塗り直せば、まだ大丈夫

塗り直せば、まだ大丈夫

シンプソン社シャトーミッシェル

シンプソン(Simpson)社製木製輸入ドア、シャトーミッシェル。輸入住宅ブームの際は、このドアが流行りましたね。

こちらは両袖にサイドライト(子扉)が付いている上に、トップにもトランザムの明かり取りまで付いている豪華な玄関です。

ただ、新築から20年近く経っているにも係らず、塗り直し等のメンテナンスを全くやってこなかったので、木の表面が黒ずんだりして劣化が見受けられます。

ただ、この玄関の位置が下屋のある奥の方であった為、雨に曝されることが少なかったようで、20年にしては傷みが少ない方ではあります。

木の割れなどもあまりないようですから、この程度なら表面に少しペーパーを当てて、スムースにしてからパラペイントのティンバー・ケアを塗装してやれば、相当元に戻るような気がします。

尚、表面の化粧板が既に剥がれた状況の場合は、真っ白く塗装する方が美しく仕上がると思います。ヨーロピアンに行くなら、赤や緑で塗装するのも楽しいですよ。

また、経年劣化していれば、ドア下のボトム・ウェザーストリップなどの気密パッキン材なども破れてきていますから、交換した方がいいですね。

あとは、防犯対策として鍵の隙間にガードプレートを装着したり、必要あればダブルロックにするなりすれば、ほぼ完璧です。

(その他には、ドア・ヒンジを交換してドアの位置調整をしたり、ディンプル・キーのシリンダーに交換して更に防犯を強化するなどありますが、少しずつやれる範囲で行いましょう)

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