お知らせ : ページ 206

怪しいが、黒と言うのは難しい

ジョリパットの塗り壁の不具合

今日は、南東海上から西へ向かって強い台風12号がやってくるという変な気象状況となっています。

いつもは、九州や四国、近畿を通過する間に勢力が衰えてくるという感じなんですが、今回は太平洋から直接東海地方に上陸する可能性があるという点では、強い警戒が必要な気がします。

ただ、お昼を過ぎても天気は穏やかですし、恐怖感を感じられる兆候は何一つないというのが警戒心を緩ませるのかも知れません。

台風の強い風雨が予想される名古屋ではありますが、そういう時に一番気になるのは雨漏りでしょう。雨漏りは屋根からだけでなく、外壁や軒、サッシ及びドアそのものやその周囲といった所からも発生します。

写真は、サッシのコーナー部分を捉えたものですが、サッシの周囲の外壁に塗られた塗り壁材のジョリパットに隙間や割れが見受けられます。

また、外壁材が薄っすら緑色に変色している部分もあるようですから、この壁は比較的陽が当たらず湿気が多い場所なのかも知れません。

サッシと外壁材とでは材質が違いますから、温度や湿度によって起きる伸縮作用の度合いも違います。その為、こうした接点の部分が割れてくるというのは、ある意味仕方がないことですし、それを想定した施工が求められます。

つまり、こういった表面的な部分が割れても、その中にある下地の部分で雨や風を食い止める工夫が大切となります。

勿論、外壁材にも柔軟性があって割れにくい素材のものを用いることは大切ですが、壁の中に通気層を設けて構造から一定の距離を保ったり、ウェザーメイトプラスのような特殊な透湿性防水シートやサッシ周りの防水テープを正しく施工したりすることが、バリアを複数作ることにつながるのです。

実際に雨漏れが室内側に出てくれば、こうした部分からの雨水の侵入が疑われますが、室内には何も問題がない場合には、外壁にクラックがあったとしても、実際に構造にまで雨漏れしているかどうかを外から確認する手立てはありません。

だから、雨漏れが目に見えない場所で進行していたなんてことが、十数年経って見つかるという不具合も多いのです。

なかなか外見からの判断は難しいかも知れませんが、気になる所は実際に手で触れてみたり、私たちのような建築のプロに非破壊検査をお願いするなどして、定期的に外装の雨漏れをチェックすることも必要かも知れませんね。では、皆さん、今晩の台風12号に十分気を付けて下さいませ。

<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1) (2013年8月31日)
<関連記事>: 費用は掛かるが、壊さずに済みますよ (2018年2月6日)

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販売促進に協力していきますよ

シエラパシフィック社とのミーティング

昨日・今日と旧ハード(Hurd)のシエラパシフィック(Sierra Pacific)社の国際セールス・ディレクターとミーティングを行いました。

輸入住宅ブームの時は、輸入サッシ・メーカーは各社共相当好調な売上げを挙げていたのですが、そのブームが去り防火規定も厳しくなって、輸入サッシの人気は輸入住宅にこだわる人だけのものになりました。

でも、未だに国内市場に残っている輸入サッシは、防水や断熱性能に改良を重ね、しっかりした造りを続けてきたとも言えるのです。そうした窓メーカーであるシエラパシフィック社は、長期計画で日本の市場をもう一度掘り起こしていこうと考えているようです。

それは、輸入サッシ同士が、売上げのシェアを奪い合うのではなく、輸入サッシ・メーカーが協力し合って、日本のサッシ市場で一定の認知がされるレベルにまで引き上げていくという考え方です。

こうしたことはまだ実現してはいませんが、今後必ず必要になると私は思っています。その一環として、今回私はシエラパシフィックの販売促進に協力していくことを要請されました。

勿論、私の本来の仕事は輸入住宅ビルダーですから、新築・増改築、修理メンテナンスの施工を続けていきますし、他の輸入サッシも扱っていくことに変わりはありません。

今回は、その仕事に加えてシエラパシフィックのサッシのいいところや新しい取り組み、輸入サッシ全体が持っている温かみや性能といったことを広く世の中に理解して頂けるようにサポートをしていくという仕事です。

新たな仕事をすることで、シエラパシフィックのサッシだけでなく、輸入サッシ全体の構造的な特性やメンテナンスの方法も学べると考えております。

まあ、小さな名古屋のビルダーですから、それ程大した仕事は出来ないとは思いますが、もう少しだけアクセルを踏んで世の中に貢献していければと思っています。

そうそう、今回彼がアメリカから持参したパンフレットですが、私が英語のものを日本語に翻訳・校正させて頂きました。そのうち、またそういったものもご紹介していきたいと思います。

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マーヴィンの窓にもバランサーはあります

バランサーが切れたマーヴィン社製ダブルハング

マーヴィン(Marvin)のダブルハングのメンテナンスをしたいというご相談を頂きました。

窓枠の両サイドに内蔵されたバランサーが切れたらしく、窓の開閉が難しくなったようです。

マーヴィンの古いダブルハングについては、雨漏れして建具(障子)が腐ったというトラブルは多いのですが、意外とバランサーが切れたという相談は少ない状況です。それでも、年に1~2件の問い合わせを頂きますから、丈夫な部品でも経年劣化は起こるのです。

施工時期や品番がはっきりしていますから、交換用のバランサーを調達するのも然程難しいことではないと思いますが、もしかしたらバランサー・ブリックの詳細を教えて欲しいとメーカーから言われるかも知れません。

今回、お客様は費用を削減する為に、自身で交換をされることを希望されていますから、バランサー・ブリックを確認することは当然出来ないといけません。

ですから、お客様に部品の確認をお願いすることは可能なことかも知れませんが、果たして初めてメンテナンス作業をする素人のお客様がちゃんとやれるかどうかは、意欲の問題だと思います。

基本、お客様が自分で何とかやってみるというのは、すごくいいことだと思いますし、それをして頂くように導くのが私たちの仕事だと思いますが、やったことがないことを自力更生で作業するのは、リスクがあるようにも思います。

費用を掛けたくないという気持ちはよく分かりますが、まずは私たち専門家がどのように交換するのかを勉強して、その上で次回自分で出来るようにして頂くのが安全かも知れません。

バランサーは、強いバネの力で重いガラスの入った建具を開閉するのです。やり方を間違えれば強いバネがサッシを壊してしまう恐れもあるのです。

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あるもの、ないものが問題です

コーラー社製キッチン水栓

静岡県のお客様からコーラー(Kohler)社のキッチン水栓についてご相談を頂きました。

今では貴重なゴールド色のクラシックな水栓金具です。

長い鶴首の根本の辺りから水が漏れるというトラブルなんですが、新築したビルダーさんに相談したら、古い水栓金具なので修理部品は手に入らないと言われたとのこと。

そこで、何とかならないかとNETで調べた処、ホームメイドのサイトに辿り着き、問い合わせをされたのです。幸いこの水栓金具の品番や施工時期の記録が、お客様の手元にありましたので、それを手掛かりにして調査をしてみました。

お客様曰く鶴首の先端の吐水口部分が詰まっているのか、水がまっすぐ下へ落ちないということですから、この吐水口の付近、鶴首の根本の台座取付け部分、お湯・水の止水バルブの何れかに不具合があるのかも知れません。

まず吐水口部分については、メーカーに部品の在庫があることが確認出来ました。次に鶴首全体については、既に部品の在庫はなくなっているようです。

最後に一番交換頻度が多い止水バルブですが、こちらも在庫は大丈夫な状況でした。ただ、この水栓に適合するバルブは2種類あるようで、それをお客様に確認してもらう必要があります。

こういう状況ですから、止水バルブであるセラミック・カートリッジや吐水口部品であれば、修理は可能。鶴首の根本部品の歪み等が原因であれば、お手上げ状態となります。

メールのやりとりしか出来ない私たちでは、これなら絶対直せるということは言えません。一か八かの判断になりますが、お客様はどのようにされるでしょうか。

運よく修理が出来れば、お客様の満足感や達成感はマックスになりますが、出来なければその費用だけでなく、違う水栓金具に交換するお金も掛かってしまいます。

あとは、お客様がどれだけこのキッチン水栓に思い入れがあるかどうかだと思います。それにしても、当時この水栓金具は結構高かったでしょうから、何とか直して差し上げたいですね。

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輸入ドアのヒンジ交換

仮止めした玄関ドアの輸入ヒンジ

今日は、豊田市にある輸入住宅でドア下が床に擦るという状況の玄関ドアと室内ドアのヒンジ(蝶番)を交換してきました。

輸入の玄関ドアは、グラスファイバー製。ただ、ドアのエッジ(木口)の部分は木で出来ています。(室内ドアは木製ですから、当然木口も木です)

そこにヒンジをビスで取り付けていくのですが、新築時に施工した人のやり方が現場毎に違っていますし、ドア自体も3次元に歪んで変形していますから、私たちもそれに合わせて交換作業を進めていかなければなりません。

今回の現場は、ヒンジ用にドア枠に彫り込みをしてあるのですが、それが数ミリだけ通常より浅い感じでした。勿論、それも全部私たちのやり方で修正してしまうという方法もあるのですが、それをやると他の様々なディメンションも狂ってきてしまうのです。

納まりはあまりよくないとは感じるのですが、以前施工した人のやり方に沿う形でヒンジを取り換え、ドアの建て起こしを調整しました。

ドア上の隙間がどのくらいあるか、ドアの左右の隙間や傾き具合はどんな感じかなどを総合的に判断して、この位置が一番納まりがいいという処で全てを固定していきます。

写真は、その位置を固定する前に数本のビスで仮止めした状態です。最近、重いドアのバランスを見ながらジャッキアップする新兵器を手に入れたので、作業的には随分スムースになりました。

それでも、玄関ドアなどは、調整するのに1時間半程度は掛かります。これからも長くお使い頂くものですから、出来るだけきれいな調整をしてあげたいと思うのは人情ですよね。皆さんも新築から10~15年くらい経ったら、ドアのヒンジは交換して下さいね。

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福井でロックを解除してきました

ローウェンの勝手口ドア

先週土曜に、ローウェン(Loewen)製の勝手口ドア(アウトスイング・フレンチ・シングルドア)のメンテナンスに伺ってきました。

名古屋からですと、片道3時間半。途中、道の駅で昼食の時間を取りましたから、更に30分近く余分に時間が掛かりました。

ご相談は冬の時期に頂いていたのですが、雪が深い時期に当たった為、このタイミングまで延期していました。

この日は、福井市でも35度前後。延期するにしても、もう少しいい季節にすべきだったかも知れませんね。

さて、写真がその勝手口ドア。ロックが掛かったまま、室内側のサムターンが全然回せなくなったそうです。メーカー曰く、ロックケースのどこかが引っ掛かってロックが解除出来なくなった場合は、デッドロック・バーを外から地道に引き戻すしかないとのこと。

それをするには、相当の時間と根気が必要で、うまく作業が出来れば30分以内に解除出来るかも知れないが、なかなか難しい場合は2~3時間掛かるかも知れないとアドバイスを貰いました。

ただ、もしかしたら、錆などで金物の動きが悪くなっているだけとか、他の何らかの問題でロックが解除出来ないということもあるかも知れないと思い、まずは潤滑剤を注入してドアレバーやサムターンを回してみました。

そうしたら、何と数分後にロックが外れ鍵が開いたのです。いや~、ビックリしましたねぇ。意外と早くミッションが完了してしまいました。

その後、ドアレバーを分解掃除して、潤滑剤も中に注入。また、このドアは非常に高い防犯性を備えている為、デッドロック・バーだけでなく、ドアの上下に3-ポイント・マルチロックというロック・システムを装備していますから、そちらの動きもスムースになるように調整しました。

最後に、ハンドル側とは反対のドア・ヒンジ(蝶番)のビス留めが外れていた為、手持ちのステンレス・ビスを使ってしっかりとドアを固定しました。

そして、お客様に引き渡しのチェックをお願いした処、今までとは見違えるように軽くスムースにドアを開閉出来るようになったと、驚きと共に感謝されました。

そうなんです、輸入住宅はちゃんとメンテナンスや修理・調整が出来れば、新築時の動きに戻ってくれるのです。もしかしたら、それをお客様に感じて頂くのが、私たちの仕事なのかも知れませんね。

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掃出しサッシのハンドル&ロックも交換出来ます

掃出しサッシ用ハンドルセット

輸入サッシのスライディング・パティオドア、いわゆる掃出しサッシですが、ハンドルやロックレバー、ロック金物が壊れることが
しばしばあります。

ロック金物は、モーティシー・ロックと呼ばれるラッチ・フックの出し入れがうまくいかなくなるという問題が発生するのですが、これは経年劣化ですから15年くらいで交換することが望ましいと思います。

ハンドルや付属するロックレバーについては、樹脂や鋳物で出来ているものが多く、強い力や衝撃に弱いと言えます。

北米製のサッシ部品は、通常交換部材が販売されているケースが殆どですから、サイズや形状、取付け穴の位置等を慎重に確認し、新しいものを調達することが可能です。

こうした部材は、普段の使い勝手に影響しますし、防犯上も心配な状況を作り出しますから、私たちのような専門家に相談して頂くことがいいかも知れません。

写真のものは、先日アメリカのメーカーから届いたハンドルセット。私たちなら、こうした小さなパーツでも個別に輸入が出来るのです。

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室内ドアの蝶番も減るんですよ

擦り減った室内ドア用ヒンジ

豊田市のお客様から、輸入の玄関ドアのヒンジが摩耗したので交換したいというお問い合わせ頂きました。

その際、リビングなどの室内ドアのヒンジも同様に減ってきているので、一緒に交換出来ないかというご相談を頂きました。

その室内ドアの蝶番の写真が、こちらです。ヒンジのプレート同士が噛み合う場所の金属が擦れて、黒く錆が出ているのが分かります。

北米製の玄関ドアのヒンジは、127mmのものか、102mmのものが一般的ですが、室内用は写真のように高さが89mmか、102mmのものになります。

室内ドア用の蝶番は、玄関ドアに比べてドアそのものの重量が軽いですから、比較的小さめのものが使われます。この写真のものも、89mmの小さめのものでした。

比較的軽い室内ドア用は、減り方も然程大きくはありませんが、それでも国産のフラッシュドアと比べれば全然重いですから、やはり15年くらいでは交換したいですね。

ただ、89mmの高さのヒンジは、日本では一般的ではありませんから、お客様が自分で手に入れるのは一苦労かも知れません。私たちは、こうした輸入蝶番も在庫を持っていますから、部材の調達だけでなく、取付けやドアの建て付け調整も可能です。

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ドア調整は、汗だくでした

スウェドアの建て起こし調整

今朝、愛知県大府市の輸入住宅で玄関ドアの建て起こしを直してきました。

この猛暑で、作業中は汗が体中から出っ放し。お客様からも麦茶のペットボトルの差し入れを頂き、何とか凌いできました。

今回のドアは、北欧製のスウェドア(Swedoor)。柾目の木目が美しいドアですが、蝶番(ヒンジ)が摩耗してドアが下がってしまい、敷居にドアが擦ってしまう状況でした。

また、重いドアがハンドル側(蝶番側の反対)に傾いてきていました。

まずは、下がったドアをジャッキアップして上に持ち上げてから、蝶番に金属の調整部品を装着し、ドアの位置を上げました。それから、傾いたドアを水平・垂直にする為に、蝶番自体にも調整材を噛ませて正しい位置に戻しました。

こうすることで、ドアの上下・左右を見直すことが出来ますから、ドアの開閉自体も非常に軽くスムースになるのです。20年近く経った古い輸入玄関ドアでも、こうした調整をすれば新築時の動きに戻りますから、ドアの塗装を含めて、是非メンテナンスをして下さい。

作業的にはおおよそ1時間半。まあまあ効率的に仕事をこなせた気がしますが、猛暑の屋外活動はちょっと危険かも知れませんね。

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雨漏れしましたが、問題はあまりなさそうです

ベルックス トップライト付近の熱分布

先日、ベルックス(Velux)のトップライトの防水メンテナンスを行ったという記事を書きましたが、その際室内からサーモカメラを使って撮影したのが、こちら。

全館空調の吹き出し口が見えますが、この吹き抜けリビングは空間全体が冷えているようです。

天窓のすぐ上側が、天井で一番高い場所になりますが、そこの部分以外は比較的安定して冷えている感じがします。

写真の上側に写っているトップライトが、以前雨漏れを起こした窓ですが、最近強い風雨に曝されていなかったせいか、今は雨漏れもしていなかったとのことで、温度分布からもそれが窺い知れます。

ただ、この熱分布写真には写っていませんが、天窓と天窓との間の天井に一直線の割れが入っていました。恐らく以前雨漏れした際に水が回ってしまい、石膏ボードのつなぎ目が割れてしまったのではないかと思いますので、今後そういう事態が起こるようなことがあれば、注意をして欲しいところです。

(雨漏れは窓枠と建具との隙間から起きていたようで、そこは今回のメンテナンスで新しいウェザーストリップや防水剤を入れましたから、近い将来の雨漏れリスクは殆どないと思います)

それにしても、多少温度の高い屋根の垂木(たるき)材が格子状に入っているのがサーモカメラで分かるというのは、すごいですねぇ。今後もこれを使って、雨漏れや配管からの水漏れなどをチェックしていきますよ。

<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)

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