お知らせ : ページ 298

アンティークさを演出したアイアン門扉

アンティークなアイアン門扉

空き巣によって破損したアイアン製の門扉を作り直すという記事を以前書きましたが、ようやく製作が完了しました。

以前は、アイアン素材の上に青緑色の塗料が塗られていただけでしたので、いい素材の割に少し安っぽい印象を受けました。今回は、デザインを作り直すと同時に、銅の液体金属を表面に施工してから酸を使って錆びさせることで、古びた緑青の感じを演出してみました。

これ、新しく作り直した門扉とは思えないくらい素敵な外観になっていますでしょ。単に修理するだけなら誰でも出来ますが、デザインや高級感を更にアップさせてこそ本当のリノベーションと言えるのです。

来週末くらいには現場に持っていって取付けを行いますが、またその様子は後日ご覧に入れますね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: 破損した門扉の採寸 (2016年1月5日)
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ペラのサッシとPara ティンバーケア

ペラ・サッシとPARAティンバーケア

以前、ペラ・ウィンドウの建具(障子)のガラスが曇ってきたので、交換用の新しい建具を調達しなければいけないという記事を書きましたが、それを含めた交換部品類が入荷してきました。

Pellaの建具は、アメリカから入荷した後、国内の工場でガラスまわりなどを更に防水コーキングで処理してから、私共の元に届けられます。

でも、ご覧の通り、パイン材で出来た木部については、無塗装の状態で到着しますから、私共の方で防水塗装を施す必要が生じます。ただ、なかなか国産の塗料でいいものがないんですよね。

そこで塗るのが、パラペイントのティンバー・ケア。高品質な100%水性アクリル塗料の為、木の呼吸作用を阻害することなく、高い防水性や耐紫外線性能を発揮します。

今回、このダブルハングの建具を取付ける前に、会社で2度塗りしていきます。

ただ、古い窓は日焼けをして色が濃くなっていますから、新しい建具の色が馴染んでくるまで少々時間が掛かると思います。そういう時間を理解して頂ければ、輸入住宅で長くお住まい頂けるはずです。

さて、もう少ししたら、2回目の塗装を始めましょうか。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 窓ガラスが曇っていませんか? (2015年10月3日)
<関連記事>: ガラスが曇ったら、交換しましょう (2016年2月13日)
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すり減ったドアのヒンジ

擦り減ったドアヒンジ

輸入の玄関ドアに取り付けられた古いヒンジ(蝶番、丁番)です。

主にステンレスで作られていることが多いのですが、頑強で重量のある輸入ドアですから、長年開け閉めしているとこのようにヒンジ同士が擦れて減ってきます。ひどくなると、かみ合わせの部分にこのような隙間が空いてきます。

また、左右のヒンジ板の高さを比べてみて下さい。右側の金属板の方が下がり気味になっているのがお分かり頂けると思います。左側がドアの枠に固定されていて、右側はドア本体に固定されていますから、ドアがドア枠よりも下がっている状態です。

こうなると、ドアが敷居に当たってきて、ドアの開閉がしづらくなったり、ドア・ラッチやロックのカンヌキが受け側のストライクの穴に入らなくなったりします。

そういうことを知らずにそのまま放置すると、ラッチやロックが破損する原因になりますから、防犯上も問題となることを覚えておいて下さい。ドア・ヒンジは、どの輸入メーカーのものでもほぼ大きさが同じですから、多少の調整が必要なものの簡単に交換することが可能です。

ただ、長年の使用でドアが傾いたり、歪んだりしている場合は、私たちのような輸入ドアの専門家にドア調整の依頼を頂いた方がいいかも知れません。その際、気密材のウェザーストリップの交換を一緒にして頂くと、更に気持ちよくお使い頂けます。

輸入住宅の修理・メンテナンスをご希望の方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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劣化した輸入の木製玄関ドア

劣化した輸入の木製玄関ドア

愛知県尾張旭市のお客様から、築17年の輸入住宅の玄関ドアの塗装についてご相談を頂きました。

状況からすると、雨や陽の当たる向きに設置された木製ドアで、長い間風雨に曝されてきたのか、木肌が荒れて割れも至る処で見受けられます。

こうした状況を何とかしようと、お客様自身でも挑戦されたようで、木工パテをドアの表面に塗って平らな状態にしようとしたのですが、これが反ってドアの見た目を悪くしてしまった感じです。

白くなっている部分がパテ埋めしたところですが、木肌のほぼ全面に亘っていますから、今からこれを除去して木目を出すということは不可能に近いものがあります。

勿論、ここまで木が劣化してしまっていれば、木目を再生させることは難しかったかも知れませんが、現状は白い塗料を塗ってアンティークな白いドアに蘇らせる以外に方法はないと思います。

また、ドアとドア枠との隙間が大きいので、ガードプレートを入れてロック部分を隠してやったり、ドアの下がりを新しいヒンジに交換して修正したりすることも同時にやった方がいいですね。

せっかくの美しい木製玄関ドアですから、以前の状態に近いところまで改善出来ればきっとまた愛着が出てくるはずですよ。

家を長持ちさせるには、こまめな点検とメンテナンスが欠かせません。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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ガラス・モールの割れ

モールの割れ

こちらは、トリムライト社製ファイバーグラス・玄関ドアの写真ですが、ステンド・グラスの周囲にあるモール材(モールディング)にヒビが入ってしまいました。

築12年ということですが、その割には木目の塗装の状態もよく、きれいにお使い頂いている感じがします。

ファイバーグラスが入った樹脂で表面が覆われたドアですから、ドアそのものは相当丈夫に出来ていますが、ガラスを押える部分のモール材は、樹脂のみで出来ていますから、経年劣化のスピードも多少早いのかも知れません。

このひび割れは、お客様ご自身でパテ埋めされて補修をされたようですが、やはり素人補修では気になるとのことで私共にご相談を頂いたようです。ただ、パテのようなもので簡易に補修する場合、素人の方がやるよりも多少見栄えよくは出来るものの、新品のようにきれいになる訳ではないので、それを許容出来る場合に限ります。

どうしても元通りにしたいという場合は、新しく無塗装のモール材をアメリカから取り寄せて古いモールをドアから外し、新しいものを取付けた後にドアごと塗装するということになります。

でないと、モールとドアの色がきれいに合いませんからね。費用と見栄えは、比例します。どこまで完璧を求めるかで、その費用も上下しますので、皆さんの希望をはっきりさせることが大切ですよ。

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さて、どうやって開けましょうか?

ロックが開かなくなった北欧系輸入ドア

とある岐阜のお客様から、北欧系輸入住宅によく使われる玄関ドア、レクサンドーレンのロックの修理についてご相談を頂きました。

このおうちは2001年5月完成ということですから、15年程前から使われている古い木製ドアです。レクサンドーレンの木製玄関ドア、LEK-T50-Gの表面には、厚めのチーク材が張られていますので、まだまだ耐久性は維持されています。

でも、頻繁に開け閉めするロックの部品は、消耗が激しかったのか、ロックケース(バックセット)と呼ばれる四角い箱の中で壊れてしまったようです。ロックが掛かった状態で壊れたということで、鍵を回しても空回りして開けることが出来ない感じです。

こちらのロック金物は結構丈夫に作られていますので、ドリルで穴など開けて箱の中を破壊するということがなかなか難しいというのが、厄介なところです。

最悪、ドア・ヒンジ側を分解して、反対側からドアを外すということもありかも知れませんが、こちらが外れるかどうか慎重に判断しなければなりません。何れにしても、出来るだけドアを傷付けずに不具合のある部分だけを何とかしたいものですね。

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<関連記事>: 改修メンテナンスをした北欧系輸入ドア (2016年2月12日)

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中世のお城的な玄関デザイン

Simpson #7465

久しぶりに玄関ドアの1つをご紹介したいと思います。

こちらは、アメリカ Simpson社の#7465というシリーズの玄関ドアです。#7465というドアは、標準では窓や格子、鋲といったアクセサリーは付属しておりません。

また、樹種はHem(ベイツガ)やDouglas(ベイマツ)が一般的に採用されます。

でも、こちらのドアは、レンガ積みの外壁や古びたアイアンを使った照明などによって、中世ヨーロッパ的な外観に仕立てられた家に合うように、いろいろなオプションが組み込まれています。

樹種は、わざと節が多く入ったBirch(樺)を使い、ナチュラル・クリアの塗装でラスティックに仕上げています。こうすることで、中世の時代の素朴さを演出しながら、侵入者に対しては頑強さで圧迫するような、力強さを感じさせてくれます。

10年、20年という月日が流れ、ドアの色が焼けて濃くなってくるともっと素敵になるでしょうね。そこが、本物の楽しさです。ただ、そこまでになるには、ちゃんとした手入れが必要だということを覚えておいて下さいね。

このように輸入のドアは、デザインを含めて自分の好みでいろいろ組み合わせが出来るところが国産のドアにはない魅力です。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。

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塗装が剥げた木製玄関ドア

塗装が剥げた木製玄関ドア

岐阜県のお客様から輸入の玄関ドアの塗装が剥げてきたので、塗り直しのメンテナンスをお願いしたいというご相談を頂きました。

お住まいの輸入住宅は築17年とのことで、もしかしたら一度も再塗装をしてこなかったのかも知れません。

ご覧頂いた玄関ドアは、家の北側に面した処にあるそうで、南面程雨風に曝されていないとのことですが、それでも強い北風が吹く時の雨であれば、ドアの下側に雨が当たることは考えられます。

状態を見る限り、木部が腐ってきているといったことはありませんが、雨や湿気によってドアが変形したり、隙間が空いてきたりすることがないように、防雨・防水塗装をやっておく必要がありますね。

木製ドアは、温かみがあって古くなってもそれなりの趣きがあるものですが、自然素材故の経年劣化や歪み・反りといった問題が発生してくる可能性もあります。そうした問題を少しでも回避する為には、木部を保護する為の塗装をしなければなりません。

但し、家具や内装用のニスを塗ったり、油性の塗料を施工したりすると、用途の違いによって塗装が長持ちしないというケースも多いですから、屋外の木部塗装の専門家に相談して慎重に対処する必要があります。

塗料も適材適所。間違った塗装をしても意味はありませんし、それが逆効果になることさえあるのです。

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ポケットドア用戸車セット

ポケットドアの戸車

先日、ポケットドアの戸車が外れて、ドアが片方下がってしまったという記事を書かせて頂きましたが、交換用のパーツセットが入荷しました。

戸車2個や固定用の台座2個など、いろいろ中に入っていますが、交換しなければならないパーツはどれだけあるでしょうか。何れにしても、現場の状況を確認してどれを交換するか判断することとなりますが、これだけ揃っていればまず大丈夫だと思います。

ポケットドアは、ドア上枠に取り付けられたレールで吊って可動させるドアですから、戸車を固定するナットが緩んでしまったりすると、ドアがレールから外れてしまいます。

日頃からドアが傾いていないか確認して、もしドアがキッチリ閉まらないようなら、ドア上のナット等を回して正しい位置に調整して下さい。

輸入住宅の修理やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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<関連記事>: 吊り金物が外れて傾いたポケット・ドア (2016年1月24日)

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廃番コンロの部品調達

ロジェールの破損したつまみ

今でもマニアには絶大な人気のあるフランス製オーブン・レンジ、ロジェール RCG622-RB。

でも、もう何年も前に消防法の関係で販売中止に追い込まれてから、補修部品の供給も順次なくなってきています。ロジェールには可愛らしい耐熱ガラスのフタが付いていたのですが、このガラスのフタも在庫がないといった状況です。

さて、今回ご相談頂いたのは、ロジェールの火力調整つまみの一部が破損してしまったというものでした。送って頂いた写真で破損箇所の確認し、部品会社に供給の可否を問い合わせした処、運よくこの部品はまだ在庫があるということでした。

価格はどうしても割高になってしまいますが、部品があるというだけで素晴らしいことだと思います。美しいキッチン・レンジですから、是非これからも大切に使っていってもらいたいものですね。

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