お知らせ : ページ 173

防犯が不安な時は、補助ロック

上げ下げ窓や引き違いサッシの補助ロック

昔と違い、空き巣や泥棒たちは、手荒に玄関ドアやサッシをこじ開けて家の中に侵入するようになりました。

ご自身のおうちの近くでも、そういう犯罪が起きているという話を耳にしたことがあると思います。

また、お盆や年末年始のお休みの際に長期間家を空けるような時は、戸締りをしていても何かしら不安を感じるのではないでしょうか。

そんな時に、比較的簡単に、そして安価にセキュリティをアップさせるアイテムが、アメリカなどでは多く販売されています。そういったアイテムの一つが、この写真にある窓の補助ロック。

上側の建具が固定された上げ下げ窓のシングルハング・サッシや片引きの引き違いサッシであるグライダー用に売られています。建具が滑る溝の部分に、この部品を差し込んで蝶ネジを回して固定してしまうと、窓が開けられなくなります。

勿論、サッシに付いているロックの鍵も掛けてあるでしょうから、ダブルロックになりますし、窓の側面や上側に隠れるように取り付けることが出来ますから、空き巣もどうして開かないのか気付くまでに時間が掛かります。

普段でもあまり開けないような窓であれば、これを装着したままにしてもいいでしょうし、いつも開け閉めするサッシであれば、近隣が物騒な時や夜間・外出時だけこの補助ロックで防犯対策を強化することも可能です。

数百円で安全対策が出来るこうしたアイテムを、いくつか準備しておくのもいいと思いますよ。欲しいという方は、必要数量をご案内の上ご相談下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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ドアレバーにも寿命があります

バネが劣化し外れ掛かったツーレーン

輸入住宅の資材は、質実剛健。丈夫で長持ちするように作られているのですが、輸入住宅ブームの20年前に施工されたものは、段階的に交換時期を迎えています。

こちらの写真は、クイックセット(Kwikset、Titan)社の高級シリーズだったソサイエティ・ブラスのツーレーンという名前のドアレバーです。

ツーレーンは、ハンドル部分の湾曲が手に馴染み、当時多くの輸入住宅で使われました。

今回ご相談頂いたのは、内鍵が付いたトイレ等で使うタイプの製品です。レバーが水平から少し下へ下がっていますから、内蔵されたバネが既に下手ってきている上に、本体も外れ掛かってきているようです。

また、ラッチも引っ込んだまま出てきていないことから、ラッチ自体も怪しくなってきていると考えた方がいいでしょう。ドアノブ等は、毎日何度も使うものですから、長い間使っていればどうしたって悪くなります。

勿論、潤滑剤を差したり、緩くなったビスやボルトを締め直したりしてあげれば、その寿命も少しは長くなるのですが、お客様自身でメンテナンスするのは、なかなかやれない気もします。

こうなってしまうと、ラッチだけを交換しても本体の劣化が進んでいますから、やはり本体ごと交換する方が安心です。特にトイレで閉じ込められたりしたら、大変ですからね。

せっかくですから、私たちは日本に入ってきていない美しいデザインのドアレバーを提案してみようと思います。また、それを施工しましたら、皆さんにもご覧に入れたいと思います。

<関連記事>: ドアノブは、消耗品です (2023年6月25日)

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ペラの交換用フレンチドアは、高いですよ

ペラ社製フレンチドアの雨漏れ

こちらの写真は、今日現地調査を行ったペラ(Pella)社製フレンチドア。

片側のドアの下端には、ガムテープのようなものが張られています。

こちらのドアは、雨漏れを起し室内側も木部が腐ってきている状態です。

こうしたサッシの雨漏れや木部の腐りの原因は、いつも記事に書かせて頂いているように、外装アルミカバーのつなぎ目やガラスの周囲から雨水が侵入したことです。

近づいてよく見てみると、そういった部分には隙間が空いているのが皆さんでも分かるはずです。

こういう不具合は、目に見える表面から起きるのではなく、ドアの内部から徐々に腐ってきますから、その発見は遅れがちになりますし、発見した時には既に腐りが進行した状況となります。

今回の状況からすると、不具合のあるドア自体を交換する以外にありません。腐っているドアの下枠だけを交換するといった方法もありますが、構造的に雨漏れしやすい性質が変わることはありませんから、改善が図られた新しいドアに取り換えた方が後々安心出来ると思います。

ただ、ペラのサッシは高級ですから、サッシとして購入する時も値が張るのですが、交換用の部材を調達する時は更に価格が高くなるのです。こればかりは、メーカーの価格設定に拠りますので、末端の我々では何とも仕様がありません。

そんな状況ですから、修理をしないでそのままにしておくという人もいるんですが、人のように自然に直ることはありません。

放置すればするだけ、費用は更に高くなるだけです。覚悟を決めてすぐにメンテナンスすることこそ、皆さんが取るべき正しい対処方法です。

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シンプルなアームのものもございます

ミルガードのシングルアーム・オペレーター

こちらの写真は、ミルガード(Milgard)のケースメントサッシに取付けるシングルアーム・オペレーターです。

ボウウィンドウに付いている4枚のケースメントサッシのうち、両袖の2枚についてオペレーターが破損してきているということで新しいものを調達しました。

ローウェンやマーヴィン等でよく見かけるのは、ダブルアームの少し構造が複雑なタイプのものなんですが、然程建具(障子)が大きくないものについては、こうしたシングルアームのオペレーターで十分です。

ただ、常に掃除をしたりメンテナンスをしたりして、スムースに作動する状況ならいいのですが、ホコリや油汚れがウィンドウヒンジやオペレーターに付着した状態で長く使っていると、動きが悪くなってしまい、ギアに掛かる負担も大きくなります。

そうした状態で使い続けたオペレーターは、ギアが摩耗しハンドルの回転軸が折れてしまったりします。長持ちするように金物類も作られていますが、手入れをしないおうちの窓は思った程寿命が長くはありません。

私たちにメンテナンスを依頼する前に、サッシの掃除や手入れを行うようにしてみて下さい。そうすれば、皆さんの輸入サッシももう少し部品交換の時期が長くなるかも知れませんよ。

今まで自分が何もしてこなかったことを棚に上げて、メンテナンスや修理の費用が掛かるからと言って放置するような人は、更に大掛かりな施工が必要となることを想像出来ない人だと思います。

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湿気のある部屋では、よく切れる

破損したコイルバランサー

こちらの写真は、サッシ・メーカー不明の樹脂サッシに取付けられたコイルバランサーです。

通常、窓枠の溝に装着されたコイルバランサーは、全く見えない形で取り付けられているのですが、バネが断裂してしまうとバネが巻いてこのように露出してきます。

コイルバランサーは、外して交換するのが結構厄介なんですが、特に窓枠に奥行きがあるユニットバスの窓ともなると、交換用の専用工具を操作する手に力が入らず作業時間が大幅に掛かってしまいます。

そう、コイルバランサーの取り外し・取り付けは、結構な重労働なんです。

コイルバランサーは、ステンレスのバネが丸まる力を利用して、重い建具(障子)を上げ下げするのですが、錆びないステンレスでも水や湿気の多い浴室のような場所では劣化するのが早いようです。

恐らくステンレスの金属にも若干の異物が入っているんでしょうね。そこがやられて、バネがいきなり破断してしまう感じです。

まあ、それでも10年以上は使えると思いますから、それ程寿命が短い訳ではないので、そうなったら交換時期だと思って修理をするようにして下さい。

ただ、窓枠を壊さないでこれを交換出来る人は、日本にはあまりいないと思いますから、修理の専門家を探して依頼しましょう。

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横浜でローウェンの修理

横浜 赤レンガ倉庫

輸入サッシ ローウェン(Loewen)の修理・メンテナンスを行う為に遠く横浜までお伺いしました。

こちらのおうちは、バルコニーのドアのロックが解除出来ないという不具合を調査・調整する目的で数か月前にお邪魔し、仮復旧させた輸入住宅です。

今回は、問題を抜本的に直す目的で、ドアの調整機能付きヒンジを新しいものに交換することを行いました。

それ以外にも、スライディングパティオドア(掃出しサッシ)用のロックケースの交換やケースメントとスライダーのロック金物の交換・調整も行いました。

向かう途中、東名高速で道を塞ぐような事故の渋滞に遭遇し、3時間近く到着が遅れましたが、何とかその日のうちに作業を全て終えることが出来ました。

長くお使い頂いていますから、それなりに癖が付いてしまっています。そうした窓をある程度元の状態に戻す調整作業も実施したので、随分軽く操作が出来るようになったのではないかと思います。

ただ、そんな窓でも自然素材である木が使われていますから、木の歪みや反りなどは完全には直すことは出来ません。そうした問題を調整することで、今後もうまく付き合っていけるようにすることこそが、大切な仕事です。

仕事の翌日、そのまま名古屋へ帰るだけではつまらないので、港にある赤レンガの倉庫群へ行ってきました。レンガだけで構造や外壁・内壁を造った建物ですから、内部には補強の鉄骨が至る処に入れられていました。

でも、100年以上前の建物が、形こそ変わりますがずっと使われ続けているということが本当に素晴らしいと思います。

私たち ホームメイドのレンガ積み外壁の家も、100年後に文化財として、そして人々が暮らす現役の建物として残っていって欲しいものです。

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黒いプラスチックが割れるとレールから外れます

ウィンテック製オーニング・サッシのウィンドウヒンジ

オーニングやケースメント・サッシに使われるウィンドウヒンジ。

これが窓枠から建具(障子)が外れないように固定する役目を果たすと同時に、建具が回転しながら開くという動作をさせています。

写真は、ウィンテック(WinTech)という樹脂製オーニングサッシから外してきた古いウィンドウヒンジ。

左が正常な状態のもので、ガイドレールの中をスライドする黒い樹脂で覆われたガイド部品が走ります。樹脂が覆っていることで、金属同士がぶつかって擦り減ることをなくしていますし、錆びて動かなくなる心配もありません。

ただ、黒い樹脂はそれ程厚みがある訳ではありませんから、10年以上経ってくると樹脂が割れたり剥がれたりして金属で出来た本体が露出してくることもしばしばです。

そうなってしまったのが、右側のウィンドウヒンジ。ガイド部品がガッチリとレールに噛まず、少し隙間が出来た状況となりますから、自然とガイドがレールから外れてきてしまいます。

そうなると、建具が窓枠に固定出来なくなりますし、うまく作動しなくなることはご理解頂けると思います。

この部分だけを交換出来れば直るのでしょうが、ガイド部品はアーム部品から外せない構造になっている為、ウィンドウヒンジごと交換しなければなりません。

ちょっともったいないかも知れませんが、これらの部品を丸ごと新しいものにしてこそ、また10年安心出来るサッシになるのですから、ケチケチせずに交換しましょう。

ただ、このウィンドウヒンジもご多分に漏れず、様々なサイズ・形状のものが存在しますから、ちゃんと適切なものかどうかを確認してからオーダーするようにしたいものです。

それから、このウィンドウヒンジは、結構取り付けるのが大変ですから、出来れば経験のある人にお願いして交換作業をしてもらった方が、間違いないと思いますよ。

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ゴールドのキッチン水栓、入荷!

クラシックなゴールドのキッチン水栓

先日、アメリカへ注文していた水栓金具が届きました。

長い鶴首の吐水口、金に白のレバーハンドル、本体はゴールドのクラシック・デザインのキッチン水栓です。

20年前の輸入住宅ブームの際は、よく流行ったデザインでしたが、今アメリカではマイナーなスタイルです。

でも、私たちのお客様は、再度同じスタイルの水栓金具を選びました。やっぱり、好きなものは好きなんですよね。

そういう日本の輸入住宅好きはのお客様は、たくさんいるんですよね。今週、壊れた水栓金具とこれを交換しに伺いますので、消費税の増税前に間に合いました。

壊れたのは悲しいことでしたが、また新たな水栓金具をキッチンに取り付けたなら、きっと新築時のわくわくした気持ちが蘇るはずです。

<関連記事>: 珍しいですが、今でも購入出来ます (2019年9月7日)

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ここまで下がると鍵が掛からない

擦り減った室内ドアのヒンジ

こちらの写真は、擦り減った室内ドア・ヒンジ(蝶番)の様子です。

美しい金色をしていますが、輸入ヒンジの多くは耐久性のあるステンレス製。

とは言え、20年近く開け閉めしていれば、金属同士が擦れ合ってこのように減ってきてしまいます。

普通左右の蝶番の高さは同じですが、左の方が5mm程度下がっていますね。

ここまでになると、ドア・ラッチとそれを受けるストライクの穴の位置がずれてしまいますから、ラッチが穴に入らないなんてことになります。

そうなれば、自然と鍵が掛からないということになりますから、玄関やトイレのドアなどでそうなると、奥さんや娘さんたちなら大騒ぎです。

たまには、部屋のドアの状況をチェックして、ラッチの掛かりが最近悪くなってきたなと感じたら、ヒンジの交換やドアの高さ調整をするようにしたいものです。

ただ、ちゃんとドアの高さを出したり、水平・垂直を取ったりしてヒンジを交換するのは結構難しいですから、まずは専門家にやってもらって勉強するのがいいかも知れません。

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台風後には雨漏れチェック

マーヴィン社オーニングサッシの雨漏れ

台風17号が沖縄付近を北上し、九州に接近しようとしています。

今回は、名古屋の辺りを直撃する恐れはないようですが、強風域が大きい為、風や雨は油断出来ません。

さて、今週もお客様からいくつかご相談を頂いたのですが、長野県のお客様からマーヴィン(Marvin)のオーニング・サッシについて、問い合わせがありました。

23年前に建てられたおうちに施工されていますが、ご覧のように開いた建具(障子)の下枠の木に黒くて大きな穴が明いています。これは、外装のアルミカバーをくぐって木枠内に入り込んだ雨水が、内部から木を腐らせたことが原因です。

下枠だけでなく側枠についても雨による損傷が見受けられますから、建具を交換する方向で修理を進めるのが一番です。

よくお客様から質問されるのが、腐った部分だけ外して枠を交換出来ないかというものですが、窓メーカーが存在しないか、連絡が付かないという場合以外は、枠の一部を交換するという方法はやらない方がいいと思います。

こうした雨漏れによる木の腐食は、サッシ自体の構造の問題で、入った水が外に抜けないということで起こりますから、構造を改善した建具が手に入るなら、それに入れ替えた方が将来の為にもいいと考えます。

確かに建具を交換するにはアメリカへ発注しますから、手間も時間も掛かります。当然費用も掛かりますが、場当たり的に直すことよりは遥かに安心出来るはずです。

新しい製造方法で作られた建具は、雨が侵入しにくくなっていたり、入っても抜ける構造になっていますし、当然私たちもこれを装着する前に外部の防水処理や室内の木部の防水塗装を行います。

窓メーカーとホームメイドが二重に雨の侵入を防ぐ工夫をすれば、そのリスクは大幅に軽減されると考えています。皆さんの輸入住宅でも、台風が過ぎ去った後には是非輸入サッシの作動チェックや窓の乾燥を行って下さい。(特に木製サッシは・・・)

木が黒ずんできたり、ペアガラスが曇ってきたりしていたら要注意。その時は、何らかのメンテナンスを早急にすべきというサインですから、どうぞ専門家に相談してみて下さいね。では、皆さん、今後の台風にお気を付け下さい。

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