お知らせ : ページ 186

どちらにも使える

輸入掃出しサッシの開き防止棒

こちらは、アメリカで売られている面白グッズ。

輸入住宅に使われている掃出しサッシは、片方がハメ殺し(FIX)になっている片引きドアです。

ですから、開閉するドアのレールに突っ張り棒のようなドア・ストッパーを装着すると、鍵だけでなく2重にドアをロック出来ます。

そこで考え出されたのが、この長さ調整可能なドア・ストッパー。この頑丈な棒をドア・レールの上に置くだけですから、設置も非常に簡単でドアの枠で見えなくなっていますから、泥棒もこれには気付きません。

また、お昼寝をする時に風が入るように少しだけサッシを開けておきたいという場合にも、長さを少し縮めて設置すれば、鍵をしていなくても
サッシをある程度の位置で固定することも可能です。ただ、このドア・ストッパーは、それだけではありません。

内開きドアのロック棒にも変身

付属のエンド・パーツを装着して、内開きのドアのドアノブに立て掛けるとドアを開こうとしても開けられなくなるのです。

用心のいい北米では、玄関ドアは全て内開きですから、鍵が解除されても泥棒はドアを開けられません。

日本でも仕事や趣味に没頭したいという時にプライベートの部屋でこれを使えば、誰にも邪魔されることなく、集中出来るかも知れません。

輸入の掃出しサッシや開き戸の両方に使えるドア・ストッパー。おうちにいくつかあると外出時や小さなお子さんの見守りにも便利ですね。

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ハード(Hurd)の建具を交換しました

ハード社製ケースメントサッシ

こちらは、先日掃出しサッシの建具を交換した下田市の輸入住宅。

実は、掃出しサッシだけでなく、写真左と中央の2つのケースメントも建具(障子)を交換しました。

どちらもペアガラスの内部が曇ってしまい、外がよく見えなくなっていましたので、傷んだオペレーターと一緒に交換したいというご相談でした。

右端のケースメントの緑のアルミ枠が白化してきているのに比べ、新しい建具は濃い緑色をしているのがお分かりでしょうか。

ガラスの曇りは、アルミ枠とガラスとのつなぎ目から中に雨が侵入したのが原因ですね。オペレーターの破損の原因は、建具の開閉がスムースでない状態の中、無理に窓を閉めようとしてハンドルを強く回してしまうことが多いのですが、今回も窓が閉まりにくくなっていました。

そこで、事前に防水処理をした新しい建具に交換する際に、開閉金物類の調整を行いました。金物類も多少曲がったり、劣化したりしてきますから、そのうち交換することが必要ですが、今回は交換するまでのことはありませんでした。

当然メンテナンスした後は、サッシの開閉もスムースになりましたし、鍵もしっかり掛けることが出来るようになりました。皆さんの家の輸入サッシも掃除や潤滑剤を塗布してあげて、たまには手入れをして頂くと長持ちするはずですよ。

<関連記事>: 可動側だけの交換は、調整が大変です (2019年5月17日)

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メーカーがなくなった輸入網戸も手に入る?

新しく作成した輸入網戸

こちらは、埼玉県のお客様からご依頼を頂いて新調した8枚の輸入網戸。

現在は日本で販売されていないアメリカ アルメトコ(Almetco)社の樹脂サッシに取り付けられていた網戸が、古くなって壊れたり曲がったりして使えなくなったようです。

こういう場合通常であれば、諦めるしかない状況だと思いますが、網戸のフレームの形状や寸法を窓の大きさに合わせてそれぞれ確認頂き、米国の網戸部品メーカーからピッタリの部材を1つひとつ調達しました。

輸入網戸は、フレームやコーナー部品だけでなく、グラスファイバーの網や網押さえのゴム、取っ手や網戸をサッシに固定する部品を組み合わせなくてはいけませんし、アルミのフレームを適切な長さにカットしなければなりませんから、結構な手間が掛かります。

それを8枚も作るとなると、まとまった時間を取って作業をしないと作ることは出来ません。

ただ、輸入住宅にお住まいのお客様の中には、網戸を外に落としてしまったり取付け・取外しをした際に壊してしまったりして、新しい網戸が欲しいという方も多くいらっしゃいます。

サッシ・メーカーがなくなってしまったり、施工した住宅メーカーが倒産してどこのサッシか分からなくなってしまったりして、窓メーカーのアフターサービスを受けられないという人にとって、網戸の問題は大変なストレスかも知れません。

勿論、部材が手に入らない場合もあると思いますが、私たちは出来るだけそういったお客様の要望に応えていきたいと思います。

因みに、アルメトコのこれらの網戸をサッシに固定する部材には、バタフライクリップが使われています。

<関連記事>: こんな固定部品もあるんです (2019年5月11日)

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びっくらこいたぁ~

皇居外苑きんつば

昨日、お客様のご両親が突然事務所へいらした。

工事がなかなか始まらないので、オーダーした輸入サッシの入荷状況を確認しにいらしたとのこと。

工事のご注文が遅くなったことや、注文を頂いてから寸法や仕様の詳細を決定するのに時間が掛かってしまったこと、アメリカへの発注だったのでオーダーメイドの分だけ時間が掛かっているということが影響していました。

まあ、そうは言ってもそろそろアメリカからの船便の案内があってもいい頃ではありますから、梅雨を前にお客様の気持ちはよく分かります。

早速、メーカーであるシエラ・パシフィック(Sierra Pacific)へ納期を確認した処、6月中旬くらいには日本に到着する予定とのこと。少々お待たせして申し訳ありませんが、どうぞご容赦下さいませ。

因みに、今回来社頂いた際に何気に頂いたお土産がこちら。中身を確認しないまま早々にお話を始めさせて頂いたので、お帰りになってから気付きました。

何と、皇居外苑でしか手に入らない「きんつば」ではありませんか。きっと令和になって初めての一般参賀の際にでもお客様が購入されたのではないかと思い、ビックリしました。

貴重なものを頂き、有難うございました。大切に頂きます。それにしても、こんなすごいものを頂くと仕事にもプレッシャーが掛かりますねぇ(笑)

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掃出しサッシのウェザーストリップ

ハード社製掃出しサッシのウェザーストリップ

庭へ出たいという思いを持った人の多くは、スライディング・パティオドアと呼ばれる掃出しサッシを採用します。

輸入のサッシは片引きドアですから、あまり場所も取らず手軽に外へ出られるのが魅力なんでしょうね。

こうした掃出しサッシでも、他の種類のサッシ同様気密を高める為のパッキン材(ウェザーストリップ)が使われています。

通常は、柔軟性のある塩化ビニールの樹脂で出来ていますが、太陽の光に当たる場所に取り付けられている為、10年程度で劣化してくることとなります。

気密や防水性を確保するという目的がありますので、ドアの戸当り部分の上枠や側枠、ドア同士の召し合わせの部分に取り付けられているのが普通です。写真は、旧ハード(Hurd)の掃出しサッシの様子ですが、ドアに接する部分に付いているのが分かると思います。

どういう機能を持っている部材なのか知らない人が多いと思いますが、室内の断熱性能を確保する為にも大切な部品ですから、千切れてきたりベトベトしてきたりしたら、早めに交換したいものです。

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今回もきれいに納めました

ガラスを交換したインシュレート社製引き違い窓

ペアガラスが割れてしまった八王子市の輸入樹脂サッシの記事を以前書かせて頂きましたが、交換用のガラスが入荷しましたので、交換に伺ってきました。

サッシ・メーカーは、インシュレート(Insulate)社。既に国内では販売している輸入代理店もありません。

グライダーとかスライダーとも呼ばれる片引きの引き違いサッシですが、ガラスのサイズが結構大きいでしょ。

ガラスを調達するに当たり、現地調査を行ってガラスのサイズをしっかり計測しましたから、建具の枠にもピッタリと納まりました。

断熱コーティングの遮熱LOW-Eをしてありますから、夏の熱線や紫外線を屋外側へ反射するスグレモノです。(寒い地方向けには、室内の熱を室内側に跳ね返す保温型のLOW-Eもあります)

また、建具枠とペアガラスとを密着して雨が枠内に入らないようにする気密テープも施していますし、更にガラスの周囲には防水処理も施工してあります。勿論、万一建具の枠内に雨水が侵入した場合に備えて、水抜き穴もきれいにしておきましたから、雨が外に抜ける工夫も万全です。

建具を取り付ける際は、戸車の動きやクレセント・ロックなども調整しましたから、窓の開閉や鍵もスムースになりました。輸入サッシのガラスの交換と云えども、いろいろ気遣いをして作業を進めると、サッシが新築時のように蘇ります。

私たちとしては当たり前のことをしているだけなのですが、こういう気遣いをするには知識と経験が必要です。街のリフォーム屋さんやサッシ屋さんとは違う輸入住宅のプロならではの仕事をする所以が、ここにあります。

<関連記事>: インシュレート製グライダーのガラス割れ (2019年4月23日)

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古いローウェンのケースメントは丸ごと交換

ローウェンの1996年製ケースメントサッシ

輸入住宅に使われているカナダの高級輸入サッシのローウェン(Loewen)ですが、交換用の建具(障子)を提供してくれない製品があります。

それは、横に開いていくケースメント・サッシなんですが、1997年以前に製造されたサッシについてはLoewenでは既に製造中止になっているのです。

これは、古い仕様の製品について気密問題や水漏れの可能性がある為、1998年にケースメント・サッシの仕様変更がされたことに由来します。

よって、1997年以前の窓の建具に不具合がある場合、交換用の古い建具を新しく製作してくれることはありません。また、1998年以降に製造されたサッシュ(建具)を1997年以前の窓に交換用として使用することも出来ません。

岐阜のお客様からご相談を頂いた案件では、建具の木部が腐ってしまったというケースメントは1996年の製造であった為、窓を直すには外壁から窓枠ごと外して全体を交換する以外に方法はありませんでした。

勿論、ケースメント・サッシ以外については、ローウェンでも交換用建具を供給してくれますし、ケースメント・サッシでも他社製のものであれば、調達出来ないというケースは少ないと思います。

輸入サッシは、製造年代や大きさによって使われている部材や仕様が違うことがあります。不具合を解決する為に部材を調達したいとお考えの皆さんは、そういう点を十分注意して専門知識のあるプロに相談するようにして下さい。

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可動側だけの交換は、調整が大変です

ハード社製スライディングパティオドア

輸入住宅の掃出しサッシの木部が腐食したということで、静岡県下田市へ行ってきました。

他にも関東圏で輸入サッシの修理の仕事があったので、それらを一気に片付けるべく2日間に亘って出張したのですが、やっぱり旅芸人の生活は大変ですね。

さて、今回メンテナンス作業を行ったのは、旧ハード(Hurd)社のスライディング・パティオドアなんですが、下枠やローラー(滑車)部分がが腐っていて、ドアが全く動かなくなっていました。

そこで、ハードを傘下に納めたシエラ・パシフィック社に依頼して新しい可動側のドアを調達しました。

取付け前に防水塗装やコーキング処理を行った上で現場に伺ったのですが、サッシの周囲に回してある飾り枠のケーシングがサッシ枠に打ち付けてあってドアを外したり取り付けたりするのは非常に困難な状況にありました。

それでも何とかケーシングを浮かせるなどしてドアを交換するのに成功したのですが、今度はドアの鍵が十分に掛かってくれません。

それは、従来のドアと新しいドアとで微妙に仕様が違い、ハメ殺し側(FIXドア側)との相性に問題がある為、ちゃんとドアが閉まらないという状況でした。

普通ならそこで取付け不可となるのでしょうが、鍵の受け側の金物を調整することで、鍵が掛けられるようになりました。

この原因と対策を見極める作業だけで、数時間の時間を取られてしまいましたが、こういう困難があるのが現場です。次回ハードの掃出しサッシのドアを交換する場合は、可動側だけでなくFIX側も同時に交換するようにお勧めしたいと思います。

因みに、可動側のドアを交換する場合は、ロック・ハンドルも新しいものに交換する必要がありますので、その調整もなかなか面倒な作業かも知れません。

因みに、FIX側のドアの防水処理も現場で行いましたから、サッシからの雨漏りトラブルについてはリスクが少なくなったと思います。いや~、芸が細かいですねぇ~。

<関連記事>: ペアガラス内部の錆び (2018年12月13日)
<関連記事>: 明日は、下田へ出張修理 (2019年5月14日)
<関連記事>: ハード(Hurd)の建具を交換しました (2019年5月23日)

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これくらいは必要です

出荷前の輸入網戸固定ピン

こちらは、マーヴィン(Marvin)用に調達している網戸固定ピン。

汎用品ですから、マーヴィンだけでなく他の輸入サッシにも使えます。

構成する部品は、3種類。細長い樹脂製シャフトとバネ、そして取っ手となる透明のキャップです

数日のうちに立て続けにオーダーを頂き、出荷することになったのですが、写真のものは24セット。ダブルハングやケースメント等の網戸を窓枠に固定する為に使うのですが、建物1軒分のサッシに使うとなると、このくらいないと全部のサッシを交換することは出来ません。

網戸ピンの寿命は、おおよそ10年。それは、屋外に露出しているキャップの部品が、紫外線に曝されて劣化してしまうからです

ホームメイド以外で網戸ピンを購入すると、殆どはアルミ製のシャフトになるのですが、普通シャフトは網戸フレームの中に入ってしまっているので全然劣化しないのですが、アルミのシャフトは非常に固くて取付けするのに相当苦労するのが実情です。

だから、アルミのシャフトに懲りたお客様が、こうして私たちにご注文頂けるのだと思います。私たちも十分に在庫を持っているのですが、消耗品はいつなくなるか分かりません。

皆さんも少し余分を持って、いざという時にすぐに交換出来るようにして頂くことが大切かもしれませんよ。

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明日は、下田へ出張修理

ハード社スライディングパティオドア

社内での木部塗装と外装の防水処理が完了し、旧ハード(Hurd)社製の輸入サッシを修理する為に、伊豆の下田へ伺います。

今回修理をするのは、写真に写っている掃出しサッシの可動側のドア1枚と大きなケースメント・サッシの建具2枚、その網戸1枚とケースメント用オペレーター金物3セットの交換です。

掃出しサッシのドアにはハンドルロックがあるのですが、古いドアに付いていたものを流用することは出来ませんから、交換用のドアに取り付けられる新しいハンドルロックも交換します。

掃出しサッシのドアもケースメントの建具もペアガラスの内部に雨が入って曇ってしまったというトラブルだったのですが、アルミクラッドの木製サッシの場合ガラスだけを交換するということは出来ません。

ですから、メーカーに新しい建具を製作してもらって、それを既存の窓枠にはめ込むという方法で交換します。(ドアは戸車も滑らなくなったということで部品を交換します)

ペアガラスの曇りや内部結露は、構造上どんなサッシでも避けられないトラブルですが、適切な外装の防水処理を定期的に行っていればそのリスクを最小限に減らすことが可能です。

当然、今回交換する新しいドアや建具(障子)は、そういったことを自社で行った上で取付けしますから安心ですが、それ以外の既存のサッシは外壁の塗り直しの際に一緒にメンテナンスをするのが望ましいと言えます。

それにしても、輸入のドアは大きくて重いですよね。バンの車内はこれだけでスペースがなくなってしまいました。下田まではちょっと遠いですが、安全運転で行ってきます。

<関連記事>: ペアガラス内部の錆び (2018年12月13日)
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