お知らせ : ページ 343

太陽光発電、危うし!

やっぱりなぁ~、なんて思うニュースが入ってきた。(詳細は、このページの下の方をご覧下さい)

九州電力が、近い将来自然エネルギーの買い取りを止めるかも知れないというのだ。電気の買い取り価格が高く設定され、屋根にソーラー発電パネルを設置した人も多いだろうが、今後買い取ってもらえないとか、買い取り価格が大幅に下がる恐れも生じてきた。

10年経てば元が引けるからその後は儲かるばかりだと業界は宣伝していたが、そんなにうまい話はないよなと思っていたことがそろそろ現実になろうとしている。

ここ名古屋の中部電力が、そういった検討を始めた訳ではないが、もし九州電力が止めれば必ず全国に波及するはずだ。10年後にはパワコン等の付属機器が壊れ、交換メンテナンスでお金も掛かる時にどうするんだろうか。勿論、屋根の補修だってしなきゃいけないですし・・・。

やっぱり、こうした設備は政府や業界に踊らされて買うのではなく、価格的にも社会的にも、そして個人的にもメリットがあるという価値観を持っている人が設置すべきじゃないでしょうかねぇ。お金だけでなく、環境に対する思いや信念・信条が大切です。

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九州電力:再生エネ買い取り中断検討 送電パンクの恐れ (毎日新聞 2014年09月20日)

 九州電力が、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく契約の受け入れを、管内全域で中断する本格検討に入った。太陽光発電の導入が急速に進み、自社の送電設備の容量がパンクする恐れが出てきたため。ただ、受け入れ中断には、再エネ事業者への合理的な説明が必要なほか、世論の反発も予想されるため、九電は月内にも、国と対応策を協議する。

 管内全域で中断すれば、大手電力で初の事例となる。九電は昨年3月、既存の送電設備で接続可能な太陽光・風力発電容量を400万キロワット増やして700万キロワットと定め、2020年までに導入を図るとしてきた。だが、太陽光発電の買い取り価格が高かったこともあり、今年7月末の実績で既に385万キロワットに達するなど、想定を上回っている。

 太陽光は出力の変動幅が大きく、さらなる導入には変動幅を抑える技術開発や、設備の増強工事が不可欠。再エネ事業者が多額の工事費用を自己負担するケースも出ており、九電は、導入目標拡大を検討する一方で、FITを推進する国に対しても、制度見直しを含めた対応を求める意向だ。

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こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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お風呂のサッシは、要注意!

兵庫県芦屋市の方からミルガード社の上げ下げ窓のメンテナンスについて相談を頂いた。

シングルハングの樹脂サッシなので、湿気や結露に強いということで浴室に取り付けられていたようだ。確かにフレームが樹脂(PVC)ですから、錆びたり腐ったりすることは全くない。でも、金属部品が全く使われていないということでもないのである。

シングルハングやダブルハングのサッシであれば、窓枠フレームの内部にバランサーと呼ばれる建具の吊り金物が仕込まれているし、横に開くケースメント(ケースマスター)やオーニングのサッシであれば、オペレーター(ロトアーム・ギア)と呼ばれる開き金物が使われている。

こうした部分は、亜鉛メッキや塗装が施されてはいるが、常に水分に曝されているとどうしても錆びて劣化してきてしまう。

でも、最近は空調設備の一般化や花粉症の増加などで、窓を開ける機会が少なくなり、こうした金物を見ることなく過ごしている現状がある。前にも述べたが、見えない部分に水分が入り込むとなかなか外には抜けてこない。その場所に滞留してしまうのだ。

だから、そのうち写真のようにバランサーが錆びついて、バネが劣化したり、糸切れを起したりしてその機能を失ってしまう。そうなると、いざ窓を開けたい時に開けられないということになる。特にお風呂場でこうなってしまうと、浴室内の湿気が壁や天井に付着して、カビや細菌の発生原因となるから大変だ。

このお客様の場合、そうなった後も騙しだまし使っていたのだが、つっかえ棒をして開けておいたサッシが何らかの原因で勢いよく下に落ちてしまい、ペアガラスも割れてしまったのだ。これでは、セキュリティ上の問題まで出てきてしまう。バランサーさえ交換しておけばこんなことにはならなかったのだが、お客様はバランサーの交換方法さえ分からない。

つまり、この輸入住宅を建てたビルダーは、何らケアの仕方を教えていなかったのだ。もしかしたら、ビルダーも交換するなんてことを知らなかったのかも知れない。でも、きっとこういうことって、住宅業界においては普通のことですよね。それも国産や輸入に限らず。

如何に日本の住宅メーカーがメンテナンスについて情報提供していないか、家に住んでいる皆さんが自身でメンテナンスしようと考えていないかがよく分かります。耳の痛い話ですが、これは双方に原因があります。まあ、日本人の住まいに対する文化の問題かも知れません。

欧米の人たちのように、DIYで自身の家を守り、造ったビルダーも定期的にケアをしていく心構えが、これからの日本人には必要な気がします。

どんなものでも人間が作ったものに永遠はありません。窓やドアなどの部材は消耗品と考え、10年ごとに点検し劣化したものは壊れる前に交換しましょう。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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窓のペアガラスが割れたら、どうします?

最近、国産サッシでも標準的になっているペアガラス。シングル・ガラスに比べて断熱性も向上するので、地球温暖化対策(省エネ対策)には欠かせませんね。

でも、ペアガラスはガラスとガラスとの間のスペースに湿気や水分が入り込んでしまうと、水滴で曇ってしまうばかりか、カビや藻のようなものが付着したり、周囲の金属部品(シール材)を錆びさせたりして大変なことになります。特にサッシがアルミクラッドや木製の場合は、木部に雨が侵入して窓や構造をも腐らせるという問題を生じます。

今回は、福岡県にお住まいの方から、Marvin社のIntegrityという輸入サッシのガラスが破損してしまい、困っているという相談を頂きました。近くのサッシ屋さんや工務店では、輸入サッシのガラス交換は出来ないということで断られたそうです。

恐らく何かが当たって割れたのでしょうが、ペアガラスの場合どちらか1枚だけが割れるということが多いですから、取り敢えず防犯や雨の心配は必要ないように思います。

場所が福岡ですから、名古屋から出向いていってガラスを外して採寸したり、新しいガラスをはめ込みに行ったりする手間や出張費を考えれば、建具(サッシュ)ごと新しいものを調達するのが一番早くてお値打ちです。

特にインテグリティという輸入サッシには、断熱性や耐紫外線性能を高めたLow-EⅡという特別な断熱被膜が張られていますから、純正品の方がいいですね。

輸入サッシのガラスにヒビや曇りが入って困っている方、早めにお問い合わせ下さいね。尚、窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 台風・突風対応型高強度輸入サッシ (2015年8月25日)

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アメリカにだって、土間はある

北米のインテリア・デザイナー、サラ・リチャードソンが企画したMud Roomの写真です。直訳すれば、「泥の部屋」となる訳ですが、日本で言えば土間空間。

北米では部屋の中も靴履きの文化と思われている人も多いでしょうが、日本人同様靴のままではアメリカ人も窮屈なんですね。だから、玄関を入ってすぐの場所に靴脱ぎ場を設けているおうちがいっぱいあります。

ただ、この写真のように上がり鼻(上がり框)に段差を付けている住宅はあまり見受けられません。ですから、ちょっと日本風の納まりな気がします。

部屋の色は、濃いエンジのような茶と白の組み合わせ。ツヤ消しの茶色のドライウォールは、落ち着きを感じさせますし、白いツヤありの塗装がされた腰板やドア枠、階段などはクラシックさを演出しています。

Cape Codのようなデザインの縦目地の腰板にすると、少し海沿いの家の感じがして楽しいですね。

また、日本人ならハンガーフックは、目の上の高さくらいに付けるのでしょうが、腰より下に物が掛けられるようにしているところも面白いです。そうすることで、目線の高さに空間が生まれ、絵や写真をリズミカルに掛けられるというのもいいアイデアです。

マリナー・デザインがお好きな方は、こんなインテリアは如何でしょうか?私たちのセンスや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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ピ-チツリー・ドアのグリル(格子)用ピン

昔、輸入のスチール・ドアと言えば、ピーチツリー社が有名でした。いや~、懐かしいですねぇ。

主に勝手口用のドアやパティオ・ドア、玄関ドアとして輸入されたんですが、何年も前にこの会社も国内から撤退してしまって、部品等を供給してくれる販売代理店や建材商社もなくなってしまいました。

そんな状況の中、群馬県の方からピ-チツリー社のドアに付いているガラスに格子を取付ける為のピンが欲しいというご依頼がありました。もう何年も探していたらしく、ホームメイドなら何とかしてくれるのではないかということでメールを頂きました。

こちらもおおよその見当は付けることが出来ましたが、細かな寸法は実際のもので比べてみないと分からないかも知れません。そこで試にいくつか調達して輸入してみようということになりました。

こんな小さなパーツでも、手に入らないとなると何とかしたいものですよね。部品の値段より調達の経費の方が多くなる気もしますが、思っていたものがちゃんと取付け出来たら、きっとお金以上の喜びがあるものです。

輸入住宅の補修でお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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輸入の玄関ドアを塗り直そう!

輸入住宅の玄関ドアは、木製やファイバーグラス製が一般的。

こうしたドアは、強い日差しや風雨に晒され、どんどん塗装が剥げてきてしまいます。

10年もそのままに放っておくと、美しかったドアがこの写真のようにみすぼらしいデザインになってしまいます。

ドアハンドルやデッドロックも錆びついてしまっていますね。

自然のことなので仕方がないと思う方もいらっしゃるでしょうが、出来るだけ早めに塗装をし直すことをお勧めします。

やはり玄関は家の顔ですから、来客の心象もよくないですし、皆さんの運気も下がりますよね。

玄関の木製ドアなら、塗料はパラペイントのティンバー・ケアがお勧めです。ドアだけでなく、窓の木部の防水塗装やケアにも使えますし、安全なカナダの水性塗料ですからニオイもありません。

ファイバーグラス製なら、フォー・フィニッシュ用の専用塗料やパラペイントの外装用塗料がありますから、色を変えてみるのも楽しいかも知れません。

また、塗装だけでなく、ドアの下がりや歪みを調整したり、ハンドルやヒンジ・ロックセットなども新しいものに交換したりするのもいいですね。

こうして手を入れることで、輸入住宅は美しく甦るだけでなく、機能もスムースになりますから、「こんなことなら、もっと早くやればよかった」なんて思うこと間違いないですよ。

塗り替えや交換・調整のご相談は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ファイバーグラス製輸入ドアの木目塗装 (2014年10月18日)

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バランサー以外もメンテナンスしよう!

輸入サッシのメンテナンスと言えば、シングルハングやダブルハングの上げ下げ窓に付いているバランサーの交換の話が多いのですが、それだけで交換すればいいという訳ではありません。

窓の防水性や気密性を上げる為に、ウェザーストリップというパッキン(モール)材が、建具(サッシュ)や窓枠の周囲に取り付けられています。そして、ウェザーストリップは、窓だけでなく輸入の外部ドアにも取り付けられています。

バランサーと同様にウェザーストリップも10年程度で劣化してきますから、写真のようにボロボロ破れてきたりちぎれたりしたら、交換が必要と考えて下さい。

ウェザーストリップは、フレームに明けられたスリット(溝)に差し込まれているだけのものですから、誰でも簡単に取り替えることが出来るのです。

また、横に開くケースメント(ケースマスター)・サッシや下側が開くオーニング窓は、オペレーション・ハンドル(クランク・ハンドル、フォールディング・ハンドルとも呼ぶ)やオペレーション・ギア(ロトアーム・ギアとも言う)が傷んでくることがあります。

これは、窓を開けている時にサッシュが風で煽られたり、動きが悪い状態で無理に開閉しようとしたりして、ハンドルやギアに大きな負荷が掛かることが原因です。また、金属製である為、雨や結露による錆の発生も劣化原因の一つです。

こうした部品は、窓メーカーによって、窓の種類によって、窓の大きさによって変わってきます。でも、その多くが汎用品ですから、おおよそどこの窓のものでも調達することは可能です。

輸入住宅でお困りの方、お探しの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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ミルガードの愛用者は、しっかりもの?

輸入サッシのメンテナンスは、必要不可欠なものですが、ユーザー自身が修理・調整する文化のない日本においては、壊れてもそのまま放置されるケースが多いようです。

ミルガードやインシュレートのように、国内市場から撤退してしまった輸入サッシ・メーカーも多いですからどうしたらいいか分からず、途方に暮れているという人もいらっしゃいますが・・・。

そんな中、NETを駆使して輸入サッシのメンテナンスをしてくれる会社はないかと探す方もおられます。ただ、全ての輸入住宅ユーザーが、そういった維持管理に積極的という訳ではないようです。

日本人には何故か家を新築したら、あとはメンテナンスしなくてもいいという風潮があるようで、少し調子が悪くてもそのままにしておいたり、悪くなるのは製品の欠陥だと考えたりする人もいるようです。

人間が作り出したもので、永遠のものはありません。何年かに一度程度、家も調子をみてあげるといった気持ちが大切です。それは、国産の住宅でも輸入の住宅でも、何ら変わりはありません。

最近、輸入住宅のことで私に相談しにいらっしゃる方は、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシをお使いの人が多いような気がします。

ミルガードのサッシが日本に広く普及しているということもあるでしょうが、そのメンテナンスに一生懸命な人が全国にいらっしゃるというのも事実です。

そういう人たちの力になって差し上げられたらという気持ちで、私たちも相談に乗らせて頂きたいと思いますね。やっぱり、お互い気持ちが大切です。

お困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ミルガードのサッシュ・ロック (2015年8月16日)

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損保大手、火災保険「10年超」来秋にも停止へ 異常気象増で収支悪化

損害保険大手が、10年を超える期間の火災保険の新規契約引き受けを来年秋にも停止する方針を固めたことが13日、分かった。異常気象による建物被害が増加傾向にあり、長期契約での収支予測が難しくなったためだ。現在、最長で36年の保険契約は、制度変更後に最長10年となる。住宅購入時に住宅ローンの期間に合わせて長期契約するといった消費者の選択肢は狭まる。

火災保険は住宅や店舗などの建物が対象で、火災や風災のほか、洪水や土砂崩れによる水災で受けた建物の被害を補償する。

すでに最大手の損害保険ジャパン日本興亜や三井住友海上火災保険などの主要社が、10年を超える新規契約を「来年度にはやめる」(大手首脳)方向で最終調整しており、業界各社に広がる見通し。制度変更の時期は来年10月が有力だ。

制度変更後も、すでに契約済みの保険は引き続き有効だ。火災保険は1年単位で契約できるが、長期にわたる契約を希望する場合は、最長となる10年契約を更新していくことになる。

背景にあるのは、異常気象の増加だ。集中豪雨の頻発や都心部での大雪などによる住宅への被害が増え、保険会社は保険金の支払いが増えて火災保険の事業収支が悪化。「将来の収支予測が難しくなった」(損保幹部)とされ、長期契約での保険金支払い規模が予測できなければ、保険会社に求められる安定的な事業運営が難しくなるという。

保険料は、損保各社から収支データを収集している損害保険料率算出機構が改定する「参考純率」を参考に、損保各社が決める。機構が実施した7月の改定では、参考純率を平均3.5%引き上げる一方、この数値が「保険期間が10年までの契約に適用できる」として、10年を超える保険の参考純率を示さなかった。

損保会社は住宅購入者に対し、35年などの住宅ローン返済期間に合わせた火災保険契約に割安なプランを提供している。

来秋以降、契約期間が10年以下に限られれば、価格面や利便性をめぐる新たな形の競争が促される可能性もある。

産経新聞2014年 9月14日

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増築された陸屋根の部屋

北米のサイトを見ていたら、こんな写真が掲載されていた。

元々の家は、少しクリーム色をした白いレンガの家だったのでしょうが、そこに赤レンガの外壁で出来た部屋を付け加えたという感じらしい。クリーム色をしたレンガも古いレンガのようで、そこにクリーム色の塗装をしてあるみたいだ。

カナダでも80年以上経ったレンガの住宅では、積みレンガを塗装することはよくあることです。塗装することで、レンガの表面の劣化を抑えることを目的としているのでしょうね。

それにしても、この増築部分の陸屋根は、大胆ですねぇ。部屋の天井根太に何か補助材を打って水勾配を取っていますが、多少雨が溜まってしまう部分が残ってしまう感じです。

材質は、よく判別出来ませんが、鈑金かFRP防水のようです。でも、経年劣化でどこかに割れが入ってしまう恐れがありますから、10年以内にメンテナンスが必要となるでしょうね。

(最終的な防水は、その下に施工されているであろうアスファルト・ルーフィングという防水シートで行いますから、割れが即雨漏りにはならないかも知れません)

それに強い風が吹く地域では、水が屋根の下をくぐって部屋の全然違う部分から雨漏りなんてことも起きそうです。台風もなく、雨もしとしと降るだけで、排気ガスなどの化学物質の影響を受けない場所ならいいのかも知れませんね。あと、夏が涼しいのも条件です。

まあ、日本のカラーベストでも10年で塗り替えしているのですから、然程変わらないと言えばそうなんですが・・・。欧米の皆さんは、おおらかですねぇ。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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