割れた強化ペアガラス

割れた強化ペアガラス

割れた強化ペアガラスの窓

こちらは、マーヴィン(Marvin)社の古い掃出しサッシ。

フレンチ・スライディング・パティオ・ドアというシリーズのもので、標準的なスライディング・パティオ・ドアよりも高級感のある印象です。

今回岐阜のお客様からのご相談は、鳥(バード・ストライク)又は石が当たったのか、ペアガラスの外側の強化ガラスが割れてしまったので、交換・修理が可能でしょうかというものでした。

マーヴィンの窓の場合、通常ガラスだけを新しいものに交換して修理をするということはやりません。それは、ガラスの入れ替えをする際に薄いアルミの枠材が曲がってしまったり、仕込んである防水材を痛めてしまったりする恐れがあるので、建具(この場合、ドア)ごと交換することを推奨しています。

勿論、自己責任でガラスを調達して交換することは可能ですが、メーカーは何ら保証をしてくれません。しかしながら、今回マーヴィンは、ドアの交換ではなくガラスの交換だけで対応してくれるそうです。それは、このドアが既に生産をしていないタイプだからのようですが、・・・。

マーヴィンを含めて輸入サッシ・メーカーの窓は、北米で全て製作されますので、調達には3~4ヶ月程の時間が必要ですが、全く同じ新品ですから新築時の美しさが蘇ります。

強化ガラスの外側だけが割れた状態ですから、内側のガラスだけで少しの間我慢して頂く必要がありますが、防犯や雨風の問題は何とかしのげると思います。是非これからも大切にお使い頂きたいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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