お知らせ : ページ 323

天窓の鈑金処理

先日より外装の定期メンテナンス工事を行っていた名古屋市のレンガ造りの輸入住宅 H邸

浴室に取り付けられていた出窓の天窓が、かねてより調子が悪く、雨漏りしていた。防水コーキングなどで雨漏りを防止していましたが、あまり日差しが必要ないとのことで、原因となっている出窓の天窓を今回鈑金で塞ぐこととしました。

窓の形を採寸して、それに合せて鈑金材料を作ってもらい、FIX窓の上から被せました。天窓は、屋根の部分に取り付ける分雨にも当たりやすく、紫外線等で防水材のパッキン等が劣化するリスクも大きくなります。

そういった点では、弱点となる部分に対策をして、出来るだけ心配しないで長くお使い頂けるようにして差し上げるのも大切なことだと思います。問題がある国産サッシのトップライトも、こうして塞いでしまったり、定評のあるベルックスの天窓に交換したりするなどして、改修してみては如何でしょうか。

サッシや家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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裸電球もいいものです

LED化しつつある日本の照明器具。でも、北米ではそれに逆行するように、トレンドはフィラメント電球となっています。

白熱電球の優しい光と針金のようにほっそりしたフィラメントの美しさが見直されているのです。

このミニ・ペンダントの照明器具もそのひとつ。いぶしたような銅色の台座やシンプルな電気コード。

昭和初期を彷彿とさせるクラシックなデザインは、レトロな洋館でもモダンなマンションでも使えそうな感じですよね。

一つだけでは淋しい感じでも、こうしていくつもペンダントを吊るすと、明るさは元より華やいだテーブルまわりになるから不思議です。

夜、ウイスキーを片手に奥様と語り合う。そんな風景が目に浮かびます。勿論、BGMは、ジャズかR&Bでしょうか。最先端だけが、文化じゃない。そんな反骨な輸入照明があってもいいじゃないですか。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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レクサンドーレンのドア調整

埼玉の方から新築した輸入住宅の玄関ドアを調整して欲しいというご相談を頂きました。

新築したばかりですから、開閉によるヒンジ等の劣化やドアの下がりなどの経年変化はないようですが、天然木故のドアの歪みがあるようです。自然のものですからある程度仕方ないですが、レクサンドーレンのドアの場合、そういった曲りや歪みが出ないように、製造段階で予め工夫がされたドアですから、どうなんでしょうねぇ。

現状、私共はドアの開閉の固さとドアの隙間の両方を同時に解決するということを主眼に調整する方向で考えています。ただ、ドアの歪みといった根本的な問題の解決ではありませんので、問題のあるドアを3次元でバランスよく調整して一番ベターな状況にもっていくという作業であることを予めご諒解頂かねばなりません。

どの程度やれるかは現場の状況次第ですが、今よりは改善出来ると考えています。ただ、それがお客様の満足いくものかどうかは、感覚的なものですから何とも言えませんが・・・。何れにしても、費用の殆どが出張に伴う金額ですから、その点どう判断頂けるかもお客様次第です。

輸入住宅の新築をご計画の方やメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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ペラのサッシを交換しました

先日外壁等の塗り替え工事を行った愛知県春日井市の輸入住宅K邸ですが、年末にアメリカに発注していたPella社製4連ボウウィンドウの新しいFIX窓が入荷しました。

あのマクドナルドやケンタッキーでもアメリカの港湾ストの影響でフライド・ポテトが届かないというニュースがありましたが、それと全く同じ状況でサッシュ(建具)の入荷が遅れておりました。

国産と違ってこういうことはよくありますから、輸入資材の調達には忍耐と多少の心の余裕が必要です。

今回の問題は、窓の外側を覆っているアルミのつなぎ目から雨が侵入して、中の木部が変色・腐食を起してきた為、不具合のあるサッシュを外して、新しいものに交換しなければならないというものでした。

でも、ペラのボウウィンドウに付いているハメ殺しの窓って、しっかりとガチガチに取り付けられているので、窓を壊すように外さないといけません。ですから、ペラの窓の交換って結構大変なんですよ。

幸いサッシュだけに腐りがあっただけで、窓の枠フレーム自体は変色程度で大丈夫でしたから、ボウウインドウの全交換という最悪の事態は避けられました。

そして、サッシュを新しいものに交換した後、また雨や湿気が入り込まないように、コーキング等で窓周りへの防水作業を行います。

更に室内側は無塗装の木製ですから、パラペイントの屋外用木部防水塗料 ティンバー・ケアのナチュラル・クリアを丁寧に塗って完了です。これでもう、雨漏り対策は完璧です!

どのメーカーの輸入サッシでも、アルミクラッドはつなぎ目やパッキン材の劣化による雨の侵入がありますから、こうならない為にも常に注意をして下さいね。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: 窓からの漏水 (2014年10月16日)

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ロックボルトが見えると不安ですよね

北米製輸入ドア用のガードプレートを2セット購入頂いた方から、今回施工後の写真をお送り頂きました。

古い木製の玄関ドアに、アンティーク・ブラス(古金色)のハンドルセットや追加のデッドロック(デッドボルト)が取付けられています。

ダブル・ロックにして玄関ドアの防犯性能を高めてあったのですが、やっぱり鍵のロックボルト(ボルト・ラッチ又はデッドロックバーとも呼ぶ)が隙間から露出してみえると、セキュリティに不安を感じます。

そこで、外側からドアの隙間を隠すガードプレートを装着して更に不安を解消しようということになったのでしょう。私共が在庫しているガードプレートは、ゴールド(ブラス)色のものしかありませんが、こうしてみると意外とアンティーク・ブラスとの相性もよさそうですね。

北米製輸入ドア用のガードプレートは黒いタイプもありますし、勝手口のドアにも装着可能ですから、輸入住宅のセキュリティ対策をお考えの方は、お問い合わせ下さい。

あと、古い輸入玄関ドアの塗装についてもご相談下さいね。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>:輸入玄関ドアの安全対策 (2012年2月4日)

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ローウェン社製フレンチ・テラスドアの部品

以前お客様から問い合わせを頂いていたカナダ、Loewen社のフレンチ・テラスドアのハンドル・ロック・セットが、手に入ることが判明しました。

1997年くらいに施工された輸入サッシですから、個々の部品の特定やビス1本に至るまで全てパーツが揃っているかなどを確認するのに、2ヵ月近くを要しました。やっぱり、日本人相手と違い、やりとりに手間・暇が掛かります。これだから、他のビルダーには出来ない仕事なんでしょうが・・・。

写真のセット以外にも、ロックケースという大きなラッチ部品やストライク・プレートなども同時調達する予定です。(色は、写真のアンティーク・ブラスではなく、既存品に合せて美しい金色での調達としました)

恐らくですが、このフレンチ・テラスドアは、新築当時相当高価だったでしょうから、これらの部品も相応な金額でしか購入出来ません。それでも、こんな古いパーツの交換部品が、新品で手に入ること自体が稀有なことでしょうし、これでドアのセキュリティの心配が解消されるのであれば、お金には代えがたいことのような気がします。

ローウェン(ロ-エン)以外の輸入サッシや輸入住宅の修理・メンテナンスでお困りの方も、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: ロックが出来ないレバーハンドル (2015年3月5日)

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古民家やお店でも素敵です

シェードに割れ目が入ったようにわざと作られた輸入照明。スリット状に光がこぼれる感じが面白いですね。

また、ススが付いたように黒っぽいこげ茶色をしている感じは、ピザやパンを窯で焼いている雰囲気を出したい時は、もってこいだと思いませんか。(実際には焼き付け塗装をしているので、色落ちなどは心配要りません)

こういうレトロなデザインは、お店だけでなく、日本の古民家や薪ストーブのあるクラシックな輸入住宅なんかにも合いそうですよね。また、フィラメントが美しい白熱電球を覆っているワイヤー・ゲージが、更に素朴さを演出しているようです。

時代ものの照明器具をデザインした国産照明は、殆どないでしょうから、こういう個性的な北米の照明器具を使ってみるのは楽しいかも知れません。こんな輸入照明を使いたいという方は、お問い合わせ下さい。

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塗り直したスウェドア

以前、木が劣化したスウェドアの記事を書きましたが、昨日建て付け調整及びドアガードとドアクローザーの交換をした際に、塗装のメンテナンスをしてきました。

それも、私 村瀬自身が自らやってきたんですよ(笑)

当初は、相当劣化が進んでいると考え、木目を潰して真っ白のティンバーケアで塗装することを考えたのですが、実際のドアに特殊なヤスリ材を当てた処、美しいチークの木目が蘇りました。これだけ木目がきれいに出るのなら、敢えて白い塗装をしなくても、ナチュラル・クリア色のティンバーケアで大丈夫だろうと判断しました。

普通の紙ヤスリでは、凹凸のある飾り部品の細かい所にヤスリが当てられないのですが、特殊なヤスリを使えば古い劣化した塗装もきれいに剥がれました。(木目の奥に入り込んだ塗料までは無理ですが・・・)

でも、この作業が一番きついし、時間も掛かります。その後、パラペイントの屋外木部塗料 ティンバー・ケアを2度塗りした状態が、この写真です。

少し白ボケた部分は、まだ塗料が乾き切っていないところですが、数時間もするときれいなクリア色に変わってきます。

メーカーは、自然オイルのオスモを年に2~3回程度を目安にドア全体に塗布することを推奨していますが、そんなマメな人は日本のどこにもいないですよね。それに、自然オイルは酸化したり、紫外線によって劣化・変質するのが早いのも難点です。しかしながら、ティンバーケアなら2度塗りすれば5年は塗り直しが必要ありませんから、耐久性や施工性は抜群です。

スウェドアだけでなく、レクサンドーレンといった北欧製ドアやシンプソンやノード、バッファレン、IWPなどの北米の木製玄関ドアの塗装の劣化にお悩みの方は多いと思います。

手間や時間を惜しまなければ、私のように誰でも簡単に素敵な輸入ドアを蘇らせることが出来ますから、是非挑戦してみて下さいね。勿論、時間がない人や作業に自信のない方は、施工まで面倒見ますよ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

輸入の窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>:スウェドアのメンテナンス(2015年3月4日)

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2015年6月12日に、ドアの調整・塗り直し後の様子を見に現場へ行ってきました。塗った当初白ボケていた玄関ドアの表面は、写真のようにパラ ティンバーケアの塗装も馴染んで、美しいキャラメル色のドアに蘇っていました。

勿論、調整したドアの蝶番(ヒンジ)や交換したドアクローザーとドアガードも正常に機能しています。
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花束のようなフィラメント照明

天井から吊るしたミニ・ペンダントの照明器具を複数束にして一つの照明器具のように見せる手法が、北米で流行っている。

ダイニング・テーブルやバーカウンターの上にこうしたデザインの照明を持ってくるのだが、フィラメントが美しい白熱電球を使っているところが格好いいですよね。さぞかし今の日本なら、LEDの照明器具を至る処に付けることがトレンドなんでしょうが、これを見るとそんな照明は味気ないですよね。

また、照明のガラス・シェードも透明のものを使っていますし、照明の台座もブリキのようなニッケル色を用いているのもお洒落じゃないですか。勿論、壁は美しいカラーのドライウォールで仕上げています。

新築のおうちにレトロな雰囲気を持ち込んだデザインは、住まい手のセンスのよさを感じさせてくれます。

さあ、皆さんも私たちとこんな家づくりをしませんか。こうしたデザインの建築や資材、デザイン・コーディネートをご希望の方は、ご相談下さい。

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形は変わりましたが、互換性あり

ミルガード社やインシュレート社のシングルハング・サッシのバランサーの問い合わせを多く頂きますが、メーカーから新しく供給される部品は、少しずつ改善・変更がされているようです。

そのひとつが、バランサー・シューと呼ばれる下端のプラスチック部品。色が黒ずんでいるのが、古いバランサーですが、新しいものと随分形状が異なっています。

これだけ違うとちゃんとサッシに装着出来るんだろうかと普通思いますが、大丈夫です。シュー以外に、上端のトップ部品も若干異なっていますが、まあ概ね形状は変わらないと思います。

勿論、肝心のバネなんかも以前よりしっかりしたものになっているようですから、交換すると本当にスムースに開閉するようになりますよ。

バランサー切れで、窓が開かなくなって困っている方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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