お知らせ : ページ 169

冬の北海道は、寒さが厳しい!

内部結露したミルガード社製樹脂サッシ

北海道のお客様からミルガード(Milgard)社製樹脂サッシについていくつかご相談を頂きました。

その一つが、ペアガラスの中に水分が入り込んで結露を起してしまっているということでした。

23年前に新築されたおうちですが、いくつかの輸入サッシでこうした現象が起きているようで、冬場に内外の温度差が大きくなると
それが顕著に現れます。

(本州でも冬場の内部結露は発生しますが、夏場にクーラーを使う時でも逆の方向で温度差が出ますので、同様の結露が起きるのです)

温度差がない状況になると結露がなくなるのですが、結露した際にカビや細菌、藻類が発生するとガラスが曇ってしまい、結露をしない状況になってもそれが取れることはありません。

こうした現象は、気密が完璧に維持されるように作られたペアガラスというものの構造的な宿命ですから、国産のサッシであってもそれを解決することは出来ません。

ペアガラスの中に空気を密閉して、それで断熱性を上げようという考え方を変えない限り、その不具合は起きてしまうのです。

勿論、それに代わるベターな方法は、現在考え出されていませんから、如何に雨が侵入しないように手入れをしていくかで対処する以外にはありません。

アルミクラッドの木製サッシは木枠が腐るから、腐らない素材の樹脂やアルミのサッシを使うという人が多いですが、ペアガラスのトラブルはどんなサッシでも起るのです。

普通サッシは何もしなくても大丈夫なんて考えている皆さん、今のサッシは定期的に防水メンテナンスを実施しないとダメだということを忘れないで下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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年に一度は、網戸の掃除

ローウェン・サッシの網戸

こちらの写真は、ローウェン(Loewen)社製サッシの網戸です。

スクリーンもコーナー部分で破れがあるようですし、そこそこ劣化も進んでいます。

それ以上に問題なのは、プラスチックで出来たコーナー材。

黄ばんでいることからも分かる通り、素材そのものが経年劣化して、割れによってアルミフレームを支えることが出来なくなっています。また、網戸をサッシに固定する為の網戸ピンも、アルミに錆びが出ているのか、鉛色に変色しています。

こうなっているとピンの頭がフレームに引っ掛かるようになりますから、網戸ピンの動きが悪くなったり、全く動かなくなったりします。

全体的に劣化が進んだこの網戸は、劣化した部品を交換するしかありませんが、交換修理をすれば元の状態に戻ってくれます。

ただ、ここまで劣化していない網戸であれば、年に1回窓から外して網戸を丁寧に拭き掃除してやるだけで、その寿命を延ばすことは可能です。

夏場は虫が家の中に入ると嫌でしょうから、虫がいなくなる冬の時期に網戸を外して掃除をしてみては如何でしょうか。風雨に曝されて汚れた網戸を掃除すれば、今まで頑張ってくれた網戸に感謝する気持ちになると思いますよ。

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最近、サミット・サッシの問い合わせが多いですね

サミット社のスライディング・パティオドア

こちらの写真は、サミット(Summit)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドル・ロックと網戸です。

古くなった為、グラスファイバー製の網戸のスクリーンも破れ、黒い取っ手のタブも外れ掛かっています。

また、お客様曰く、建具に内蔵されているロックケースの調子も悪いそうで、いくつか調達して万一に備えたいとのことでした。

サミットのサッシについては、名古屋市や横浜市、豊明市にお住まいのお客様から修理のご相談を最近立て続けに受けております。

丁度、サミットのサッシが日本にたくさん入ってきた時期に建てたお客様が、一斉にメンテナンスの時期を迎えたということかも知れません。

サミットは、写真のような樹脂製のサッシだけでなく、アルミクラッドの木製サッシも製造していましたので、部材のバリエーションも他社よりたくさんですから、代替品を探すのも少々大変です。

今回ご相談頂いたロックケースや網戸のスクリーン、取っ手、網押さえのゴムといった部材は、全て調達が可能でした。今はなくなってしまった窓メーカーではありますが、部材さえ手に入れることが出来れば、まだまだ長く輸入住宅で暮らして頂けるものと思います。

その為にも出来るだけ長くそしてしっかりと、私たちは会社を続けていかなければなりません。

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網だけでなく、取っ手も交換

輸入網戸の取っ手

輸入サッシのグラスファイバー製スクリーンは、丈夫で長持ち。

とは言え、15年くらい経ったものは、白く劣化してきて指先で押すと破れてきます。

グラスファイバーの網を交換する際、網だけを交換すれば元通りということはありません。

特に20年近く何もメンテナンスをしていない網戸は、網を装着する為の網押さえのゴムもそろそろ交換時期かも知れません。それと共に私共が気になるのは、網戸を脱着する時に持つ取っ手です。

亜鉛メッキでコーティングしてある金属製のものであれば、表面が少し白くなっている程度で交換の必要がないかも知れませんが、手を切りそうなくらいの薄板で出来ているので、あまり手触りはよくありません。

写真のようにプラスチックで出来ているものは、柔らかくて手触りもいいのですが、どうしても陽に当たって劣化して千切れてしまいます。

まあ、それでも15年以上使える訳ですから、それ程耐久性がない訳ではありませんが、その頃には修理をしてくれる建築会社がなくなっているなんてことはしばしばです。

小さくて然程高くない部品ですから、グラスファイバーの網や網押さえのゴムと一緒に、予備として少し多めに手に入れておきたいものですね。あと、網戸の四隅にある樹脂製のコーナー材も必要なら、調達して下さい。

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16年間、よく頑張りました

アメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ

こちらの写真は、昨日水栓金具から取り外したアメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ(止水バルブ)。

輸入のキッチンや洗面の水栓金具の中に内蔵されているものですが、ご覧のように、銅の金属は錆び付き、部品の下の取り付けられていた柔らかい樹脂で出来た緑色のリング・パッキンも劣化してなくなっています。

水漏れしたとは言え、蛇口からポタポタと落ちる程度ですから、開閉バルブのどこが悪くて不具合を起したのかは、はっきりとは分かりません。

新築から16年の長きに亘り、水道の水圧やお湯の熱にも耐えながら機能し続けてきたのですから、大したものです。こうしたバルブ部品は、半永久的とメーカーも言っていますが、やはり部品の劣化は必ず起こるものだと思います。

ですから、15~20年くらいして水漏れを起すようなら、こうした部品を交換するようにしたいものです。勿論、バルブ部品だけでなく、全体的に劣化が進んだような水栓金具であれば、水栓ごと交換して気分を一新するのもいいかも知れません。

北米製の輸入の水栓金具であれば、水漏れはこのカートリッジバルブを交換すれば、殆どの場合直るはずです。メーカー名、製品名や品番、施工時期を記録して、将来の交換に備えておくことも忘れないで下さいませ。

<関連記事>: 今朝も直してきましたよ (2019年11月9日)

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今朝も直してきましたよ

水漏れを修理したアメリカンスタンダード社製洗面水栓

こちらの写真は、水漏れを修理したアメリカンスタンダード社製洗面水栓。

クロームとブラス(金と銀)の美しいコンビ・カラーの輸入水栓ですが、築16年ということもあって、吐水口から水がポタポタと落ちてきました。

こういう場合、輸入水栓ではセラミック・カートリッジと呼ばれる止水パッキンを交換すれば直りますが、メーカーによっても製品によっても製造時期によっても適合するパーツが変化します。

今回は、そういった情報をお客様がお持ちでしたので、比較的簡単に適合するセラミック・カートリッジを特定することが出来ました。そして今日、調達した部品を持って、名古屋市のお客様のおうちへ交換作業をしに伺いました。

ただ、レバーハンドルの台座に組み込まれた古いカートリッジバルブが、少し錆びて台座に固着していましたから、外すのに少々苦労しました。(インチ対応のスパナもないと、歯が立たないですよ)

また、左右のレバーで水(お湯)が出る時の回転方向が違いますから、カートリッジバルブの方もそれに合わせた状況にしないと、閉めたつもりが水が出たり、開けたつもりが水が出なかったりということになってしまいかねません。

慣れない水道屋さんだと、そういうことが分かりませんし、英語の説明書も読もうとしませんから、適当に取り付けて開閉方向がおかしくなってしまったなんてこともあるようです。

そういうことに気を遣いながら、ちゃんと元通りに復旧してこそ、プロの輸入住宅ビルダーと言えるのかも知れません。輸入の水栓金具を修理し終わったら、次に壊れたトイレのドアレバーも交換修理してきましたよ。

<関連記事>: 16年間、よく頑張りました (2019年11月10日)

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モバイルホーム用玄関ドア金物

モバイルホーム用玄関ドア金物

皆さんは、モバイルホームをご存知でしょうか。

大きさは、船積み用の40フィートコンテナくらいものので、台座にトレーラー用の車輪を付けるとキャンピングカーのように移動も出来るというものです。ですから、別名トレーラーハウスとも呼ばれます。

アメリカでは簡易なおうちとして、多くの方に使われていますが、日本でも事務所や賃貸住宅、離れとして使われているのをちょくちょく見掛けます。

そんなモバイルホームにお住まいの方から、玄関ドアのノブや鍵が壊れたので交換が出来ないかとの相談を頂きました。

写真は、玄関ドアの木口(こぐち)を撮ったものですが、通常のドアに比べて厚みがありませんから、ドアラッチやデッドボルト・バーを小さくする為にドライブイン・タイプのものが付いています。

国内で販売されている輸入のドアノブやドアレバーは、ドア厚が44mm用のものしかありませんから、モバイルホームには適しません。

現在取り付けられているのは、EZ-SETのものですが、こちらも国内で手に入らないですし、安い反面耐久性も劣るようですから、取り敢えずクイックセット(Kwikset)のモバイルホーム用で対応したいと思います。

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15年くらい経ったら、全部交換

ミルガード シングルハングサッシ用バランサー

最近、輸入樹脂サッシのシングルハングのバランサーについて問い合わせが増えています。

写真のものは、ミルガード(Milgard)社のサッシ用バランサーですが、バネにつながっている紐が切れて使えなくなっています。

紐を繋いでそのまま使い続けるという方法もありますが、バネ自体の金属疲労や錆びによって以前のようには動かないケースも多くあります。

また、サッシの左右にあるバランサーの片方に不具合がある場合、左右のバランスや強度が異なって窓の開閉がスムースにいかないこともあるでしょう。

どんなバランサーでも、その寿命は15年程度です。家にたくさんのシングルハング・サッシがあるようなおうちでは、バランサーの交換だけでも結構な費用が掛かるかも知れません。

でも、15年もの長い間、何もお金を掛けてこないで使い続けてきた訳ですから、ちゃんと直してあげてもいいように思います。ただ、こうした修理に対する費用を新築時から貯金してきた人は、殆どいないと思います。

外装の塗り替え費用ですら、全く意識していないという場合も少なくありません。今からでも遅くありませんから、持ち家の皆さんは毎月2万円くらいタンス預金をするようにして下さい。それが、次の世代へ家を引き継ぐ為の大きな一歩となるはずです。

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錆びて部品が外れない

コーラー社製キッチン水栓の不具合

こちらの写真は、日本でも人気があるコーラー(Kohler)社製のシャワー付きキッチン水栓。

18年前に設置されたとのことですが、シャワーヘッドの根元部分から水が漏れ、レバーハンドルでお湯を止めても吐水口からポタポタと落ちる状況となっていました。

こちらの水栓金具は、未だに生産されている商品で補修用の部品類も手に入ります。

そんな状況ですから、浜松にあるお客様のお宅にお邪魔して、どういったカートリッジバルブが使われているかをチェックしました。でも、レバーハンドルの台座等が錆び付いて、肝心のカートリッジバルブを露出させることが出来ません。

プラスチックハンマーで少し台座を叩いてやって、錆びた部分が外れないかやってみましたが、ビクともしません。こうなってしまうと、取り外しを無理に行えば、水栓自体を破損させかねませんから、カートリッジバルブを特定することは諦めました。

鶴首の吐水口もグラグラしていますし、シャワーや止水バルブもダメということですから、お客様に説明して新しい水栓金具に交換しようということになりました。まあ、18年以上使い続けられたのですから、よく頑張ったと思います。

皆さんも水栓金具を使ったら、本体やその周囲に付いた水をよく拭き取って錆などが発生しないように手入れをしてやって下さいね。

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輸入掃出しサッシの網戸の破損

ミルガード製掃出しサッシの破損した網戸

こちらの写真は、ミルガード(Milgard)製スライディング・パティオドアに装着されていた大きな網戸です。

写真の右側が下枠部分のようですが、コーナーの処が割れたり外れたりしてバラバラになってしまっているようです。

また、網戸の取っ手や戸車についてもなくなったり破損したりしています。

輸入の掃出しサッシの網戸は、基本的に国内では手に入らないものですから、部材を調達して私共の処で組み立てるということを行います。ただ、様々なフレーム形状のものが存在しますから、既存のものの断面形状や詳細寸法を頂く必要があります。

でないと、同じ大きさで作ったはいいが、うまくサッシに納まらないなんてことにもなりかねません。ダブルハングやケースメントのサッシの網戸は、ある程度部材の絞り込みが可能ですが、掃出しサッシの網戸についてはある程度の情報が欲しい状況です。

何れにしても、掃出しサッシの網戸については今後問い合わせが増えるでしょうから、材料の調査をやっていく必要がありそうですね。

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