お知らせ : ページ 285

ロックレバーのぐらつき

ロックレバーのぐらつき

グライディング・パティオ・ドア(Gliding Patio Door)と呼ばれるアンダーセン(Andersen)社製掃出しサッシ。

今回は、ドアの外側にキーで開けられる鍵を取り付けたいという相談と共に、室内側のロックレバーの購入についてご連絡を頂きました。

このメーカーは、輸入サッシでもメジャーな会社ですから、この窓を使っている輸入住宅も多いと思います。

木部を覆う外装は、シリーズによって樹脂やアルミ、ファイバーグラスと異なる素材が使われますが、どれも耐久性には定評があるようですが、サムラッチと呼ばれる室内側のロックレバーだけは、長年使用するとグラグラしてくることがあるようです。

メーカーでもこうしたことを把握していると思いますが、仕様変更など改善する気配はありません。アメリカ的と言えばそれまでですが、私たちからもそういう声を届けていくことを続けなければいけません。

とは言え、現状ではレバーのみを交換することで対処する以外はありませんから、不具合でお悩みの方はお問い合わせ下さい。交換しさえすれば、ちゃんと元通りになりますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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ベランダ手摺の付替え工事

ベランダ手摺の付替え工事

15年前に新築させて頂いたおうちのベランダ手摺を付替える工事をさせて頂きました。

当初はカナダから輸入した美しい木製手摺を施工していたのですが、雨ざらしになる場所でしたので徐々に腐ってきてしまいました。こういう場所は、自然素材ではどうしても長持ちすることは難しいですね。

そこで今回は、一般的なアルミの手摺に交換します。手摺の下の小壁の上に幅広の笠木を載せて、そこに頑丈な支柱を立てた上で化粧柱と縦柵の手摺を施工します。

アルミは錆びにくい素材ではありますが、強度という点では他の金属よりも劣ります。ですから、下地となる支柱を入れてしっかり固定することが大切なんですね。大掛かりな工事ではありませんが、こうした処にも気遣いが必要です。

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こんなんだけど、皆どうする?

愛知県の30年超過地震確率

平成21年に政府の地震調査研究推進本部 地震調査委員会というところが発表した全国地震動予測地図というものがあります。

各県毎に地震の予測確率などを出しているんですが、ここ愛知県のものを見てみると、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 (30年超過確率)は、図のような状況でした。

都市部のほぼ全域が、濃い赤色の26%~100%といった最大確率となっているではありませんか。

確かに、南海及び東南海トラフによって引き起こされる大地震が予想されていますから、沿岸部では強い地震が想定されているとは思いますが、もしこれが現実になると愛知県のみならず東海地方の沿岸部は壊滅的な被害を受けるんでしょうね。

また、この図は地震のみの予想ですから、大津波が地震の次に襲来した場合、建物の強度が落ちた状況でやってきます。そんな状況では、地盤が低い名古屋市南部や尾張西部地域では被害が拡大するはずです。

あと、南海及び東南海トラフ大地震以外に、活断層地震の予想がこの図の中には含まれていることを忘れてはいけません。

強い地震は1回で終わるはずもないでしょうから、熊本の地震のように何日も掛けて建物が次々崩壊していくという状況にもなるでしょう。そういう場合、避難所から戻れない事態が続くということも覚悟しておかないといけません。

いや~、熊本や大分の地震は、他人事じゃないというのが皆さんもお分かり頂けましたでしょうか。行政と連携して、私たちもこういう事態への対応・計画を立てるきっかけにしなければいけません。勿論、家の補強・改修もやるに越したことはありません。

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東海地方の活断層

東海地方の活断層マップ

熊本や大分で大きな被害を出している活断層地震。

私たちが住む東海地方では、どこに活断層が走っているか皆さんご存知でしょうか。せっかくですから、最新の状況を調べてみました。

ホームメイドがある愛知県日進市では、すぐ脇に大府市から豊明市、東郷町、豊田市猿投へと続く一直線の活断層が走っています。

また、岐阜市の方から一直線に名古屋市中心部へと走る活断層も見受けられますから、この2つの活断層がV字又はY字の形で愛知県の活断層を大まかに構成している感じです。そして、鈴鹿山系や養老山系のふもとの周囲や三重県の桑名市から津市へと連なる沿岸地域にも多く見受けられる状況です。

これは、現在確認されている活断層だけのマップですから、未知の活断層が隠されていることも忘れてはいけません。もし活断層の近くにお住まいの方がいらしたら、地震の際にどう逃げるか、その前に何を準備するかを考えておいた方がよさそうです。

いくら建物の耐震性を高くしても、何度も強い地震に襲われればどんな建物の強度も落ちてきますし、地盤が割れるようなことがあれば、強い基礎でも壊れる可能性が生じます。

特に木曽川等の砂利が堆積して出来た濃尾平野は、地盤の流動化が起りやすい場所ですから、免震システムが機能しなくなるリスクも考えに入れておかなければなりません。

勿論、家が壊れないことが一番ですが、人間が造るものに絶対安全などという神話はありません。結局、私たちが地震に勝つなどという大それたことは出来ませんから、いかに難をうまくかわすかが大切です。

だからこれは、災害に備える為のハザードマップでもあります。単に怖がるだけではいけません。

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生きてるだけで、丸儲けですよ

エキスパンションジョイント部分の破壊

【熊本地震】「割れたマンションは建築ミスではない」一級建築士は語る(BuzzFeed、2016/04/15)

今回の熊本での大地震のニュースを見ると、自然に対して人間がやれることは、たかだか知れているということを思い知らされます。

いわんや、建物などはせいぜい家族が逃げられるほんの少しの時間を稼ぐことくらいしか出来ないような気がしています。

このマンションが、部分的な破壊で全体の破壊を防いだということは素晴らしいですが、何度も大きな地震に襲われれば、建物の強度などはみるみるうちに落ちていくでしょうから、より大きな破壊が今後発生しないとは言えません。

そうなると、このマンションに住民が戻れるかどうかは分かりません。構造内部で破壊が起こっているとしたら、それをどう修復するのか、どのくらい費用が掛かるかということも今後大きな問題となるでしょう。

大手メーカーが免震や制振で造ったからと、安易に都心の超高層マンションを購入する人がたくさんいらっしゃるようですが、そんな方はニュースを見ても自分のところは大丈夫だと思っているのかもしれません。

地盤補強にしても、平時の地盤沈下が起こらないようにするだけであって、地震の時でも地盤が大丈夫だという保障をする訳ではないのです。地盤が傾けば、いくら建物が丈夫でもピサの斜塔のようになってしまいます。

建築などはせいぜいそのくらいのものというのは、建築屋としては悲しいことですが、一般の皆さんもそういう心構えをして頂くことが大切です。生きてるだけで、丸儲けですよ。

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Harrington II, Forterra Brick

Harrington II

今回は、久しぶりにカナダの積みレンガの新しい商品を紹介しましょう。

その名も「ハーリントン II」。アンティークさを醸し出す為に表面に表情を付けたデザインをしています。

基調色は茶褐色ですが、ほんのり紫がかった感じもします。明るいクラシックな外観が欲しいという方には、このレンガの外壁がお勧めです。

レンガ積みですので、当然剥がれたり、割れて脱落したりすることはありませんから、100年くらいは平気で持つでしょうね。

大きさは、横26cm、高さ8cmもありますから、見栄えも豪華に仕上がるはずです。本物のレンガの家が欲しい、お城のような輸入住宅を建てたいとお考えの皆さんは、是非採用しては如何でしょうか。

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こういうところに気遣いを!

アルミ枠の防水コーキング

昨日、アルミクラッドのペラ ウィンドウ(Pella)の建具(障子)を交換したという記事を書きましたが、新築時のように元通りになって本当によかったです。

写真は、建具を取り付けた後に、白いアルミ枠のコーナー部分のつなぎ目に念の為防水用コーキングを塗っている様子です。アルミとガラスとが接する部分にもクリアの防水コーキングを施工していますが、アルミのつなぎ目から雨が侵入しないように更に白いコーキングを打っておくようにしています。

余計な作業かも知れませんが、木枠が腐ったことが原因で交換することになったのですから、ひと手間掛けてあげることが施工者としての良心じゃないかと思うんですよね。でも、同じような気遣いを建築業者さんたちがしてくれるようになれば、きっと日本の住宅はよくなるはずです。

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木枠が腐っても諦めないで!

ペラ社ケースメントの古い建具

不具合のあるペラ(Pella)社製ケースメント・サッシのメンテナンスをしに、名古屋市緑区のお客様の輸入住宅に伺ってきました。

この写真は、悪くなったサッシの建具を取り外した処ですが、金具が取り付けてある下端の木部がこのように劣化していました。金物の取付けビスも完全に脱落し、全く開け閉め出来ない状態でした。

こうなると、お客様で何とかすることは不可能です。でも、建てた工務店さんは、輸入住宅の事業から撤退したという理由で対応してくれなかったそうです。困ったお客様はNETで検索して私たちを見付け、ご相談を頂きました。

それから数ヶ月。アメリカのペラ・ウィンドウの工場で全く同じサイズの建具を造ってもらい、ようやく取付けまで漕ぎ着けました。

ペラ社ケースメントの新しい建具

勿論、昔のままというだけであれば、また雨や結露によって劣化を起こすリスクが生じますが、ガラスや外装アルミの周囲に防水のコーキングを予め施工し、木部には高品質防水塗料のティンバーケアを二度塗りしてあります。

私たちがこうしたケアをした上で取付けするのは、輸入サッシを長持ちさせたいという願いがあるからです。

さあ、どうでしょう、既存のサッシ枠に見事に取り付けられた新しいペラの建具は。窓の開閉調整も行って、前よりスムースに可動するようになり、悩んでいたお客様の気持ちも晴れやかになったと思います。

時間や手間は掛かりますが、直したいという強い意志さえあれば、必ず元通りの美しい輸入住宅に修復出来ます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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<関連記事>: 交換用サッシュの木部塗装完了! (2016年4月10日)

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バランサーの糸切れ

バランサーの糸切れ

輸入サッシ、アンダーセン社製ダブルハング・サッシの修理でお問い合わせ頂きました。

この窓は、窓の両サイドに紐が上から降りてきて、建具(障子)を持ち上げる際のサポートをします。サポートとなる本体はバランサーと呼ばれていて、そこから紐が出ているという構造です。

でも、写真のように紐が途中でちぎれてダラ~ンとぶら下がった状態になっているのが分かりますでしょうか。この状態では、窓をうまく持ち上げることが出来なくなりますから、サッシの開閉も難しいということとなります。

このバランサーの寿命は、おおよそ10~15年。不具合の殆どは、この糸切れが原因です。

Andersenの古い上げ下げ窓は、よく開閉する場所では早めにバランサーを交換するように心掛けて下さい。ご自身で交換が出来ない場合は、私たちが部品の調達から施工までお手伝い致します。

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またまた、問い合わせです

TITANのドアラッチ

先日、古いレトロなドアラッチということで、タイタン(TITAN)のドライブイン・ラッチの記事を書きましたが、今回はその派生型となりますフェースプレート付きのドアラッチを紹介します。

ラッチの爪のある頭の部分に金色のプレートが付いていますが、これがフェースプレートと呼ばれる固定用の金属板です。

これをビスで留めることでラッチがドアに固定されるのですが、ドライブイン・ラッチはその簡易型で、ドアに明いた丸い穴にラッチの丸い頭を差し込むだけで固定します。そっちの方がビスで固定する手間もいらず、簡単ですからね。

こうしたドライブイン・ラッチは、アメリカでも古い住宅では主流でしたし、今でも多く使われています。でも、ちゃんと固定した方が金物の狂いも少なく、トラブルが少なくなるという観点から、今ではフェースプレートが付いたタイプが一般的となりました。

今回ご相談頂いた栃木県のお客様は、その両方のタイプのドアラッチが施工されているらしく、私共の記事をご覧になって手に入らないかという相談を頂きました。勿論、どちらもホームメイドは在庫を持っていますから、安心して下さいね。

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<関連記事>: レトロなラッチ (2016年3月29日)
<関連記事>: 古いラッチは、2通りで使えます (2017年7月15日)

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