お知らせ : ページ 165

ベランダは、雨漏れ注意

ベランダ手摺からの雨漏れ

ベランダの下にリビングの天井がある家のデザインを、セットバックというふうに言います。

バルコニーの床に下が、すぐ室内の天井という形になりますから、雨漏れのリスクが高くなる可能性がある構造です。

一宮で外装の塗装工事をしている現場ですが、やはり天井が黒くなって雨水がポタポタ落ちてくるということがありました。

台風のような強い雨風の時だけなんですが、外壁やサッシの周囲などから雨が入った形跡もありません。どうしても入る場所が分からなかったのですが、ペンキ屋さんがとうとう見付けてくれました。

そこは、ベランダ手摺の柱材の付け根。柱材がビズ留めしてある部分をプラスチックのカバーで覆ってあったのですが、新築から20年近く経ってボロボロに外れてきていました。

もう劣化が酷くて使い物にならないだろうとカバーを外して、そこを防水材で埋めてから塗装をしたのがこの写真。

カバーを外した時に、その中には何も防水処理がされていない状態でしたので、雨が降った翌日に外壁のサイディングと基礎の立ち上がりとの境目から雨水が垂れてきていました。

恐らく外壁の中に通気層が作ってるのですが、そこを雨水が通って下へ落ちてきたのだと思いますが、風が強い時には水の道が違う方向に走って室内へと入ってきたというのが実情でしょう。

何れにしても、バルコニー付近は、雨漏れや内部結露を起す危険な場所ですから、構造や施工方法に注意が必要です。雨漏れは、塗装すれば直るというものではありませんよ。

<関連記事>: バルコニー笠木・手摺の防水処理 (2020年2月2日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , , |

本当は、こうなる前にやりたかった

ヴァイスロイ社ダブルハングサッシの防水工事

こちらの写真は、ヴァイスロイ(Viceroy)社のダブルハングサッシを外部側から防水処理を準備している様子です。

窓のペアガラスは、ガラス内の気密を保つ為に周囲をスペーサーで密閉しているのですが、経年劣化等で外の空気や湿気・雨が中に入り込むことがしばしばあります。

そうなると、金属やゴムで出来たスペーサーが劣化を起し、最悪ガラスが脱落するという場合が出てきますから、ガラスの交換が必要となります。

そうならないように、ガラスの外側を防水処理してメンテナンスを行うのですが、こちらのサッシはそれが間に合わなかったようです。既にペアガラス内には水滴が付着しており、こうなるとそれを外へ出す方法はありません。

スペーサーの錆びは、まだそれ程ではないようですが、何れ交換すべき状態となっています。幸いその他のサッシには、そういったトラブルは見つかりませんでしたので、今回の防水工事で対策は完了したと思います。

こうした防水処理は、基本ガラスの外側を施工しますから、2階の窓などは外部足場がないと作業が出来ません。勿論、サッシの建具(障子)が外せるタイプであれば、中から外して工事を行うことは可能ですが、取付け等の手間が結構掛かります。

また、ハメ殺しの窓やシングルハングの上窓(アッパーサッシュ)などは、建具部分を外すことは出来ませんから、外壁塗装の際などに外側から防水工事を行う以外方法はありません。

国産サッシのペアガラスには10年保証が付いていますが、それ以降は自己責任となりますから、新築から10年が経ったら窓ガラスの防水はやっておきたいものですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

古いタイプのドライブインラッチ

丸い頭のドライブインラッチ

こちらの写真は、20年以上前に施工されたと思われるクイックセット(Kwikset)のドアノブ用ドライブインラッチです。

鍵爪の部分が丸くなった形状で、そこには四角いフェースプレートは付いていません。

お客様からサイズ等の詳しい状況を記載した写真を頂きましたので、私共も非常に分かりやすく調達もスムースになります。

こちらのドアラッチは、クイックセットで現在入手可能な製品には付いてきませんから、国内で手に入れるのが難しい状況です。

でも、このタイプのラッチをお使いの輸入住宅は、日本に山ほどあるはずですから、欲しいという要望にお応え出来るように、入手ルートを確保しています。

多くの北米製品は、何十年経っても同じものか、互換出来るものを長く製造・供給するのが一般的です。調達先がなくてお困りの方は、諦めないで一度私たち ホームメイドに相談して下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

1軒分の網戸交換は、数日掛かります

ミルガード社製掃出しサッシの網戸

こちらの写真は、ミルガード(Milgard)社のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸を張り替えている様子です。

これ以外に、掃出し用が3枚、腰窓用が13枚。これで家1軒分の網戸の量です。

お客様にはある程度余裕を見てお時間を頂いていたのですが、他の現場仕事をこなしながらとなりますから、全然時間が足りません。

そういう訳で、現場仕事をしない日を何日か決めて、その日に集中して網戸の張替えを行いました。それでも狭い事務所ですから、なかなか効率的に仕事が進まず、お客様のおうちに伺う前々日に仕事が完了した状況でした。

今日、他の作業をするついでにこれらの網戸も装着していったのですが、サッシの下がりや歪みもあって、現場でもそこそこ時間が掛かりました。

網戸が必要ない冬の時期に交換出来たことは幸いですが、いろいろなお客様から一度にご相談を頂くとなると、人海戦術の手作業ではハードなスケジュールとなってしまいますね。

輸入の網戸に装着するグラスファイバー製のスクリーンや網押さえの在庫もなくなってきましたから、そろそろ調達しなければいけません。年末の最後まで忙しいということは、本当に有難いことですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

ストレス・クラック

ガラスが割れたマーヴィン社ダブルハング

サッシのペアガラス(又はトリプルガラス)は、様々なストレスによって自然に割れてしまうことがあります。

これは、輸入サッシだから起きるとか、国産サッシなら起きないということではなく、どんなサッシであろうとも起きる可能性があるのです。

以前にも記事に書きましたが、その原因の一つは、熱割れです。室内と屋外との急激な温度変化、太陽光によるガラスの熱膨張、時にはガラスに微細な傷があることやガラスフィルムでもそういった熱割れを助長することがあるようです。

次に、建物そのものの重量がサッシの窓ガラスに与える影響です。建物は、常に重力によって下方向に力が掛かります。また、外壁に重いコンクリート・サイディングやタイルを張ることによって、更に荷重が建物に掛かってしまいます。

通常サッシと構造体との間には、僅かな遊びスペースが設けられているのですが、そのスペースが十分でなかったり、何かの影響で強い荷重がサッシに掛かるようになってしまうと、ガラスに強いストレスが掛かり割れてしまうというケースがあります。(最近窓が固くて開けられないというのは、要注意かも・・・?)

勿論、地震によって家やサッシに歪みが生じたり、石や鳥が当たってガラスに直接強い力が加わることも割れる原因ではありますが、外的要因ですから自然に起きることとは区別すべきかも知れません。

3番目は、ペアガラス内に封入されているアルゴンガスです。アルゴンガスは、ペアガラスの断熱性能をアップする効果を期待出来ますが、ガラスの分子よりも小さい為に徐々にガラスを透過して外へ抜けてしまいます。

そうなると、ペアガラスの中は気体がなくなっていきますから、気圧が徐々に下がっていきます。その圧力によって、ペアガラスが割れるということがあるのです。(輸入サッシ・メーカーによっては、アルゴンガスを入れなくなっている窓もあるようです)

最後に、断熱ガラスを間違った地域に設置するケースです。北米では、冬場の暖かい室内の熱を外に逃がさないようにする断熱ガラスを採用すべき地域と夏場の暑い外気を室内へ入れないようにする遮熱ガラスを採用すべき地域が分けられています。

そうしたことを無視して、間違った地域に間違ったガラスを採用した場合、ガラスにストレスが掛かって割れてしまうことがあります。(日本でも、北海道と沖縄では違う効果のペアガラスを採用すべきです)

こうしたことの多くは、住み手である皆さんでは対処の仕様がないことですが、ヒサシを設けて日差しを遮ったり、外壁などにレンガタイルなどの余分な負荷を掛けないように家づくりすることは可能です。

知って何もしないのは、知らないことと同じですから、皆さんのおうちでもチェックしてみては如何でしょうか。

ただ、家というものはいろいろな素材やデザインのメリット・デメリットが組み合わさって出来ています。一つの問題に対処したら別の問題が出てくるかも知れません。

何を優先すれば、どういうことが起るかも考えながら、専門家と一緒に大局的な家づくりを考えることを忘れてはいけません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: 資材・商品 | タグ: , , , |

冬季休暇のお知らせ

12月29日(日)~2020年1月5日(日)の間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。

休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!

お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)

※ この「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報 | タグ: |

もう少し大切に使って欲しいですねぇ

破損した掃出しサッシのハンドル

賃貸物件のメンテナンスの仕事をしているお客様から、輸入の掃出しサッシのハンドルが壊れたので、交換出来るものを調達出来ないかという相談を頂きました。

写真がそのハンドルですが、サッシ・メーカーはどこか分かりません。

でも、これはよく見るデザインですから、部品メーカーの汎用パーツが使えるように思います。サイズやロック部品の形状などを総合的に判断して、今後これに合ったハンドルを調達します。

ただ、この古いハンドルは、台座プレートの部分が曲がっていますし、取付けビスの穴の部分には亀裂まで入っています。恐らくこれは、長年の使用でビスが緩んできた状態で、使い続けた結果こうなったのではないかと推測されます。

ハンドルがグラグラしているのに、重い輸入のドアを開ける為に力一杯ハンドルを握った為に、そのうちハンドルのビスの処から徐々に変形が始まったのだと思います。

こんなことビスが緩んでいるのをプラスドライバーで締めてやるだけで防ぐことが出来るのに、使っている人は何もせずに使い続けたんでしょうね。

日本人は家のメンテナンスを自分でやるという人は少ないんですが、ここまで何も手を入れないというのは、あり得ないと思います。

これで壊れたので何とかしてくれというのは、あまりに家をなめているとしか思えません。まあ、賃貸物件だからと言えばそれまでですが、こんなことも出来ないというのは酷い話です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , , |

和室を洋間に

和室を洋間にリフォーム

昨日今日と、一宮にある輸入住宅の和室を洋間に換える工事を行いました。

元々洋間使いの和室で、床が畳という具合だったのですが、飼っている猫が畳で爪を研ぐということで、畳表がボロボロになってきました。

そこで、お客様から畳を外してフローリングに出来るかという相談を頂き、今回厚さが15mmある無垢のオーク材を床に張ることになりました。

オークは広葉樹で非常に堅い木ですから、猫の爪くらいではビクともしませんし、例え表面に薄っすら傷が付いても、合板フローリングのようにアンコが見えるようなことはありません。

畳の厚みが55mm程度ありましたから、廊下の床と高さを同じにする為には、フローリングの下地に40mm程度の垂木(たるき)を敷いて高さを合わせる必要があります。ただ、計算上はそれで納まるように思っても、実際の和室は場所場所で微妙な寸法の違いが発生します。

それは、新築時に正確な寸法で造ったとしても、構造材が痩せてしまったり、材料が乾燥等によって歪んだり曲がったりしてくる為、寸法に狂いが生じるからです。そういうことを調整しながら床のリフォームをしますから、それなりの時間と技術が必要となります。

また、無垢の床材は、冬乾燥した時は収縮していますから、あまりガチンコできつく張ってしまうと、夏場の湿気でむくれてきてしまいますから、そこの加減も腕の見せどころ。

そうは言っても、生きた素材のものは、将来想定外の動きをすることがありますから、それを楽しむだけの気持ちも必要です。

あと、壁のクロスも古くなっていますから、パラペイントで塗装してドライウォールのように仕上げますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: リフォーム・リノベーション | タグ: , , , , , , , , |

トレーラーハウスの玄関ドアヒンジ

トレーラーハウスの玄関ドアヒンジ

こちらの写真は、愛知県岡崎市にあるトレーラーハウスの玄関ドアに設置されたドアヒンジ。

通常、2枚の蝶番がドア側とドア枠側にそれぞれビスで固定されているのですが、こちらのヒンジはドア側の蝶番だけがビスで固定されているだけで、ドア枠側はバネの中に心棒が入ったものに蝶番が引っ掛かっているといった構造になっています。

恐らくトレーラーハウスは、壁の厚みがあまりなくビスを固定する為の強固な柱材がないといった構造なのかも知れません。ですから、ビス留めの必要がないヒンジ構造を採用したのだと思いますが、こんなドアヒンジは通常の輸入住宅では見たことがありません。

長年の使用で金属が減ってきていますから、ヒンジを交換すべき時期になっているのですが、こうしたヒンジを探すには少し時間が掛かるかも知れません。いや~、輸入住宅は奥が深いですねぇ。常に勉強させて頂き感謝です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |

シンプルなチャネルバランサー

金属部分だけで構成されたチャネルバランサー

こちらの写真は、サッシ・メーカー不明のシングルハングに装着されていたチャネルバランサーです。

通常のバランサーには、その両端に樹脂製のガイド部品が付いているものなんですが、これは金属製の棒状部品だけで構成されています。

ガイド部品は、サッシの建具にバランサーを内蔵させるといった固定用に必要なものなんですが、そのパーツは建具の方に装着されているようです。(取付け方法も、通常とは違うかも知れませんね)

取り敢えず、大きさやバネ強度について情報をもらいましたので、このバランサーの調達は可能ですが、バランサーに印字された内容とこちらが想定したものとが一致しない部分もありますので、その点はお客様に判断をお任せするしかありません。

勿論、取付けを含めたご注文ということであれば、事前の調査や取付けに対する責任についても私共が負うということになるのでしょうが、その為には、調査や施工の際の出張旅費もお願いしなければなりません。

最悪今後そういったご依頼を頂くかも知れませんが、まずは部材の調達だけで、取付け等の問題はお客様側で対処頂くことになりました。

チャネルバランサーは、同じように見えて結構種類が多いですから、間違えないように調達しないとうまく装着出来ないというリスクもありますので、注意が必要ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス | タグ: , , |