お知らせ : ページ 441

カラフルな壁 ~知多市 K邸~

月曜に洗面・トイレ・玄関の床に貼るタイルを決める為に現場でお客さんと待ち合わせをした。

コンセプトとしては、明るくビビッドなアメリカン・ガレージ・ハウス。タイルを選ぶに当たって、やっぱりインテリアの壁がどんな色になるかを頭に入れておかないと、トンチンカンなイメージになってしまう。

そこで、予めドア枠や内装枠を付けるところに、ドライウォール・ペイントの試し塗りをしておいてもらった。一番左の部屋(トイレ)は藤色、真ん中の部屋(奥様の小部屋)は、くすんだピンク、写真右の子供さんの部屋は淡い空色。(部屋の外側になる廊下は、真っ白)

日本のペンキと違って、パラペイントはいい色出してるでしょ。

タイルも柄が入ったものでなく、単色のすっきりした色のものを一緒に選んだ。

枠は、真っ白なものを付ける予定なので、壁や床の色とのコントラストが、美しく出ると思います。若いご夫婦には、こんなアメリカンな家がお似合いです。

作品紹介ページ: 知多市 K邸

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張ればいいってもんじゃない

日本の殆どの家は、サイディングという外壁材を貼っている。大きなパネルのものや横方向にラインが入ったものなど様々。

でも、普通の国産サイディングはおおよそ10年で塗り替えを必要とする。カナダのように25年も保証するなんてものはあり得ないのが現状です。だから、10年に1度は、屋根を含めて100~200万円くらいの塗装工事費用を覚悟しなければいけません。

ただ、こうなったら、塗装だけして我慢するか、貼り替えるか、どちらかしかありません。家というものは、新築してから常に自分自身の重さと家財道具の重さに耐えなければいけない宿命をもっています。

だから、どんな家も若干の縦方向の縮みがあるのです。

この外壁は、タイル調のパネルサイディングと呼ばれるもので、いくつものタイルに見えるものが一枚のコンクリート板になっているんだけど、張る時に遊びを作らずに、パネルをそのまま上に載せたようだ。

家が縮もうとしているのに、サイディングはコンクリートなので縮めない。だから、パネルとパネルのジョイント部分に無理が働いて、このようにサイディングが前に押し出されてしまったのだ。

逃げ場を失うと、最悪サイディングに多量のクラックが入ることもある。経年劣化によるコーキングの色の変化くらいは、塗装すれば何とか元に戻る。でも、押し出されたサイディングは、元には戻らない。

そんな中、最近防火規制の関係で、サイディング自体の厚さを大幅に厚くしないといけなくなった。というより、厚いものしか生産されなくなった。これって、家に更なる負担を余儀なくさせるってこと?

ジョイントの遊びのことを考えない業者さんが張った外壁は、これから相当問題になるだろうね。(こんなこと、見積には書いてないから施工に信頼が置けるってことが大切なんだけど・・・)

外壁ばかりいじっても、窓ガラスはそこまで火事に耐えられないのにねぇ。

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石膏ボードのジョイント補強は、紙でなきゃダメ!!

以前、石膏ボードを貼った壁や天井にクラックが入らないようにする為には、紙で出来た専用のジョイント・テープが絶対条件だ、というお話を書きましたが、それをもう少し詳しく説明させて頂きます。

まず、一般の住宅メーカーで使われるプラスチックのメッシュテープを石膏ボードと石膏ボードとのつなぎ目(ジョイント目地)に張った状況を再現してみましょう。この写真は、ボードを上下に引っ張ってみたところです。

メッシュ・テープは、人間の力でも簡単に伸びてしまい、それぞれの石膏ボードが上下にずれてしまいます。そして、そのずれが大きいと、プラスチックの繊維がこのようにちぎれてしまうのです。

これでは何ら役に立ちませんから、ただの気休めであって補強の意味が全くありません。

次に、紙で出来たドライウォール専用の北米製ジョイント・テープは、どうでしょうか。

こちらは、比較的厚手の紙で出来ているのですが、人間の力ではどうにもならないくらいジョイントが動かない状態です。

皆さんもお分かりだと思いますが、薄いコピー用紙でさえ水平方向に引っ張る場合は、相当な力でも破れないという特性を石膏ボードのジョイント強化に利用しています。そういった特性を生かして施工するのが、本当の建築、真のドライウォールなのです。

これは、パラペイントのような水性塗料で仕上げるドライウォールだけの施工ではありません。ビニール・クロスを張る内装でも下地となる石膏ボードは同じですから、紙で出来た専用のジョイント・テープを使わないでクロスを張るのは、施工不良と考えるべきでしょう。

また、写真をご覧頂くとお分かり頂けると思いますが、石膏ボードの端から5cmくらいの幅の部分が少しえぐれています。こうしたボードをテーパーボードと呼ぶのですが、これは、厚手の紙テープとそれを固定する為の天然石膏のパテ(カナダ製)が十分に入れられるように凹んでいるのです。

でも、残念なことに日本の住宅メーカーは、こうした専用の紙テープやテーパーボード、天然石膏パテを全く使わないのが現状なんです。だから、すぐに壁のボードのつなぎ目にヒビが入ってみすぼらしいインテリアになってしまい、築30年もしないうちに建て替えなんてことになるのです。

皆さんは、日本の住宅メーカーの未熟な施工をどう思いますか?新築される際は、どうかこうした材料を適切な施工で使ってくれるように、ビルダーさんにお願いしてみて下さい。

尚、こうしたドライウォール用資材や美しい施工を希望される場合は、ご相談下さい。

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ホームメイドの構造用合板は、雨に濡れても大丈夫?

2x4工法(枠組み壁工法)と呼ばれる木造の耐震構造で私たちの輸入住宅は造られるのですが、それに欠かせないのが外壁や床組み、屋根などに貼る構造用合板。これを下地材として貼ることによって、地震に対する強度が格段にアップすると言われています。(下地:外壁材やフローリングを貼る前のベースの部分)

ただ、合板と言っても種類がたくさんありますし、強度や用途も様々。構造用合板は、一般に使われているコンパネ・べニヤ板とは用途も強度も全然違います。そこで、愛知県知多市の輸入住宅 K邸で使ったものの写真を見ながら、耐震性のあるこの構造用合板なるものを考えていきたいと思います。

まず、私たちが壁及び床に使ったものに押されたスタンプをご覧下さい。表示は、下記の項目に分かれています。

<壁用 JAS認定 構造用合板>
1 品名:構造用合板(低ホルムアルデヒド)
1.1 寸法:12.0 x 920 x 1820 mm
1.2 接着の程度:特類
1.3 等級:2級
1.4 板面の品質:C-D
1.5 ホルムアルデヒド放散量:F☆☆☆☆
1.6 製造者名:XX社 XX工場

写真上がホームメイドの壁用合板ですが、一般に使われる9mm厚のものに比べて、丈夫な12mm厚のものを使っているのが分かりますね。(厚さが、33%アップ)

また、写真下の床用合板も、一般に使われる12mm厚のものでなく、ホームメイドでは丈夫な15mm厚のものを使っています。(厚さが、25%アップ)

これだけでも、相当な強度アップになるんです。勿論、至るところで様々な補強を加えていますが、それらについては、また後日紹介していくこととしますね。

<床用 JAS認定 構造用合板(T&G、サネ付)>
2 品名:構造用合板(低ホルムアルデヒド)
2.1 寸法:15.0 x 920 x 1820 mm
2.2 接着の程度:特類
2.3 等級:2級
2.4 板面の品質:C-D
2.5 ホルムアルデヒド放散量:F☆☆☆☆
2.6 製造者名:XX社 XX工場

次に、接着の程度の話ですが、私たちは「特類」という区分の合板を使います。

普通のものは「1類」なんですが、2x4工法は構造を組む順番が、1.一階床、2.一階壁、3.二階床、4.二階壁、5.二階天井、6.屋根伏せ、という具合に下から順次数日掛けて組み上げていくので、屋根を伏せるまでに雨が降って床が濡れる状況になります。

そこで、耐水性能のある「特類」を使うんですね。

私たちが使う針葉樹構造用合板には、すべてアルカリフェノール樹脂接着剤が使用されています。この接着剤はホルムアルデヒドの放散量が少ないだけでなく生物劣化や化学変化が少なく、耐久性、耐水性に優れるという極めて重要な特性を持っています。

この接着剤は硬化する過程で有害なホルムアルデヒドを共縮合する形で取り込み、合板表面から空気中にホルムアルデヒドが放散するのを防ぐ特性を持っています。

この為、この合板はホルムアルデヒドの放散量が極めて低く、JAS規格に定めるホルムアルデヒド放散の最上位等級である特類を取得しています。(F ☆☆☆☆、フォースターは当たり前ですね)

だから、カナダの針葉樹合板 CANPLYでは「ゼロホルマリン」と広告宣伝しているんです。

ただ、粘りのあるヤニを多く含んだ針葉樹の合板は、水に濡れると表面にヤニが浮いてくるんです。また、それが空気に触れて、黒く酸化します。だから、雨が降った後にお客さんが見ると、カビが生えたかのように黒ずんで汚なくなった合板が心配になるようです。でも、このヤニこそが、木本来の持つ粘りや柔軟性を保つ重要な油分であることを忘れてはいけません。(人間でも油分が足りないと、お肌がカサカサしてよくないですよね)

私たちは、極力合板を濡らさないように、ツーバイガードというプラスチックの粘着シートを貼るのですが、合板の表面の木の凹凸の中にどうしても水分が入り込んでしまうので、水分が中で蒸れて余計ヤニが浮いてきてしまうんです。

施主の立場として気になるのは人情ですが、カビではありませんので、どうぞ心配しないで下さいね。

但し、構造用合板の上にフローリングを張る際は、ツーバイガードを剥がして十分乾いてから施工することを忘れないで!

それから、いくら耐水合板と言っても、外壁や屋根の雨漏り、内部結露によって、常に湿気った状態に曝されれば腐朽菌などで劣化・腐敗してきます。耐水とは、多少雨に当たっても僅かな歪み等が出る程度で性能的な問題はないという意味ですので、間違えないで下さいね。

更に、表示の詳細を知りたいという方は、ウィキペディア「構造用合板」でじっくり確かめて下さい。それにしても、マニアックやねぇ~。「こんなに細かいこと、誰が知りたいの?」なんて言われそう。でも、誰も教えてくれないこういう基本的な話って、本当は一番気遣いが出来ていなきゃいけない部分だと思うんです・・・。

<参考サイト>:COFIプライウッド
<参考サイト>:国産の石巻合板工業 構造用合板

2x4工法の構造やその材料について質問のある方は、お問い合わせ下さい。こうした私たちの情報公開の姿勢や建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

<関連記事>: 雨が入ると、こうなってしまう (2013年10月1日)

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知多 K邸 構造見学会 追加情報!

10月11(土)~13日(月) 開催のオープンハウスの新聞折込みチラシが完成しました。途中現場ならではの普段見えない部分を是非ご覧下さいね。詳細は、下記をクリックしてご確認下さい。
知多 K邸 オープンハウス チラシ

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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Sliding Patio Door のロック破損

輸入の掃出し窓と呼ばれる大きな引き違いサッシには、こうしたロックセットの金物がドアに埋め込まれている。

前にも話をしたことがあると思いますが、掃出し窓のガラスは強化ガラスでしかもペア(二重)なので、泥棒さんもなかなか手を出せない。このロックセットも、モーテシィーロックと呼ばれるタイプのもので、壊すのにも相当の労力や時間が掛かると言われている。

でも、こうしたロックセットでもメンテナンスが必要なことがある。先日も東郷町のA邸でロックが壊れたという連絡があった。ラッチという引っ掛け部品が操作レバーを動かしても作動しないというトラブルだ。

実は、このロックセットの内部に小さなスプリングが仕込んであって、そのバネの反動でラッチが出たり引っ込んだりするのだが、非常に小さなもので劣化によってどこかに飛んでいってしまうことがある。

こうした機械ものは必ず寿命があるので、調子が悪くなってきたら早めに相談して欲しいな。そうすれば、鍵が掛からないという不安を考えなくて済む。まあ、交換しても1万円も掛からないですから・・・。

万一、掃出し窓に鍵が掛からなくても、輸入サッシなら大丈夫。掃出し窓の片側ガラス窓(外側)は固定式なんです。そう、片側しか動かない構造なので、内側のサッシのレールに何かつっかえ棒でも入れておけば、もうサッシは動きません。

そういうところも、北米では防犯性を考えているんですねぇ。マーヴィン社製スライディング・パティオ・ドア等の詳細は、マービン社HPをご覧下さい。

新築をご計画の方や輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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下塗り塗料が、ドライウォールには大切なんです

私たちは、普通ドライウォールを新築住宅に施工する際は、色の付いた上塗り塗料を塗る前に、PARA(パラ ペイント) #5799という下塗り塗料(プライマー、シーラーと呼ぶ人もいます)を塗っておきます。

これは、下地の石膏ボードに上塗り塗料を直接塗ると、塗料が下地のボード等に染み込んでしまい、上塗り塗料の色の載りや密着性が損なわれるのです。それを防ぐ役割を果たすのが、このプライマーです。

また、下地のボードは、通常ベージュやグリーンの色をした紙で表面が覆われていますので、その色を白い下塗り塗料が隠してくれるという役目もあるのです。そう、上塗り塗料を塗るだけだと、下地の色も反映されたインテリアになってしまう恐れがあるのです。

プライマーを塗った室内と塗らない室内では、実は大きな差があるんですねぇ。また、私たちはこれ以外にも特殊なプライマーを持っています。それは、リフォーム・リノベーション用のプライマーです。

リフォーム用のプライマーは、「#777 Super Stick」や更に強力な「#888 Super Adherent Primer, Block-Out」の2種類が存在します。(どちらも内装・外装、両方に使用可)

#777は、新築用としても使えますが、主にリフォーム・リノベーション用として使います。長く使っていると室内の壁も汚れますよね。それは、ドライウォールであってもビニールクロスであっても同じです。

そういった生活空間で蓄積された汚れを隠すのが、この#777なのです。だから、店舗改装の下塗りにも使えるんですね。

国産のプライマーの多くは、リフォーム用として作られておりません。インテリアを塗装するという文化がないですから、そういったものが発達していないということが言えるかも知れませんね。ですから、安全な水性でこれだけの性能を持った製品があるというのは、日本のペンキ屋さん・リフォーム屋さんにとって驚きでしょうね。

また、#888 Block-Out は先にお話した通り、更に強力に下地の汚れを隠す為に開発されました。(勿論、新築でも使えますよ。)

お店や商業施設、人が集まる空間では、油やタバコのシミが一般家庭の比ではないくらい壁や天井を汚しています。それを少し拭いたところで、そのうちそれが表面に浮き上がってきてしまうのです。そんな時、この#888が活躍します。油汚れでも下地のところでシャットアウトしてしまうので、あとあと壁に不具合が発生することはありません。(国産のプライマーでは、汚れの封じ込めはまず不可能です)

勿論、上塗りの塗料の載りもいいので、下地の色移りもなく新築同然に生まれ変わります。

これらのプライマーは、上塗り塗料と同様に石膏ボード、ビニールクロス、木、コンクリート、金属(但し、水性なので錆びる素材は下処理が必要)など様々なものに塗ることが出来ますので、ドライウォールではないインテリアでも塗り重ねることが可能です。

これらのカナダ製塗料は、全て水性。有害なホルムアルデヒドも製造過程から排除されているので、国産のものより安全性が高いんですね。日本はまだまだドライウォールが普及していないですがクロスの塗り替えから始めてもらえれば、きっと塗装仕上げの素晴らしさが一般に理解してもらえるような気がします。

何れにしても、一度試しに塗ってみて下さい。国産のものでは考えられないカナダ製プライマーの凄さを実感して頂けると思いますよ。塗料の購入やドライウォールの施工のご依頼は、お問い合わせ下さい。

プライマーについて書いた関連記事: 必要なことは、ちゃんとやる

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塗り替えしない屋根材

日本の屋根で一般的なのは瓦ですが、重くて地震の揺れに対して不利であるという理由で、そのシェアをコンクリートを主材とした屋根材(スレート瓦)に奪われつつある。最近は、耐震瓦というものも生まれてきているのだが、ずれにくいというだけで重いことには変わりがない。

でも、瓦のいいところは、コンクリート瓦より長持ちするということ。表面に使われているのは、ガラス質の釉薬だから劣化が遅い。だから、20~25年は持つと言われています。ただ、塗り替えができないので、寿命が来たら全部載せ替えることになるのが大変だ。

その点、カラーベスト等のスレート瓦は表面の塗装の塗り替えをすれば、60年は持つというのだが、その塗り替え頻度が約10年毎。そう、新築してから10年で塗り替えが必要になる。

その際、足場も必要となるので、外壁の塗り替えも一緒にやれば合理的ということで、その出費は約150~200万円。

ガリバリウム等の金属屋根材の耐用年数も、20年。(また、ウレタン断熱ボードを下地に敷かないような安価な施工だと、金属は雨音や熱が気になるんだなぁ。)住宅ローンがまだまだ残っているから結構大変だよね。

そこで私たちが使っているのが、この輸入のアスファルト・シングルという屋根材。写真を見ると、薄いものが何枚も重ねて貼ってあるのが分かります。

また、表面は何かブツブツしているのが分かりますか?

この屋根材は、アスファルトの中にグラスファイバーが練り込んだ状態で板状にしてあるのですが、その表面には、天然の細かな石をまぶして色を付けてあります。まだらな色の石ですから、屋根にもアクセントがあると思いませんか?天然の石ですから、塗料と違って色落ちしない。ですから、屋根材の表面の耐久性(色)も30~40年とメーカーは言っています。

太陽の熱でアスファルトの接着剤が溶けるので、防水性も上がるという優れもの。だから、雨台風にも強いんですよ。勿論、薄い板状ですから重量も軽い。(と言っても、瓦より軽いというだけで、結構な重量があるので、現場へ搬入するのに一汗かきます)

屋根のメンテナンスは、住宅ローンが終わって余裕が出来てからにしたいもんですよね。

そうそう、この屋根材は寿命が来たら、載せ替えになるのですが、予算がない場合には最悪上から重ね張りも出来るのです。厚みが出てしまうので、あまり納まりはよくないですが、はがす手間や処分費が抑えられます。(こういう場合、メーカーは、あくまで張り替えを推奨しています)まあ、アスファルトですから、紙をはがすみたいにペロ~ンと簡単にはがれますが・・・。

新築する時は、見た目と価格を重視しますので、メンテナンスの必要性を忘れてしまいがちです。将来計画も、よ~く考えましょうね。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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塗り壁選びは、慎重に!

流行もひと段落した感がある塗り壁だが、ヨーロッパの田舎をイメージした輸入住宅が欲しいという要望をもった人は、まだまだいらっしゃるようだ。

そこでよく塗り壁材として登場するのが、国産の「ジョリパット」。

皆さんもお近くでコテ跡をわざわざ外壁に付けて仕上げてあるうちを見たことがあるでしょう。その材料のほとんどが、これなんです。

ただ、この材料は伸縮性がほとんどないので、温度の変化や雨や日照りによる水分・湿度の変化による家の構造体の動きがあると、写真のように見事にクラックが入ってしまう。この家は、名古屋のある工務店が建てた家だが、縦にも横にも網の目のようにクラックが入っているのが分かるだろうか。

特に窓やドア枠のコーナー部分からヒビが始まっているケースは、多かれ少なかれほぼ全ての家で同じ原因で引き起されたと考えるのが妥当でしょう。それは、窓やドアの上にマグサと呼ばれる横木に関係します。

上からの重量負荷を直接窓が受けてしまうと、窓が歪んだり、開かなくなったりするので、マグサによって窓の上でその重量を受けるということをしているのです。

ですから、そのマグサにだんだん重量負荷が掛かります。更にそのマグサを下から受けている柱材が重量負荷によって縮んでしまうことによって外壁やその下地材(パネル材)も同様にその伸縮の影響を受けてしまうのです。だから、下地パネルのつなぎ目(目地)のラインで割れるのです。

こうしたことは、構造上避けがたい問題ですが、重量負荷を分散させる為の下地材の強化をしたり、輸入のスタッコフレックス「Stuc-O-Flex」のような伸縮性のある材料を使うなどすれば、クラックのリスクは少なくなります。

但し、その分手間も材料も掛かります。手間を省いて安くすれば、お客さんは喜ぶでしょうね。同じ見栄えの塗り壁の見積なら、安い住宅メーカーと契約するでしょう。

でもその時は、下地や手間暇のことなんか全く気にしていない。というか、営業担当もそんな知識もないし、価格のことばかりが優先される。真面目に手間暇掛けて造るところが、競争に負けていくのは、悲しいですねぇ。

家は、お金じゃない。そう、心が大切。それが分からない人は、トラブルが発生してやっと分かるかも知れません。皆さん、分かりますか?分かんねぇだろうなぁ~、イェィ。(ちょっと古いか?)

外壁のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコフレックス (2011年1月25日)
<関連記事>: 本当に見積だけで判断出来る? (2011年2月28日)
<関連記事>: 塗り壁の外壁クラック (2018年10月24日)

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北米の高級住宅

よくアメリカ・ビバリーヒルズの高級住宅なんてTVで耳にするけど、どんなんだか分からないなんて人も多いと思う。そこで、皆さんに桁外れの邸宅のプラン例をご覧に入れましょう。

1Fプラン図下側中央が、いわゆる玄関。その両側にでかいガレージが各2台分ずつ並んでいる。勿論、車寄せのスペースだけでも日本の家なら、1軒建ってしまうくらいの面積だ。

1Fプラン図左上には、巨大なオープン・キッチンが併設されたレジャー・ルームなるパーティ・スペースが存在する。その外側にも、アウトドア・キッチンや暖炉を備えた屋根付テラスがあって、大人数での立食パーティなんかにも対応できちゃうという代物だ。

とにかく、日本だったらこんなにたくさんのスペースを作るなんて考えられない、という部屋がいくつも存在する。

2Fは、ゲスト・ルームが2つとクラブ・ルームなる応接室。勿論、エレベーターもある。クラブ・ルームには、キッチン・バーがあるから一杯飲みながら、気の合う仲間と夜更けまで、なんてこともあるんだろうなぁ。

居酒屋や焼き鳥屋で、焼酎や熱燗を一杯やる私とは訳が違う。日本でもお金持ちはたくさんいるが、家となるとややおおらかさが少ない間取りで考えるような気がする。

他人に影響力のある人には、家づくりでも他人に夢を与えるようなことをやってもらいたい。そうすることで、日本人も生活の豊かさを考える時代が来ると思う。と言っても、これだけの敷地を確保するのは難しいか?

まあ、名古屋の小さな輸入住宅ビルダーがこんなことを言ってても、誰も聞いてくれる人はいないだろうけど、こんなことを言えるのは、日本で私くらいしかいないでしょうからね。

ここまでのことは出来なくても、日本でも何か趣味を家づくりの中で実現したり、非日常のくつろぎを室内で演出したり出来ると思う。そういう意識があれば、きっと豊かさは本物になっていくんじゃないかなぁ。

だから、家づくりには、「理想」や「テーマ」が必要だと思いませんか。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

私 村瀬雄三の家づくりに対する考え方を知りたい方は、「家づくりで目指すべきこと」をご覧下さい。

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