お知らせ : ページ 26

相当酷い状態です

山梨県にあるおうちのお客様から、輸入サッシのペアガラスを交換したいというご相談を頂きました。

不具合サッシは、樹脂で出来たミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)やスライダー(片引きの引き違い窓)など多岐に亘ります。

湿気や雨などが多そうな感じですから、ちゃんとした防水メンテナンスを定期的に行う必要があったと思いますが、新築から全くやっていなかったのだろうと思います。

写真は、掃出しサッシに装着されたペアの強化ガラスですが、ガラスの中のスペーサーが酷く錆びていますし、ガラス自体にも曇りが見受けられます。

ペアガラス内に雨水が入り込むようになってから、随分長い間何もせず放置されていた為、スペーサーのクラックや錆びがここまで広がった感じです。住んでおられた方が気付かぬはずはありませんから、どうしてここまでになる前に誰かに相談出来なかったのか、疑問に思います。

こちらは大きなペアの強化ガラスですし、LOW-E断熱処理もされています。また、厚みを含めてインチサイズで作られていますから、このペアガラスを製作してもらうとなるとそれなりの費用も掛かりますし、第一これを取り外して対処出来るサッシ屋さんがいるかどうかも問題です。

皆さんのおうちでも窓のペアガラス内に問題が生じていたら、出来るだけ早く交換や防水処理をするようにして下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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シロアリも冬備え?

木部用防水塗料のパラペイント ティンバーケアを塗って、会社の脇に転がしてあったヒノキの端材をほんの気なしに裏返した処、シロアリたちが一杯這っておりました。

黒い木の皮のようにクシャクシャになっている部分は、食べられなかったティンバーケアの薄い塗膜です。

やっぱりティンバーケアは美味しくないので、丸めて端に追いやった感じです。

(因みに、ティンバーケアは木部用防水塗料ですから、耐紫外線・木部保護という機能があっても、人体にも有害な防腐・防虫という機能はありません)

塗料の膜を剥ぎ取った木の部分は非常にきれいな状態ですが、木の中の方は穴だらけです。シロアリ自体は湿気った暗い場所を好む為、木の表面には然程興味がないのかも知れませんが、裏を向けてあったのでシロアリがたくさん出てきていたんでしょうね。

よくヒノキやヒバといった木をシロアリは食べないなんて話がありますが、これを見るとそんなことはないということがお分かりでしょう。

ただ、この切れ端が常に乾燥していて、太陽光が差して風が通るような場所にあったとしたら、多分シロアリは来なかったとも思います。(この切れ端は、日陰になる駐車スペースの脇に雨ざらしで置いてありました)

恐らくこのシロアリは、大きさが2~3mm程度ですからヤマトシロアリではないかと思いますが、こうやって蟻道以外の場所で光に曝されてしまうとパニックになってしまいます。

観察の為何もしませんが、雨の当たらない屋根の下に置いて太陽に当てておけば、何れコロニーは衰退してシロアリもいなくなると思います。本来のシロアリは、自分たちにとって条件がいい環境でないと生きていけないというくらいの弱い生き物なんです。

これから冬の為にしっかり食べて、温度が一定な材木の中で楽しく暮らそうと考えていた処に、変な人間が邪魔をしてシロアリもビックリしたでしょうね。

シロアリは庭などの建物以外の場所にいても何ら心配する必要はないですが、おうちが湿気っていたり、床下が土だったり、床下のコンクリートに隙間があったり、家の基礎の周囲にコンテナや薪等を置いて陰となる場所を作っていたりすると、おうちへ侵入を試みますから注意して下さい。

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このバランサーは、少々特殊です

茨城県のお客様から、輸入サッシのバランサーに不具合があるので交換したいというご相談を頂きました。

輸入窓は木製ファイバーグラス(アルトレックス)クラッドサッシのマーヴィン インテグリティ(Marvin Integrity)。

マーヴィンでは比較的新しいシリーズのサッシですが、メーカーは日本から撤退した今となっては、補修部材の入手も困難になっています。

写真は、ダブルハングサッシの建具を吊って持ち上げる為のバランサーのクラッチと呼ばれる部品ですが、窓の下枠の処で止まったまま動かなくなっています。

通常建具に付いているピボットバーがクラッチに固定されていて、ここに付いている吊りヒモがバネで巻き上がる力を利用して、重い建具を簡単に開閉出来るという仕組みです。

ですから、クラッチが下がったまま動かなければ、窓を開けることが出来なくなってしまいますから、空気の入れ替えにも不便です。

バランサーそのものの不具合であれば、それを交換すれば直せるのですが、インテグリティに装着されているものは他社のバランサーと少し違っている為、入手が難しい傾向にあります。

現在、部品メーカーに問い合わせを行っていて、もしかしたら調達が可能となるかも知れません。ただ、これを交換出来る業者さんが茨城にはいらっしゃらないかも知れませんので、私たち ホームメイドが直接伺って修理メンテナンスを行う必要がありそうです。

<関連記事>: 入荷まですごい大変でした (2025年4月9日)

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ペラでなければ、入られたかも

岐阜県のお客様から、空き巣の被害を受けたので修復したいというご相談を頂きました。

被害を受けた輸入の両開きフレンチドアは、木製アルミクラッドサッシのペラウィンドウ(Pella)。

写真は、そのサッシの木口(こぐち)の部分です。防犯対策が強固なマルチポイントロックやカンヌキ式のデッドボルトが装着されていますので、ドア金物が歪み木枠がボロボロになっても、ドアが室内への侵入を何とか防いでくれたようです。

恐らく空き巣はプロではなく、慣れない素人のような人間だったようで、輸入サッシが侵入しづらいということを理解しておらず、無理矢理手荒な手口で侵入を試みたのだろうと思います。

もしこれが国産のアルミサッシであったなら、ここまで壊されることもなく簡単に室内へ入られていたはずです。

部屋への侵入はされませんでしたので、貴重品等は無事だったようですが、こちらのペラのサッシは既に製造が終了している高級なデザイナーシリーズのものですから、全く同じものを調達して直すことが出来ません。

そういった意味では非常に大きな被害ではありますが、ご家族の命を守ってくれたことは素晴らしかったと思います。

これからメーカーとも相談して、どのように復旧するかを検討しなければなりませんが、防犯性が高い輸入住宅に変に手を出して欲しくないですね。これから年末シーズンを迎えますので、皆さんも泥棒や空き巣への対策は十分に行って下さい。

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室内に雨水が溢れるのは、掃除不足

22日に愛知県のお客様の輸入住宅にお伺いして、スライディング・パティオドア(片引きの掃出しサッシ)の掃除メンテナンスを行ってきました。

輸入窓は、樹脂製のサミット(Summit)です。

写真は、そのサッシの窓枠の下端ですが、ドアを開閉する時に使うレール部分にホコリや細かな砂が大量に溜まっているのが分かります。

実はレールの下には空間が空いていて、そこには排水用の穴が明けられています。それは、強い風が吹いてレールがある内側まで外から雨水が浸入してくるという状況の際に、このレールの下にある空間に水を落としてから排水用の小さな穴へ雨水を流す為のものです。

ただ、このようにレール部分にゴミが溜っていると、雨水がレールの下へ落ちなくなるばかりか、下の空間にも徐々にゴミが溜り、排水口をも塞いでしまうことになります。

よく輸入の掃出しサッシの下側から大量の雨水が部屋に入ってきたという不具合をお聞きしますが、その殆どは新築から一度もレールを外して掃除をしたことがないのが原因です。

下枠のレールを外すには、大きくて重い可動ドアを一旦窓から外さないといけませんから、これをやるには適切な手順と道具がないと出来ません。

日頃の掃除である程度漏水は防げるのですが、レールの下まで掃除をするという場合は、私共のような専門家にお願いして頂いた方が安全かも知れません。

大きくて重いペアガラスが割れたり、レールを曲げてしまったりしたらそれこそ復旧が大変ですから、くれぐれも無理しないで下さいね。

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画鋲で留めていないですか?

長野県のお客様のおうちから修理の為に引き揚げてきたフレンチドアには、飾りの木製格子が付いていました。

マーヴィン(Marvin)製のフレンチドアやスライディング・パティオドア(片引きの掃出しサッシ)に付けられている格子は、写真のような固定ピンでドアに留めてあります。

でも、この固定ピンはプラスチックで出来ているので、掃除などで外そうとすると頭のツマミが割れて取れてしまうことが多いんですよね。

そういう時、簡易で画鋲をピン代わりにする人もいるのですが、長さも形も違う為、見た目はよくないししっかり固定することも出来ないかも知れません。

でも、脱着可能な木製格子を固定するピンは、今でも手に入れることは可能です。

勿論、日本から撤退してしまったマーヴィンから調達することは出来ませんが、海外からの調達ルートがある私たち ホームメイドでは、問題なく手配出来ます。

太陽の光や熱で20年もすると劣化してしまうものですから、一度に全部取り替えてみるのもいいかも知れません。

建てた住宅会社が倒産してしまったり、輸入住宅の仕事を止めてしまったり、輸入資材が国内では手に入らなくなったりして、ご自宅のメンテナンスをどうしたらいいのか困っている方は多くいらっしゃると思います。

でも、諦めるのは早いかも知れません。輸入する為の費用は掛かりますが、こんな小さな部品でも入手は可能ですし、修理や修復・取り替えといったことも難なくこなすのが、ホームメイドです。

<関連記事>: ペアガラス交換と木部修復 (2024年9月4日)

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刻印だけだと間違える?

昨日愛知県のお客様のおうちでシングルハングサッシのバランサーを交換したという記事を書かせて頂きました。

樹脂製のインシュレート(Insulate)というメーカーのもので、無事に交換を完了したのですが、交換した古いバランサーをよく見ると刻印が間違っているのを発見しました。

刻印は、そのバランサーの長さやバネ強度を表記する為のものですが、金属部分の長さが508mmのバランサーに「19」と「13」と刻印されたものがありました。

508mmのものは、「19」の刻印でなければならないのですが、何故か「13」という刻印のものがあったのです。交換部材の調査の際に、刻印だけを確認してバランサーを調達していたら、もしかしたら長さが短いものを調達していたかも知れません。

これは非常に危険な話ですが、アメリカのものではたまにある話ではないかと思います。

勿論、日本の製品でも表記間違いというものは存在する訳ですから、欧米の製品をレベルが低いと言うのは違うと思いますが、やはり製品の特定を行う時はダブルチェックをすることが大切ですね。

刻印番号とそれが表す長さの2つを確認さえすれば、ほぼ正しい部材を入手することが出来るはずです。ほぼと言う意味は、それでも注文したものと入荷してきたものに違いがあったり、入荷品に破損や欠品があるかも知れないということです。

輸入部材の商売は、そういう場合でもちゃんとメーカーに対して英語でクレームを言えるかどうか、うまく注文通りに取引が出来るかどうかが肝になります。

<関連記事>: 午前中は、バランサーの交換 (2024年10月21日)

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午前中は、バランサーの交換

今日の午前中は、愛知県のお客様の輸入住宅にお伺いして、バランサーの交換をしてきました。

輸入窓は、樹脂製シングルハングサッシのインシュレート(Insulate)です。

お客様は中古で家を購入したそうですが、それ以前から殆どメンテナンスは行われていなかったようで、20年以上何もしていない状況でした。

今回、いくつかあるシングルハングのうち、2ヶ所のバランサーのヒモやバネが切れて窓が開けられなくなったということで、全ての窓バランサーの交換を提案しました。

バランサーはおおよそ15~20年程度が寿命で、このうちのものは既に耐用年数を過ぎているので、今正常なものでも近いうちに不具合を起こすだろうから、一緒に交換しておいた方が何度も海外から取り寄せて都度交換作業をするよりも一度にやった方が経済的ですよとお話ししました。

とは言っても、シングルハングサッシは8ヶ所ですから、それ程多いという感じでもなく、スムースに交換作業を終えることが出来ました。古いバランサーは、全てバネが錆びており、伸び縮みもあまり出来ない状況でしたから、やはり交換して正解でした。

樹脂サッシに限らず、アルミクラッド木製サッシでも上げ下げ窓にはバランサーが装着されていますから、20年近く経っていたらそろそろ交換することを考えて下さい。

<関連記事>: 下から出てきたものは、戻せません (2024年9月22日)
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ハンドル・ノブが取れちゃいます

こちらは、以前サッシ等の現地調査に伺った三重県のお客様のケースメントサッシ。

輸入窓は、木製アルミクラッドサッシのキャラドン(Caradon)です。

10年以上前に会社がなくなってしまっているからと、半分諦めていたメンテナンスですが、私共のことをNETで見付けて、ここなら何とか直してくれるのではないかということでご相談頂きました。

写真は、ケースメントサッシのクランクハンドルと開閉金具のオペレーター部分になっています。本来、オペレーターは、ハンドルカバー(オペレーターカバー)によって覆われているものなんですが、プラスチックで出来ている為、経年劣化で割れてなくなっています。

また、クランクハンドルを操作する際のツマミ部分であるノブも、テープのようなものを張って、取れてしまうのを辛うじて留めています。

ハンドルは、使い終わったら倒してしまっておける可倒式のもので、固定式のものに比べて少し高いですが、コンパクトに出来る分見た目としてもいいかも知れません。

ハンドル・ノブはカシメで固定してあるのですが、これが結構外れてしまうことが多く、多くのお客様が使いづらいまま使っているような気がします。

ハンドルやカバーは、キャラドン固有の部品ではなく、他のサッシメーカーでも使っている汎用部品ですから、部品メーカーから入手することは可能です。

ただ、使われているオペレーターの仕様によって、ハンドルやカバーが異なりますから、窓に合った適正なものを手に入れる必要があります。

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防犯上、早めに交換

20年以上前に新築させて頂いたお客様から、玄関ドアに付いている鍵が壊れて使えなくなったという連絡を頂きました。

玄関ドアに付いているデッドロックは、旧タイタン(Titan、現クイックセット)のハンドルセットに付属していたものになります。

室内側のサムターンを回せば鍵が掛かりますが、外からキーを差し込んで回してもクルクル回転するだけで全く鍵の操作が出来ません。

これは、デッドロックに内蔵されたキーシリンダーが破損しているのが原因ですから、交換してやればすぐに元通り使えるようになります。ただ、メーカー毎にデッドロック・ラッチやシリンダーの形状が異なっていますから、輸入品ならどこのものでも交換出来る訳ではありません。

また、製造された時代によって、同じメーカーのものでも仕様が変わっている場合もありますから、どんな部品が使われているかチェックも必要です。ドアノブ・メーカーを確認し、その上でデッドロックを分解して、周辺部品の形状やサイズを専門家に見てもらうことが大切です。

因みに、今回交換したキーシリンダーは、スマートキーと呼ばれるシステムが導入されていますから、古いキーをなくしても新しいキーをシリンダーに記録(登録)することで、古いキーを使えなくして新しいキーのみで鍵を開閉出来るようになります。

どこかでキーを落としてしまったり、取られてしまったりしても、これならお金も掛からず防犯上の心配も必要ありません。

あと、デッドボルトバーを隠す金色のガードプレートを装着していますが、これも防犯対策としては非常に有効ですから、是非付けて下さいね。

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