お知らせ : ページ 230

波打った外壁パネル

反って波打った外壁パネル

これは、とあるお客様の輸入住宅(2x4構造)の外壁です。

普通は平らな面であるはずの外壁が、ウネウネ波打っているように見えませんか?

そうなんです、コンクリート製のパネル・サイディングが何故か押し合っているような状況なんです。

こうなってしまうと外壁のつなぎ目が割れてきたり、押されたパネルが逃げ場を失って外側に押し出されたり、欠けたりしてきます。

そうなれば、当然外壁の防水性や強度が失われてしまいますから、外壁を修復する必要に迫られますが、単に表面的な補修をするだけでは何ら問題解決にはなりません。

つまり、対処療法では、また同じことが将来起きてしまうのです。何故こうなったかは、表からは見えません。お金や手間は掛かりますが、一旦外壁材を外して中がどのように施工されているかをチェックする必要があると思います。

はっきりした原因は中を開けるまで分かりませんが、外部通気層を設ける為の胴縁材の留め方が悪かったり、その位置や数量、間隔が少なかったりしている可能性も捨てきれません。

また、パネル・サイディングのつなぎ目に設ける遊びが少なくて壁材が動いた際に逃げ場が全くなかったということも考えられます。勿論、釘やビスの長さや強度、打ち込む位置や下地材の状態も気になる処です。

こうした外壁のうねりは、通常は起こらないものですが、何らかの問題が単独又は複合的に作用して、不具合を発生させているはずです。多分こうだろうという予断を持たずに調査を行い、正しい復旧修理を行わなければなりません。

こういう状況に目を瞑って、単純に外壁の塗り直しをするだけというのは、一番やってはいけないメンテナンス(補修)工事です。

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バランサーだけかと思いきや、ここも注意!

トップ・サッシュ・ガイド

昨日、ミルガード(Milgard)社製シングルハング・サッシのチャネル・バランサーが壊れたということで、豊明市のお客様の処へ交換に伺ってきました。

不具合のある窓の数は、それ程多くはなかったのですが、2時間近く交換作業に時間が掛かってしまいました。

それは単純に両側のバランサーだけが悪かったということではなかったからです。

可動する下側の建具(障子)ですが、ロック金物が載っている上枠の樹脂フレームが割れてきていました。大きく割れが入っていたので、このままバランサーを交換するだけだと割れがどんどん大きくなってきそうでしたので、建具を外した今なら接着剤で付けることをお勧めしました。

樹脂との相性が悪かったのか、なかなかうまく付かなかったのですが、何とか接着してバランサーを交換した後、建具を元の位置に戻しました。

でも、何かバランサーがしっくりこないのです。再度建具を外してよくよく見ると、建具の両サイドに付いているトップ・サッシュ・ガイドと呼ばれるプラスチック部品が破損して割れているではないですか。

この部品は、バランサーの先が丁度当たってくる場所のパーツで、これがちゃんとしていないと、バランサーが建具内にうまく納まってくれません。

もしかしたら、このパーツが割れていたせいで建具の上枠に下からバランサーの力が加わって、上枠が割れてきてしまったのかも知れません。

ですから、チャネル・バランサーの糸やバネが切れた時は、可動する建具に付いているトップ・サッシュ・ガイドも一緒に点検チェックして調達した方がよさそうです。

<関連記事>: ミルガード シングルハング窓用バランサー (2016年1月25日)

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サッシの防水メンテナンスは、外壁塗装と一緒に!

輸入サッシの防水処理

おおよそ10年毎に塗り直しを迫られる屋根や外壁の塗装。

輸入住宅にお住まいの方でも殆どのおうちでは、サッシの修理やメンテナンスを行いません。

それは、一般的にサッシは何もしなくても一生持つという過信があるからです。

でも、そんなことは誰にも言われていないはずなんですが・・・。

実は、輸入サッシに限らず国産サッシにおいても、屋外の防水処理のやり直しをしなければいけない状況になりつつあります。それは、今施工されているサッシの殆どが、ペアガラスになってきていることに起因しています。

ペアガラスは、2枚のガラスの間に気密スペーサーを挟み込んで接着した一体成型のような形になっています。そして、経年劣化や温度変化による収縮で、スペーサーに小さな隙間が生じることがあるのです。

そこに、サッシの建具枠とガラスとの接点から侵入した雨水が入り込んで、ペアガラスを曇らせたり、結露させたりするのです。(室内の結露でそうなるケースもありますが、確率は少ないかも・・)

また、輸入の木製クラッド・サッシの場合は、ペアガラスだけでなく建具フレームの木も腐らせてしまいますから、窓周りは特に念入りに防水のやり直しを行う必要があると言えます。

だからこそ、外装の塗り替えを行う為の足場がある時に、サッシ周りの防水工事や窓からの漏水の原因となる外壁のつなぎ目などの防水の見直しを実施すべきだと思います。逆に言えば、サッシの防水修理を行う際には、外装の塗り替えを一緒に行うことをお勧めします。

勿論、そういう一連の工事を行うには、サッシの構造を熟知した専門ビルダーに相談して下さい。知識のない普通の塗装屋さんでは、決して出来ない工事だと思いますから・・・。

下手にサッシの防水工事を行うと、万一窓に雨水が侵入した場合に外に放出する為の出口(水抜き箇所)まで塞いでしまうことにもなりかねません。

<関連記事>: 輸入の木製サッシは、窓開けと早めのメンテナンスが大切! (2013年1月31日)
<関連記事>: Marvin フレンチドアの木の腐食 (2017年5月2日)

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オーニング窓のロック部品

ウェザーシールドのオーニングサッシ用部品

写真の縦横が逆さまな気がしますが、こちらはウェザーシールド(Weather Shield)社製?のオーニング・サッシの部品です。

下に写っている錆びたロックバーの位置を固定しておく為の樹脂パーツですが、経年劣化で折れてしまい、ロックバーが外れている状態です。

こうしたロックバーは、マルチポイント・ロックと言って一度に複数の箇所でロックを掛ける為の連結バーなんですが、ちゃんとした位置にないと鍵が掛からない状態となります。

この樹脂パーツは、比較的いろいろな輸入サッシ・メーカーが使っているような気がしますが、まずはメーカーであるウェザーシールドに供給の可否を確認しています。(尚、本当にウェザーシールドのサッシなのかどうかは、確認中です)

輸入サッシには、消耗品である樹脂部品が多く使われています。耐久性よりは操作性や他の部品との相性を重視した為と思いますが、どうしたってそのうち交換が必要になります。

そういう点では、交換部品を調達する際には予備として少し多めに購入しておいた方がよさそうです。やっぱり、いざという時に鍵が出来ないというのは困りますからね。

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車のイタズラ対策や保管なら、ガレージです

2台並んだガレージドア

昨日、空き巣や泥棒の被害の話を書きましたが、この時期家だけでなく愛車の盗難やイタズラ被害も多くなります。

家には駐車場があると言っても、簡単なゲートがあるくらいで普通は道路から隔てるものは何もないという感じが多いと思います。

アジア・アフリカでは丈夫な日本車の人気も高いですし、輸入車なら解体して部品としても高く売れます。

そんな日本ですから、2020年に向けて各家庭でもビルトイン・ガレージの需要は高まってくるような気がします。人材不足による外国人労働者の流入や所得の低い若年層も増えてきます。

家の前に少し余裕のある人は、頑丈な輸入ガレージドア付きのインナー・ガレージを検討しては如何でしょうか。車内からリモコンで開閉操作が可能ですし、ドアを破壊しない限り屋外からは絶対に開けることが出来ません。(オープナーがOFFの際はロック・ストッパーが掛かります)

勿論、車がいつも雨風に当たることもなくなりますから、外装の劣化を気にしなくて済むという利点もありますね。

但し、気持ちよくガレージをお使い頂くには、車のように定期的な点検・整備が必要ですから、一連のメンテナンスが出来る施工業者に建築をお願いすることが大切ですよ。

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そろそろ年末の防犯対策を!

外部ドア用ガードプレート

もうすぐ12月。年の瀬も迫ってきましたが、このシーズンに多くなるのが空き巣や泥棒の被害です。

窓ガラスを割られたり、玄関ドアをこじ開けられたり、その手口は乱暴なケースも見受けられるようになりました。

私たちが手掛ける輸入住宅でも例外ではなく、毎年何件かの相談を頂きますが、一番多いのが被害を受けるまで何もしていなかったというものです。

セキュリティ対策の為、警備会社に高いお金を出して機器を設置して毎月管理費を支払うという方もいらっしゃいますが、一定時間警備員が来ないことを知っている空き巣たちは、簡単に侵入出来そうであれば気にせず室内を物色します。

そういう状態にしないように、まずは入りにくい環境を作ることが一番の防犯対策となるのです。最も簡単で効果が高いのは、玄関ドアのこのガードプレート。

ドアの隙間から見えるデッドロック・バーを、このように隠します。ガードプレートは厚みが3.4mmもありますから、バールのようなものでも簡単に壊すことは難しいのです。

外開きのドアにビスで取り付けるだけのことですから、お客様自身でも取付け出来ますし、費用も然程ではありません。泥棒たちもおうちの状況を見ていますから、こうした対策をしているだけで犯罪の抑止力となるものです。

うちは大丈夫とお考えの方は、まずこれから始めては如何でしょうか?

<関連記事>:輸入玄関ドアの安全対策

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ペラ・ウィンドウの掃出しサッシの交換

ペラ社フレンチ・パティオドアの交換

今日、岐阜県海津市でスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)やケースメント・サッシ等の交換をしてきました。

こちらは、和室の掃出しサッシですが、建具の木部が完全に腐ってしまい、ハメ殺しも可動サッシも両方交換しなくてはなりませんでした。

原因は、外装のアルミ・カバーとガラスとの間に雨が侵入し、長い時間を掛けて中の木を腐らせてしまったことです。ご覧のようにまるでシロアリに食われたように、木がボロボロになっています。よくここまで持ちこたえたというのが私の印象でした。

Pella社のパティオドアは、組み付けが非常に頑丈になっています。特にFIXのハメ殺しサッシの方は、サッシ枠の下や上からいくつもの長い釘でしっかり固定されていますから、枠を残して建具だけを外すというのは至難の業です。

それでも、何とか太い釘を切断してようやくここまで外すことが出来ました。(写真では、矢印の部分の建具枠がまだ残っています)

マーヴィンやアンダーセンといったサッシでは、これ程大掛かりな解体作業にはなりませんが、ペラの掃出しサッシだけは、普通の大工さんでは太刀打ち出来ないかも知れません。

そう言いながら、私たちはちゃんと建具の入れ替えを完了しました。サッシの雨漏れでお困りの方は、早めに対処しないとこんな大掛かりな修理が必要になりますから、注意して下さいね。因みに、ちゃんと適切にメンテナンスしていれば、木製サッシでも雨で腐ることはありません。

<関連記事>: ドアが腐ったペラの掃き出しサッシ (2017年2月19日)

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これは、設計上のミス?それとも施工?

短いラッチストライク

私たち ホームメイドが施工する際は、こんなことはあり得ないのですが、いろいろなおうちの修理やリフォームをさせて頂いているとよく見かけます。

写真は、内開きで施工されたマーヴィン(Marvin)社製フレンチ・ドア。

白と金色のコンビネーションが美しいのですが、白いドア枠材に黒く引きずったような跡が見受けられます。

これは、ドア・ラッチの爪が枠を擦った跡なんですが、ドア枠側に取り付けるラッチ受け(ストライク)が枠材とほぼ同じ面あることが原因です。

通常は、枠材の位置をラッチ受けよりも外側にして、ラッチの爪が当たらないような納まりにしなければならないのですが、そういう配慮が欠けた結果こうなりました。

これは、施工上の問題のように思えますが、構造的に枠材が逃げられないような設計だったのかも知れません。何れにしても、これでお客様に引き渡すのは、どんなものかと思います。

ただ、こうした問題が発生しても、枠に引きずることを回避する方法はあるのです。デザイン的に少々気になる方もいらっしゃるかも知れませんが、ラッチ・ストライクを長くしたものを用いて、引きずってしまう部分までカバーするという方法です。

北米ではそうしたラッチ・エクステンションが作られていて、長さもいろいろあるのです。(勿論、非常識に長いものはありません)このように納まりの問題を抱えているような方は、もしかすると私たちで解決出来るかも知れませんよ。

<関連記事>: こんなの、欲しかった? (2017年7月20日)
<関連記事>: こういう玄関ドアの処は、意外と多い (2017年5月29日)

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雨で劣化しない為に

ミルワークの施工

先日、岐阜県海津市で玄関ドアとドア飾りを取り付けたという記事を書かせて頂きましたが、その飾り柱の足元(ベース)をご覧に入れましょう。

白いのがファイポン(Fypon)社製のウレタン樹脂で出来た柱材ですが、玄関ポーチの床タイルから少しだけ浮いているのが分かりますか?

普通は床面に柱が着いていないとリアリティがないなんて言われるでしょうが、そうすることは実はあまりいいことではありません。

発泡材のウレタンというものは水を吸いやすく出来ていますから、床と接するように施工すれば雨水がタイルと柱材との間に滞留してしまいます。そういう状態になると雨水はなかなか乾かない状況になりますから、ウレタンが劣化してきたりカビが生えたりしてきます。

それだけでなく、水分を含んで柔らかくなったウレタンは、シロアリなどの格好の餌食となるかも知れません。だって、ウレタンの中に入ってしまえば、薄暗くて誰からも見られることなく思う存分食べられますからね。

こうやって5mm~1cm程度隙間を空けておけば、床に落ちた雨水もそのうち乾いてしまいますし、ウレタンの柱材にも影響はありません。勿論、絶対劣化しないとか虫が入らないとかは言えませんが、そのリスクは減らせることが出来るはずです。

こういうところにも知識と経験、気遣いが大切だと思いませんか?

<関連記事>: 玄関ドア周囲の飾り材施工 (2017年11月22日)

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この気遣いがいいですね

摩耗を防ぐワッシャー入りドアヒンジ

こちらは、岐阜県海津市で取り付けた新しい玄関ドアのヒンジです。

輸入住宅の玄関ドアに限らず、玄関は人の出入りが一番多い場所ですから、ドアのヒンジに掛かる負担も多くなります。

ましてや輸入の玄関ドアは、室内ドアに比べて格段に重いですから、その重量を支えるだけでも大変です。

こうしたドア・ヒンジは、2枚の蝶番が噛み合わさって出来ていますから、金属が徐々に摩耗してきます。

写真のような銀色のものや輸入住宅らしい金色のものなど、色は様々ありますが、私たちが使うヒンジは全て丈夫なステンレス製。それでも摩耗による劣化は起こりますので、10年程度で定期的に交換頂くようにお願いしております。(古い家では、柔らかい真鍮製で出来ているものを装着する場合がありましたから、摩耗が早く錆びも出ました)

勿論、出来るだけ長く使って欲しいという思いから、蝶番同士の間にステンレスのワッシャーを噛ませてその摩耗を少しでも抑える工夫をしています。

皆さんのお住まいが新築から10年以上経過していたら、是非玄関ドアのヒンジもチェックしてみて下さい。きっと、そろそろ交換して欲しいと悲鳴を上げているはずです。

もしそうなっていたら、こうしたワッシャー入りの新しいヒンジをお使い下さいね。

<関連記事>: 摩耗した玄関ドアのヒンジ (2016年6月13日)

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