お知らせ : ページ 333

きれいに咲いた庭のサツキ

うちの裏庭(裏庭と言ってもただの狭い通路ですが)でサツキが咲いていました。赤いサツキの花が多いですが、うちには白いサツキも咲いています。

ついこの間までコートを着ていたのに、今日なんか初夏の陽気です。いや~、車の中は熱帯ですよ。そして、この時期になると毎年思いだすのが、シロアリさん。

サツキが咲く時期になると、羽アリがコロニー(巣)から大量に抜け出して、繁殖場所を別のところに求めに行きます。大方の羽アリは、いいところを見つけられず死んでしまうのですが、運のいいやつは腐りかけの木や湿気った場所を見つけてコロニーを作ります。

もし皆さんの家の周りや家の中に大量の羽アリが発生していたら、異常がないか調べてみましょう。1匹や2匹しかいないというなら、どこか別の遠い場所に巣くっていたということかも知れませんが、何百匹も見かけたら巣は近いと思って下さい。

勿論、家の床下や家の中、家の基礎の周りでなければ、恐れることはありません。シロアリは、土のあるところでセルロースを分解する役目を負っていますから、庭にいても悪者扱いする必要はありません。

ただ、木造の家の構造体に巣くうことだけ、注意して下さいね。(鉄骨やRCの家でも木を使っている部分がありますから、そこは注意が必要です)

あと、この時期以外に羽アリが飛翔することはありませんから、その他の時期は基礎回りに土から上がってくる蟻道だけを見ていれば、大方大丈夫だと思います。万一、既にシロアリさんが侵入してしまっていたら、その際はちゃんと駆除しなければいけませんよ。

シロアリや家のことでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

<関連記事>: 薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視! (2013年1月4日)

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木製ダブルワイド・ガレージドア

このガレージドアを持つお宅は、名古屋市天白区で2002年に竣工したレンガ積み輸入住宅 H邸

新築から13年も経つのに、イギリスの納屋風のドア・デザインはその美しさを保ったままです。

一見すると横引きか開きのような感じのドアですが、実は巻き上げ式のオーバースライド・ドアなんです。車2台を並べて止められるだけのワイド・サイズを持つビルトイン・ガレージ。4.8mもありますから、ゆっくりと持ち上がっていく姿は、迫力満点です。

素材は、腐りにくいと言われるシダー(米杉)で出来ているのですが、軽くて柔らかい性質ですから強度を出す為に裏板が付けられています。

また、木の塗装には、パラペイントのティンバーケアを用いています。だから、13年もの長い間風雨に曝されていても、これだけ状態がいいという訳です。これだけ大きくて幅のある木製ガレージですから、耐久性や強度の面でいろいろ工夫がされているんですね。

こうしたデザインのガレージや建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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着工のご挨拶

昨日は、すごい雨でしたねぇ。

今日からうちのスタッフの息子さんの家のリフォームが始まるので、その前にご近所さんに挨拶回りをしに行ったのですが、丁度本降りになっていた時に現場に着いて
しまいました。

止み間もあったんですが、タイミングが悪すぎですね。まあ、雨降って地固まるってことで良しとしましょう。

挨拶回りは通常アポなしですから、留守を見越して簡単な挨拶状と粗品を用意していきます。これをポストに入れておけば、直接お会いしなくても最低限の礼節は守れますからね。

今日からお庭の要らないものを撤去する作業を開始します。さて、純和風なおうちが、如何に格好よくなるでしょうか。乞うご期待。

新築・リフォーム・修理をご計画の方は、お問い合わせ下さい。

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アンニュイな夕暮れ

アンニュイとは、「ものうげな」様子を言うのだそうだけれど、丁度そんな感じをイメージさせてくれるインテリアが、これ。

遠くに見えるビル群を下にして、高層階にこんな渋いデザインをもってくるところがアメリカらしいですね。日本人の普通のインテリア・コーディネーターなら、おそらくシンプル・モダンへと舵を切っているんじゃないでしょうか。

壁は、抹茶に小豆の茶色を加えたような色のドライウォールの塗り壁。そこに当たる光は、フィラメントから発せられるオレンジ掛かった白熱光。だから、光が当たった部分だけ、壁が淡い黄緑色に変わります。

このインテリアの暗さやドライウォールのマットな塗装が、こうしたアンニュイな雰囲気を醸し出しているのは間違いないですね。ダークな木枠で作られたカットガラスの鏡やアクセントとしてもお花もこのインテリアにはマッチしていると思いませんか?

日本でもこうしたデザインの施工が出来る輸入住宅ビルダーが、増えてくることを望むばかりです。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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土台のシロアリ被害など…危険空き家に判断基準

全国で820万戸に及ぶ空き家解消を進めるため、解体勧告や行政代執行の対象となる「特定空き家」の判断基準として、国土交通省は、「建物の傾き具合が高さに比して20分の1を超える」「土台のシロアリ被害が著しい」など具体的項目を盛り込む方針を決めた。

5月の「空家対策特別措置法」(空き家法)の全面施行を前に全国の自治体に指針案として示し、意見をふまえ正式決定する。

近隣に危険や迷惑を及ぼす特定空き家について、同法では、市区町村に解体勧告などの権限が与えられ、所有者が従わなかったり、不明だったりした場合には、行政が代わって解体することも可能となるため、国交省が判断基準作りを進めていた。

指針案ではまず、建物の傾きが「20分の1」(例えば高さ3メートルなら、屋根のずれが横に15センチ)を超える状態を「倒壊の危険がある」と位置づけた。「20分の1」は、地震で傾いた建物の危険性を測る「応急危険度判定」の基準を援用した。

このほか、「(強風などで)屋根や外壁が落ちたり、飛んだりするおそれがある」「柱などに亀裂がある」などの状況を具体的に示した。

また、屋根や外壁の劣化を調べる方法についても、橋やトンネルで用いられる「打音検査」まで行う必要はなく、目ではがれ具合などを見て、腐食などが確認できれば足りるとした。

読売新聞 記事 (2015年4月20日)

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ツートン・デザインのレンガ積み輸入住宅

私たち ホームメイドが手掛けるレンガ積み外壁の輸入住宅は、2階の屋根まで外壁全てをレンガで覆ってしまうデザインが多いのですが、このおうちは1階部分のみをレンガ積みにした数少ないレンガの家でした。

愛知県東海市にある N邸は、レンガの持つ重厚感とパラペイントで塗装されたクリーム・ベージュのサイディングとのコントラストが美しい輸入住宅です。

このおうちは、ホームメイドを興した2000年に着工し、2001年に竣工したのですが、当時は資材の調達、コーディネート施工やその手伝いなど、ほぼ建築全般に関与していましたので、このおうちを写真に撮る時間もありませんでした。

ですから、当時の写真はあまり残っていないので、HPでこの家を紹介することもありませんでした。でも、久しぶりにパソコンのデータを整理していたら、この写真が出てきましたので、ご覧に入れたいと思った次第です。

この輸入住宅にお住まいの方は、カナダ トロントにご家族で資材ツアーに出掛けました。そこで目にした街の雰囲気や材料を用いて、こんなおうちが出来上がりました。クラシックで上品なイメージは、勿論今も健在です。

こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。

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ガレージ・ドア用の開閉モーター

輸入住宅だけでなく、車好きの方の家ならどうしても欲しいインナー・ガレージ(ビルトイン・ガレージ)。

そこに取り付けられるガレージ・ドアと言えば、何と言っても巻き上げ式のオーバースライダー・タイプのシャッターでしょう。

こうしたガレージ・ドアを開閉させる為のモーター(オープナー)が、この写真にあるものなんですが、ガレージ内の壁スイッチでも動くし、車に乗ったままリモコンで動かすことも可能です。

そんな時、写真のように照明も点灯するので、真っ暗な中帰宅した時なんか、便利ですよね。

さて、この電動モーターをよくご覧下さい。何か数字が書いてありますよね。「1/2 HP」とありますが、これは、0.5馬力(Horse Power)を意味します。ダブルサイズ(車が横並びで2台分)のガレージ・ドアなら、100kgをはるかに超える重さがあるのに、たった0.5馬力しかないんですね。

こんな非力で大丈夫かと思いますが、前にもお話ししたようにこのモーターはドアを前後に移動させることに使われていて、引っ張り上げたり、吊り下ろしたりするのは、トーション・スプリングと呼ばれる大きなバネの力を利用します。

このバネが機能していると、指1本でドアを動かすなんてことも可能なんですね。

あと、このモーターはスイッチを入れない限りは、ドアの可動をロックしてしまいます。ですから、外から無理やりガレージ・ドアを開けようとしても、ドアを壊さない限り絶対に開閉出来ません。そういった意味では、車庫のセキュリティも万全です。

ただ、モーターも機械ですから、調子が悪くなってきたと思ったら出来るだけ早く交換するように心掛けて下さい。そうしないと、ガレージの開閉に支障をきたすことにもなりますし、壊れてからではモーターの調達にも時間が掛かりますから。

そして、このガレージ・モーターが壊れる原因の多くは、ガレージ・ドアの左右バランスの崩れやバネの劣化によって、モーターに強い負荷が掛かることと考えられます。

ですから、モーターの調子が悪い場合は、モーターだけでなくトーション・スプリングや吊りケーブルの交換、ドアのバランス調整を同時に行うことをお勧めします。

新築をご計画の方や輸入ガレージのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

<関連記事>: オーバースライド・ガレージドアの基本構造 (2012年10月15日)

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マーヴィン・サッシの古いグライダー

グライダーというのは、引違いサッシのこと。

輸入サッシでもアルミクラッドだと室内側が木製なので、和室にもよく使われる窓でした。この窓もそういった意図で施工されたのでしょう。1996年施工ですから、丁度輸入住宅ブームも真っ只中。

ただ、この時代のマービンの窓は、雨仕舞があまりいいとは言えませんでした。また、グライダーは開閉が結構固くて、家自体が沈み込んだりすると余計に開かなくなってきます。

だから、私が施工する輸入住宅では、殆どグライダーを使わなくなっています。そうは言っても、Marvinの引違い窓が施工されたおうちは、相当あるでしょうから、修理やメンテナンスの依頼はこれから増えていくかも知れません。

まあ、マーヴィンは補修用の部品供給がしっかりしていますし、雨仕舞が悪い場合の追加の対処方法もありますから、悪くなる前に相談してもらえれば、今後も長く使ってもらえるように補修することは可能です。

ただ、雨の次の日は、窓を開けて木製サッシを乾かすようにすることは常に忘れないで下さいね。

輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。

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マントルピースの煙突、お掃除のすすめ

長かった冬も終わり、ようやく本格的な春がやってきました。

寒い冬の間、お世話になった薪ストーブですが、10年に一度くらいは煙突掃除をしていらっしゃいますか?殆どの皆さんは、何年もの長い間使っていても一度も掃除をしたことがないというお宅もあるんじゃないでしょうか。

ススやヤニが煙突内部に付いたり、チムニー・トップの穴を塞いだりすると、煙が室内に逆流したり、不完全燃焼で一酸化炭素中毒なんてことにもなりかねませんから、定期的な掃除メンテナンスが必要です。

来冬また安全に使う為にも、この春以降に掃除をして下さい。冬になって薪ストーブが使えないなんてことにならない為にも、使い終わったこの時期にしっかりきれいにしておくことが大切ですよ。

マントルピースや輸入住宅の点検・メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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バルコニーの雨漏り

アルミの手摺の台座(笠木と言います)部分を養生用ビニールで覆っているこのおうち。一体何があったのでしょうか。

実は、このベランダの床下である軒裏のつなぎ目から、雨水がポタポタ漏れるというのだ。それで、この笠木があやしいのではないかということで、他の建築業者さんが仮にビニールを巻いたということらしい。

実は、この笠木のすぐ下に内装用のモール材を飾りとして取り付けてあるらしい。だから、用途外のモール材が日差しや風雨で劣化してそこから漏れたのではないかと推測したようだが、本当にそこが原因かどうかはもう少ししっかり調べてみないといけないかも知れない。

図面を見ると、レンガ・タイルの下地にはサイディングを施してあるらしいから、外壁からの漏水はないように思うが、バルコニーの水抜き用の雨樋が外壁から出ているところを見ると、その接続部分は疑うべき場所のひとつだろう。

雨樋というのは、長年使っているとゴミや葉っぱで流れが阻害された状況になることはよくあることだ。

完全に詰まった状態でないにしても、大雨で流量が多くなった時、排水処理出来る量を上回って、オーバーフローすることがある。そんな時だけに漏水すると、気付くのが遅くなるのだ。

あとは、バルコニーの床を防水する為のFRP(グラスファイバーで強化された一体成型の樹脂防水)。これが劣化して割れるとやはり漏水の原因となるから、15年程度でFRPを上塗りする必要がある。

何れにしても、決めつけることなくあらゆる選択肢から判断することが大切なことは間違いない。

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