お知らせ : ページ 301

きれいに直ったでしょ

修理したキャラドンの掃出しサッシ

輸入住宅にお住まいのお客様からキャラドン(Caradon、CWD)社の掃出しサッシが腐ってきたという相談を受け、修理の為に本体を引き上げたという記事を先日書きましたが、昨日無事元の状態に修復することが出来ました。

どうでしょうか、何の変哲もないアルミクラッドのパティオ・ドアになっていますよね。木のフレームがあれだけ腐っていて、元通りになるなんて誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。

ただ、アルミのフレーム・カバーを見て頂くと分かるのですが、2つ穴が明いていますから、ここから雨がまた侵入しないか心配です。この穴はサッシ(ドア)の下に付いている戸車の高さを調整する為、そこにドライバーが差し込めるようにしてあるんですが、普通は室内側に明いているものなんです。

でも、キャラドンの掃出しサッシは、屋外側に調整穴が付いています。

この穴は新築当時からだったそうで、ここに何もキャップがされていなかったというのが、今回の腐りの原因かも知れません。(施工当時、フタか何か付属していたはずですが、何か分からず捨ててしまったのでしょうか)

防水コーキングでこの穴を塞ぐことも考えましたが、今後の調整メンテナンスに支障が出るのも困りますので、お客様に何か穴を塞ぐカバーをして頂くようにお願いしました。

輸入サッシの修理・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: ドアの下部が腐ったアルミクラッド掃出しサッシ(2015年11月12日)

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レバーハンドルがへたってきました

ローウェンのフレンチドア・レバー

カナダの有名サッシ・メーカー、ローウェン(Loewen)社製アウトスウィング・フレンチ・ドア。写真には写っていませんが、両開きのダブルドアです。

10年前後前に群馬県で施工された輸入サッシですが、そのレバーハンドルが思うように動かなくなってきたそうです。ご覧のように、レバーが水平よりも少し下がった位置にあるのがお分かりでしょうか。

恐らく、ロックセットのケースに内蔵されたスプリングが劣化して延びてしまったか、折れてしまったかしたのではないかと思います。

こうなるとロックケースの金物ごと交換するしかないと思いますし、ドア自体も経年で下がってきているようですから、蝶番(ヒンジ)の交換やドアの建て起しの調整も必要だと思います。

また、このドアの相手となるドアには、フランス落しと呼ばれるドアの固定部品が取り付けられているのですが、そちらも操作が固くなってきているようですので、部品の交換や調整が同様に必要な気がします。

素材は一流のものを使っていますので、メンテナンスさえすればまた長く使うことが可能なフレンチ・ドア。ですから、何とか部品を調達して差し上げたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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玄関・勝手口の木製ドアをリフレッシュ!

WaterBarrier technology

輸入住宅の玄関・勝手口の多くには、無垢の木で出来た木製ドアが使われています。

国産のアルミドアと違って、重厚感や温かみがあって素敵ですよね。でも、玄関のポーチ屋根が十分でなかったり、庇(ひさし)が短かったりして、風雨に曝され木が黒ずんだり腐ってきてしまったり、劣化に困っている方も少なくないと思います。

そんな状況の中、風雨に強く耐候性に優れた木製の玄関ドアがないかと探していらっしゃる皆さんに朗報をお届けしましょう。その名も「ウォーター・バリア・テクノロジー」。

アンダーセンのクラッド・サッシやマーヴィンのインテグリティ・シリーズのように、室内側が木で屋外側が耐候性・防水性のある樹脂で覆う(被覆する)というオプションがシンプソン(Simpson)社の木製ドアには存在します。

シンプソンと言えば、北米製の玄関ドアでは一流メーカーですが、リクエストすればこんなサービスにも応えてくれるのです。(ドアによっては、このサービスを受けられないものもあります)

外側が樹脂ですから、写真のように真っ赤なペイントで塗ることも可能ですし、家やサッシのデザインに合せて落ち着いた色にすることもOKです。勿論、本物の木製ドアですから、インテリアは木の温かみを十分に感じられるものとなっており、交換しても全く違和感はありません。

気になる保証ですが、庇(ひさし)がない場所でもシンプソンはこの製品に5年保証をしています。これは製品への自信の表れなんでしょうね。

新築でこうした木製ドアを施工したい方、古くなった木製ドアを防水性の高い木製ドアに交換したい方、是非私たち ホームメイドにご相談下さい。

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ドアの下部が腐ったアルミクラッド掃出しサッシ

キャラドン社の掃出しサッシ

修理の為にドアを外して、ワンボックス車に積み込んだ様子です。

このサッシは、キャラドン(Caradon、CWD)社製のアルミクラッド木製掃出し窓の可動ドアで、それを戸車のある下から撮りました。表になっているのがドアの室内側、下になっているのが屋外側ですが、屋外側は木部の傷みが激しく一部脱落している状態です。これでは、いつドアが外れても不思議ではありません。

以前にも記事に書いた通り、CWD社は既にプライジェム社に吸収されていて、会社が存在しない状況です。一応、プライジェム社が後のメンテナンスを引き受けるサービスを継続するとは言っていますが、実際には難しい部分も多いと感じています。

今回も本来なら建具(ドア)そのものを新しいものに交換するのが一番だと思いますが、古いデザインのものを新しく製作してくれるだけの製造設備も情報も残っていないですから、国内で腐った部分を取外して、そこに新しい木部を装着するという方法を取ることにしました。

このように腐ってしまうのは、単純に水が木部に入ってしまったということだけではなく、窓そのものの構造的な原因であることが大きいような気がします。

ただ、製品の構造を私たちが修正するということは不可能ですから、まずはドアを修復してそれに防水塗装を施したり、水や湿気が侵入しそうな場所をコーキングで防水したりすることで対処します。

対処療法となりますが、窓自体を他社のものに交換するよりは大掛かりにならず、ある程度の寿命や効果が期待出来るやり方ではないかと考えています。

それにしても、最近キャラドンの輸入サッシの修理依頼が多いなぁ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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<関連記事>: 輸入の掃出しサッシの腐り (2015年9月28日)
<関連記事>: きれいに直ったでしょ (2015年11月15日)

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オーニング・サッシのオペレーター

錆び付いたオーニング窓用オペレーター

この古びた金物は、輸入サッシを開閉させる為のオペレーター。

窓の下側が外へ開いていくオーニング(AWNING)と呼ばれるサッシですが、下から覗かない限り部屋の中が見えないので、プライバシー確保にはもってこいの窓だと思います。

こちらの輸入サッシは、どこのメーカーかは不明ですが、窓部品としてはそれ程特異なパーツではなく、北米の部品メーカーから調達可能なんですよ。

これ程錆びることはあまりありませんが、窓に目隠し機能が欲しい洗面やトイレ、浴室など湿気が多い場所に使われていたのかも知れません。

もう少しサッシを気にしていれば、窓を開けて乾燥させたり雑巾などで水分を拭き取ったりするなどすることが出来たと思いますが、普通のお客様はそこまで気付かないですよね。

こうした金物は、標準品が塗装したスチール製ですが、部品メーカーではステンレス製のものも作っているようです。

窓メーカーから出荷された当時からずっと使い続けていらっしゃる方は、是非一度ご自身の輸入住宅ではどういった状況なのかを確認して、必要あれば耐久性の高いタイプに交換することを考えてもいいかも知れませんね。

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アメリカでも見かけなくなりましたねぇ

Cherry Grove Pediment Rice Carved Poster Bed

新築時に多くの皆さんが新調するベッド。

アメリカやカナダの人たちもそういった機会に部屋に合ったベッドや家具を買い替えます。ですから、街には大きな家具屋さんが結構あるんですね。

さて、今回写真でお見せするのは、ベッドの四隅に天井まで届きそうな柱が付いているペンシル・ポスト・ベッド。昔はキャノピーと呼ばれる天蓋(屋根のような覆い)が柱の上に付いていたものが、徐々に省略されてこの形になったと思います。

勿論、お姫様チックなデザインが好みの方は、柱の上にレースのような薄い布を掛けて、ベッドを上から覆うようなことをする人もいます。

ベッドの頭の部分は、三角の妻壁に取り付けられるペディメントと呼ばれる伝統的な飾りが取り入れられています。このデザインは、ギリシャ・ローマの時代から欧米で受け継がれてきたものですから、お好きな方も多いでしょう。

でも、こうした装飾的な伝統デザインの家具は、最近北米でも見ることが少なくなってきました。シンプル・モダンなインテリアに合せて、家具も直線的なIKEAのようなデザインのものが増えてきています。

ただ、シンプル・モダンの内装に、こうしたクラシックなアイテムが1つ置いてあると結構アクセントとなって、面白いインテリアになるのですが、なかなか勇気がないんでしょうね。

さて、皆さんならご自身の家づくりでどんな家具でインテリアを飾るでしょうか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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お湯が出ない輸入洗面水栓の交換

お湯が出ない輸入洗面水栓

メーカー不明の輸入の水栓金具。デザイン的には、北米でよくある感じのデザインですから、同じようなものを探すのは比較的簡単ですが、今回はデザインを一新してアメリカの有名メーカー Kohler(コーラー)社のものに交換しました。

今までのものの不具合は、お湯のレバーをひねっても殆ど出てこないといった状態で、給湯器に着火出来るだけの水量が確保出来ず、水が熱くならないまま出てくるという感じだったそうです。

こういう場合は、お湯の配管又は水栓金具のどこかに異物が詰っていることが考えられます。また、蛇口の吐水口からもポタポタ漏れるといった状況だったそうで、止水バルブ(セラミック・カートリッジ)の交換だけでは問題が解決出来ない可能性もありました。

(水栓金具が特定出来ませんから、適合する止水バルブを見つけることも不可能な状況ですので、何れにしても水栓ごと交換するしかなかったですが・・・)

交換後のコーラー社水栓

そして、交換後のコーラー社製水栓金具の写真をご覧下さい。新しい洋服に着替えたように、洗面空間もすっきり素敵になりました。また、コーラー社の陶器の洗面ボウルにもよく合います。

問題がある状態を放っておかず、早めに適切に対処すれば気持ちもいいし運気も上がります。家を長持ちさせるには、こうしたこまめなメンテナンスが必要だということを改めて感じました。

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玄関ホールも明るくなりました

北欧系玄関ドア交換

1983年にノルディスカヒュースという北欧系の輸入住宅メーカーで建てた家のトップライトを交換させて頂いたという記事を、以前書かせて頂いたことがありましたが、今回はそのおうちの玄関ドアの交換が完了しましたので、ご覧下さい。

今回このドアを交換させて頂いたきっかけは、セキュリティの問題でもあるドアノブ(ドアレバー)の破損でした。

内蔵されたバネが折れて、ラッチの爪の出し入れがうまく出来なくなったのですが、新築した際に何の案内もなくこの窓のない木製ドアが取付けられた為、玄関の上がり鼻がいつも暗くて気になっていたそうです。

そういった状況でしたので、ドアレバーが壊れたこの際にガラスの入った玄関ドアにしたいということになりました。

古いドアは、ベタ塗りのこげ茶の塗装がされていましたが、材質は良質のチーク材。ですから、今回も同じチークで出来た北欧系のレクサンドーレンを使いました。

古いドアと新しいドアとはサイズが微妙に違いましたから、ドアだけを入れ替えるという訳にはいかず、ドア枠を建物の構造体から外して交換するという手法を取りました。

玄関タイルに埋め込まれた敷居やドア枠の周囲の飾り枠(ケーシング)なども一旦撤去しなければいけなかったので、壁の中の防水対策などで結構手間・暇が掛かりましたが、こんなに美しく仕上がりました。

今後、木の色も変化して、アンティークな感じになっていくでしょうから、その色合いを楽しんでいってもらいたいですね。32年前の建物ですが、こうして手を入れていけば、今後50年、100年とこのデザインを楽しめるのが、本物の輸入住宅だと思います。

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<関連記事>: いい味、出てるでしょ (2015年7月6日)
<関連記事>: 新しいトップライトへ交換 (2015年7月31日)

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真っ白なキッチンって、いいですよね

White Kitchen

アメリカのサイトで見つけた真っ白なキッチン。

北米のキッチンは、料理するキッチンというよりは、見せるキッチンという意味合いが強かったりするので、換気扇のカバーもキッチン・メーカーのオプションでオーダー出来るんです。

オーブン・レンジも国産のものより随分大きいですよね。日本なら業務用と言ってもおかしくないくらいです。

アメリカやカナダの人たちは、友だちを呼んでしばしばパーティをしますから、奥様たちがレンジに複数立つということも珍しくありません。ですから、これだけ大きなレンジを設置したり、多くの人が行き来出来るように、通路の幅を広く取るというのがステータスなんですね。

レンジ側のキッチン・カウンターは、どうやら本物の大理石を使っているようです。石のカウンターは、食材を冷やすにはもってこいですから、ケーキなどを作る時にその役割を果たします。

また、アイランド側のカウンターは、木を張り合わせた集成材のようですが、こちらも食材や料理を並べたり、計量等の準備に使われるのでしょうね。これくらい広くて充実したキッチン・スペースでしたら、きっと食事を作るのも楽しいと思います。

皆さんもオーダーで、こんな輸入キッチンを造ってみませんか?大きなオーブン・レンジや冷蔵庫も私たちなら輸入出来ますし、洗面やリビングのキャビネットをお揃いにすることも可能です。

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古いタイプは、よく折れます

ロック・レバーの欠損

ミルガード社製掃出しサッシ(スライディング・パティオ・ドア)を室内側から撮った写真です。

北米の輸入窓、特に掃出しサッシと呼ばれるものは、ペアガラスが強化ガラスになっていて、ロック金物も防犯性の高いモーティシー・ロックになっていますから、泥棒さんもここから入ろうというのは少ないようです。

上記のようにセキュリティの高い窓ですが、10年近く前のMilgardの掃出しサッシは、ロックの為のレバーが折れて欠損するトラブルが少なからず発生するようです。

長く使っていると、モーティシー・ロックのラッチ(爪)の位置が微妙にずれて鍵が掛からなくなったりします。そんな時、無理に鍵を掛けようとレバーに強い力を掛けるということをすると、鋳物で出来たレバーはポッキリ折れてしまうのです。

そうなるとサッシに鍵が掛けられなくなってしまいますから、せっかくの防犯性が半分失われてしまいます。そういう場合の応急処置として、ドアのレールにつっかえ棒などを入れて、ドアが開かないようにすれば対処は可能ですが、いつまでもそんな状態では心許ないですよね。

ロックや網戸、気密パッキンなど、どんなサッシでも消耗品は必ずありますから、メンテナンスしてくれる建築業者や部品調達のルート確保をしておくことが大切ですね。

Milgard 掃出し窓用ロックレバー

因みに、このロックレバーの新しいタイプは、強度を上げた改良型になっていますから、動作が少し固めですが耐久性は向上していますよ。

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