お知らせ : ページ 72

新規格の建具に交換です

千葉のお客様からおうちに設置されている輸入サッシにいろいろと不具合があるので、まとめて修理をお願いしたいというご相談がありました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

ボウウィンドウのガラスの破損や掃出しサッシのロック金物の不具合など、いくつか問題があるようですが、今回はダブルハングのガラスについて書かせて頂こうと思います。

写真は2連窓のダブルハングサッシですが、向かって右側のボトムサッシュ(下窓建具)のペアガラスが曇っています。アルミでカバーされた屋外側の枠とガラスとが接する部分から、雨が枠内に浸入して、そこから湿気がペアガラス内へ入り込んでしまったようです。

ペアガラス内に入った空気は外に出すことが出来ませんから、通常ならペアガラスごと交換すれば直せるのですが、ハードのダブルハングの場合、建具からペアガラスを外すということを推奨していません。

つまり、ペアガラスが入った建具をそのまま入れ替えるという方法でしか修理をすることが出来ないのです。また、ハードは、古い規格デザインのダブルハングを製造中止としていますので、古いサッシ枠に装着出来るようなサイズで新しい規格の交換用建具を作ってもらう必要があります。

ただ、上窓建具は古い規格、下窓建具は新しい規格というふうに、1つのサッシでそれらを混在させることが出来ませんから、上窓建具も新しい規格で同時に交換する必要があります。

その分費用も掛かってしまいますが、壁を触ることなく入れ換えだけで直せるという点では比較的ベターなメンテナンスかもしれません。こうならない為には、10~15年に一度くらいの間隔でサッシの防水処理をするようにしたいものです。

<関連記事>: 見た目は若干違います (2023年11月20日)

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マーヴィンの交換用建具の取付け前作業

岐阜のお客様のお宅に取付ける前に、サッシ建具(障子)のガラス防水処理と木部防水塗装を社内で実施しています。

サッシは、最近日本からの撤退を決めたマーヴィン(Marvin)製のケースメントサッシです。

写真は、屋外側となる面のペアガラスを雨漏りから守る為に、防水作業をしている様子です。防水材料をガラスの周囲に施工する前に、変な部分まで材料が付かないように養生用のマスキングテープを張っています。

また、雨漏れするのはガラスだけではありませんから、アルミカバーのつなぎ目や隙間などにも防水作業を行います。

万一雨が建具内に入った時のことを考えて、建具の上下には水抜きの穴が付いていますが、知らずにそういった部分も防水してしまうと、水が内部で木を腐らせるといったトラブルも発生します。

そういった点では、どこもかしこも隙間や穴を塞げばいいというものではありませんから、注意が必要です。

こうやって交換用に調達した新しい建具を防水処理するのも、あと少しかも知れませんが、何とか他の輸入サッシメーカーにお願いして、交換用の部材を作ってもらえるようにしていきたいものです。

<関連記事>: 金物で隠れる部分も塗装します (2023年2月10日)

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まだ在庫はありますが・・・

今回、輸入サッシの網戸用として、網戸固定ピン(スクリーンピン)の新しいバージョンを調達しました。

今までマーヴィン(Marvin)から調達していたものは、シャフト部分が樹脂製のものだったのですが、マーヴィンが樹脂シャフトのものを生産中止としたことと、アフターサービスを含めて日本市場から撤退したことでそれに代わるものを探す必要がありました。

新しい網戸ピンは、アルミシャフトになっているもので、少し丈夫にはなったものの、装着するのに力が掛かるという点が玉にキズでしたが、その点は少し改良されているようです。

ただ、逆に取っ手(つまみ部品)がシャフトから外れやすいかも知れないので、接着剤を差し込み部分に少量塗るなどの工夫が必要かも知れません。

サイズや形状的には既存の樹脂シャフトのピンと何ら変わりはありませんから、マーヴィンだけでなく、ハード(Hurd)やローウェン(Loewen)といった輸入窓メーカーの網戸でもお使い頂けるように思います。

使いやすい樹脂シャフトの網戸ピンについては、今ある在庫限りということになりますが、すぐになくなるということはありませんから、ご希望の方はその旨お知らせ頂ければ販売させて頂きます。勿論、アルミシャフトの網戸ピンも販売可能ですので、宜敷くお願いします。

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輸入ドアのガラス交換出来るかも

こちらの写真は、輸入のスチールドアやファイバーグラス製のドアに取付ける交換用のペアガラス。

輸入ドアは、主にサーマツルー(Therma-Tru)製なんですが、それ以外のドアであってもサイズが合えば取り替えは可能です。

輸入住宅ブームの際に取付けられたスチールドアやファイバーグラスのドアは、玄関ドア用だけでなくキッチンの勝手口にも使われました。

そこにはステンドグラスやペアガラスといったものが装着されていましたが、何かものが当たって割れてしまったり、雨漏れでペアガラスが曇ってしまったり交換以外には修理が出来ないものも多くあります。

でも、そういったインチサイズの交換ガラスって、住宅メーカーや工務店ではなかなか手に入らないということで、そのまま放置しているおうちも少なくないと思います。でも、私たちなら種類にある程度の制限はありますが、交換用のガラスを調達出来るかも知れません。

写真の交換用ペアガラスは、強化ガラスの中にブラインドが挿入されていて、目隠しや日除けの為にブラインドを下げたりすることも可能です。ドアガラスのトラブルでお困りの方がいれば、お役に立てるかも知れませんよ。

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こちらの破損は直せます

千葉のお客様から輸入サッシの修理をお願いしたいとご相談を頂きました。

サッシは、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。

ダブルハングやボウウィンドウの不具合など、いくつか問題があるようですが、まずは掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)について書かせて頂こうと思います。

ハードの掃出しサッシは、標準的なハンドルロックが付いているものと、装飾的な少し豪華なハンドルロックが付いているものの2種類があります。

今回相談頂いたのは、豪華なハンドルが付いているドアなのですが、何度かお話させて頂いているように、このハンドルは随分前に生産が終了していて、部品メーカーからの直接的な入手も出来なくなっています。

ですから、ハンドルやそれに付属するロックレバーの部分が破損した場合、取付け穴が一部露出して格好が悪くてもいいということなら、デザインの違うハンドルロックを取り付けることが可能です。

勿論、可動するドアそのものを新しいものに交換するということなら、お金は掛かりますがきれいに修理をすることが出来ると思います。

ただ、今回のご相談は、ハンドルやロックレバーには問題がなく、内蔵されているロックケースの鍵爪がうまく出なくなってきたという問題でした。

そういうことであれば、ロックケースの交換や調整でメンテナンス出来ると思いますが、こちらのロックケースは他社のドアに付いているものとは少し仕様が違い、特殊なものを調達しなければなりません。

ハンドルセットが壊れてしまうと万事休すでしたが、鍵金物だけの問題でしたら、こちらの掃出しサッシの修理は可能です。

<関連記事>: ハードの掃出しサッシ用ハンドル (2020年5月16日)

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ペンキ塗りも味があります

みよし市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの交換に伴う塗装工事を行いました。(いつもは社内で事前に塗装等を行いますが、既存の子扉やドア枠の色に合わせる為に、現場で塗装作業を実施しました)

木製ドアは、シンプソン(Simpson)製のステンドグラス入りです。

無塗装の白木で出来たドアですから、木目を見せる感じでステイン仕上げをするのが一般的ですが、既存の子扉のドアが既に塗りつぶしのペンキ塗装がしてあった為、それに合わせて木目を見えなくする塗装をしました。

まずは、他に塗料が付かないように養生をしっかりと行い、その後白い下塗り塗料を塗ってから、ブリティッシュグリーンの濃い緑色で塗装をしました。

写真は、上塗り1回目の塗装を行っている最中ですが、まだ塗料が乾いていない為、所々ツヤでてかっている部分も見受けられます。

日本のお客様は、なかなか塗り潰しの塗装をする勇気がないのですが、アメリカやカナダの人たちは結構ペンキ塗りでドアを塗装することが多いと思います。

これは、国民性や文化の違いだと思いますが、戦後の日本人は家づくりで塗装をすることに慣れていない為、塗装という文化が殆どないと言えるかも知れません。

だから、街並みに合わない色で外壁が塗られている家をよく見掛けますし、逆に外壁がねずみ色と黒色といった色がないデザインの家も多いですよね。

尚、塗装した後に、屋外側のステンドグラスの周囲を防水処理して、雨によるガラスの内部結露や木の腐り・反りを防止する対策も施しました。

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コーナー部分に注目です

こちらは、防水塗装作業について昨日記事に書かせて頂いた木製玄関ドアです。

木製ドアは、ステンドグラス入りのシンプソン(Simpson)製。

実は、このドアには従来にはない新しい機能が取り入れられています。それは、ウルトラブロック・テクノロジーと呼ばれていて、雨による木部の腐食・劣化を低減させようという試みです。

写真を見ると分かりますが、ドアの下部のコーナー部分が少し黒くなっているのが分かります。またその部分が縦の木枠とフィンガージョイントというつなぎ目構造になっています。

フィンガージョイントとは、丁度両手の指同士を合わせたような見た目になったものなんですが、こうすることでそれぞれがガッチリ組み合わさった状況になります。

つまり、つなぎ目に隙間が出来ず、そこからの雨の浸入がなくなるということなんですね。ただ、それなら縦の木枠を一番下まで延ばして1本ものにすれば、つなぎ目などなく雨の心配も少ないのではないかと考えますよね。

でも、少し色が黒くなったコーナー部分は、木くずと樹脂とを練り固めて作った素材になっており、水や雨の付着によって腐るということはない状況を作り出しています。

勿論、正面から見た時、そこだけが黒くなっていると変ですから、両面には天然木の化粧板が張ってあり、デザインや雰囲気を損ねない工夫もしてあるのです。勿論、素材が異なるコーナー部分も塗装が出来るようになっていますから、着色することも可能です。

私たちの防水塗装・防水処理に加えて、素材自体も防水を考慮した構造になっているということは、非常に心強い気がします。

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木製玄関ドアの防水塗装

現在、お客様の輸入住宅に取付ける前に、木製玄関ドアの木部塗装を行っております。

ドアは、シンプソン(Simpson)社製のステンドグラス入り木製ドアです。

写真は、木部の防水と仕上げの美しさの為に、ナチュラルなチーク色の着色塗装をしている様子です。こうして見ると、無塗装の木部の白さが塗装によって美しく変わることがお分かり頂けると思います。

また、塗料がステンドグラスに付かないように、マスキングテープでしっかりと養生した上で、作業をしていることもお分かり頂けますね。

屋外用の防水塗装はまだ1回目ですから、乾いたら更にもう1回塗りますが、何度か塗り重ねすることで美しいツヤと木目がパワーアップしていきます。

こうした塗装を内装用のニスで行う塗装業者もいると思いますが、雨や太陽の紫外線に曝される玄関ドアに用いるのは間違いです。塗装の劣化ばかりか、素材の木までも劣化してしまいますから、ティンバーケアのような屋外用の木部専用防水塗料を塗ることが大切です。

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鍵が掛かったまま壊れてしまった

豊田市のお客様から以前ご相談を頂いた窓のロック金物が届きました。

サッシは、アンダーセン(Andersen)製のケースメントサッシです。

ケースメントサッシには、ロックレバー1つで2ヶ所あるロックポイントを同時にロック出来るタイプがあります。1つの操作で2つの鍵が掛かるので、手間が掛からず防犯性や気密性がより高くなるというスグレモノ。

ただ、建具の閉まり具合が悪く、レバーを無理矢理操作しないと鍵が掛けられないという状態で使い続けると、ロック金物が破損してしまうことがあります。

窓が開いている時にそうなると、窓が開けっ放しになって防犯上困ったことになりますが、閉まった時だと開かずの窓となってしまいます。今回のお客様のおうちは、開かずの窓の状態ですが、鍵を解除するにはそれなりの手間が掛かります。

金物自体は木製の窓枠の中に内蔵された状態で、簡単にアクセス出来る状況にはありません。ですから、破損させないように慎重に窓枠を分解し、タンデムロックの金物類が触れるように露出させてから交換するという方法を取ります。

無理に窓枠を外そうとすると、枠を傷付けてしまったり、割ってしまったりしますから、まずは道具や経験のある専門家に相談することをお勧めします。

<関連記事>: 修理調査では、点検作業も行います (2022年11月22日)

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破損したままは、危険です

豊田市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ケースメントサッシのウィンドウヒンジを交換してきました。

サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシです。

窓の上下に付けられていて、重い建具(障子)を支えながら開いていく為の部品がウィンドウヒンジなんですが、下枠の方に付けられていたものが破損していました。で、今回それらの交換をして、何とか窓の開閉が出来るようになりました。

写真は、外した古いウィンドウヒンジなんですが、中央にあるアームがレールの上をスライドする部品(スライダー)に固定されているはずなんですが、樹脂製の為か劣化してスライダーが割れてしまっています。

それでアームが外れてしまい、このままでは重い建具を支えることが出来ず、最悪建具が窓から落下してしまう危険性もありました。

横に開いていくケースメントサッシにとって、上下のウィンドウヒンジは生命線と言っても過言ではありません。破損等の不具合を発見したら、出来るだけ早めに専門家に相談して交換するようにしたいものです。

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