お知らせ : ページ 323

高層マンションが流行だけど・・・

6月2日に東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスタワー38階の和食店でボヤ火災が発生した。

この棟は、飲食店やオフィスが入っている建物みたいだから関係ないと思われる方も多いのでしょうが、近年このくらいの高さの高層マンションが飛ぶように売れているらしい。

最近のこうしたマンションは、消火設備も完備されているのだろうが、大きな地震で建物が損傷した上に、電気や水道がストップした状態で火災が発生したら、どうするのだろう?

当然そんな時は、至る処大混乱で消防車もはしご車も来てくれないと思います。来ても現場に届かないかも知れません。下層階で火災が発生して下に降りるに降りられず、エレベーターも使えない状況を住人の皆さんは想定しているのだろうか。

それとも、東日本大震災の原発のように、想定外ということで仕方ないと諦められるのか?人間は、やっぱり地に足を付けて生活をするというのが、いいように思います。まあ、私がこう言うのは、高所恐怖症だからでもあるんですが・・。

私たちの考えや建築に共感され施工を希望される方は、ご相談下さい。

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トステム(現LIXIL) 浴室の換気乾燥機、発火のおそれ

浴室の換気乾燥機が発火するおそれがあるとして、製造販売したマックス(東京都)と同社から供給を受けて販売したLIXIL(リクシル)は3日、不具合のあった部品を無償交換すると発表した。

2003年3月から2013年6月に販売した計24,659台が対象だ。品番は、「BS-101」「BS-58H」「BS-58HCX」。2013年1月に神戸市で、2014年12月にさいたま市で発火があり原因を調べたところ、部品内のヒューズが劣化し、近接する樹脂の部品が発火していたという。問い合わせは両社の受付窓口(0120-264-803)。

<LIXILのお知らせ>: マックス製 バスルーム換気乾燥機をご愛用のお客さまへ大切なお知らせ

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昔は、いいハンドルを使ってますねぇ

昨日は、輸入住宅の窓やドアのメンテナンスの相談を10件近く頂きました。いつもは数件程度でしたから、個別にそれぞれ対応するのが大変でした。そうした相談のうちの一つをご紹介しましょう。

この輸入の掃出しサッシのメーカーは、北米のHurd(ハード)社。屋外側がアルミで室内側が木製のアルミクラッド・サッシです。

ご相談頂いた不具合の内容は、室内側のロックレバーが外れてロックが利かないということでした。確かにハンドル下に付いているロックレバーが、真下を向いてぶら下がった状態に見えますね。これでは、お客様は防犯への不安があるでしょう。

それにしても、このハンドルセットは豪華ですよね。金色が目を引くこともありますが、その形状の美しさや持ち手を敢えて木製にしてある点も手が込んでいます。

10年以上前に施工されたスライディング・パティオ・ドアですが、この時代の輸入住宅へのこだわりはこうした部分からも垣間見えます。(尚、ハード社では、今でもこうした美しいハンドルをオプションで注文することが可能です)

さて、このロックレバーの不具合についてですが、単にレバー自体が破損しただけか、それともモーティシー・ロックのロック金物が壊れているのかを確認する必要がありますね。

また、不具合部分がモーティシー・ロックである場合は、内側のレバーだけでロックするタイプなのか、それとも屋外からもキーで鍵が掛けられるタイプなのかによって部品の種類が変わってきます。

頂いた写真だけでは、どういった状況のハンドルセットなのかは分かりませんから、メールで状況確認しながら正しい部品を調達出来るようにしなければいけません。時間も手間も掛かりますが、それをするのがプロの輸入住宅ビルダーだと思います。

こうした私たちの考えや建築に共感され、輸入住宅の施工・修理を希望される方は、ご相談下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

追加情報:
Hurd社は、Sierra Pacific Industries (SPI)という森林管理や木製品を製造する会社に買収され、その一部門となりました。今後もハードのサッシを製造・販売していくようですが、今夏にはシエラ・パシフィックという名称への統一が予定されているようです。

同社のメンテナンス・サービスの体制は、将来も維持されると思いますが、部品の修理・交換が必要な場合は早めに検討下さい。

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土台の木の違い

今日は、一般的な住宅会社の土台伏せの模様を書かせて頂きます。

土台とは、立ち上がり基礎の上に載せる角材を言います。最近は、コンクリートの基礎の上に床下の通気を促す目的や直接土台を載せた時に起きる結露を防止する為に、基礎パッキンを間に入れる工法が取られています。

こうすることで、シロアリが好むジメジメした床下環境を作らない工夫をしているのです。

基礎パッキンは、黒い樹脂製のように見えますが、その材質の殆どは石の粉(炭酸カルシウム)で出来ているので、建物荷重による圧縮変形や経年劣化が殆どないという特徴を持っています。

そして、写真の土台は、他社の現場で施工されたダッカーウッド。防腐防蟻剤(オレンジ色の薬剤)が加圧注入されたダッカーウッドの土台には、木の芯(中心)から外れた柔らかい辺材を使用しています。

また薬剤を染み込ませる為に、表面にクサビ形の傷がたくさん付けられているのが分かりますか。

材種は、恐らくベイマツではないでしょうか。ベイマツにはシロアリのような虫が嫌がる匂いはありませんから、薬剤でのシロアリ対策をするしかありません。(メーカーによっては、更に柔らかいベイツガを使ったり、若い間伐材を寄せ木にした集成材を使うところもあります)

そして、高温で加圧注入の処理を行った木材は、強度的に少し脆くなっているような気がします。

逆に、私たちが土台に使う木は、ヒノキやヒバの芯(心)持ち材。ヒノキやヒバは、あのいい香りの元となるヒノキチオールという物質を含んでいますから、他の樹種よりシロアリは好まないと言われています。

芯とは木の堅い中心部分ですから、シロアリが比較的食べやすい柔らかな辺材よりも食害のリスクが少し下がります。但し、食べるものがなければ、シロアリは何でも食べるので油断は禁物。

私たちは、こうした工夫やベタ基礎などにして、出来るだけシロアリが侵入したがらない状況を作っているに過ぎません。それも、環境や人体に有害な防蟻処理剤などを使用しないで、自然の素材や摂理によってシロアリの侵入を防ぎ、こうした虫とも共存していく方策を選択しています。

自然の生態系に於いては、シロアリも大切な役者の一人です。だから、建物に被害が及ばない限りは、私たちがシロアリ駆除用の防蟻処理剤を使うことはありません。これは、シックハウス・アレルギー対策としても有効です。

こうした私たちの考えや建築に共感し施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: ホームメイドが使う土台の木は? (2013年3月20日)

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丸い壁に幅木を回す

床と壁とが接する部屋の周囲には、幅木(巾木)と呼ばれる化粧枠がグルッと回される。幅木は通常直線の板状のもので作られているから、部屋の入り隅や出隅は全て直角に納めないと幅木を付けることは難しい。

でも、私たちの輸入住宅では、出隅となった壁のコーナーをブルノーズと呼ばれる丸い壁コーナーを使ってドライウォールを仕上げることをするから、そのままでは幅木を納めることは出来ません。

そこで登場するのが、この白いプラスチックで出来たブルアダプタ。この部品の上の部分は、丸いブルノーズにうまく接するように作られていますが、下の部分は直角コーナーになっていて幅木を直角に施工出来るようになっています。

こうした部材は、幅木を施工して壁をパラペイントで仕上げてしまえば、全く見えなくなってしまいますが、こうした部材があるのとないのとでは仕上がりの美しさは全然違います。

本物の輸入住宅というものは、こういう見えない部分が大切です。こうした美しいデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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毎日使うものは、気持ちよく使いたい

先日、輸入玄関のドア・ヒンジ(蝶番)が擦り減って、開閉に支障をきたしているという岐阜県多治見市のお客様の記事を書きましたが、そのヒンジの交換・調整をしてきた際に、輸入のドア・ハンドルも交換してきました。

ドアノブ・メーカーは、クイックセット(Kwikset)社。

古いドア・ハンドルですから、取付け穴の位置や明け方を慎重に調べた上で、デザインやサイズがピッタリと納まるものを取付けるようにしました。

交換前の輸入のドア・ハンドルは、錆びついてしまってこげ茶に変色してしまっていますが、今回取り付けたものは、ライフタイム仕上げと言ってゴールドの色が錆び付かないタイプのものにしてあります。

ですから、新築した時のデザインが蘇ったばかりか、それが長く持続してくれるでしょうから、きっと楽しくお使い頂けると思います。

あと、ご覧頂くと分かりますが、大きな親扉の位置が下がっていたのが、ヒンジを交換したことで子扉と同じ位置まで上がったことが分かりますでしょうか。

これで、ドアのラッチが掛かりにくかったり、ロックのデッドボルト・バーが穴に入らなかったりしたことが、嘘のようにスムースになりました。
(恐らく、このドアの下がりが原因で、ドア・ハンドルの破損につながったように思います)

玄関は家の顔です。また、家族やお客さんが一番多く出入りする場所でもあります。ここの調子が悪いと、防犯を含めて気持ちが落ち着かないですよね。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>:擦り減ったドア・ヒンジ (2015年5月8日)

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窓まわりからの雨漏りが多いんです

輸入住宅に限らず雨漏りの原因となる箇所は、屋根と窓。

仕上げとなる屋根材(瓦やスレート材)や外装材(サイディングや塗り壁材)は、防水材の劣化を防ぐ為のカバーであって、それ自体が防水をするものではないのです。実は、このことはプロの建築会社の人でも分かっていない事実でもあります。

本当に防水の役目を果たしているのは、屋根材の下地に張られたアスファルト・ルーフィングと呼ばれる防水シートや外装材の下地に張られた透湿性防水紙なんですね。だから、この部分の施工をいい加減にやってしまうと雨漏りが発生するリスクが高まります。

外装材はあくまで建物を覆う単なるカバーですから、そこから内側に雨水が侵入することがあるという前提でどう防水をするかを考えてこそ、プロの設計士であり、住宅メーカーだと思います。

この写真は、窓を施工する前に開口部の防水処理をした様子です。このように構造体の内側にまで防水紙を巻き込まないといけません。また、最も弱点となり得る開口部のコーナー部分や窓下の部分をこのように防水ラッピングしておくことを忘れてはいけません。

勿論、これは窓を入れる前の下地処理ですから、窓を入れてから更に防水処理の作業を実施します。そうすることで外壁部分の弱点をなくし、雨漏りで構造体が腐ったり、アルミクラッドなどの木製窓が劣化したりするリスクを減らすことが可能となります。

窓自体の構造的な問題でそこから雨が侵入しても、構造体の防水処理をしっかりしておけば、窓の交換や補修だけで直る場合もあるのです。

また、構造体の壁体内結露を防ぐ為に、ウェザーメイト・プラスという北米の特別な防水紙を使っていることも他社とは全く違うところです。(他社への販売・施工もしていますよ~)

皆さんの家づくりでもこのような施工をしていますか。もししていないなら、改修するか梅雨や台風後には十分な点検・修理をすることをお勧めします。新築をご計画の方やメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: この外壁用防水紙が、すごいんだ (2014年1月3日)
<関連記事>: サッシの木部が黒くなってきたら、要注意! (2014年7月6日)

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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レンガ積みの方が、安全か?

昨日、マンションのコンクリートの外壁が剥がれ、隣家の屋根に落ちたというニュースが流れました。

パネル・サイディングのような壁なのか、はたまたモルタルの塗り壁なのかはよく分かりませんが、RC造の構造体の上から施工された外装材であることは間違いなさそうです。

雨水がコンクリートの外装材の中に染み込んで、コンクリートを劣化させたのかも知れませんが、サイディングにしてもモルタルの塗り壁にしても鉄筋や耐震金物が中に入っていませんから脱落するリスクは常にあります。

そういう点では、耐震金物で補強されたレンガ積みの外壁の方が崩れるリスクは少ないのかも知れません。それは、東京駅や富岡製糸場の建物が健全な状態で100年保存されていることからも分かります。

レンガ・タイルを張った外壁も鉄筋等で補強されていませんから、今回と同様のリスクがあると思います。実際、マンションのような高層建物だとタイル張りは怖いですよね。

100年の耐久性を考えた場合、その答は限られてくるかも知れません。いずれにしても、点検・補修をお忘れなく!

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マンション外壁崩れ、隣家に直撃 けが人なし 大阪

28日午後0時20分ごろ、大阪市西成区玉出西1丁目で、「爆発みたいな音がした」と近所の住民から119番通報があった。市消防局や西成署によると、鉄骨5階建てマンションの3~5階部分のコンクリート外壁数十平方メートルが崩れ、隣の2階建て民家の屋根に落下した。民家の屋根瓦が割れて路上に落下したが、住人や通行人にけがはなかった。

現場は、大阪市営地下鉄四つ橋線玉出駅から北へ約500メートルの住宅や商店が立ち並ぶ一角。近所の女性は「壁が落下した後に、煙のようにすごいホコリが舞い上がった。民家にはお年寄りが住んでいたが、けががなくて良かった」と話した。

2015年5月28日 朝日新聞社
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私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: レンガ・タイルは、将来メンテナンスが必要になる (2012年9月17日)
<関連記事>: タイルの外壁が歩道に落下 (2015年2月12日)

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ドライウォールをDIYで!

京都にお住まいのお客様から写真をお送り頂きました。

この方は、ご自身でコツコツと家の新築をされていらっしゃるようで、時間を掛けて施工を進めています。お送り頂いた写真は、キッチンまわり。

吊り戸棚等をしっかり固定する為か、壁には石膏ボードの代わりに下地合板が張られています。合板のまま塗装をすると、木の毛羽立ちや凹凸、ヤニなどが出てくる恐れがありますから、まずは私たちが供給した北米製の天然石膏パテを十分に塗り込んで頂きました。

その上で、細かなヤスリを使ってサンディングをして、壁の表面をなめらかな状態にして頂いたようです。この一連の作業を文字で書くのは簡単ですが、実際やってみると結構な手間・暇が掛かったことと思います。

そして、次の写真が下塗りの白いプライマー「パラペイント 5799」を丁寧に塗ったところです。(写真下に写っている白いペイル缶が、プライマーの塗料です)

合板のヤニやアクが浮いてくることを防ぐ効果のあるプライマーですが、上塗り塗料のようにしっかりと均一に塗られていますから、写真でも非常にきれいな壁になっていますね。

写真を頂いてから数日後に、美しいブルーのパラペイントを出荷しましたから、きっとこの上から塗って頂いたのだと思います。

もしその後の写真を頂きましたら、ここでご披露させて頂きますね。皆さんの家でも、壁紙の上に塗ってドライウォールにしてみませんか? 勿論、新築だったら石膏ボードの上に塗って下さい。

こうしたデザインの建築や塗料をご希望の方は、ご相談下さい。

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折っても割れない外装材

柔軟性がいつまでも持続する塗り壁材として記事に書いたこともある輸入外装材 スタッコフレックス。

塗った厚さ分だけ割れに追従する材料ということなので、5mmの厚さでスタッコフレックスを塗れば、外壁の下地にクラックが入っても5mmまでなら表面のスタッコフレックスには割れが起きない。

でも、それ以上下地が動いたりすれば割れるのだから、過信は禁物。人間が造るものに絶対はありません。

さて、今回紹介するのは、新しいスタッコフレックス、「リニュー」(間もなく名称が、「Stuc-O-Flex Innocence(イノセンス)」に変わります)。

こちらは塗り壁材というより、塗料と言った方がいいかも知れません。通常のスタッコフレックスのような厚さはなく、外壁材の表面に薄く塗る感じです。

写真は、プラスチックで出来たハニカム構造の板材にリニューを塗ったものを折り曲げた様子です。何度も折り曲げましたので下地のプラスチックの線が見えますが、表面のリニューには全く異常は見られません。

勿論、逆の谷方向に曲げたり、線とは90度異なる方向に曲げたりもしてみましたよ。塗装された既存の外壁サイディングの上に塗ることも可能だそうですから、塗り替えなどのリフォームには持ってこいかも知れません。

通常の塗料であれば10年で塗り直しが必要ですが、それ以上の耐久性があるそうです。と言っても、新しい素材ですからやってみないと分かりません。

挑戦する価値はありそうですから、皆さんも使ってみませんか?輸入住宅のリフォームや新築をご希望の方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 塗り直すと、これだけきれいになるんです (2018年12月11日)
<関連記事>: 折っても割れないパラペイント (2018年4月23日)
<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコフレックス (2011年1月25日)
<関連記事>: 最後は、スタッコフレックスで仕上げました (2016年10月1日)
<関連記事>: 目地割れ補修後のALC サイディング (2017年4月22日)

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