お知らせ : ページ 267

コイル・バランサーの断裂

バネが断裂したIMS社製窓

何年も前になくなってしまったIMS カナダ社。

この会社は、カナダの輸入サッシ・メーカーから技術と材料を導入して国内でOEM生産していたので、直輸入をしていない住宅メーカーは、よく採用していたかも知れません。

このIMS(アイ・エム・エス)カナダ社製シングルハング・サッシは、ご覧の通りコイル・バランサーが上下に断裂した状態になっています。丁度可動する建具のレールの溝に仕込まれているのがそのバランサーですが、普段は建具(障子)の陰になっていて見えません。

でも、こうしてコイル状になったバネが切れてしまうと、その存在が分かる状況となるので、窓が開閉出来なくなって初めてお客様は気付くこととなります。

このコイル・バランサーは、ヴァイスロイ(Viceroy)やプライジェム(Ply-Gem)などの輸入樹脂サッシ・メーカーが採用している一般的な上げ下げシステムなんです。

ですから、部品の特定さえ出来れば、修理も大丈夫とは思いますが、交換方法が意外と難しかったりしますので、お客様自身や修理したことのないリフォーム屋さんには荷が重すぎるかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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Nutone社製換気扇

Nutoneの換気扇

先日、築十数年の輸入住宅に住むお客様から浴室の換気扇の調子が悪いので、見に来てもらえないかという相談を頂きました。

こちらのお宅は、名古屋でも比較的手広く輸入住宅を建てていらした住宅メーカーが分譲していたものを購入されたようですが、最近その会社と連絡が取れなくなって困っておられたようです。

何でもアメリカ人の大工さんがこの家を建てたそうで、至る処輸入資材が使われていました。徹底して輸入のものを使って建てるというのは、ビルダーの意気込みを感じますし、アメリカにある本物の家を連想させてくれるので、素晴らしいと思います。

ただ、輸入資材に不具合が出た場合、調達先や代替のものがすぐに手に入るかどうかが問題となります。そういった意味では、生活に直結する住宅設備については、ビルダーとお客様がよく協議して、設置の判断をすべきだと思います。

今回のこの換気扇は、浴室だけでなく、洗面やトイレといった空間にも取り付けられているのですが、アメリカのニュートーン(Nutone)というメーカーが製造・販売しているものでした。

一辺が20cmのほぼ正方形の形をしているのですが、国産のものとは互換性はありませんから、これと同じものを探して輸入するか、多少壁を触って国産のものに付け替えるかという選択になります。

品番等は不明でしたが、ほぼ同じ形状のアメリカ製品を見付けましたので、恐らく新しいものに取り換えることは可能と思われます。あとは、将来どうするかという点はお客様の考え次第ですが、私としては壁を触って大ごとにするより、まずは試しにアメリカから製品を輸入して、使えるかどうかを確認してはどうかと思っています。

全く違うものであれば、そういう選択肢はないでしょうが、仕様や図面からしてほぼ同じものと考えられるものですから、それに挑戦する価値はあると思います。

もしそれがうまくいけば、お客様が余分に在庫を確保して、もしもの場合に備えることが可能となります。(この製品は、ロングセラーでアメリカでよく使われているもののような気がしますから、将来の購入もある程度不安はないかも知れません)

それにしても、よくこうしたマニアックな輸入材も見つけてきますよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。

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建具(障子)の交換

アンダーセン窓障子の交換

昨日、刈谷市にある築24年の輸入住宅に取り付けられた木製の輸入サッシの建具の交換をしてきました。

この窓は、アンダーセン社製ダブルハング窓なんですが、外側から雨水が侵入したのか、建具の木製フレームが腐ってきていました。

東面の外壁に設置されているのと、2階の窓ということで風よけとなる障害物が殆どないという状態から、雨が直接サッシに当たるという環境がこの劣化に影響したものと思われます。

それは、この東面だけが1階の室内側に雨漏れを起しているということからも理解出来るところです。(但し、今回交換したサッシからの雨漏れはなかったようですから、外壁や屋根との取り合いなどが怪しいところです)

北米のアンダーセンに注文して数ヶ月。ようやく日本に到着した建具の木部にティンバーケアで防水塗装を施し、更に屋外側のガラスの周囲にも防水コーキングを事前に施工しました。(普通の業者さんだと塗装は装着後ですし、コーキングもやらないのが一般的です。装着前なら窓枠で隠れてしまう部分も塗装が出来るのに・・・)

こうしておけば、以前よりは雨に強く長持ちしてくれると思いますが、環境的に厳しいことは変わりありませんから、リスクが全くなくなる訳ではありません。

Andersenのナローライン・シリーズはクラシックな作りでなかなか格好いいのですが、外装も木製で出来ているのと交換作業が面倒で作業が大変だというのが玉にキズです。これじゃあ、普通のサッシ屋さんでは歯が立たないでしょうし、素人のお客様が自身で交換するというのは無理がある気がします。

ティンバーケアは、写真のナチュラル・クリア色か、白色しかありませんが、木部の防水のことを考えると他の塗料は使えません。濃い茶色の既存の枠とは色が違ってしまいますが、ずっと使い続けて頂ければ、徐々に建具の色が馴染んでくるはずですから、色の経年変化を楽しんで頂きたいと思います。

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防水塗装が剥げ落ちたモニエル瓦の屋根

防水塗装が剥げ落ちたモニエル瓦

カラーベスト・コロニアルと同じようにコンクリートで成型された主材に防水塗装を施して作られた屋根材のモニエル瓦。

昨日の記事で窓周りの下塗り塗装を施したと書かせて頂きましたが、その際足場に載って撮影したのがこの写真。高所恐怖症の私が、本当に屋根のところまで上がったことがお分かり頂けますよね(笑)

さて、話を元に戻しまして、20年近く屋根の塗替えをしていない現場ですが、黒かった塗装がこれだけ剥げてしまうんですね。もう完全に下地のコンクリートが露わになっていますでしょ。

カラーベストよりも材料が厚いモニエル瓦と云えども、これを放置しておけば水がコンクリートに染み込んで、割れや雨漏りの原因にもなりかねません。

屋根を洗浄して汚れやゴミを落としてから、下塗りのプライマーや上塗りの防水塗料(二度塗り)をしてあげれば、また長くお使い頂けると思います。次回は、20年ではなく10年くらいで塗り替えて下さいね。

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サッシ周りの下塗り塗装

サッシ周りの下塗り塗装

大府市のお客様の輸入住宅の外装を塗り替えることとなりました。

月曜にご近所の挨拶回りをして足場を組み、火曜に屋根や外壁を洗って汚れを落としました。

そして、昨日は私自ら、輸入サッシ マーヴィンの周囲の外壁に外部用のパラペイントを塗りに行きました。写真で白い塗装をしているのが分かると思いましが、何故こんなことをすると思いますか?

実は、お客様からのご要望で、窓の周囲に10~15cmくらいの幅で飾りのトリムを回すことになったのです。コンクリートのサイディングを長細い板状にして、それを窓の周囲に張るのですが、そのまま張ってしまうと下地は劣化した塗装のままになってしまいます。

ですから、トリム(モールとも呼ぶ)を施工する前に、ちゃんとした外装用水性塗料を使って下塗りを行ったという訳です。普通だったら、トリムを張れば見えなくなってしまうところですし、そんな手間を掛けなくてもいいじゃないかと思うかも知れませんが、それをするのがホームメイドのいいところです。

だって、これをするのとしないのとでは、下地の外壁の防水性が全然違ってくるはずですから・・・。

それにしても、高所恐怖症の私には、結構ストレスの掛かる仕事です。3階の屋根裏部屋の窓もありましたから、高さ約8~9mもある処までペンキ片手に登っていって塗装するなんてことをしなきゃいけません。

それも窓は全部で20ヶ所近くありました。手抜きは出来ませんから、3階までちゃんと行きましたが、やっぱり怖かったですぅ。ペンキ屋さんにやってもらえば簡単かも知れませんが、学びという点では自からやることも大切なんです。

また、この塗り替えリフォームの模様は、順次お伝えしますからね。

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<関連記事>: 窓トリムの防水処理 (2016年10月22日)

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ガラスが割れたフレンチドア

ガラスが割れたフレンチドア

とあるお客様から、輸入ドアのガラスが割れたが、近所のガラス屋さんでは対応出来ないと言われ困っているという相談を頂きました。

どういった経緯でこうなったのかは分かりませんが、ペアガラスの外側のガラスのみが割れて、内側の1枚は残っているようです。

ガラスに細かくヒビが入っているところからすると、強化ガラスが使われているようです。カナダの輸入フレンチドアらしいということですが、ガラス面が膝より下にある掃出しサッシやフレンチドア等は、人間の衝突でガラスが割れないように強化ガラスにすることが、北米では義務付けられています。

当然、残った内側のガラスも強化ガラスですから、現状では防雨や防犯といったことで心配することはありません。でも、早めに対処してあげないと、お客様としては不安ですよね。

ただ、サッシ(ドア)・メーカーが不明ということですから、代替品をメーカーから調達することは不可能です。ペアガラスだけなら何とかなるのですが、ガラスをドアに固定する為の押し縁(Glazing Bead)と呼ばれるパーツを壊さないように外すのが大変なんです。

割れたり折れたりすれば、新しいペアガラスを取り付けた後にドアに固定することが出来なくなってしまいますから・・・。

おうちは、すぐにお伺い出来るような距離の所ではありませんから、もう少し遠隔操作で情報収集させて頂いた上で、どう対応するかを慎重に検討しないといけません。

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Schlage社製ドアレバーの不具合

Schlageのドアレバー

こちらは、アメリカ シュラーゲ社の古いドアレバー。

室内用の空錠タイプですが、ドライブイン・ラッチがうまく機能しなくなったようです。

頭の部分に四角いフェースプレートが付いていない丸い頭のドライブイン・ラッチは、日本では殆ど出回っていませんし、Schelage自体も日本に販売代理店がないという状況で、困っておられたようです。

恐らく、この場合ドライブイン・ラッチだけを北米から調達して交換してあげるだけで直ると思いますが、古いドアレバーはその他の箇所もそのうち不具合が出てくるかも知れません。

また、ここ以外のドアにもシュラーゲのドアノブが付いているでしょうから、その度に輸入をしていたのでは送料等の費用だけでも相当掛かってしまうと思います。こういう時、私たちは国内で流通しているクイックセット社などのドアノブ・ドアレバーに交換してはどうかと提案しています。

こうしたものであれば、壊れた場合すぐに新しいものが手に入りますし、私たちならドライブイン・ラッチの在庫も用意しています。

勿論、今までお使い頂いていたものに愛着があって、どうしてもこれを使っていきたいというご希望の場合は、無理に違うメーカーのものをお勧めすることは致しません。価格(費用)や納期、デザイン、生活スタイルなどを総合的に考えて、どの方法がお客様に合うのかを一緒に考えるのがホームメイドです。

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面ではなく、点で支える

基礎パッキンの表面

コンクリート基礎と木の土台との間に噛ませて、床下の全面通気を可能にする基礎パッキン。

床下通気だけでなく、コンクリートと木が直接接する時に発生する結露(コンクリートからの水分)によって土台が腐ることを防ぐ役割も果たしているのですが、どうやって結露を防いでいるのかご覧に入れましょう。

まずは、基礎パッキンの表面に溝をいくつか切っておくことで、土台の下端にも通気させる道を作ります。そうすることで、万一水分や結露がここに滞留してもその溝のところに落ちるという工夫がしてあるんですね。

また、溝を切っていない平面部分もよくご覧下さい。タイヤのブロックのような模様が付いているのが、分かりますか?

こうすることで、土台の木が基礎パッキンにベタ置きされず、この細かな点で土台を支えることとなりますので、木と接する部分も乾燥するような工夫がしてあるのです。また、大きな穴が明いているところは、土台のアンカーボルトや耐震用のホールダウン・アンカーを通すように出来ています。

石の主成分を樹脂で固めた基礎パッキンですから、建物の重量によって潰れることはありませんし、床下ですから紫外線等によって将来劣化を起こすこともないのです。

ただ、メーカーによって形状や成分が異なることもあるでしょうから、材料選びは慎重に行うようにして下さい。また、基礎パッキンの表裏を逆さまに施工してしまうと、こうした機能は全く役に立ちませんから、注意して下さいね。

<関連記事>: 通気を促す基礎パッキン (2007年3月30日)

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窓枠側に付いているバランサー

UNIQUE バランサー

輸入サッシの上げ下げ窓には、いろいろなバランサーが付いているという記事を書かせて頂いておりますが、今回のものも初めてのバランサーです。

形状としては、よくあるシングルハング窓用のバランサーに似ているのですが、よくあるのは建具の両サイドに装着されるのに対して、こちらはサッシの側枠の上の方に固定します。

ですから、このバランサーは、枠の溝の中に入って露出した形となっているのです。Unique(ユニーク)バランサーというらしいのですが、基本的な機能は同じで、このバランサーに仕込まれたバネの力を利用して建具(障子)を持ち上げるという仕掛けです。

こちらのバランサーの調達のご相談を頂いたお客様は、もし部品が見つからなければ、国産サッシをカバー工法で上から被せることもお考えだったようですが、その必要はありません。

サイズとバネ強度を示す番号表記が分かれば、交換部品を調達出来ますから、また窓は新築時の状態に戻るはずです。

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水漏れした洗面水栓配管

曲がりくねった洗面水栓の配管

こちらは、輸入水栓のキャビネット内の配管です。

昨日、止水パッキン材のセラミック・カートリッジを交換しに伺ったのですが、その際下から水漏れするのを発見しました。

洗面キャビネットの中を覗いてみると、お湯と水の配管が長いばかりか、グニャグニャに曲がりくねっていますし、吐水本体の位置もボウルから離れていた為、ポップアップ・バーがピボット・バーに届かず、無理に曲げて付いている状態でした。

配管が長いのは仕方ないにしても、これだけ配管が曲がっていると袋ナットと配管との接続部分が歪んでしまい、水漏れを起してしまうかも知れません。また本体のT字の配管も本来横向きになっているはずですが、縦向きになっているので、ポップアップ・バーにも干渉しています。

今回、袋ナット内に仕込まれているリング状のゴム・パッキンを交換して、T字配管の向きを正しい位置にすることで、きれいに納まりました。

10年前に施工された洗面水栓ですが、水道屋さんにはうまい下手が結構あります。インチ規格の輸入の水栓金具に慣れていない人もいるでしょうから、そういったことをしっかり確認してから、施工をお願いしなければいけませんね。

是非皆さんのおうちのキッチン・洗面等の水道配管がどうなっているか、確認して下さい。

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