ、室内のハンドルを回すことで開閉するという構造は同じです。

ハンドルの奥にギアがいくつか入っていて、それらが回転しながらサッシュを開けるアームを動かしていきます。これらの部品は、金属で出来ていますが、窓が歪んでいたり、風の強い日だったりすると、部品に無理な力が掛かって動きが渋くなることがあります。

そういう時は、無理に窓を開けないで、そっとしておくのが一番なんですが、どうしても開けたいということから、無理やり開け閉めしてしまうんですよね。そういうことが繰り返されると、そのうちギア等の部品が欠けたりして、作動しなくなるなんてことになってしまいます。

こういう場合、ギア部品全体を交換しなければなりませんが、窓の大きさやメーカーによって、部品のサイズやデザインも異なってきます。

この写真は、北米ハード社のオーニング・サッシですが、ハンドルにつながる軸の部分が折れているかも知れません。近いうちに状況を調査しに行きますが、恐らくちゃんと修理出来ると思います。

輸入サッシは、手間が掛かりますが、そこがかわいいんですよね。家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: クランク・ハンドルが抜けてくる (2015年1月9日)

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天窓のガラスも結露します

現在、屋根を含めた外装の塗り替えを行っている愛知県日進市の輸入住宅 H邸。

塗り替え工事自体は、お知り合いのところにお願いされたのですが、輸入資材については手に負えないということで、私共がいろいろお手伝いをさせて頂いています。築28年にもなるので、いろいろな部分をメンテナンスしながらの施工となっていますが、今回はベルックス社のトップライト。

屋根に取り付けられた天窓は、冬場の暖かい室内の湿気や外部からの雨の侵入によって、ペアガラスの内部の空間に結露を起すことがしばしばあります。通常のサッシ同様、こういう場合は結露したガラスの交換が必要となります。

ガラスの周囲の緑色のテープは、屋根の塗り替え時の養生用のテーピングですが、ガラスには結露した水滴が流れた跡である白い筋がいくつも走っているのが分かりますね。

Veluxの天窓でもちゃんとガラスの交換が可能ですから、気付いたら早めに交換の相談をして下さいね。放っておくと、最悪はガラスの周囲のスペーサーが劣化して、ガラス自体が脱落するリスクが生じます。

尚、交換の際には、開閉の調整もお願いして頂けると、新品のように蘇りますよ。また、交換するガラスは、ペアの強化ガラスですから割れるリスクも少なくて安心です。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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アメリカの住宅トレンドを見る

毎年1月にラスベガスで開催されるNAHB インターナショナルビルダーズショー。北米最大の住宅・建材の展示会ですから、日本からも多くの住宅や建材メーカーの担当者が視察に行くんですよ。

その開催に合わせて、ニュー・アメリカン・ホームと呼ばれるモデル・ハウスが建築されます。これは、単なるモデル・ハウスではなく、会期終了後に販売されるもので、この住宅を通じて全米や世界各地からの来場者に、最新のデザイン・トレンド、建築技術、建材を紹介するという企画です。

今回建築が予定されている住宅が、この写真。

キュービック型の四角いフォルムに平らな陸屋根。大きく開口部を取った窓など、今の日本の大手メーカーのデザインに通じるものがありますね。こうしたデザイン・トレンドは、イタリアなどのヨーロッパからスタートしていると言いますから、アメリカと日本がほぼ同時期に同じようなデザインで消費者にアピールするのも理解出来ます。

私たちは、こうしたデザインの住宅を手掛けることも可能ですが、一過性のデザインではなく継続性のある伝統的なデザインで建築することを好みます。ただ、住宅のフォルムについては、そういう考えを持っていますが、家の中での生活スタイルについては、常に変化していると思っています。

例えば、写真のような屋外リビングやバー・コーナーなんて、アウトドア志向で社交的なファミリー層の皆さんにとっては、多くの友だちと家で手軽にガーデン・パーティを開くことが出来て、夢のようなプランかも知れません。

そういう新しい生活トレンドを日本の皆さんに紹介・提案しつつ、飽きのこないデザインで輸入住宅を建築することが出来たら素晴らしい資産を提供出来るものと考えています。

写真の住宅は、ショーに合せて建築されますから、一般の皆さんも是非見に行かれては如何でしょうか。私たちと一緒に家づくりをお考え頂く方で、是非にという皆さんをガイドを兼ねてお連れすることも可能ですから、ご相談下さい。

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